パナソニック 太陽光発電システム
製品の特徴
太陽光発電において長い歴史をもつパナソニックですが、自社工場でのパネル生産事業からは2021年で撤退をしています。
パネル生産事業からの撤退後のパナソニックの太陽光発電の事業についてや、特徴・強みについてを紹介します。
パナソニックの太陽光発電撤退について
パナソニックは、2021年に国内・海外の自社工場で行うパネル生産事業からは撤退をしています。
自社工場でのパネル生産事業のみの撤退で、太陽光発電の生産や販売全てから完全撤退をしたわけではありません。
太陽光パネルの生産についても、生産を外部メーカーに委託するという方法で継続されており、これまで行なってきた販売や保証などのサービスについても今まで通り行なわれています。
また、パワーコンディショナーや蓄電池などの設備については、今まで通りパナソニックの自社工場での生産が行われています。
日本における太陽光発電での長年の実績と経験で得てきた、パナソニックブランドとしての信頼は今後の太陽光発電事業でも継続されていくでしょう。
発電効率の高さは業界トップクラス
パナソニックが自社工場で生産を行っていたHITシリーズの太陽光パネルは、独自の電荷の消失を抑えるヘテロ接合型構造のため、非常に高温に強く夏場でも温度の影響を受けにくいという利点があります。
1枚当たりの発電効率が19%以上と高く、天候に左右されることが少ないのも特徴です。
パナソニックは新たにMODULUS(モデュラス)シリーズの販売を開始しました。
HITシリーズに続き、発電効率が21%とより高効率なモジュールシリーズとなっています。
自社工場での生産はされていなくても、業界トップクラスの発電効率の高さは引き継がれており、今後も国内での信頼は引き継がれていくでしょう。
曇りや雨の日でも効率的に変換可能なパワーコンディショナ
パナソニックの太陽光発電システムが優れているのは、太陽光パネルだけではありません。
パナソニックのパワーコンディショナは、日射量の少ない時でも定格出力を維持可能です。一般的なパワーコンディショナは、直流から交流へ変換させる際に20%程度電力をロスしますが、パナソニックのパワーコンディショナは、気候に影響されず、常時95.5%~96.6%の変換効率を維持します。
太陽光発電システムではパネルでの発電効率も大切ですが、より多くの電気を家庭で使用するにはパワーコンディショナの電力変換効率の高さも重要です。
1年の約半分が曇り日や雨の日といわれていますが、パナソニックのパワーコンディショナであれば、天気の悪い日でも効率よく直流から交流へと変換することができます。
周辺機器であるパワーコンディショナにおいても高い交換効率なのも、パナソニックの特徴といえます。
業界トップクラスの安心の長期保証制度
パナソニックは、太陽光モジュールや周辺機器についても長期間の保証を受けることができます。
モジュールについての保証は「モジュール25年保証(無償)」と「モジュール出力25年保証(無償)」です。
「モジュール25年保証(無償)」では、保証期間内にモジュールの出力が既定値(10年で81%未満、25年で72%未満)を下回った場合や、製造に起因する不具合などが発生した際に無料で修理が受けられます。
「モジュール出力25年保証(無償)」では、保証期間内のモジュール出力が既定値(10年で81%未満、25年で72%未満)を下回った場合に無料で修理対応してもらうことができます。
パワーコンディショナ、接続箱、標準課題の周辺機器への保証は、「システム機器瑕疵15年保証(無償)」です。
周辺機器に製造上の不具合があった場合に無料で修理対応をしてもらうことができます。
このような保証制度の長さは、パナソニックの製品に対する高い実績から来るものといえるでしょう。
太陽光発電は太陽光パネルや周辺機器を長期にわたり使用する設備です。
導入費用も高いことから、パネルや周辺機器への長期保証があることは安心につながり、メーカーを選ぶうえでも重要なサービスです。
自然災害を想定した高い耐久性
日本は台風や自然災害の多い国です。太陽光発電パネルはなどの設備は屋外に設置され、長期間にわたり厳しい環境条件でも性能を発揮する必要があります。
パナソニックでは、独自で厳しい耐久実験を実施し、太陽光発電の設備・施行において高い耐久性を保っています。
大型台風(風速60メートル)を想定した耐風実験や、地震を想定した耐震試験などが実際に行なわれています。
仕様
導入時のメリット
パナソニックの太陽光発電システム導入のメリットを、ご紹介します。
高い発電能力で電気料金削減効果に期待
前段で解説した通り、パナソニックの太陽光発電システムの強みは、変換効率の良さや温度に影響されない発電効率の高さです。そのため、効率よく発電して電気料金を削減したい方にはメリットがあります。
また、発電量が多ければ多いほど、電気を自家消費可能で、余った電気は売電に回すことが可能で、経済効果も向上します。
周辺機器が充実していて蓄電池やHEMSとの連携が簡単
パナソニックは、太陽光発電システムだけでなく蓄電ユニットやエコキュート、さらにAI対応のAiSEG2(HOME loT)等、各種設備を豊富に取り揃えています。
AiSEG2(HOME loT)は、インターネットで家庭のさまざまな機器と連携・コントロールできるため、効率よく電気を活用可能で家庭の光熱費削減に繋がります。
また、蓄電池を併用すれば、太陽光発電で余った電気を貯めておき、消費電力の多い時間帯に自家消費することで電気のロスを抑えながら電気料金削減効果を高められます。
災害などの非常時にも強さを発揮
パナソニックは常に非常時に対する対応を研鑽しています。
太陽光発システムは、風速60メートルの台風を想定した実験を実施し、耐久性を確認し、施工については垂直方向ならびに、水平方向での耐震試験を実施し、製品への信頼性を高めています。
また、太陽光発電システムだけでなく蓄電池を合わせて導入することで、災害時などに起こる停電が長引いた場合でも、電気を使用することができます。
さらにHEMSのAiSEG2があれば、気象警報と連動することで事前に蓄電池をフル受電などを行なえ、停電などにそなえることができより安心です。
設置イメージ
ここではパナソニック製品の設置イメージについて解説します。
サイズの異なるパネルで屋根の形状に合わせやすい
日本の住宅やカーポートなどの設置個所はさまざまな形状をしています。
パナソニックの太陽光パネルにはシリーズごとに3種類、もしくは3種類以上の形状のパネルが用意されており、違うサイズのパネルを組み合わせることで、設置する面積を有効に活用できます。
屋根など設置する場所の形状に合わせて太陽光パネルを効率よく設置することで、より多くの電気を発電することが可能です。
こんな方にオススメ
パナソニックの太陽光発電は以下のような方にオススメです。
パナソニック製品をよく利用している方にオススメ!
パナソニック製品をよく利用している方は、すでにパナソニック製品に対しての信頼感が厚いと言えます。これまで家庭でパナソニックの製品を安心して使用していた方は、太陽光発電に関しても、実績が高く信頼感の厚いパナソニックの製品をぜひ検討してはいかがでしょうか。
パナソニックでは、以下の通り太陽光発電システムの他にもさまざまな住宅用機器を販売しています。
・蓄電池
・HEMS
・HOME loT(各種機器を統合制御)
・エコキュート
・IHクッキングヒーター
・スマートスピーカー
・エネファーム
・EV、PHEV用充電器
各種機器は、HOME loTの「AiSEG2」によって自動でコントロールが可能です。外出先からアプリを通じてエアコンなどの家電製品の電源や機能を操作できたり、AiSEG2経由で火災報知器の機能を稼働させたりすることができます。
このように自宅の各設備をまとめて制御できれば、光熱費の削減につなげることが可能です。
発電効率の高い太陽光パネルで自家消費したい方にオススメ
パナソニックの太陽光発電のシリーズは、どのシリーズのパネルも非常に高い発電効率となっており、さらにパワーコンディショナも悪天候な時にも効率的に変換可能となっています。
電力料金の高騰が続いているため、効率的にしっかりと電気を発電することで、電気代の削減につなげることが可能です。
蓄電池を後付け、もしくはセットで導入したい方にオススメ
太陽光発電設置後、後付けで蓄電ユニットを導入したい方や、太陽光発電システムと蓄電池をセットで導入したい方は、パナソニックの太陽光発電システムがオススメです。
これまでご紹介したように、パナソニックでは、蓄電池システムの販売も行っており、後付けも可能です。また、パナソニックの蓄電ユニットは、一般的な蓄電池よりコンパクトな設計なので、室内に設置しても問題ありません。
さらに太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナが1つにまとめられていて、電気の変換時に生じる損失を軽減できるのも強みです。
太陽光発電をはじめ、蓄電池やさまざまな省エネ機器を少しずつ導入していきたい方は、パナソニックの製品をぜひ検討してみましょう。
導入時の注意点
ここからはパナソニック製品を導入するときの注意点をご紹介していきます。
自社工場でのパネルの生産事業は2021年に終了している
パナソニックの自社工場でのパネル生産に魅力を感じている人の場合には、すでに自社工場での生産が終了していることには注意が必要です。
自社工場で生産されていたHITシリーズについては、既に生産が終了していることから、在庫品のみの販売に切り替わっています。
もし自社生産のHITシリーズの導入を検討しているのであれば、在庫がなくなるまでに購入する必要があるでしょう。
自社工場での生産が終了しているだけで、外部メーカーに委託するという方法で新たな製品の生産自体は継続されています。
これまで行なってきた販売や保証などのサービスについても今まで通り行なわれています。
パナソニック製太陽光発電について詳しく解説!
まとめ
パナソニックの太陽光パネルやパワーコンディショナは、高性能で高効率な製品となっています。
自社工場でのパネル生産は終了していますが、新たに発売されている外部生産のシリーズでも、今までの製品よりも高性能となっており、歴史あるパナソニックの実績や技術は継承されています。
太陽光の導入を検討している方は、長期保証も受けられるパナソニックの製品を検討してみてはいかがでしょうか。
エコでんちでは、蓄電池や太陽光発電システムの比較、そしてお客様のご要望に合ったメーカーや製品をご提案いたします。比較にかかる時間を省略できるので、忙しい方や面倒なことを避けたい方にもご利用しやすいサービスです。
さらに施工後は、メーカー保証の他、10年間の自然災害補償を無料で付帯いたします。
太陽光発電で電気料金を削減したい方や蓄電池との併用に関心を持っている方は、ぜひエコでんちへお電話・メール、弊社HPの無料見積もりフォームからご相談ください。
よくある質問
A. 「外つば工法」は、太陽電池のツバの部分を上から金具で止めるもので、約20年の実績があります。 「PS工法」は、取付金具を太陽電池に差し込んで止めるもので、 これにより太陽電池間の隙間を小さくし、取付時の工数を減らしています。 PS工法の「PS」とは、プッシュ&スライドの略で、台形タイプの太陽電池もあります。 ※「PS工法」「外つば工法」のモジュール・部材は2022年4月28日で受注終了です。 現行商品の設置は「MP工法」になります。
A. 「機器瑕疵保証」とは、対象の機器に製造上の不具合が発見された場合に 無料で修理対応をおこなうものです。 「モジュール出力保証」とは、公称最大出力に対して、 10年で81%未満、または25年(モジュールによっては20年)で72%未満となった場合に 無料で修理対応をおこなうものです。 当社が定めた登録施工店による設置工事が前提で、 当社への申請を行っていただくなど、保証の条件があります。
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