Aiko(アイコ) 太陽光発電システムの価格・性能・お見積り

Aiko(アイコ)とは?― 世界トップクラスの太陽電池セル技術をもつ中国のメーカー

Aiko(以下アイコ)は、2009年に中国で設立された会社です。
創業当初は太陽光パネルのセル(パネルを構成するシリコンなどでできた半導体)の製造専門の会社でした。
2016年に世界初の管状PERC工法を発明、翌年には量産化を実現するなど、優れた技術力と圧倒的なスピードで太陽光業界を牽引してきました。
現在は、太陽光パネルの研究開発や製造を行うリーディングカンパニーとして活躍しており、2023年に日本法人(Aiko Energy Japan株式会社)を設立。
住宅用市場で一定の成果をあげており、2024年にはBloombergNEFより第3四半期のTier1太陽電池モジュールメーカーリストにランクインするなど、注目されている企業の一つです。
製品ラインナップ

複数の製品ラインナップが販売されていますが、住宅用では主に2種類のモジュールを取り扱っています。(※2025年11月時点)
アイコ製のパネルはN型ABCモジュール(オールバック・コンタクト)というパネルを採用しており、理論上単結晶系シリコンを用いたパネルとしては最も変換効率を高めることができると言われています。
| 品番 | AIKO-460-MAH54Mb | AIKO-445-MAH54Tm 防眩・軽量モデル |
| 製品 | ![]() | ![]() |
| 価格(税込) | オープン価格 | オープン価格 |
| 公称最大出力 | 460W | 445W |
| 変換効率 | 23.1% | 22.3% |
| 質量 | 20.6kg±3% | 8.6kg±3% |
| 寸法 | 1757×1134×30mm | 1762×1134×30mm |
| 出力保証 | 30年 | 25年 |
| 製品保証 | 25年 | 12年 |
ネビュラシリーズ
| 品番 | AIKO-445-MAH54Tm 防眩・軽量モデル |
| 製品 | ![]() |
| 価格(税込) | オープン価格 |
| 公称最大出力 | 445W |
| 変換効率 | 22.3% |
| 質量 | 8.6kg±3% |
| 寸法 | 1762×1134×30mm |
| 出力保証 | 25年 |
| 製品保証 | 12年 |
ネビュラシリーズの特徴① 高性能の防眩モジュール
パネルの受光面に特殊な樹脂材を使用することで、光の反射を長期的に抑制する防眩仕様となっています。
樹脂材の加工方法も独自の技術が採用されており、表面の凸凹で光を反射させて多くの光をモジュール内部に取り込むことができます。

また、凹部に汚れがたまっても凸部から光を取り込めるため、汚れによる発電量の低下を軽減することもできます。
ネビュラシリーズの特徴② 圧倒的な軽量化に成功
ガラスを使用していないパネル(ガラスレスモジュール)のため、パネルの重量が従来製品に比べ約60%削減することに成功しています。

これにより、屋根に重量物を乗せることが不安な方や、重量制限がある屋根などにも対応可能です。
また、東京都の補助金を利用した太陽光発電設置の場合、機能性PVとして上乗せ補助金額上限8万円/kWの対象にもなっています。
ネオスターシリーズ
| 品番 | AIKO-460-MAH54Mb |
| 製品 | ![]() |
| 価格(税込) | オープン価格 |
| 公称最大出力 | 460W |
| 変換効率 | 23.1% |
| 質量 | 20.6kg±3% |
| 寸法 | 1757×1134×30mm |
| 出力保証 | 30年 |
| 製品保証 | 25年 |
ネオスターシリーズの特徴① 高い変換効率
ネオスターシリーズは、コストパフォーマンスと高効率が重視された市場の主流となるモデルです。
23.1%の高い変換効率やPID耐性、塩害耐性やアンモニア耐性などを備えているため、様々な設置環境に適応することができます。
片流れ屋根や切妻屋根など、四角い形状の屋根にお住いの方は、大判でコストパフォーマンスの高いネオスターシリーズがおすすめです。
ネオスターシリーズの特徴② 優れた温度係数
太陽光パネルは25℃が一番効率よく発電します。
それ以上高温になると、パネルの発電出力が低下するのですが、その値がどれくらいかの基準となるのが温度係数です。(=25℃より温度が1℃上がるごとにどれくらい発電出力低下するか)
ネオスターシリーズは温度係数が-0.26%/℃と非常に低く、高温による出力低下の損失が少ない優秀な製品といえます。

夏場など、電気代も気温が高くなる季節でもたくさんの電力を作ってくれるため、電気代削減効果はもちろん、通年での発電量も多くなることが期待できます。
アイコ製太陽光発電の特徴
・オールバックパッシベーションコンタクト技術

太陽光パネルの表面に見えるセル同士を集約する配線(バスバーリボン)を特殊な工法で裏面に隠すことで、バスバーリボン部分であったところも受光面積として利用することで発電面積1.1%アップを実現しています。(ゼロバスバー技術)

他にも、セルとセルの連結に独自の重ね溶接を採用していることで各セル間の隙間が完全になくなり受光面積0.5%アップに成功しています。
このように太陽光パネルの製造工程における構造上の発電ロスをなくすことにより、発電量の最大化が成されているのが特徴です。
・銀不使用のメタライゼーションコーティング技術

太陽光パネルを製造する過程で、発電した電気を効率よく集めるために「電極」を作ります。その際、電気伝導性の高い「銀」が使用されることが基本です。
実は、銀は太陽光パネルの製造コストのうち約47%を占めています。

参照:IRENA
アイコは、銀よりも埋蔵・生産量が約700倍ある「銅」を独自の加工技術で銀と同程度の発電が見込めるまで効率を上昇させたことで、環境やユーザーへの負担を減らし持続可能なソリューションの提供を実現しました。
それにより、Intersolar AWARD 2023で世界のファイナリスト10社から抜きんでて太陽エネルギー革新技術賞を受賞しています。
組み合わせることができる拡張製品の紹介(蓄電池)
アイコの太陽光パネルと一緒に蓄電池を導入したい方は、下記製品との組み合わせがおすすめです。
DMM(蓄電池)

ニチコントライブリッド(蓄電池)

カナディアンソーラー EPCube































