目次
長州産業のマルチV2Xシステムとは?
【特徴①】オムロンのマルチV2XシステムのOEM
本製品はオムロン製「マルチV2Xシステム」のOEM製品です。
そのため、基本的な仕様や性能はオムロンと全く同じです。
オムロン マルチV2Xシステム
V2Xは、EVと家を繋ぎ、相互間で電力供給ができるV2H(Vehicle to Home)システムの発展モデルです。
接続先を家に限定せず、ビルやネットワークなど様々なものと繋がることができるためV2”X”という名称になっています。

【特徴②】駐車場や車に合わせた取付けが可能
EV用充電ケーブルの位置は、ある程度自由に選択することができます。
通常は、車両の充電ポート付近の壁面にEVユニットを設置します。

写真では充放電コネクタは右側に付いていますが、工事の際に指定いただければ左側にコネクタを設置することもできます。

利便性をさらに高めるために、オプションの「別体充放電コネクタホルダ」を離れた位置に設置することもできます。

さらに、自宅から駐車場が少し離れている方は、オプションの「EVユニット用自立スタンド」を設置することでスタンド型にすることも可能です。

このように、マルチV2Xシステムは一般的なV2Hシステムに比べ、自由度の高い施工が可能です。
どこに取付けるのが一番便利なのかを考慮し、必要なオプションや施工方法を販売店に相談して決めるのがよいでしょう。
【特徴③】重塩害地域や積雪地域でも設置可能
重塩害エリアでの設置が想定された「重塩害対応タイプ」のラインナップもあります。
直接水しぶきがかからないエリアであれば、海岸に近いエリアにお住いの方でも設置可能です。
また、高い保護構造により、積雪地域でも安心して使用できます。
ただし、機器に雪が積もる場合、定期的に雪下ろしは必要です。

【特徴④】単機能型とハイブリッド型が選べる
太陽光発電システムが既に設置済みの方で、パワコンの交換時期が近い方は「V2X用PVユニット」という部材を取り付けることで、太陽光発電用のパワコンの役割も果たしながらV2Xシステムをさらに効率よく運用することができます。

太陽光発電が未設置の方、既に蓄電池が設置してある方、パワコンがまだ新しい方は、単機能タイプを選択すればOKです。
【特徴⑤】専用スマートフォンアプリで手軽に設定・変更
スマホ専用のアプリを利用することで、外出先からでもEVの充電残量チェックや、放電のコントロールができます。

※充放電ケーブルがEV車に接続されていることが必要
すでに、長州産業製の蓄電池である「スマートPVマルチ」が設置してある場合、蓄電池も含めた電気の流れがひと目で確認できるため、さらに効率よくエネルギーのコントロールができるようになります。
マルチV2Xはこんな方におすすめ
・太陽光発電設置済みの方で、EVやPHEVを利用している方
・太陽光発電の余剰電力(売電)が十分にあり日中車両が家にある方
・塩害や積雪エリアに住んでいて今までV2H(V2X)が設置できなかった方
・長州産業製のスマートPVマルチを設置している方
製品ラインナップ
| セット型式 (発注品番) | CV-M02A-N (一般タイプ) | CV-MS02A-N (重塩害対応タイプ) |
|---|---|---|
| 製品 | ![]() | |
| メーカー希望小売価格 (税込) | ¥1,408,000 | ¥1,573,000 |
マルチV2Xパワーコンディショナ
| マルチV2Xパワーコンディショナ | |||
|---|---|---|---|
| 製品 | ![]() | ||
| 品番 | PCS-RV2A | PCS-RSV2A | |
| タイプ | 一般タイプ | 重塩害対応タイプ | |
| 交流出力 | 定格容量 | 単機能:5.9kW(力率1.0)/ハイブリッド:5.9kW(力率0.95) | |
| 電力変換効率 | 9.35%(定格出力時) | ||
| 自立運転時の定格出力 | 6.0kVA | ||
| 設置環境 | 海岸および汽水域から500mを超える屋外設置 | 屋外設置 | |
| 使用周囲温度 | -20~50℃(ただし結露および氷結なきこと) | ||
| 外形寸法(横×高さ×奥行き) | 450mm×562mm232mm(ケーブルボックスを含む) | ||
| 質量 | 本体:約21kg、ケーブルボックス:約1kg、取付ベース板:約2.5kg | ||
EVユニット
| EVユニット | |||
|---|---|---|---|
| 製品 | ![]() | ||
| 品番 | VCS-59RV2A | ||
| 充放電コネクタケーブル長 | 7.5m | ||
| 連系運転時入出力電力 | 5.9kW(交流側) | ||
| 自立運転時の定格出力 | 6.0kVA(交流側) | ||
| 設置環境 | 屋外設置 | ||
| -20~50℃ (ただし結露および氷結なきこと) | |||
| 外形寸法(横×高さ×奥行き) | 536mm×788mm×264mm (ケーブルホルダ・充放電コネクタホルダを含む) | ||
| 質量 | 本体:約25kg 取り付けベース板:約4.2kg 正面ネジカバー:約0.3kg 充放電コネクタ付ケーブル:約5.1kg ケーブルホルダ:約0.3kg 充放電コネクタホルダ:約0.8kg 配線部カバー:約0.3kg | ||
マルチV2Xシステム用ゲートウェイ
| マルチV2Xシステム用ゲートウェイ | |||
|---|---|---|---|
| 製品 | ![]() | ||
| 外形寸法(横×高さ×奥行き) | 75mm×120mm×29.5mm | ||
| 設置環境 | 屋内設置 | ||
| 質量 | 約140g | ||
運転モード
※横スクロールできます
| 運転モード | モード説明 | 余剰電力の用途 | 蓄電池の充電 | 蓄電池の放電 |
|---|---|---|---|---|
| グリーンモード |
余剰電力は蓄電池に充電、夜までできるだけ自家消費を優先。 さらに、夜間電力を充電し活用することも可能。 |
充電 満充電時は売電 |
余剰電力の充電 夜間の充電も設定可能 |
主に朝夕夜に放電 |
| 経済モード |
余剰電力は売電、夜間電力で蓄電池に充電し、 朝夕は蓄電池から電気を使って電気代を節約します。 |
売電 | 夜間料金の時間帯に100%まで充電 | 主に朝夕に残量がなくなるまで放電 |
| 安心モード |
蓄電池の残量を確保して万一の停電時に使用できるようにします。 ※残量は設定で変更可能 |
主に朝夕に一定の残量を残して放電 | ||
|
停電時モード ※単機能蓄電システムの場合 |
停電しても昼間は発電分で特定負荷をまかない、 蓄電池にも充電可能 |
– | 昼間、太陽光発電による自家消費を上回る発電量があれば充電 |
太陽光発電で賄えない消費電力があれば放電 ※2.0kWまで |
オムロンのV2Xとの違いは?
ロゴが違う以外、性能や見た目などは全く同じです。
ただし、ケーブル類の保証がオムロンだと1年のところ、長州産業では10年と保証面で優位性があります。
オムロンと長州産業で、どちらのV2Xにするか、迷った場合は長州産業を選ぶのがおすすめです。
マルチV2Xの注意点
車種によってオプション品が必要
停電時にV2Xを起動させるために専用オプション部材「12Vシガーケーブル」が必要になることがあります。

これは、電力会社からの電力供給が途絶えた際、V2X自体が停止してしまう事が影響しています。
再起動のために必要な電圧を車両から送電するための機器であり、車両によっては「12Vシガーケーブル」を必要とせず、充放電ケーブルからの電力供給でも再起動するモデルもあります。
車種によって異なるため、必ず事前に確認するようにしましょう。
関連リンク:マルチV2Xシステム 対応車種一覧
太陽光発電設置済みの方で単機能タイプのV2Xを設置する場合
太既存のパワーコンディショナを利用する場合、相性の確認を必ず行いましょう。
相性によっては性能を100%生かせない場合があるため注意が必要です。
販売店経由で、設置済みのパワーコンディショナとの相性をホワイトリストという資料で確認してもらうようにしてください。
組み合わせることができる拡張製品の紹介(太陽光・蓄電池)
長州産業 ジャパンブラック Nシリーズ

長州産業 スマートPVマルチ

よくある質問
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価格はいくらですか?
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販売店によって異なりますが、当社のコラムをご参照ください。
V2Hの価格はいくら?設置にかかる費用や活用すべき補助金制度を徹底解説
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使える補助金はありますか?
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国からはNeV(一般社団法人 次世代自動車振興センター)というところから補助事業が実施されています。
また、各自治体で補助金事業を行っている場合もあります。
詳細はお住まいの自治体のHPなどでご確認ください。
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蓄電池が設置してありますが一緒に使うことはできますか?
-
設置済みの蓄電池の型式によって併設の可否が異なります。
また、併設可能でも機能などに制限が発生する可能性があります。
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どんな電気自動車(PHV含む)にも充電できますか?
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車種によって接続の可否確認が必要です。
マルチV2Xシステム 対応車種一覧


















