エコキュートの凍結の予防と対処方法は?真冬のトラブルを簡単に解決する方法
最終更新日:2023.08.15 お役立ち情報
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真冬になると増えるお問い合わせがエコキュートの配管凍結です。
寒冷地にお住まいの方は、凍結防止のための保温材などを付けて対策されていますが、大寒波が来たら、普段は気温0℃以下にならない地域でも配管が凍結してしまうことがあります。
配管が凍れば、当然お湯が出なくなってしまいますので困りますよね。
ただ、凍結を予防するための方法を知っておけば簡単に対策できることでもあります。
そのため、この記事では
・エコキュートの凍結予防の方法
・もし凍結してしまった場合の対処方法
について紹介します。
目次
【簡単】エコキュートの凍結予防の方法4選
エコキュートの配管凍結を防ぐ方法はいくつかありますが、機器にもともと備わっている機能を活用するか、もしくは夜中に水を流しっぱなしにしておくのが最も簡単です。
【凍結を防ぐ4つの方法】
・凍結防止運転を設定する
・水を流しっぱなしにする
・配管に保温材を巻く
・凍結防止用ヒーターを取り付ける
それでは各項目を以下から詳しく解説していきます。
凍結予防①:凍結防止運転を設定
フルオートタイプのエコキュートを使用している場合、多くのメーカーで浴槽にお湯を張ったままにしておくことで自動的に「凍結防止運転」を開始します。
凍結防止運転中は、外気温が0℃以下になった場合に配管内の水を循環してくれるため、最も手間がない凍結対策になります。
ただし、そもそも設定をOFFにしてしまっている場合や、メーカーによって凍結防止運転を開始する条件が異なるので注意です。
詳細は取扱説明書か、メーカーまたは販売店に確認を取りましょう。
(例)三菱製の場合
「ふろ自動(湯はり)」が完了したときのみ凍結防止運転がはたらきます。
もし湯はりが完了する前に「ふろ自動」を押して解除した場合には、これは動作しません。
凍結予防②:水を流し続ける
もしエコキュートがフルオートタイプでない場合や、前述の「凍結予防運転」が動作しなかった場合は、蛇口から水を出し続けることで凍結を予防できます。
ただし、このときは給湯温度の設定が「水」または「低温」であることを必ず確認してください。
こうすることで、お湯を出すための給湯配管と、水を出すための給水配管のどちらも凍結を防止することができます。
画像引用:日立アプライアンス株式会社
また、このときに出す水の量は、1分間にコップ1杯(200cc)程度が目安です。
水を出しすぎると水道代がもったいないですし、反対に出さなすぎると凍結防止にはならないこともあります。
【Tips】水を流し続けた場合の水道代はどのくらい?
凍結防止のために水を流し続けるとなると、水道代が気になりますよね。
こちらはエリアによっても水道代は異なりますが、一般的には1リットルあたり約0.1円~0.2円とされています。
1分間に200ccなので、1時間で12リットルの水が流れることになります。
夜から明け方にかけて、9時間ほど流し続けたとして108リットルなので、1リットル0.2円だとすれば21.6円です。
ただ、それでも108リットルの水となれば量としてはかなりのもの。
いろいろと活用できる場があるはずなので、気になる方は翌日以降に有効活用しましょう。
凍結予防③:配管に保温材を巻く
お湯を貯めている貯湯ユニットや、室外機(ヒートポンプユニット)周辺の配管は外気温や冷たい風の影響を受けやすいです。
エコキュートを設置する際、配管周りに保温材が巻かれますが、その上からさらに保温材を巻き付けておくのも効果的です。
また、経年劣化によって保温材そのものが保温効果が低下している場合もあるので、併せてチェックするといいでしょう。
保温材はAmazonや楽天などでも簡単に購入できますし、ハサミやカッターで取り扱えるので作業も難しくありません。
凍結予防④:凍結防止用ヒーターを取り付ける
寒い地域に住んでいて、たとえ寒冷地仕様を選んでいたとしても、周囲温度が0℃以下になれば配管が凍結することがあります。
非常に寒い地域に住んでいる方の場合は、凍結防止用のヒーターを取り付けることをオススメします。
【凍結防止ヒーター取り付けイメージ】
画像引用:ダイキン工業株式会社
ただし、ヒーターを活用する場合は電源となるコンセントがヒーターの数だけ必要になりますし、前述の保温材を巻くのとは異なり適切な箇所への取り付けが必要のため、つける場合は工事業者に依頼しましょう。
また、凍結防止ヒーターは配管温度の低下を検知すると自動で通電を開始し、温度が上がれば自動で停止してくれますが、電気代はかかります。
本当に必要な地域なのかを確認したうえで設置したほうがよいでしょう。
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エコキュートの配管が凍結した場合、「待つ」のが基本
もし、急激な冷えでエコキュートの配管が凍結してしまった場合、気温が上がって自然に解けるのを待つのが基本です。
ただし、どうしてもすぐにお湯が必要な場合に限っては、ぬるま湯をかけて対応することも可能です。(※自己責任)
凍結を早く解消するため「ぬるま湯をかける」場合の注意点
ぬるま湯で対処することは各メーカーでも推奨していないもののため、機器や配管の故障などのリスクもあることを承知の上で行いましょう。
凍結を早く解消するため、ぬるま湯を使用する場合は以下の注意点があります。
・どこが凍結しているのかを先に確認する
・熱湯をかけるのは厳禁
どこが凍結しているのかの確認する
エコキュートのお湯が出ない原因が凍結であっても、どの配管が凍結しているのかによって対処方法が異なります。
貯湯ユニット本体付近に取り付けられている**「給水止水栓」**を回してみて、お湯が出るかどうかの確認をしましょう。
※給水止水栓の取り付け位置や形状はご家庭ごとに異なります。
もし給水止水栓が回らない場合は、ぬるま湯で解消できる可能性があります。
給水止水栓は回るのにお湯が出ない場合は、他の箇所で凍結してしまっているため、自然に解けるのを待つしかありません。
熱湯はNG! 必ず30℃~40℃のぬるま湯を使用する
配管の凍結を解かす場合、熱湯をかけると配管に亀裂が入ったり、給水栓が破裂するおそれがあります。
そのため、必ず30℃~40℃のぬるま湯を使用しましょう。
また、実際にぬるま湯で解かす場合には、ご家庭内の蛇口をどこか1箇所でも開けた状態にした上で、再凍結を防ぐためにも以下のような手順で解かしていくのがオススメです。
①給水止水栓の下の断熱材にラップを巻く
②テープなどでラップの内側にぬるま湯が侵入しないようにする
③給水止水栓にタオルを巻く
④タオルの上からぬるま湯をゆっくりかける(給水止水栓が回るようになるまで)
⑤家の中の開けた蛇口を閉める
⑥タオルを外して、給水止水栓や周りについた水分を布で拭きとる
⑦最後にテープやラップを外す
また、その後も寒さが続いてまた凍結してしまいそうな場合は、さらに給水止水栓や配管部分をプチプチ(緩衝材)などで巻いて保温するのもオススメです。
まとめ
エコキュートの凍結防止対策は誰でも簡単にできることが多いです。
寒冷地にお住まいでない方であっても、寒波で厳しい寒さとなる日にはしっかりと対策を行いましょう。
また、凍結以外にもエラーや故障などによってお湯が出なくなっている場合もあります。
急にお湯が出なくなってしまった場合には、焦らずにメーカーや販売店に相談してください。
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