太陽光発電の施工業者や製品の選び方をわかりやすく解説!
最終更新日:2024.10.30 太陽光発電
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太陽光発電で電気代削減効果を得るには、太陽光パネルやパワーコンディショナなどの製品を慎重に比較したり複数の施工販売業者を相見積もりしたりすることが大切です。
しかし、初めて太陽光発電を検討する時は、何をどのように選べばいいのかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、太陽光発電の施工販売業者、製品の選び方についてわかりやすく解説します。
住宅用太陽光発電を検討している方や初めて太陽光発電を購入する方などは、ぜひ参考にしてみてください。
太陽光発電システムの選び方
太陽光発電を選ぶ時は、製品の特徴や性能についてチェックしておく必要があります。特に太陽光パネルとパワーコンディショナは、発電量や出力にかかわる重要なポイントなので、重点的に比較検討しましょう。
それでは、太陽光発電システムの選び方についてわかりやすく紹介します。
太陽光パネルの変換効率と出力をチェックする
太陽光発電において重要な製品といえば、太陽光パネルです。太陽光パネルを選ぶ際は、少なくとも変換効率と出力をチェックしておきましょう。
太陽光パネルは、日光を吸収して光を直流の電気へ変換してくれます。カタログなどに記載されている変換効率(%)は、吸収した光を何%電気へ変換できるのか示したもので、発電量に大きくかかわります。
一般的な太陽光パネルの変換効率は、20%前後で推移しています。そのため、変換効率15%や16%といったスペックの場合は、検討し直した方がいい可能性もあります。
出力に関しては、光を吸収した瞬間に電気へ変換できる量で、W(ワット)という表記で示されています。1枚あたりの出力が高ければ、その分少ない枚数で多くの電気を発電することも可能です。
太陽光パネルの出力は、パネル形状やサイズによっても大きく変わります。たとえば、寄棟屋根などに適した台形・三角形の小型パネルは、70Wなど比較的出力の小さな仕様です。
一方、メインとして使用される長方形の一般的な太陽光パネルは、200W~300W程度の出力で設計されている傾向です。中には、400Wの高出力なシリーズも製造されており、15枚など少ない枚数でも5kWや6kWの容量を確保できます。
屋根形状に適した太陽光パネルを選ぶ
太陽光発電の選び方で欠かせないポイントのひとつが、太陽光パネルと屋根形状の相性です。
住宅用太陽光発電は、一般的に住宅の屋根に架台・太陽光パネルを設置します。(架台:太陽光パネルを固定するための部材)
つまり、屋根の形状や面積に合った太陽光パネルを購入しなければ、敷き詰められない可能性があります。
太陽光パネルの形状は、主に長方形と正方形、台形の3種類で構成されています。
片流れ屋根や切妻屋根といった四角形で構成された屋根は、正方形と長方形の太陽光パネルを組み合わせるだけで敷き詰められる傾向です。一方、寄棟屋根をはじめとした三角形状や複雑形状が含まれる屋根は、台形も組み合わせなければ角部分にまでパネルを設置できない可能性もあります。
そのため、太陽光パネルを選ぶ時は、自宅の屋根形状を施工販売業者に調査してもらい、屋根に適した製品を提案してもらいましょう。
パワーコンディショナをチェックする時は最低限出力と変換効率に注目
太陽光発電を導入する際は、パワーコンディショナについてもよく理解しておく必要があります。
パワーコンディショナとは、太陽光パネルから流れてきた直流の電気を交流へ変換して自宅のコンセントなどへ送電したり、電柱電圧の制御を行ったりしている制御機器のことです。
具体的には、MPPT(最大電力追従制御:電力の最大化を図るための機能)や系統連系保護機能(異常発生時に太陽光発電と電力会社の間を遮断する機能)などが搭載されています。
パワーコンディショナを選ぶ時に注目すべき主なポイントは、定格出力と変換効率です。
定格出力とは、パワーコンディショナから取り込んだ電力をどれだけ出力できるのか示したもので、kWにて示されています。
たとえば、パワーコンディショナの定格出力が太陽光パネルの出力を下回っていると、発電された電気を全て変換・出力できません。そのため、少なくとも太陽光パネルの合計出力を上回る定格出力のパワーコンディショナを選ぶことが、効率的な出力を保つ上で重要です。
パワーコンディショナの変換効率は、太陽光パネルから送電された直流の電気をどれだけ交流へ変換できるか%で示したものです。一般的な変換効率は95%前後なので、95%以上の製品から比較検討してみましょう。
太陽光発電システム全体の出力と消費電力量をチェックしておく
太陽光発電を検討する際は、システム全体の出力と発電量をチェックしておく必要があります。
住宅用宅用太陽光発電システムの出力は、10kW未満で設計されています。また、一般家庭(4人家族)に導入される太陽光発電は、出力5kW前後です。
ただし、各家庭によって必要とされる電力量は異なるため、1日あたりの消費電力量から必要な出力を計算してみるのも大切です。
消費電力量については、紙もしくはWeb検針票から確認することが可能です。
検針票には1ヶ月の消費電力量が記載されているので、1日の消費電力量を割り出せます。たとえば、1ヶ月300kWh程度の消費電力量なら、1日あたり約9.6kWhとなります。
●1日あたりの消費電力量
1ヶ月あたり300kWh ÷ 31日 = 1日あたり約9.6kWh
一方、太陽光発電の自家消費率(発電した電気を家庭内で消費できる割合)は、一般的に30%程度です。出力5kWの太陽光発電は1日あたりの発電量約13.7kWhなので、約4.1kWhを自家消費できる計算です。※出力1kW:年間の発電量1,000kWh程度と仮定
●1日あたりの自家消費電力量
1日あたりの発電量約13.7kWh(出力5kWの場合) × 自家消費率30% = 1日あたり約4.1kWh
よって、消費電力量が約9.6kWhであれば、50%程度の電気代を削減できるようになります。
このように自家消費率と太陽光発電の出力、消費電力量を把握しておけば、電気代削減率や必要な出力を見つけることが可能です。
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費用面から見た太陽光発電の選び方
太陽光発電を選ぶ際に気になるポイントが、初期費用の負担ではないでしょうか。
住宅用太陽光発電を検討する際は、太陽光パネルやパワーコンディショナといった各製品の本体価格のみではなく、kW単価で比較しましょう。
kW単価は、設置費用や施工費用が含まれており、各製品を簡単に比較できる要素でもあります。そのため、太陽光発電の平均費用、各メーカーの単価を調べる際は、1kWあたりいくらなのかという点を重視しながら見てみるのが大切です。
なお、住宅用太陽光発電の平均費用は、経済産業省の「令和6年度以降の調達価格等に関する意見」によると1kWにつき28.4万円です。kW単価は年々下落方向で推移しており、FIT制度の発足された2012年より20万円程度安くなっています。
出典:「令和6年度以降の調達価格等に関する意見」(経済産業省)(20240207_1.pdf (meti.go.jp))
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太陽光発電に関する施工販売店業者の選び方
住宅用太陽光発電を導入する際は施工販売業者へ相談し、見積りの確認や現地調査、契約および施工といった流れで進めていく必要があります。
また、施工・サービス品質は各業者によって異なるため、慎重に見極めていきましょう。
それでは、太陽光発電に関する施工販売業者の選び方についてわかりやすく紹介します。
施工実績や評判をチェックする
施工販売業者の選び方で押さえておくべきポイントのひとつが、施工実績や評判といった情報です。
施工実績の豊富な施工販売業者は、さまざまな設置環境・屋根形状、太陽光パネルの設置工事に対応しており、施工品質という点で信頼できます。また、知識や経験が豊富なので、さまざまな提案を行ってくれるほか、トラブル対応もスピーディに進めてもらえます。
さらに口コミや評判がよければ、より信頼しやすいといえます。ただし、口コミや評判は主観が含まれているため、鵜呑みにせず、参考情報として捉えておきましょう。
さまざまな屋根形状に対応可能な業者を選ぶ
さまざまな屋根形状や屋根の工法に対応可能な業者を選ぶことが、トラブルを避ける上で重要なポイントです。
なぜなら、施工技術の不足している業者へ依頼してしまうと、雨漏りや屋根の破損といったトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるためです。
リスクを抑えるためには、相談の際に住宅の屋根形状や工法に関する説明をスムーズに行ってくれる業者から検討したり、口コミや評判から施工後のトラブルについて発生していないか確認したりしてみましょう。
複数の型番やメーカーに対応した業者を選ぶ
ライフスタイルや希望に合った住宅用太陽光発電を導入するためには、取扱商品数の多い施工販売業者へ相談する必要があります。
太陽光発電システムの耐久性は、メーカーやシリーズによって大きく異なります。通常、太陽光パネルやパワーコンディショナなどは、塩害の影響を受けやすく、故障リスクも存在しています。
そのため、塩害リスクの高い地域に住んでいる方は、耐塩害仕様の太陽光パネル・架台、パワーコンディショナ、その他周辺機器を導入しなければいけません。
また、積雪量の多い地域で太陽光発電を導入する場合には、積雪荷重に強い太陽光パネルや架台の導入が必要です。
施工販売業者へ相談する際は、どのようなメーカーやシリーズの太陽光発電を取り扱っているのか確認しましょう。
施工に必要な資格を取得しているかチェックする
悪質な施工販売業者と契約しないためには、第一種・第二種電気工事士、施工管理士など施工に必要な資格を取得しているかどうか調べておくことが大切です
取得資格については、一般的に施工販売業者のHPに記載されています。また、より詳細な情報を確認したい場合は、問い合わせの際に担当者へ質問してみるのがおすすめです。
複数の業者へ見積もりを依頼する
施工販売業者へ見積もりを依頼する際は、相見積もりを検討してみましょう。
相見積もりとは、複数の業者へ同時に見積もりを依頼し、各見積り内容を比較する方法のことです。
施工販売業者1社のみに依頼してしまうと、相場より安いのか、他社より施工品質が高いのか判断できず、損をしたりトラブルに巻き込まれたりしてしまうリスクも発生します。また、各業者へ1回ずつ見積もりを依頼した場合、見積りの比較に時間がかかり非効率的です。
そこで相見積もりを行えば、同時に見積書を比較しながら費用などを確認し、どこに依頼すべきかスムーズに判断できます。
アフターサービスの内容をチェックする
太陽光発電を検討する際は、アフターサービスの内容についても確認しておきましょう。
太陽光発電の設置後にモニタからエラーが表示された場合、すぐに施工販売業者へ対応してもらわなければいけません。しかし、土日祝日休業、即日非対応といった状況では、すぐに点検・修理してもらえず、損失を拡大させてしまいます。
また、メーカー保証以外の自然災害補償などは、施工販売業者によって異なります。
そのため、アフターサービスの内容や種類が豊富かどうか調べることは、設置後のサポートを受けたり保証を充実させたりする上で重要なポイントです。
自社施工もしくは施工実績の豊富な業者と提携している販売業者から検討する
施工不良リスクを避けるには、自社施工もしくは施工実績の豊富な業者と提携している販売業者から検討しましょう。
自社施工を徹底している業者は、さまざまな住宅への設置工事経験があり、知識だけでなく技術や経験も蓄積しています。また、営業・施工担当など、各担当者同士の連携が取れやすい環境でもあるため、連絡ミスなどといったリスクも抑えられます。
施工実績豊富な業者と提携している販売業者は、自社施工ではないものの、提携業者の技術力が高いため、比較的信頼性の高いサービスです。
どのような施工体制かどうかは、施工販売業者HPや問い合わせの際に確認することが可能です。
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まとめ
太陽光発電システムや施工販売業者の選び方で悩んでいる場合は、それぞれのポイントを押さえながら確認したり相談したりしてみるのが大切です。たとえば、太陽光パネルを比較する際は、少なくとも出力や変換効率、耐久性といった点を確認する必要があります。
また、施工販売業者を選ぶ際は、相見積もりを行いながらサービス対応や施工実績、費用などを総合的に比較していきましょう。
太陽光発電システムのメーカー選びに悩んでいる方や施工実績の豊富な業者へ相談したい方は、今回の記事を参考にしながらエコでんちで太陽光発電システムを検討してみてはいかがでしょうか。
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