エコキュートの最適な設定温度は50〜60℃!季節別の節約方法も解説 | エコでんち

エコキュートの最適な設定温度は50〜60℃!季節別の節約方法も解説

最終更新日:2025.06.06 お役立ち情報

エコキュートの最適な設定温度は50〜60℃!季節別の節約方法も解説

エコキュートへ切り替えたご家庭の中には、どのように温度を設定していけばいいのか、最適な温度設定が何℃なのかわからず悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。

最適な温度設定については、50~60℃とされています。また、45℃以下の温度設定にしてしまうと、さまざまな点で問題が発生します。

そこで今回は、エコキュートの最適な設定温度、季節別の節約方法について解説します。

エコキュートを導入したばかりの方やエコキュートの設定温度で悩んでいる方などは、ぜひ参考にしてみてください。

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エコキュートの設定温度とは?

エコキュートの設定温度とは?

エコキュートの温度設定には、種類があります。

エコキュートの温度設定種類

●給湯温度

●沸き上げ温度

●ふろ温度

●サーモスタット式混合水栓の場合は温度調節ハンドル

ふろ温度は、実際に浴槽で使用するお湯の温度を指します。また、サーモスタット式混合水栓タイプの場合は、温度調節ハンドルで実際に使用するお湯の温度を調節することが可能です。

一方、給湯温度と沸き上げ温度は、エコキュート内部の温度管理に関する設定です。

給湯温度の場合は、蛇口・シャワーから出てくるお湯の温度設定に関する項目となっています、ただし、シャワーや蛇口などから出てくるお湯の温度とは異なります。 沸き上げ温度は、ヒートポンプユニットから湧き上げられるお湯の温度設定です。沸き上げられたお湯については、貯湯タンク(お湯を貯めるタンク)へ貯められる仕組みです。

温度設定については、電気代や使用感に影響を与える場合もあり注意すべきポイントです。

温度設定の注意

●沸き上げ温度が高すぎると電気代負担の増加につながる

●給湯温度を高くしてしまうと湯切れを起こしやすい

●給湯温度を高くしてしまうとシャワーの勢いが弱く感じることも

それでは、温度設定における給湯温度と沸き上げ温度の違いについて解説します。

給湯温度と沸き上げ温度の違い

給湯温度は、シャワーや蛇口から出てくるお湯の温度設定です。一方、湧き上げ温度は、ヒートポンプユニットで湧き上げられるお湯の温度設定に関する項目です。

つまり、シャワーや蛇口から出てくるお湯の温度を調整したい場合は、給湯温度を変更します。なお、実際の温度については、給湯温度よりも少し低く設定されます。なぜなら、貯湯タンクを経由して供給される際、お湯が冷めてしまうからです。また、サーモスタット式混合水栓の場合は水と混合させるため、実際の温度より低くなりやすいです。

さらに、エコキュートの設計上、給湯温度の設定温度より少し低くなるよう設定されています。このような理由から給湯温度を調節する際は、実際の温度と異なる点を意識しておきましょう。

そして、お湯の温度を一定に保ちたいときは、湧き上げ温度を変更する必要があります。あらかじめ湧き上げ温度を高く設定しておけば、すぐにお湯を使用することが可能です。 このように給湯温度と沸き上げ温度は、温度設定の目的という点で異なります。

給湯温度の最適な範囲

給湯温度の最適な範囲

エコキュートの給湯温度を調整するときは、50℃~60℃の範囲内で検討してみるのがおすすめです。また、設定温度を変更する際は、季節などに合わせて調整してみるのが大切です。

たとえば、夏場は気温が高く、お湯の温度を高くしなくとも問題ありません。そこで8月など暑い季節では、給湯温度を50℃にしてみましょう。反対に冬場はお湯の温度が冷めやすいため、60℃程度に設定してみましょう。

それでは、給湯温度の最適な範囲が50℃~60℃の理由、低温にすることで懸念されるポイントなどをわかりやすく解説します。

低温設定の問題点

給湯温度の設定温度を低くしてしまうと、電気代負担や衛生的な点で問題が発生してしまいます。

まず、設定温度を40℃未満など必要以上に低くした場合、ぬるく感じてしまいます。すると改めて温度を高くしなくてはいけないため、ぬるいお湯を捨てなくてはいけません。

再度温度を沸かすことで電気使用量の増加を招いてしまうため、電気代負担という点でデメリットの大きなポイントです。また、給湯温度が低ければ低いほど、水道水を混合させる必要もあるため、その分水道代の負担も増加します。

ほかには雑菌繁殖という点にも注意が必要です。レジオネラ菌は、水温20℃~45℃の範囲で繁殖しやすい菌で、レジオネラ症の原因でもあります。そのため、給湯温度を低くしすぎないようにしましょう。

そして、湧き上げ温度を設定する場合は、給湯温度と同じく低温設定にしないよう気を付ける必要があります。

沸き上げ温度の設定温度が低すぎる場合、貯湯タンク内に貯められたお湯の温度は早く冷めてしまいます。すると、すぐにお湯を使用できず、湯切れリスクが発生し、高温たし湯や追い炊きなども行えません。

とくに沸き上げ温度と給湯温度は、低温設定にしないよう気を付けましょう。

推奨温度帯の理由

給湯温度を50℃~60℃に設定しておけば電気や水道の節約につながるため、経済的メリットが得られます。

エコキュートは、貯湯タンクから給湯を行う仕組みです。そのため、吐水口(蛇口、シャワーな度お湯が出てくる部分)からお湯が出てくる際、熱を奪われてしまいます。

つまり、給湯温度を低く設定しすぎてしまうとぬるいお湯が出てしまい、再度お湯を沸かさなければいけない場面も出てきます。さらにぬるいお湯を捨ててしまうため、電気代・水道代の負担増加につながり経済的に大きなデメリットです。

ぬるいお湯を出さないためには、給湯温度50℃~60℃が最適といえます。

サーモスタット混合水栓の場合は、上記以外の理由でも50℃~60℃の湯温にすべきです。

サーモスタット混合水栓は、形状記憶バネによってお湯と水を混ぜて温度調節する仕組みです。また、設定温度が低い場合、水の流量は極端に少なくなってしまう構造です。そのため、温度を低くし過ぎてしまうと、蛇口やシャワーから出てくるお湯の温度が不安定になってしまいます。

さらに水の流量が減ることで、水圧も弱まってしまいます。

そこでメーカー側では、50℃~60℃を推奨温度としています。これからエコキュートを使用する方は、取扱説明書に記載されている推奨温度に沿って調整していきましょう。

季節別おすすめ温度

季節別おすすめ温度

エコキュートの推奨温度を把握した後は、季節別の設定温度について確認していきましょう。一般的に夏場の設定温度は、50℃前後とされています。一方、冬場の場合は、60℃前後で推奨されており、それぞれ異なる温度です。

なぜなら、放熱ロスや給水温度が関係しているからです。とくに電気代負担が気になっている方は、季節ごとに設定温度を調節するよう心がけてみましょう。

それでは、季節別のおすすめ温度と理由をわかりやすく解説します。

夏の最適温度

夏場の最適な温度設定は、50℃とされています。

貯湯タンクからお湯を供給する際は配管を通るため、熱が奪われてしまいます。しかし、夏場の場合は気温が高く、配管などからの放熱ロスは少ない傾向です。そのため、50℃の設定でもすぐに冷める可能性は低く、いつも通りお湯を使用できます。

また、エコキュートは、水とお湯を混ぜて使用します。夏場は水温が高いため、給湯温度を50℃に設定しても冷めたりぬるくなったりしません。

ただし、前段でも触れたように50℃未満では、雑菌の繁殖といった問題も発生しやすく注意が必要です。さらに水道水の流量が減るため、シャワーの水圧は弱まってしまいます。ほかにも人によってはぬるく感じやすい温度のため、再度お湯を沸かさなければいけません。

このような理由から夏場の設定温度は、50℃程度にしておくのがおすすめです。

冬の最適温度

冬場の最適な温度は、60℃とされています。

夏場の設定温度より高い理由として、電気代負担軽減、温度の安定といった点が挙げられます。

冬場は夏場より気温が低く、その分配管や貯湯タンクなども冷えやすい状況です。さらに、水道水の温度は夏場より低い状態でもあります。そのため、低い温度でお湯を沸かしてしまうと、吐水口へ到達するまでに冷めてしまい、ぬるいもしくは冷たく感じてしまうこともあります。すると、再度お湯を沸かさなければならず、結果的に電気代の負担が増加してしまいます。

また、設定温度を低くしてしまうと水の流量が減ってしまい、温度は不安定な状況です。さらにサーモスタット式混合水栓の故障を招くリスクもあるため、冬場の温度については60℃にしておくことをおすすめします。

設定温度と節約効果

設定温度と節約効果

エコキュートを使用する際に気になるのが、電気代の負担です。

具体的な電気代については、メーカーや型番、使用状況などによって変わるものの、毎月2,000~5,000円程度とされています。

少しでも電気代を抑えたい場合は、推奨温度の範囲内で設定温度を調節してみましょう。一般的にエコキュートの電気代は、設定温度2℃低くすることで月100円前後変わるとされています。つまり、最適な温度設定にしておけば、最大で年間1,000円程度節約できる可能性があります。

続いては、沸き上げモードの活用方法や節約額について確認していきましょう。

温度別の節約額

前段でも触れたようにエコキュートの電気代は、2℃低くすることで月100円前後安くなるとされています。とくに温度設定が高すぎる場合は、給湯温度の調整で電気代負担を少し減らせる可能性もあります。

以下では、給湯温度65℃を基準に温度別の年間節約額、電気代を比較します。
【東京電力、スマートライフS:35.76円、エコキュートの使用時間1日6時間、消費電力0.8kW、2℃調整につき100円安くなると仮定】

給湯温度年間の電気代年間節約額
65℃61,793.28円
60℃58,793.28円約3,000円
50℃54,293.28円約7,500円
45℃49,793.28円約12,000円
※電力量料金のみ、65℃の電力量料金を基準に計算

このように設定温度の調整だけでも、年間数1,000円の節約につながる可能性があります。

より節約額を伸ばしたいときは、電気料金プランとエコキュートの使用時間に注目してみましょう。

時間帯別プランに加入している方は、電気代負担をさらに抑えられる場合があります。時間帯別プランとは、時間帯によって電力量料金単価が異なるプランのことです。

たとえば、東京電力のスマートライフSプランでは、以下のような設定になっています。

●午前6時~翌日の午前1時:1kWhあたり35.76円

●午前1時~午前6時:1kWhあたり27.86円

電力量料金単価の安い時間帯にエコキュートを稼働させれば、その分電気代負担を軽減させることも可能です。具体的にはエコキュートの湧き上げを午前1時~午前6時に行っておけば、1kWhあたり7.9円もの節電効果を得ることが可能です。

沸き上げモード活用法

エコキュートの電気代負担を少しでも抑えるためには、沸き上げ設定を効率的に活用していくことも大切です。

沸き上げは、ヒートポンプユニットで貯湯タンク内に貯められた水を沸かす機能を指します。各メーカーのエコキュートには、沸き上げに関するさまざまな機能が搭載されています。

一般的には、標準、少なめ、多め、おまかせ/節約、沸き上げ休止といった機能に分かれています。

たとえば、普段よりお湯をあまり使用しないときは、標準設定よりも少なめに沸き上げてくれる少なめが適しています。反対に普段よりお湯の使用量が多くなりそうなときは、多めを選ぶことで、普段より多めにお湯を沸き上げてくれます。

このようにお湯の使用量に合わせて設定を切り替えれば、無駄のない沸き上げを行うことが可能です。

また、おまかせ/節約モードは、お湯の使用量を自動で学習し、最適な湯量を計算しながら沸き上げてくれる機能です。お湯の使用量に関して大きな変動がなければ、おまかせ/節約モードを検討してみましょう。

沸き上げ休止や停止は、沸き上げを一時的に停止できる機能です。これ以上お湯を増やさない、旅行などで数日家を空けるといった場合は、停止しておくと電気代や水道代の節約につながります。

まとめ

エコキュートの設定温度は、50℃~60℃の間にしておくことが大切です。給湯温度が低すぎるとぬるく感じてしまうため、再度お湯を沸かさなくてはいけません。また、衛生的な面でも問題があるため、夏場は50℃、冬場は60℃で設定しておきましょう。

また、エコキュートの電気代をより抑えたいときは、住宅用太陽光発電を活用してみるのもおすすめです。住宅用太陽光発電の電気を活用すれば、電気代を直接削減することが可能です。

エコキュートの電気代負担が気になる方やより大幅な電気代削減方法を探している方は、今回の記事を参考にしながらエコでんちで太陽光発電システムを検討してみてはいかがでしょうか。

エコでんちでは、さまざまな住宅用太陽光発電システム、ソーラーカーポート、家庭用蓄電池、V2Hを取り扱っています。

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また、光熱費削減に向けたアドバイスも行っているので、節電方法についても確認いただけます。

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