災害に強いレジリエンス住宅とは?意味や定義を解説!SDGsや太陽光発電との関りも
最終更新日:2023.06.22 お役立ち情報
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日本は世界の中でも災害の多い国として知られています。そのため住宅の構造や設備に地震への「耐震性」や災害への「対応力」が重視されたレジリエンス住宅が注目されるようになりました。しかし具体的にどのような住宅かと言われるとよくわからない方がほとんどでしょう。
そこで今回はレジリエンス住宅の意味や定義をわかりやすく解説します。さらに太陽光発電システムを設置することで、レジリエンス住宅のメリットがより向上することについてもまとめました。これから家を建てられる方や、現在住んでいる住宅のレジリエンス度を高めたい方はぜひ参考にしてください。
目次
そもそもレジリエンスってなに?意味を詳しく解説
まずは「レジリエンス」という言葉の意味からSDGsとの関連性まで具体的に解説します。
レジリエンスの言葉の意味とは
レジリエンスとは英語で「resilience」と書き、本来の意味は「回復力」や「弾力(しなやかさ)」、「復元力」です。日本ではしなやかな強さを表現するときの「強靭さ」という意味合いで使用されています。
レジリエンスは国連の定めたSDGsにも関連
レジリエンスは国連の定めた17の目標であるSDGsにも多く使用されています。いくつか代表的なターゲットをご紹介しましょう。
【目標11.住み続けられるまちづくりを】ターゲット11.b
2020 年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組 2015- 2030 に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
【目標13.気候変動に具体的な対策を】ターゲット13.1
すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
引用:国際連合「SDGs報告2021」
このように気候変動やさまざまな災害に対して、レジリエンスなインフラの設備が世界的に加速しており、すでに海外では住宅のみならず災害に強い「街づくり」が行われています。今後日本でもレジリエンス住宅の構築は進んでいくでしょう。
日本は世界有数の災害大国
日本は世界有数の火山大国です。そのため日常的にも地震は絶えることはありません。気象庁のデータによれば、2021年度の震度1以上の地震の回数は2424回にも上ったそうです。その他に台風や豪雨の被害も多く起きています。もはや避けようのないこれらの災害に対して、しっかりと対応をできるようにしていかなくてはなりません。
住宅に求められるレジリエンスの定義について解説
それではここから重要ポイントを抑えながら、住まいに必要なレジリエンスの定義とはどのようなものなのかをご紹介していきましょう。国はレジリエンス住宅の基準として以下の3つをあげています
・ しぶとさ ・ 強靭さ ・ 回復力 |
さらに一般社団法人日本サステナブル建築協会では、以下の3つをポイントとして住宅のレジリエンス度をチエックすることを推奨しています。
・ 平常時:普段の健康・安全を高める「免疫力」 ・ 災害時:災害発生時に命を守る「土壇場力」 ・ 災害後:災害後の生活を支える「サバイバル力」 |
レジリエンスは災害時に強い住宅であることはもちろんですが、日常の生活から捉えていくことも大切な要素です。これらを踏まえてレジリエンス住宅にはなにが必要なのかを解説していきます。
平常時の安全性や健やかさを保つ住宅
毎日を過ごす住まいがストレスの原因や体調不良の原因となるようでは意味がありません。そのためには心身ともに健やかに暮らせる住宅であることが重要です。例えば季節ごとの快適な室温を保つこと。空調システムで整えられた正常な空気環境に配慮すること。お年寄りや小さなお子さんの室内での事故を防ぐために、安全性も高くバリアフリーであること、などが挙げられます。不審者の侵入を防ぐ防犯性の高さも重要でしょう。
さらに太陽光発電や蓄電設備も整っていれば、電力の自家消費も可能です。環境にも優しく安全なエコ住宅を実現できます。
災害を想定した対策が整っている住宅
突然災害が発生しても倒壊や損傷が起きにくい住宅であることが求められます。災害による二次被害を防ぎ、安心して避難できる住宅であることも重要です。そのためには地震に対する高い耐震性や火事に強い防火性への性能や設備が整っていなくてはいけません。そして非常時に対する備えとして、常に非常食や防災グッズを備蓄しておくことも大切です。
災害後でも生活を続けることが可能な住宅
災害時はインフラが被害を受け、電気やガス、水道が使用できないことが想定されます。そのような非常時でも家族やの健康や生活を守ることのできる住宅でなくてはいけません。万が一の事態になっても太陽光発電や蓄電池を備えていれば停電時でも電気を使用することが可能で大きな安心感があります。その他にも生活用水の備蓄のためにタンクや給湯設備の貯湯タンクを活用、食料や飲料水を備蓄するための収納スペースも必要です。
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レジリエンス住宅のメリットとデメリットについて解説
レジリエンス住宅とはどのような住宅か理解いただけたことと思います。ここではメリットとデメリットについてもしっかりと理解しましょう。
レジリエンス住宅のメリット紹介
レジリエンス住宅は耐震性や耐久性を考慮して建築されているため、災害時の被害を少なくすることが可能です。地震の場合なら震度7クラスでも耐えられるような設計がされていたり、水害対策が施されていれば床下浸水などの被害を最小限に抑えることができたりします。またガスや電気ブレーカーが自動的に停止する設定機能もあり二次被害を防ぐことができます。
またそもそも防災や快適さを追求したつくりの住宅であることから、毎日の生活がより安心で豊かなものになるという大きなメリットがあります。
レジリエンス住宅のデメリット紹介
それではレジリエンス住宅のデメリットはなんでしょうか。デメリットはやはり建築コストが高くなってしまうということです。災害に強さを発揮する住宅を建築するためですから仕方ないとはいえ、一般住宅を建築するより高額になるのは間違いありません。すでに住んでいる住宅の場合でもレジリエンス度の高い内容にリフォームしたい場合はかなりの費用が必要になります。
またレジリエンス住宅はまだまだ認知度が低いため、対応しているハウスメーカーや工務店が少ないという問題もあります。
レジリエンス住宅に太陽光発電を設置する意義を解説
住宅のレジリエンス度をさらに高めるためには太陽光発電や蓄電池を設置することが重要です。ここでは利点について簡単にまとめました。ぜひ検討材料にしてくださいね。
ZEH導入を検討しよう
ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」のことです。年間の作り出すエネルギーと使用するエネルギーが同等になることを目指した住宅です。再生可能エネルギーを利用するなど、省エネ効果の高い住宅として国が推進しています。そのためにはクリーンなエネルギーである太陽光発電や蓄電池の導入が欠かせません。ZEH導入の基準をみたすことで自治体から補助金が下りる可能性もあります。ZEH導入は住宅のレジリエンス度を大いに高めます。
太陽光発電は非常時の強い味方!蓄電池もあればさらに安心
太陽光発電を導入することで電力を自家生産することが可能になります。災害時にインフラが断絶しても自宅に太陽光発電があれば、停電時にも電力を使用することができるため大きな安心感があります。太陽光は再生可能エネルギーなので環境に負荷を与えることもありません。
また太陽光発電と併せて蓄電池を導入すれば、電気代の安い深夜に太陽光発電の電力を蓄えておき、電気代の高い日中に利用することも可能です。災害への安心感と光熱費の節約というプラスの効果が見込めます。
まとめ:住宅のレジリエンス度を高めるために太陽光発電の設置を検討しよう!
災害時の対策も含めて、今後レジリエンス住宅はますます普及していくことが予想されます。災害対策をさらに万全にするために、電力の自給自足は重要な要素です。
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また、サポートは24時間365日対応しておりますので、お引き渡し後に何かあっても安心して使用が可能です。
安心で万全なレジリエンス住宅をつくるためにも、太陽光発電や蓄電池購入の導入を検討されている方は、一度ぜひ「エコでんち」にご相談ください!
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