グリーンビルディングの意味や強みについてわかりやすく紹介! | エコでんち

グリーンビルディングの意味や強みについてわかりやすく紹介!

最終更新日:2023.08.10 お役立ち情報

グリーンビルディングの意味や強みについてわかりやすく紹介!

脱炭素社会やカーボンニュートラルなど、環境に配慮された政策、企業の取り組みが目立つようになり、環境関連用語もSNSやニュースなどでよく目にするようになりました。中でもグリーンビルディングは、建設や不動産業界などを中心に注目されています。

 そこで今回は、グリーンビルディングの意味や特徴、どの業界にとってメリットがあるのかといった点について分かりやすく紹介します。環境関連の制度や用語をより深く理解したい方や環境関連の動向を把握したい方などは、参考にしてみてください。

この記事を書いた人
エコでんちスタッフの写真
エコでんちスタッフ
電気代の節約や停電への備えを考えている方に役立つ情報をお届けします。2018年11月から、太陽光発電・蓄電池の専門店ならではの視点で、分かりやすい解説を発信しています。

グリーンビルディングとは?

グリーンビルディング

グリーンビルディングは、環境性能の高いもしくは環境に配慮された建物を指しています。また、環境負荷の削減された建物もグリーンビルディングとして区分されます。

 商業施設やオフィスビル、工場などでは、毎日大量の電気やガス、水が使用されている状況です。しかし、エネルギーの大量消費は、気候変動問題や環境汚染といった課題を悪化させる可能性があります。

 そこで考え出されたのが、グリーンビルディングという概念です。

 日本や海外には、グリーンビルディングを前提に設計された建物があり、建物内の飲料水消費や二酸化炭素排出量が数10%以上削減されています。

 持続可能な社会を築くためには、グリーンビルディングという考え方も欠かせません。

グリーンビルディングに関する認証制度

グリーンビルディングに関する認証制度

グリーンビルディングという考え方をもとに設計された建物といっても、基準がなければ本当に環境性能の高い建物なのかわかりません。そのため、国内外では、グリーンビルディングの認証制度が運用されています。

 続いては、グリーンビルディングの認証制度について確認していきましょう。

世界基準の認証制度はない

グリーンビルディングに関する世界共通の認証制度は、2023年時点で作られていません。

 ただし、世界で有名な認証制度は存在します。

 LEEDは、アメリカの非営利団体USGBC(米国グリーンビルディング協議会)によって設立運用されている認証制度です。また、GBCIGreen Business Certification Inc.)が、審査を行っています。

 アメリカだけでなく、日本や他国でも活用されているので、世界基準に近い認証制度といえます。

 LEEDへ申請した場合は、建物に使用されている部材や水、室内環境など、多数の項目から審査されます。また、認証レベルは4段階にわかれていて、下から標準認証、シルバー、ゴールド、プラチナという順で評価される仕組みです。

国内の認証制度

国内の場合は、さまざまなグリーンビルディング認証制度が設立されていて、それぞれ独自に運用されています。

 建設業界で特に活用されている認証制度は、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)という制度です。2001年に設立された制度で、5種類の評価ランクにわかれています。ランクは、下からCランク、B-ランク、B+ランク、Aランク、Sランクという表記です。Sランクの評価を受けた場合は、特に環境性能の高い建物となります。

 CASBEEでは、建築物の環境品質と建築物の環境負荷という2点を軸に調査されます。また、2点の結果をもとに建築物の環境効率が評価される仕組みです。

 建築物の環境品質は、健康や快適さといった点で室内環境がいい、長く使用可能な設計、周辺の生態系を豊かにする、といった点で審査されます。また、建築物の環境負荷は、エネルギーや水が大切に使用されている建物、資源の大量消費や廃棄が行われていないといった場合に評価されます。

 上記以外には、CCASBEE建築評価認証やCASBEE戸建評価認証、DBJ Green Building認証、まちなかの居心地の良さを測る指標などの認証制度も活用されています。

グリーンビルディングの主なメリット

グリーンビルディングの概要や認証制度について把握したあとは、各業界におけるメリットを確認していきましょう。

 不動産や建設業界に勤めている方は、特に注目すべき点です。

グリーンビルディングを所有することで企業イメージアップにつながる

不動産会社や自社ビル・商業施設などを所有している企業は、グリーンビルディングへ改修もしくは購入することで、企業価値やイメージアップといったメリットを得られます。

 消費者は、環境や倫理などに関する問題意識を持っているので、企業の環境活動や対策についても注目しています。また、投資家は、環境対策へ取り組む企業の成長性や将来性に期待しています。

 そのため、グリーンビルディングになるよう改修や使用方法の改善、購入といった行動をとることで、企業イメージや信頼性向上につながります。

建設業者にとっては市場拡大を期待できる

グリーンビルディングの需要が高まることは、建設業者にとってメリットの多い動きです。

 グリーンビルディングという概念や認証制度は、国内外で注目されています。また、世界のグリーンビルディング市場は50兆円以上の規模まで拡大していて、建築物だけでなく関連製品の太陽光発電、スマート照明、エクステリア製品、水処理プランなどの研究開発もさらに進むと予想されています。

 建設業者はグリーンビルディング市場の拡大に合わせて、環境に配慮された各種部材や製品の導入、太陽光発電などの再生可能エネルギーについても技術や動向について知る必要があります。

グリーンビルディングの課題

グリーンビルディングの主な課題は、最新のシステムを導入することで予期せぬ不具合が発生する可能性もあるという点です。

 環境性能の高い建物を建てたり既存建物を改修したりするには、最新のシステムを導入しなければ省エネや節水、創エネなどを実現することは難しい状況です。しかし、最新のシステム導入や新規技術を盛り込んだ設計は、想定外の不具合に遭遇する可能性もあります。

 また、想定より光熱費を削減できなかった・水の消費量が変わらない・省エネ効果が低いといったケースも考えられるため、リスク管理についても想定しておくことが大切です。

グリーンビルディングの国内事例

イオングループのイオンモール株式会社では、同社の所有する商業施設でグリーンビルディングの認証を受けています。

 たとえば、イオンモール幕張新都心は、アメリカのグリーンビルディング認証制度LEEDの認証を受けています。認証ランクはゴールドランクなので、高い環境性能を持つ商業施設として評価されているのが特徴です。

 他には、イオンモールむさし村山、イオンモール鶴見緑地、イオンモール伊丹で、国内のグリーンビルディング認証制度で認証を受けています。認証先はCASBEE不動産で、省エネ基準や水使用量、新耐震基準に適合しているか、生物多様性に配慮されているか、屋内の衛生環境などといった項目から評価される仕組みです。

グリーンビルディングの求められている時代に個人でできることは?

グリーンビルディングの求められている時代に個人でできることは?

ここまでの解説で「企業にとってメリットがあるのは分かったけど環境に関して個人にできることはあるのか」、「グリーンビルディングは個人に直接関係のないものだから、個人向けの省エネ、環境対策を知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

 そこで最後は、グリーンビルディングなど環境重視の社会において個人できることを紹介していきます。

省エネを意識した生活を心がける

今日から取り組める環境対策といえば、省エネを意識した生活を心がけることです。

 省エネを意識した生活は、環境負荷の軽減につながりますし家計負担を抑えられます。

 具体的には、水、ガス、電気の使い過ぎ、食品の大量廃棄などを避けましょう。エネルギーの使い過ぎや食品や製品の大量廃棄を抑えれば、その分資源の枯渇を少しでも抑えることが可能です。資源の消費や枯渇を抑えられれば、地球環境の保全やエネルギーの安定供給といった効果を期待できます。また、二酸化炭素排出量削減による気候変動対策につながります。

 家計負担が気になる方も、今日から食品や日用品の使い方や水、電気、ガスの使用量について確認してみてはいかがでしょうか。

太陽光発電による自家消費

自家消費型太陽光発電の導入は、二酸化炭素排出量削減および電気料金削減効果につながります。

 自家消費型太陽光発電は、発電した電気を自宅のコンセントから使用したり住宅設備に活用したりできるのが特徴です。また、太陽光パネルで発電する際に二酸化炭素を排出しないため、環境に配慮された設備でもあります。

 さらに住宅用太陽光発電で自家消費することで、電力会社からの買電量を抑えられます。すると、自家消費分だけ電気料金を削減でき、家計負担の軽減といったメリットも得られるのです。

グリーンビルディングは主にオフィスビルなどの環境性能に関する専門用語!

グリーンビルディングは、環境性能の高い建物を指す環境関連用語です。また、日本や海外では、グリーンビルディングの認証制度が設立されていて、第三者機関による建物の評価も行われています。

 環境重視の社会に合わせて個人でも何か取り組んでみたい方やグリーンビルディングなどの事例を見て省エネ関連の設備で電気料金を削減したいと考えている方は、この機会に住宅用太陽光発電や家庭用蓄電池を比較検討してみてはいかがでしょうか。

 エコでんちでは、家庭用蓄電池や住宅用太陽光発電、V2Hのご提案から販売、施工および保守まで一括対応しています。

 また、「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」を取得した専門アドバイザーが、各種設備のご提案だけでなく、家計診断サービスもご提供しています。家計診断サービスでは、ご家庭の光熱費などから家計負担軽減に向けたアドバイスを進めています。

 環境負荷や家計負担の軽減につながる方法を知りたい、設備に関心を持った方は、ぜひお気軽にご相談ください!お電話やメールの他、公式LINEより受け付けております。

\ 他社と比較して100万円以上安くなった事例も!/

無料かんたん30秒!お問い合わせ

 

この記事を書いた人
エコでんちスタッフの写真
エコでんちスタッフ
電気代の節約や停電への備えを考えている方に役立つ情報をお届けします。2018年11月から、太陽光発電・蓄電池の専門店ならではの視点で、分かりやすい解説を発信しています。

TOP