ネクストエナジーの太陽光発電に関する特徴やメリット・デメリットを解説!保証期間についても紹介
最終更新日:2024.10.25 太陽光発電
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ネクストエナジーは、高出力タイプの太陽光パネルや屋外・屋内型のパワーコンディショナまで揃っている国内の太陽光発電メーカーです。また、発電効率アップに関する技術やMPPT制御対応のパワーコンディショナも揃っていて、変換効率という点でもメリットがあります。
そこで今回の記事では、ネクストエナジー社から販売されている住宅用太陽光発電の特徴や製品ラインナップ、保証サービスについてご紹介していきます。
国内製の太陽光発電を購入したい方やネクストエナジーの太陽光パネルや周辺機器について知りたい方はぜひ参考にしてください。
目次
ネクストエナジーの太陽光発電を選ぶ際に押さえておくべきポイント
まずは、ネクストエナジーの住宅用太陽光発電を選ぶ際に押さえておくべきポイントをわかりやすく解説していきます。
太陽光発電システム検索 「タイプ」「メーカー」で絞り込み検索ができます。
太陽光パネルのサイズと自宅の屋根形状や面積を確認
太陽光パネルを選ぶ際は、自宅の屋根形状や面積に合っているかどうか確認しておきましょう。
ネクストエナジーで製造されている住宅用太陽光パネル(太陽電池モジュール)は、高出力タイプと特殊モジュールの2種類にわかれています。また、合計6種類のパネルが販売されていて、サイズに違いもあります。
そのため、屋根面積の小さな環境であれば、短辺サイズの短いNER072M275F-MDを選ぶことで、限られたスペースに多くのモジュールを設置できるようになります。
また、積雪や暴風の多い地域に住んでいる場合は、高耐圧モデルを検討するのが大切です。NER120M375D-MCHは他のモジュールより積雪による荷重や風圧に強い設計なので、2.5mの最大積雪量にも耐えられますし、最大風速46m/sを超える暴風でも破損リスクを抑えられます。
さらに、新モデルのNER108M435E-ND(D)なら、低照度の早朝や夕方・曇りの日でも一定の発電量を見込めますし、熱による発電ロスが低減されます。
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太陽光パネルの設置場所とパワーコンディショナの相性を確認
ネクストエナジー社の住宅用太陽光発電を調べる際は、パワーコンディショナと自宅の設置環境を比較し、相性のいい製品かどうか確認しましょう。
パワーコンディショナは、屋外型と屋内型の集中型、屋外型のマルチストリング型にわかれています。
屋根1面のみに太陽光パネルを設置する場合は、屋外型・屋内型の集中型と合っています。しかし、屋根2面や3面にモジュールを並べる場合や直列で接続している枚数が列ごとに異なる場合は、マルチストリング型から検討してみましょう。
マルチストリング型とは、太陽光パネルを直列で接続されたストリング単位でMPPT制御を行ってもらえるモデルのことです。MPPT制御は、日射量の強弱に合わせて最適な制御を瞬時に分析し、効率的な発電を行える機能です。
パワーコンディショナの種類によって太陽光発電の変換効率は変わるので、施工販売店へ相談しながら丁寧に検討を進めていきましょう。
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ネクストエナジー製太陽光発電システムの特徴
続いては、ネクストエナジー社で製造されている太陽光発電システムの主な特徴について解説していきます。
効率的な送電・出力を継続するための対策が施されている
太陽光パネルの出力が幅広いのはもちろん、効率的な発電を保つための対策や工夫が施されているのも特徴でありメリットの1つです。
以下にネクストエナジー社の太陽光パネルに盛り込まれている技術を紹介します。
技術 | 内容 |
マルチバスバー | 太陽光を電気へ変換させる電極「バスバー」の本数を増やすことで、1本あたりの抵抗損失を軽減し、効率的な発電を実現 さらに、以下の要素が加わりより多くの太陽光や反射光を吸収できる ・バスバーの形状が丸形状に変わっている ・本数の増加でバスバー同士の間隔が狭くなった ※バスバーの本数は型番によって異なる |
Selective Emitter(セレクティブエミッター) | 太陽電池内の電気抵抗による電力損失を軽減させ、電流(電気の流れる量)を増加させる技術 以下モジュールに搭載されている ・NER108M410B-MD ・NER120M375D-MCH ・NER072M275F-MD |
ARコート | 太陽光パネル表面に施されているコーティング パネル表面から反射してしまう光を減らし、ガラス内部の太陽電池へ届く光の量を増やせる |
PERCモジュール | Passivated Emitter and Rear Cellというセル内部の発電損失を減らす技術 ネクストエナジー社の全パネルに採用されている技術で、厚さに強く、夏場の気温上昇による変換効率低下を軽減 |
ハーフカットセル | これまでのセル(太陽電池)に対して半分のサイズで製造されたセルのこと セルのサイズを小さくすることで、発電時に発生する熱および温度上昇を抑え、変換効率低下を抑制できる |
熱損失や反射光などによる発電量低下や変換効率低下といった課題をさまざまな技術で改善されているのが、ネクストエナジーの大きな強みです。また、モジュール変換効率は、どの型番も20%を超えているので、高い発電効率といえます。
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高耐圧モジュールがあり積雪や風の強い環境でも運用しやすい
NER120M375D-MCHというモデルは、他の太陽光パネルと異なり高耐圧仕様となっています。そのため、積雪や台風による被害を受けやすい環境でも設置しやすく、破損リスクの軽減につながります。
また、他のモデルと同じく単結晶シリコンタイプのモジュールなので、変換効率の高い仕様という点もメリットといえます。m単位の積雪量を記録する地域や毎年台風による暴風被害や強風の吹きやすい場所に住んでいる方は、ネクストエナジーの太陽光パネルを検討してみるのもおすすめです。
太陽光モニターで室内にいながら管理可能
ネクストエナジーの住宅用太陽光発電システムには、太陽光モニターSPCM277-NXがあるので、室内にいながら発電量や電気使用量を確認できます。
モニターには発電量の他にも二酸化炭素の排出削減量、電力会社からの買電量や売電量、部屋ごとの電気使用量まで表示されます。特に部屋ごとの電気使用量検出機能は、節電を行う際に役立つ機能です。
また、家庭用蓄電池を導入した場合は、蓄電池内の充電・放電量まで検出・表示されるので、1台あれば発電から充放電まで全て管理できるようになります。
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ネクストエナジーの太陽光発電を導入するメリット
続いては、ネクストエナジーの太陽光発電を導入するメリットについて解説していきます。
新モデルのN型セル搭載パネルで低照度でも発電量アップ
ネクストエナジーでは、新モデル「NER108M435E-ND(D)」を発売しました。同モデルは従来品とは異なりN型セル搭載で、初期劣化や低照度といった点に強みがあります。
通常、P型セルの太陽光パネルは、LID(光誘起劣化)という設置および稼働開始からしばらく発電性能が低下する事象を起こします。いわゆる初期劣化があるため、その間に発電量を伸ばせません。
一方、N型セル搭載の「NER108M435E-ND(D)」は、経年劣化しにくくLID(光誘起劣化)も起こしにくいという特性を持っていて設置直後から発電量を伸ばせます。
また、早朝や夕方といった低照度(光が弱い状態)でも発電できるため、電気代削減効果アップにつながります。
発電効率低下を抑制する技術が多数盛り込まれている
前段でも解説したようにネクストエナジーの各太陽光パネルには、発電効率低下を抑制する技術が複数盛り込まれていて、経済的メリットを得やすいといえます。
たとえば、反射光による発電ロスを抑える特殊なコーティング「ARコーティング」や、バスバー(電極)の数を増やしたマルチバスバーによる電気抵抗の抑制が、発電量の改善につながります。また、従来品から2分の1程度のサイズへカットしたハーフカットセルが採用されているので、発電時の温度上昇抑制および熱による電力損失を低減できます。
他にも、温度上昇による発電効率低下を抑える技術が組み込まれているので、気温35℃や40℃といった環境でも一定の発電量を見込めます。
少しでも発電効率の高い太陽光パネルを探している方は、ネクストエナジーの各シリーズから検討してみるのもおすすめです。
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両面発電パネルで発電量アップ
ネクストエナジーの太陽光パネルには、両面発電対応パネルもあります。屋根からの反射光も電気へ変換して少しでも自家消費率を高めたい方は、特にメリットの大きな部分です。
たとえば、NER156M585B-MDDは両面発電パネルで、なおかつマルチバスバーやハーフカットセルといった技術による発電ロスの抑制、PERCモジュール採用で温度上昇を原因とした電力損失の低減といった特長も持っています。
台風や積雪の多い地域でも設置可能なパネルがある
台風や積雪量の多い地域に住んでいる方は、ネクストエナジーを選ぶメリットがあります。
ネクストエナジーで製造されているNER120M375D-MCHは、積雪荷重8,000Pa、風圧荷重4000Paという高耐久性仕様の太陽光パネルです。
一般的な太陽光パネルは、積雪荷重5400Pa、風圧荷重2,400Paで設計・製造されているので、約1.5~2倍の強度を持っていることになります。
なお、わかりやすく説明すると、積雪量約2.5m・最大風速46m/sまで耐えられるので、豪雪地帯や台風の多い地域でも運用することが可能です。
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ネクストエナジーの太陽光発電に関するデメリット
ここでは、ネクストエナジーの太陽光発電に関するデメリットを解説します
台形パネルがない
ネクストエナジーでは、台形パネルを取り扱っていません。そのため、寄棟屋根や方形屋根、その他複雑な形状の屋根に太陽光パネルを設置したい人にとっては、デメリットといえるポイントです。
ただし、ネクストエナジーの太陽光発電は、1枚あたりの出力が300Wや400W台とハイパワーで、なおかつ発電ロスを抑える技術も搭載されています。そのため、台形パネルがなくとも、発電量を伸ばしやすく電気代削減効果も得やすいといえます。
重塩害仕様のパワコンはない
ネクストエナジーの住宅用パワーコンディショナに関しては、重塩害に対応したモデルがありません。そのため、沿岸部に住んでいる方の中で重塩害のリスクが生じる場所に住んでいる方は、重塩害対応のパワーコンディショナを探す必要もあります。
重塩害に該当するエリアは、海岸から500m以内を指しています。
なお、ネクストエナジーの住宅用ソーラーカーポートには、重塩害仕様もあります。塩害による腐食リスクなどを避けたい場合は、施工販売店へネクストエナジーの重塩害仕様について調べてもらいましょう。
ネクストエナジーの太陽光発電がおすすめの人
続いては、どのような人にネクストエナジー太陽光発電がおすすめなのか解説します。
日照時間や日射量に悩んでいる人
日照時間や日射量、その他影の影響などで悩んでいる人は、ネクストエナジーの太陽光発電がおすすめです。
ネクストエナジーの太陽光パネルには、低照度でも発電可能なN型セル搭載モデルや両面発電モジュールまで揃っています。
また、全シリーズにハーフカットセルやマルチバスバーなど、発電ロスを抑制させる技術が組み込まれているので、さまざまな環境で発電量を伸ばしやすい仕様です。
積雪量の多い・風の強い地域に住んでいる人
積雪量の多い地域や台風などで風の強い地域に住んでいる人は、ネクストエナジーの太陽光発電も検討してみてはいかがでしょうか。
NER120M375D-MCHなら積雪量2.5m・最大風速46m/sまでの環境でも耐えられるので、太陽光発電による売電・自家消費を始めることが可能です。さらに、同モデルは公称最大出力375W、変換効率20.5%という高い発電性能を持っています。
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【住宅用】ネクストエナジー製太陽光パネルのラインナップ
ネクストエナジーの太陽光パネルは6種類にわかれているので、どれを選べばいいのかわからない方も多いかと思います。
ここからは、太陽光パネルの型番や特徴についてわかりやすく紹介していきます。
NER108M435E-ND(D)
仕様 |
|
サイズ |
幅1,134mm × 縦1,722mm(±3mm)× 厚み30mm |
重量 |
21.0kg |
公称最大出力 |
435W |
変換効率 |
22.2% |
NER108M435E-ND(D)はネクストエナジーの新モデルで、N型セルが搭載されています。設置直後の一時的な発電効率低下と経年劣化といった事象を抑えられる点が、従来品との大きな違いです。また、低照度でも発電しやすく、なおかつ熱による発電ロスを抑えることが可能です。
さらに、TOPCon4.0という最新技術によって、従来品よりも発電量がアップしているのも特長の1つといえます。
NER108M410B-MD
仕様 | |
サイズ | 幅1,134mm × 縦1,722mm(±3mm)× 厚み30mm |
重量 | 21.5kg |
公称最大出力 | 410W |
変換効率 | 20.9% |
NER108M410B-MDは高出力タイプの太陽光パネルで、在庫限定品として扱われています。そのため、在庫がなくなった時点で購入できない状況となっています。
前半に紹介した5種類の技術が盛り込まれていて、特にバスバーに関しては本数の多い仕様です。バスバーの本数は11本で、電気抵抗による電力損失を軽減できます。
出力の高い太陽光パネルを求めている方やバスバー本数の多いモジュールから検討したい方などは、注目の製品です。
ER108M415B-MD
仕様 | |
サイズ | 幅1,134mm × 縦1,722mm(±3mm)× 厚み30mm |
重量 | 19.5kg |
公称最大出力 | 415W |
変換効率 | 21.2% |
NER072M275F-MDの大きな特徴は、短辺サイズがコンパクトになっている点です。
いわゆる幅方向の長さが短いので、屋根面積の小さい住宅や屋根形状の複雑な住宅にも多数のモジュールを設置できます。
たとえば、NER108M415B-MDを8枚しか設置できない場合は、出力3.32kWとなります。そこでNER072M275F-MDへ切り替えると、16枚も設置できるだけでなく合計の出力4.4kWへアップします。30%以上の容量増加を見込める場合があるので、コンパクトな太陽光パネルを探している方におすすめといえます。
NER120M375D-MCH
仕様 | |
サイズ | 幅1,038mm×縦1,755mm(±3mm)×厚み35mm |
重量 | 21.1kg |
公称最大出力 | 375W |
変換効率 | 20.50% |
積雪の多い地域や台風被害および強風の多い地域に住んでいる方は、NER120M375D-MCHを検討してみてはいかがでしょうか。
NER120M375D-MCH最大の特徴は、風圧や積雪による荷重に対して強いという点です。
一般的な太陽光パネルの耐風圧荷重は2,400Pa、耐積雪荷重は5,400hPaとされています。一方、NER120M375D-MCHの耐風圧荷重は4,000Pa、耐積雪荷重は8,000hPaと大幅に強化されていることがわかります。
よりわかりやすい単位で説明すると最大積雪量2.5m、最大風速46m/sと負荷のかかる環境でも運用することが可能です。
NER156M585B-MDD(在庫限定品)
仕様 | |
サイズ | 幅1,134mm × 縦2,465mm(±3mm)× 厚み35mm |
重量 | 33.4kg |
公称最大出力 | 585W |
変換効率 | 20.9% |
NER156M585B-MDDは、両面発電型の太陽電池モジュールです。反射光の多い環境で住宅用太陽光発電を運用する場合は、特にメリットの多いモデルといえます。
通常の太陽光パネルは、表面にのみ太陽電池モジュールが搭載されています。そのため、裏面から反射光を吸収および発電できない仕様です。
両面発電型の場合は、裏面にも太陽電池モジュールが搭載されていて、反射光も吸収してくれます。また、NER156M585B-MDDは他のモデルより一回り大きく、585Wと高出力なので、1枚でも多くの発電量を見込めます。
ただし、在庫限定品なので現在販売されている製品が売り切れになると、新規生産されません。もし在庫がない場合は、次に紹介するモデルなどを検討してみてください。
NER156M590B-MDD
仕様 | |
サイズ | 幅1,134mm × 縦2,465mm(±3mm)× 厚み35mm |
重量 | 33.4kg |
公称最大出力 | 590W |
変換効率 | 21.1% |
NER156M590B-MDDは、両面発電型太陽電池モジュールで、NER156M585B-MDDより発電効率や出力が改善されています。
出力は5Wアップした590Wで、これまで紹介した太陽光パネルの中でも特に高出力のモデルです。また、裏面の発電状況によっては、合計出力700Wを超える場合もあります。
屋根面積に比較的余裕があるケースで、なおかつ反射光も吸収させて発電に活用したいと考える方は、特におすすめといえます。
NER072M275F-MD
仕様 | |
サイズ | 幅765mm × 縦1,735mm(±3mm)× 厚み30mm |
重量 | 14.5kg |
公称最大出力 | 275W |
変換効率 | 20.7% |
NER072M275F-MDはコンパクトモジュールで、幅方向を短縮しつつ出力がアップされています。なぜなら、フレームの余白を減らし、その分太陽電池を多く搭載しているからです。
NER108M415B-MDを8枚設置可能なスペースの場合、NER072M275F-MDなら16枚設置できるほか、発電容量約32.5%向上できるようになります。
特にコンパクトなサイズの太陽光パネルを求めている方は、おすすめといえます。
ネクストエナジーの製品の詳細は下記ページをご覧ください。
【住宅用】ネクストエナジー製パワーコンディショナのラインナップと費用
住宅用太陽光発電を検討する際に注目すべきポイントといえば、パワーコンディショナです。太陽光パネルから発電された直流の電気を交流へ変換し、更に売電や自家消費など状況に応じて制御するのが、役割の1つです。
それでは、ネクストエナジーから販売されているパワーコンディショナの特徴について確認していきましょう。
SPSS-55E-NX
屋外集中型のSPSS-55E-NXは、屋外に設置運用するタイプのパワーコンディショナです。
日射量の低い時間帯でも変換効率を維持したりMPPT制御で日射量に合った電圧・電流のポイントを瞬時に分析したりと、高性能な回路が搭載されています。
なお、集中型とは、全てのモジュール(太陽光パネル)に対してMPPT制御を同時に行うタイプのパワーコンディショナです。特に屋根1面のみに直列で接続された太陽光パネルを設置する場合は、集中型と合っています。
SPSS-55E-NXは接続箱と一体型の仕様なので、設置スペースの限られている環境でも余裕を持って設置・運用することが可能です。
SPUS-Dシリーズ、SPUS-Eシリーズ
SPUS-Dシリーズは、容量3~5kWの3種類にわかれています。屋内設置型のパワーコンディショナなので、自宅の外観を重視している時や屋外が高温多湿といった環境の場合などに検討しやすい仕様です。
・SPUS-30D-NX
・SPUS-40D-NX
・SPUS-55D-NX
SPSS-55E-NXと同じく日射量の低い場面でも、変換効率を維持するための機能が搭載されています。また、集中型のMPPT制御方式が搭載されているので、直列接続された太陽光パネルを屋根1面のみに設置する場合は、相性のいいパワーコンディショナです。
また、2024年5月時点では、新モデルSPUS-Eシリーズも発売されています。
- SPUS-30E-NX
- SPUS-40E-NX
- SPUS-55E-NX
製品仕様や出力などはSPUS-Dシリーズと共通しているものの、新連系要件対応という点に関して異なります。
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SPSM-Bシリーズ
屋外用マルチストリング型のSPSM-Bシリーズは、定格容量4.4kWと5.5kWの2種類にわかれています。屋外設置を前提として検討している方や屋根2面以上に太陽光パネルを設置したい方は、おすすめのシリーズといえます。
・SPSM-444B-NX
・SPSM-554B-NX
マルチストリング型は、ストリング単位(太陽電池モジュール(太陽光パネル)を直列に接続した状態)単位でMPPT制御を行えるタイプの回路です。1列ごとの接続枚数が異なる場合や屋根2面や3面に太陽光パネルを設置する場合は、効率的に電力の変換・制御を進めることが可能です。
ネクストエナジーのソーラーカーポート
ネクストエナジーの太陽光発電には、住宅用ソーラーカーポートが販売されています。
ソーラーカーポートとは、カーポートの屋根部分に太陽電池モジュールが設置されている太陽光発電システムのことです。自宅の屋根に太陽光パネルを設置できない・したくない方、屋根に設置した住宅用太陽光発電だけでは発電量が足りない方などは、おすすめといえます。
ネクストエナジーの住宅用ソーラーカーポートは、積雪量60㎝以下に対応可能な標準仕様のDulight 、99㎝以下に対応可能なDulight99と150㎝以下まで対応可能なDulight150の3種類です。
太陽光パネルは両面発電タイプなので、積雪で表面から発電できなくとも裏面から発電を継続できるようになります。また、錆びや雨漏りに強い仕様で、住宅用太陽光発電と同じくメーカー保証も付帯されています。
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ネクストエナジーから提供されている保証サービス
ネクストエナジーからは、複数の保証サービスが提供されています。
以下に保証サービスの年数や概要を紹介します。
保証サービス | 概要 |
システム機器保証、製品保証 | 太陽光パネルに対しては12年もしくは15年 ソーラーカーポートはシステム全体で15年 |
経済損失補償 | 10年 |
太陽電池モジュールリニア出力保証 | 25年(30年の製品もあり) |
住宅用蓄電システム自然災害補償 | 10年 |
システム機器保証は、製造時の不具合によって故障した際に補償してもらえるサービスです。また、経済損失補償はネクストエナジー社独自の保証制度で、原因不明の不具合で太陽電池モジュールが故障した際に被った損失を6ヶ月間補償してくれるというものです。
太陽電池モジュールリニア出力保証は、太陽光パネルの出力が規定値以下まで下がった場合に本体の交換や補償を行ってもらえるサービスです。
住宅用蓄電システム自然災害補償は、火災や落雷などの自然災害によって故障した場合、補償してもらえるものです。太陽光発電は屋外に設置しなければいけないので、災害による影響を受けやすい設備でもあります。また、自然災害補償を付帯していないメーカーもあるので、ネクストエナジーは保証内容の充実したメーカーといえます。
まとめ
ネクストエナジーの住宅用太陽光発電シリーズから販売されている太陽電池モジュールは7種類に増え、どれも発電効率アップにつながる技術が盛り込まれています。また、パワーコンディショナにはMPPT制御が搭載されているので、日射量の変化に合わせて適切な電力制御を自動で進められるようになっています。
電気料金の負担を抑えるために太陽光発電を検討している方や国産の住宅用太陽光発電を探している方は、今回の記事を参考にしながらネクストエナジーの住宅用太陽光発電を検討してみてはいかがでしょうか?
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