住友電工の蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)に関する特徴やおすすめポイントまで解説
最終更新日:2024.10.28 蓄電池
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家庭用蓄電池は日々開発が進められており、蓄電容量や出力、制御機能なども向上しています。
電線事業からはじまった住友電工は、今や情報通信や自動車、エレクトロニクス、更に家庭用蓄電池の製造販売まで行っています。
蓄電池のPOWER DEPO(パワーデポ)は、小型軽量で蓄電容量の大きなタイプとコンパクトなタイプまで揃っています。
そこで今回は、住友電工の家庭用蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)について解説します。
住友電工の蓄電池について詳しく知りたい方や家庭用蓄電池の導入を考え始めた方などは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
住友電工とは?
住友電工(住友電気工業株式会社)は、1897年に電線やケーブル事業をスタートしました。
2024年時点では、自動車と情報通信、環境エネルギー、産業素材、エレクトロニクス事業という5事業を展開している住友グループの企業です。
2024年時点で住友電工から製造販売されている蓄電池は、POWER DEPO(パワーデポ)というシリーズで、4種類展開されています。
- POWER DEPO® H
- POWER DEPO® V
- POWER DEPO® Ⅳ
- POWER DEPO®Ⅲ
いずれの製品もスマートなデザインと小型軽量という強みがあり、設置スペースに悩んでいるご家庭にとって特におすすめの家庭用蓄電池です。
また、塩害や寒冷地域でも稼働できるよう設計されているため、同地域に住んでいる方にとっても導入検討できます。
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住友電工の蓄電池POWE R DEPO(パワーデポ)のおすすめポイント
家庭用蓄電池シリーズのPOWER DEPO(パワーデポ)は、パワコン一体型や小型軽量などさまざまなメリット、おすすめポイントがあります。
続いては、住友電工の蓄電池シリーズPOWER DEPO(パワーデポ)に関するおすすめポイントを解説します。
パワコン一体型で簡単施工
全てのPOWER DEPO(パワーデポ)は、パワーコンディショナと蓄電ユニット一体型のコンパクト設計となっています。
通常、家庭用蓄電池の軸となる機器は、電気を充電するための蓄電ユニットと直流・交流変換や制御を行うパワーコンディショナの2点です。
また、各機器は別々に製造されているため、屋外もしくは屋内にパワーコンディショナと蓄電ユニットを設置し、なおかつ双方の危機を配線ケーブルで接続する必要があります。
一方、住友電工の蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)は、製品下部に蓄電ユニット・上部にパワーコンディショナを搭載した設計なので、別々に壁面や床に固定させる必要がありません。
さらに、設置工事の際にパワーコンディショナと蓄電ユニットを配線ケーブルで接続しなくとも、既に内部で接続されているのが特徴です。つまり、施工にかかるコスト低減につながります。
これまでの家庭用蓄電池とは異なり、簡単施工という点が注目すべきポイントの1つです。
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軽量小型でマンションや狭小地にも設置可能
POWER DEPO(パワーデポ)は小型軽量設計で、住宅の庭だけでなくベランダ、狭小地、マンションのベランダなどにも設置できます。一戸建て住宅に住んでいる方はもちろん、狭小住宅に住んでいる方やマンションに住んでいる方も家庭用蓄電池を導入することが可能です。
一般的な家庭用蓄電池は、比較的コンパクトな設計でもエアコンの室外機1台分と同程度、屋外型なら2台分に近いサイズ感です。また、重量については、屋内設置対応型で60kg~170kg程度、屋外設置型なら100kg~250kg程度といった傾向です。
一方、POWER DEPO(パワーデポ)のVとⅣとⅢは、エアコン室外機に対して3分の2程度のサイズ感で設計されています。具体的には幅550mm、奥行275mm、高さ760mmや幅530mm、奥行300mm、高さ650mmです。また、大容量タイプのPOWER DEPO® Hは、幅840mm、奥行380mm、高さ1,200mmで、スマート設計です。
さらにPOWER DEPO(パワーデポ)のVとⅣとⅢの重量は52.5kg~55kgと非常に軽量なので、屋内の階段下やベランダなどさまざまな場所に設置できます。
POWER DEPO® Hは重量約230kgと他のシリーズより重いものの蓄電容量12.8kWhで、大容量タイプの中でも比較的スマート設計といえます。
蓄電容量の増設が可能
POWER DEPO(パワーデポ)のVとⅣとⅢは、あとから同シリーズのユニットを増設可能な仕様になっています。
ライフスタイルや家族構成の変化に応じて蓄電池を簡単に増設できるのは、大きな導入メリットの1つです。
POWER DEPO(パワーデポ)のVとⅣとⅢの蓄電容量は1台につき3.2kWhの停電時出力1,500VAで、2台目を増設すると合計容量6.4kWhになります。
たとえば、災害などで停電した場合、3.2kWh1台なら合計300Wの家電製品を約9時間連続で稼働させられます。つまり2台設置した場合は、約17時間もの連続稼働を期待できます。(合計300W:テレビとLED照明、冷蔵庫、電気毛布、スマートフォンなど)
そして、POWER DEPO® Hは12.8kWhもの蓄電容量を持っていて、なおかつ6kVAもの高出力です。さらに200V機器へ給電できるため、IHクッキングヒーターやエアコンといった200V機器も同時に稼働できるようになります。
ライフスタイルに応じて製品を比較できるほか、設置後も増設を検討できるのはメリットといえます。
独自の運転モード搭載
POWER DEPO(パワーデポ)のⅣは、3種類の運転モードが搭載されています。
以下に各機能を解説します。
モード名 |
内容 |
通常モード |
夜間に充電を行い、日中の電力使用量が多い時間帯に放電 太陽光発電の売電を優先させる ※時間帯別プランに加入していれば、電力量料金単価の安い時間帯に充電できる |
グリーンモード |
夜間に充電を行い、日中の電力使用量が多い時間帯に放電 また、太陽光発電の発電した電気が余った場合にも充電を行う 自家消費を優先させるモード ※時間帯別プランに加入していれば、電力量料金単価の安い時間帯に充電できる |
緊急充電モード |
同モードへ設定変更した場合は、満充電を優先させる 満充電完了後は、24時間その状態を保つ 24時間経過後に停電しなければ通常のモードへ戻る |
なお、POWER DEPO®Ⅲは、通常モードとグリーンモードの2種類のみ搭載されています。
このように電力をどのように運用していくかでモードを切り替えられるのは、POWER DEPO(パワーデポ)を利用していく上で非常に便利です。また、初めて家庭用蓄電池を運用していく方にとっては、わかりやすい内容といえます。
さらに新シリーズのPOWER DEPO® Vは、上記の3モードに加えて、エネファームモードとオフグリッドモードが追加されています。
エネファームモードは、エネファームを併用している際に役立つ機能です。エネファームの定格出力は700Wを保っている状態で経済的に効率的とされます。
そのため、700Wを超える電力使用量を検知した際は、蓄電池から放電し電力不足をカバーします。反対にエネファームの定格出力700W未満=電力使用量の少ない時間帯は、充電を行う仕組みです。
オフグリッドモードは、太陽光パネルを設置していない場合を想定した機能です。基本的に停電対策用のモードなので、満充電を維持するように稼働します。また、万が一停電した場合は、その段階で自家消費できるような仕組みになっています。
そして、大容量タイプのPOWER DEPO® Hは、上記の各製品と異なりAI自動制御が組み込まれています。そのため、生活パターンやインターネット経由で取得した天気予報などから、時間帯ごとの消費電力量を計算し、電力需要の高い場面で自家消費できるよう充放電を行ってくれます。
POWER DEPO® Hは単機能とハイブリッド型を選択可能
住友電工のPOWER DEPO® Hは、太陽光発電の設置状況に合わせて単機能型とハイブリッド型どちらにも切り替えられるのが強みです。
単機能型は、太陽光発電のパワーコンディショナと蓄電池のパワーコンディショナを接続し、それぞれの機器で電力の交流・直流変換、送電を行うシステムです。パワーコンディショナの価格は安いものの電力の変換回数が増えるため、その分発電した電気の損失率を上げてしまいます。
一方、ハイブリッド型は、1台のパワーコンディショナで太陽光発電と家庭用蓄電池を制御可能なシステムを指しています。
通常、家庭用蓄電池は、単機能型・ハイブリッド型いずれかの仕様となっており選択できなません。
POWER DEPO® Hの場合は、太陽光発電側でパワーコンディショナを設置しているかどうかで単機能型とハイブリッド型に切り替えられるため、画期的かつ切り替えに伴うコストを抑えられます。
たとえば、太陽光発電を設置しているもののまだ費用回収していない場合は、無理にパワーコンディショナを撤去することなく、POWER DEPO® Hを単機能型として活用できます。また、あとから太陽光発電のパワーコンディショナを撤去した際は、POWER DEPO® Hの設定と配線を切り替えるだけで引き続き利用できます。
なお、POWER DEPO(パワーデポ)のVとⅣとⅢは単機能型なので、上記の仕様と異なる点に気を付けましょう。
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特定負荷と全負荷タイプにわかれている
住友電工の蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)は、シリーズによって特定負荷と全負荷型にわかれているのも大きな特徴です。
特定負荷・全負荷は、停電時にどのような方式で給電するどうか示したものです。特定負荷型は、蓄電池の設置工事時にどの部屋や住宅設備へ電力を供給するか決めておく方式なので、全部屋に供給できません。無駄に電気を消費しないようにしたいご家庭は、特におすすめといえます。
一方、全負荷型は、蓄電池を設置する際に全部屋のコンセントや住宅設備と接続するため、停電時でも通常通りに電気を使用できます。
POWER DEPO(パワーデポ)のVとⅣとⅢは特定負荷方式で稼働します。一方、POWER DEPO® Hは全負荷方式で稼働するので、それぞれの特徴を把握した上で用途に合った方を選んでみましょう。
POWER DEPO® Vは耐塩害仕様
POWER DEPO® Vを導入した場合は、塩害リスクのある地域でも蓄電池を運用できます。
塩害とは、海水などに含まれる塩の影響で金属の腐食、漏電といったさまざまな不具合を引き起こす事象のことです。通常の家庭用蓄電池は、塩害リスクのある地域で運用できるよう設計されていません。そのため、屋外に設置してしまうと故障してしまう可能性があります。
そこでPOWER DEPO® Vの場合は、重塩害地域を除く塩害地域で設置運用可能になっています。重塩害地域を除く塩害地域は、海から500~700m程度離れた地域を指しています。また、重塩害地域については、海から200~500mと海により近い地域です。
スタイリッシュなデザインで住宅の外観を損ねない
蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)シリーズは、どれもグレー配色の薄型・スタイリッシュで、住宅の外観を損ねないデザインといえます。また、全てのシリーズが屋内・屋外兼用で、屋内に設置しても他のインテリアや家電のデザインを邪魔しないシックな仕上がりです。
家庭用蓄電池にデザイン性も求めている方は、住友電工のPOWER DEPO(パワーデポ)シリーズから検討してみてはいかがでしょうか。
住友電工の蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)の注意点
ここからは、蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)の注意点について解説していきます。
他の蓄電池と同様に費用は施工販売店によって異なる
POWER DEPO(パワーデポ)シリーズの一部は、カタログにメーカー希望小売価格が掲載されています。しかし、住友電工の蓄電池にかぎらずどの家庭用蓄電池も初期費用は、施工販売店によって大きく変わります。
そのため、相場より高い価格で導入しないよう気を付ける必要があります。対策としては、
複数の施工販売店に見積もり作成を依頼し、同時に内容を比較します。あとは、接客対応や実績・評判も考慮しながら高すぎない見積りで、検討していくのが大切です。
重塩害対応型はない
前段でも少し触れたように重塩害地域に対応したシリーズは、2024年5月時点で確認できません。そのため、海から200~500mの重塩害地域で家庭用蓄電池を導入したい場合は、POWER DEPO(パワーデポ)を屋内に設置もしくは重塩害対応型の蓄電池を検討する必要があります。
停電時に200V機器へ給電できるのはPOWER DEPO® H
停電時に200V機器へ給電できるのは、大容量タイプのPOWER DEPO® Hです。他の3シリーズは、停電時に100V機器のみにしか給電できません。
オール電化住宅に住んでいる方や停電時でもエアコンなど200V機器を使用したい方は、注意すべきポイントといえます。
ただし、100V機器にはテレビや冷蔵庫、スマートフォンといった多数の家電製品が含まれています。在宅避難生活において100V機器が稼働できれば、食事や災害情報収集などをスムーズに進められます。
そのため、停電時にどのような製品を利用したいか決めた上で、100V・200V機器対応が必要かどうか決めてみましょう。
住友電工のPOWER DEPO(パワーデポ)シリーズを解説
続いては、各POWER DEPO(パワーデポ)の製品仕様について解説していきます。
POWER DEPO®Ⅲ
型式 |
POWER DEPO® V |
メーカー希望価格(商品価格のみ) |
メーカーHPに記載なし |
蓄電容量 |
3.2kWh、増設による2台設置時は6.4kWh |
定格出力 |
系統連系:1,000W(増設による2台設置時は2,000W) 自立運転:1,500W |
設置場所 |
屋外・屋内 |
特徴 |
幅530 × 高さ650× 奥行 300 mmとシリーズの中で幅と高さのサイズが特に小さいタイプ、また約55kgと軽量で基礎工事不要という手軽さも魅力の1つ |
POWER DEPO®Ⅲは、2024年6月に販売されている同シリーズの中では最も古い型式ではあるものの、インターネット通信、小型軽量、増設対応など、蓄電池を効率的に運用していく上で必要な機能が盛り込まれています。
また、基礎工事が不要なので、マンションや一戸建て住宅のベランダに設置することも可能です。高温多湿・塩害・豪雪地帯の地域で運用したい場合は、屋内にユニットを設置できるようになっています。
搭載されている機能については、通常モードとグリーンモードの2種類です。
シンプルな機能の方が使いやすいと感じる方などは、メリットのある家庭用蓄電池です。一方、機能面などがアップグレードされたシリーズを検討したい方は、次に紹介するPOWER DEPO® ⅣやV、Vから比較してみるのもおすすめです。
POWER DEPO® Ⅳ
型式 |
POWER DEPO® Ⅳ |
メーカー希望価格(商品価格のみ) |
メーカーHPに記載なし |
蓄電容量 |
3.3kWh、増設による2台設置時は6.6kWh |
定格出力 |
系統連系:1,000VA(増設による2台設置時は2,000VA) 自立運転:1,500VA |
設置場所 |
屋外・屋内 |
特徴 |
コンパクトサイズ(幅550 × 高さ760 × 奥行 275 mm)、約52.5kgとPOWER DEPO®Ⅲよりも更に軽量化されている、またベランダや狭いスペースにも設置可能、施工性やメンテナンス性などが向上されている |
POWER DEPO® Ⅳは、POWER DEPO®Ⅲをアップグレードさせた蓄電池です。まず蓄電容量は0.1kWh増えているものの、POWER DEPO®Ⅲに対して約5%軽量化されているのがメリットといえます。
また、設置に必要なスペースは、POWER DEPO®Ⅲに対して幅方向で約30%減、奥行方向で約30%減と大幅に縮小されています。そのため、POWER DEPO®Ⅲの設置が難しい場合は、POWER DEPO® Ⅳから検討してみるのもおすすめです。
さらに、POWER DEPO® Ⅳは冷却ファンレス構造なので、フィルターが不要になりましたつまり、従来品と異なり内部のフィルター清掃をせずに済むため、定期メンテナンスの負担とコストを抑えられます。
他にも蓄電ユニットを2台増設した際、従来品と異なりリモコン1台で2台を操作することが可能です。また、画面内の情報量が増えているので、操作性や情報の見やすさという点でも従来品よりメリットの多い製品といえます。
充放電に関するモードは、通常モードとグリーンモードに加えて緊急充電モードが追加されています。リモコン操作で簡単に満充電にできるほか、停電していない状態が24時間続けば自動解除されるという便利なモードです。
POWER DEPO® V
型式 |
POWER DEPO® V |
メーカー希望価格(商品価格のみ) |
税込2,090,000円 |
蓄電容量 |
3.3kWh、増設による2台設置時は6.6kWh |
定格出力 |
系統連系:1,600W(増設による2台設置時は3,200W) 自立運転:1,500W |
設置場所 |
屋外・屋内 |
特徴 |
スリムかつコンパクトサイズ(幅 550× 高さ760 × 奥行 275 mm)なのはもちろん、約54kgと軽量な仕様もあり一戸建て住宅やマンションベランダに設置可能。さらにシリーズ唯一の耐塩害仕様。 |
POWER DEPO® Vは、2023年12月に発売開始した新製品で、幅 550× 高さ760 × 奥行 275 mm・約54kgという小型軽量設計となっています。
また、これまでのシリーズとの大きな違いは、運転モードの追加と耐塩害仕様という点です。
POWER DEPOシリーズの運転モードは、太陽光発電の売電を優先させるモードと自家消費優先、停電リスクに備えた緊急充電モードの3種類です。
一方、POWER DEPO® Vは、上記3種類に加えてオフグリッドモード、エネファームを利用しているご家庭に使いやすいエネファームが搭載されています。
オフグリッドモードは、停電時に備えて常に満充電を行ってくれる機能です。通常時は蓄電池から自家消費できます。また、停電した際は1秒で検知し、自動切換えで自立運転モードになります。
エネファームモードは、エネファームの発電効率がいい定格出力700Wを保つよう蓄電池の充放電を調整する機能です。特にエネファームを重視している方にメリットがあります。
そして、POWER DEPO® Vは耐塩害仕様の製品なので、塩害地域でも屋外に本体を設置することが可能です。
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POWER DEPO® H
型式 |
POWER DEPO® H |
メーカー希望価格(商品価格のみ) |
税込4,598,000円 |
蓄電容量 |
12.8kWh |
定格出力 |
系統連系:6.0kVA 自立運転:6.0kVA |
設置場所 |
屋外・屋内 |
特徴 |
これまでのPOWER DEPOシリーズに対して約4倍の蓄電容量を持つ大容量タイプで、更に出力6.0kVAかつ200V対応とオール電化住宅に住んでいる方や消費電力の多いご家庭にも適した仕様 |
POWER DEPO® Hは、住友電工のPOWER DEPOシリーズで大容量タイプの蓄電池になります。蓄電容量は12.8kWhなので、2人以上の世帯や電気使用量の多い世帯にも適した仕様です。
また、容量以外にも注目すべきポイントがあり、AI制御機能を活用できます。AI制御機能は、インターネット経由で翌日の天気予報を取得するほか、これまでの電気使用量と電気を使用する時間帯、太陽光発電の発電パターンを総合的に分析し、夜間の充電量を自動調整してくれます。
たとえば、翌日の天気が晴れであれば、夜間の充電量を抑えて充電コストを削減します。また、日中に太陽光発電で発電した電気を充電する仕組みです。反対に雨や消費電力量の多い場面では、事前に夜間の充電量を増やしてくれます。
POWER DEPO® Hの場合は単機能型とハイブリッド型を切り替えられるので、太陽光発電の設置状況、パワーコンディショナの交換時期に合わせて制御方式も選択できるのがメリットの1つです。
住友電工の蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)の保証制度
POWE R DEPO(パワーデポ)には、メーカー提供の保証制度やサポートサービスが付帯されています。
全製品に付帯されているサポートサービスは、無料の見守りサービスです。家庭用蓄電池が、正常に動作しているのかインターネット経由で遠隔監視してもらえるため、スピーディに不具合を検知してくれます。
また、Wi-Fiがあればサポートを受けられるので、特別な機器を導入しなくとも問題ありません。
製品保証に関しては、故障した場合の修理交換を無償で提供してくれるサービスです。蓄電池本体の保証は、10年間もしくは15年間、あるいは指定されたサイクル数いずれか早い期間となっています。
なお、POWER DEPO®ⅢやPOWER DEPO® Ⅳを導入した場合は、10年間の製品保証もしくは指定されたサイクル数、POWER DEPO® VやPOWER DEPO® Hなら15年間もしくは指定されたサイクル数いずれか早い期間が保証期間になります。
リモコンの保証期間は、メーカーHPの製品ページによって記載されているケースとされていないケースがあります。
そのため、詳細については、施工販売店に相談するのがおすすめです。
住友電工の蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)を選ぶポイント
最後は、住友電工の蓄電池POWE R DEPO(パワーデポ)を選ぶ際にどのシリーズがおすすめなのか解説していきます。
POWER DEPO®Ⅲや Ⅳ、Vがおすすめの人
POWER DEPO®Ⅲや Ⅳ、Vは、消費電力量の少ないご家庭におすすめの蓄電池です。
それぞれの蓄電容量は1台あたり3.3kWhもしくは3.2kWhなので、1日の消費電力量5kWhもしくは太陽光発電の余剰電力量3kWh程度の場合に合っています。
また、シンプルな機能を求めている方は、2種類のモードを搭載したPOWER DEPO®Ⅲがおすすめです。一方、よりスリムな設計で緊急充電モード付気を求めている方などは、POWER DEPO®Ⅳの方が合っている可能性もあります。
さらに、塩害地域でも蓄電池を屋外に設置したい方、エネファームを設置しているご家庭や蓄電池単体での運用を検討している方などは、耐塩害仕様でなおかつ機能の豊富なPOWER DEPO®Vを検討してみてはいかがでしょうか。
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POWER DEPO® Hがおすすめの人
POWER DEPO® Hは、1日の消費電力量10kWhのご家庭や太陽光発電の余剰電力量5kWh以上の方、蓄電池に置いてAI自動制御機能を重視している方におすすめです。
POWER DEPO® Hは、他のPOWER DEPOよりも蓄電容量が大きい仕様で、なおかつスリムかつ軽量設計です。また、AI制御機能により、日々の電気使用量やパターン、天気予報に合わせて充放電のタイミングや量を自動調整してくれるのは、家事や仕事などで忙しい場面で便利な機能といえます。
まとめ
住友電工の家庭用蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)は、メーカーHPによると4種類製造されており、3kWh台の小型タイプから12.8kWhもの大容量タイプまで選択できるのが特長です。また、いずれもスリム設計なので、エアコンの室外機に対して3分の2程度のサイズ感です。さらにベランダに設置が可能な軽量仕様は、設置スペースに悩むご家庭にもおすすめといえます。
スリム設計の家庭用蓄電池を探している方やベランダに設置可能な蓄電池を求めている方は、今回の記事を参考にしながら住友電工の家庭用蓄電池POWER DEPO(パワーデポ)を検討してみてはいかがでしょうか。
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