家庭用蓄電池の選び方で失敗や後悔をしないための豆知識を紹介
2021.12.13蓄電池
蓄電池を検討する際にどの製品を購入すれば良いのか悩む方は多いと思います。
設置工事をしたあと、違う製品にすればよかったと後悔はしたくないですね。
そこで今回は蓄電池を購入するにあたっての豆知識をお伝えしたいと思います。
蓄電池・V2Hの見積り依頼
“エコでんちなら”100万円以上安くなることも!!
価格を比較してください
目次
家庭用蓄電池の選び方は慎重に
容量の選び方
ご家庭の余剰電力を十分貯められるのに適した蓄電池容量(kWh)を選びましょう。
10年の固定買取終了後は一般的に7円~8円で売電することになります。
容量が足りないとせっかく発電した電気を貯めれずに7円~8円で売電するしかありません。
通常25円で電力会社から買っていることを思えば差額の17~18円がもったいないので適した容量を選びましょう。
機能の選び方
停電時に電気が使える範囲が製品の機能によって違い、大きく2種類に分かれます。
1つ目は、1部屋(小ブレーカー1つ分のみ)しか使えないタイプです。
こちらは100V家電に限って使用可能です。
2つ目は、全部屋で電気が使えるタイプです。
こちらは100V・200V家電共に使用できるので、電子レンジやエアコン等も使いたい方はコチラのタイプをオススメします。
約100種以上の蓄電池の中から最適な蓄電池を選びましょう。
太陽光の機器保証問題
ハイブリッド製品と呼ばれる蓄電池を取り付けると太陽光の機器保証が受けられなくなることがあります。
太陽光パネルの機器保証は「太陽光パネル+パワーコンディショナー」の一式となっています。
しかしハイブリッド蓄電池を設置する場合は、設置されている太陽光のパワーコンディショナーを取り外して「太陽光パネル+ハイブリッドパワーコンディショナー(新)+蓄電池」というシステムに一新することになります。
したがって太陽光システムに改造を施したとみなされるため、太陽光の機器保証が受けられなくなってしまいます。
導入される蓄電池のメーカーによっては太陽光の保証を受け継いだり、新たに保証を付けられたりする場合もありますので組み合わせにも注意しましょう。
蓄電池・V2H検索
「価格」「機能」「容量」「メーカー」で絞り込み検索ができます。
太陽光とのシステム問題
太陽光パネルは通常4枚~8枚程度が一組になっており、これが一本のケーブルで繋がっています。
このひとまとまりを回路(系統)と呼びます。(以降、「回路」と記述します。)
この回路をパワーコンディショナーに繋ぐのですが、1台のパワーコンディショナーに繋げられる回路数が決まっています。
現在の回路数とこれから導入するパワーコンディショナーの回路数を合わせる、もしくは現在よりも回路が多いものを選択しなければなりません。
今は4回路なのに3回路にしか対応していないパワーコンディショナーを取り付けてしまうと、1つの回路は接続できないままになってしまい結果的に使用できる電気量が3/4になってしまいます。
ハイブリッド蓄電池を設置したい方は現在の回路数を必ず確認し、それに対応したパワーコンディショナーを選ぶことが大事です。
太陽光との相性問題
太陽光パネルの種類によっては相性が悪く、取付けをおすすめしないケースもあります。
太陽光発電の出力が低下したり、最悪の場合発火現象を引き起こす事故がおきています。
つまり、機能や価格だけで選べばいいというわけではなく、製品選びは重要な内容だということです。
『エコでんち』ではハイブリッドタイプ蓄電池をご検討のお客様には、問題なく製品が取付けられるかを毎回必ず確認しています。
安易に設置を促して、お客様にご迷惑をおかけしては元も子もありません。
大事な家に設置する製品なので、必ず太陽光との相性確認をするようにしましょう。
蓄電池の導入シミュレーション
根拠もなくいい加減なシミュレーションをしている会社に注意しましょう。
中には節電効果を大きくみせる会社もあります。
経済効果のシミュレーションは各ご家庭によって大きく異なります。
・家族構成
・在宅時間
・使用電力量
・家電製品
様々な要因で、電気代は変わってきますので、実際の使用電力や売電量などを加味したシミュレーションでないと意味がありません。
エコでんちでは、
① 【ピッタリ容量診断】(ご自宅に最適な蓄電池の容量を把握します)
② 【費用対効果シミュレーション】
③【停電時の家電シミュレーション】
お客様のご家庭状況にひとつひとつ合わせたシミュレーションを作成しています。
蓄電池・V2Hの見積り依頼
“エコでんちなら”100万円以上安くなることも!!
価格を比較してください
相場から大きく離れた価格
販売店によっては相場価格よりも100万円以上も高い金額で蓄電池を案内する会社もあり、契約後に相場価格より高いことが判明したため公開されている方もいます。
「蓄電池の価格はあってないようなもの」
メーカー希望価格はあるものの、実際の販売価格については様々な要因で会社ごとに異なっています。
主な要因を以下に記載します。
・仕入額
月間の販売台数や今までの取引で培われたもの
・工事費
自社工事や委託工事で費用が変わることも
・販売スタイル
訪問販売、ネット販売、来店型や住宅購入とのセットなど
・保証内容
自社保証、保険会社との提携の保証体制、自然災害補償の有無など
販売価格はそれぞれの会社で決めるものになるので、善し悪しを言えるものではございませんが、あきらかに相場とかけ離れた価格帯でのご案内もあるそうです。
総合的に検討することをおすすめします。
販売店の選び方
保証やサポートも確認しましょう。
施工保証には自社保証と保険会社と提携した工事保証の二つがあります。
「自社保証」
自社で保証します→自社の体力次第、支払えないような事案が起きてしまえば販売店は畳むことになるでしょう。
「保険会社と連携した工事保証」
保険会社の判断でしっかりと保証、販売店が保険料を支払っての補償を担保しています。
施工業者が保険に加入しているのは当たり前ですが、保険料が高額のため、販売店として保険かけている企業はあまりないのが実情です。
二重でかけることにより、施工店で補えない部分を販売店が補えます。
サポートセンターにも日々他店で蓄電池を購入したお客様からのお問合せがあります。
具体例:「停電になってしまい、使い方を聞こうとしても販売店や担当者が連絡を取ってみたが繋がらないので何とかしてほしい。」
といった内容の相談を数多くいただいておりますので口約束だけのサポート体制には充分注意しましょう。
営業マンの知識不足に注意
知識のない営業マンに気をつけましょう。
蓄電池は家電製品よりも住宅設備といってもいいでしょう。
前項であげた蓄電池の選び方でも伝えましたが、相性の問題などで火災などのリスクもあります。
ただ、蓄電池市場はまだまだ若い市場になるので、営業マンの知識不足による問題も多いことが実情です。
説明では使えると言われたのに実際は使えない、太陽光の保証が切れることを聞いていない。削減効果が全く違っていた。
必要部材が足りていないので、その他の設備が使えなくなってしまったなど。
大切なご家族も住む、ご自宅の設備です。
さらには長期で利用する製品ですので、今後その営業マンと付き合っていくことを想像してみてください。
正しい知識で安心できる提案をしてくれる営業マンから購入することがとても重要です。
導入時期はいつがいい?
今後の値段が下がる要素がない
国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センターの資料(平成30年)によると、リチウムイオン電池の製造コスト12.5円/Whの内、原材料費が10.0円とされており大きな比重を占めています。
同じ資料によれば、その中でも正極材に掛かる原材料費が4.8円と、実にリチウムイオン電池の製造コストの3分の1以上、あるいは経産省の資料では45%を占めているとされています。
正極材にはレアメタルのコバルトや、高度な技術が必要とされるポリフッ化ビニリデンなど、高価な原材料を多く必要とするため、原材料コストがどうしても高くなってしまいます。
下記の資料はリチウムの先物契約価格のグラフです。
2021年11月時点で1年前と比べて4倍ほどにまで単価が高騰しているのがわかります。
このようにリチウムイオン電池は原材料コストが高いのに加え発火なども確認されているため、確認や点検などの製造コストも多くかかっています。
更に、製品としての家庭用蓄電池を見ても、2020年度の国内市場規模は1000億円程度(日本能率協会総合研究所調べ)と、1台200万円と仮定しても年5万台程度の市場規模に過ぎません。
補助金の活用
太陽光発電導入の際は活用可能な補助金があるものの、売電価格の下落に伴い太陽光設備導入による補助金額も年々下がってきました。
日本の国策としては二酸化炭素排出量削減のために太陽光及び蓄電池の普及を目指しており、蓄電池導入の際も活用可能な補助金が国または各自治体より発表されています。
しかしながら、蓄電池の普及率に伴い蓄電池の補助金額も年々下落傾向にあるため導入を検討されているのであれば、早い時期に導入されるのが賢い選択です。
災害を考えるなら保険と同じで備える
「生命保険」「損害保険」「がん保険」「地震保険」など世の中には保険が多くあります。
日本は皆保険制度で、非常に手厚い保険があるにもかかわらず、生命保険などに加入しているのはなぜでしょうか。
「リスクへの備え」を重視するからだと思います。
日本は「災害大国」で昔から天災に悩まされています。
近年では、大規模な災害も増えており、災害に対するニーズも高まっています。
蓄電池は初期の導入コストはかかりますが、毎月の電気の削減額と支払い金額を考えると毎月数千円程度での購入が可能になります。
大切なご家族のために「停電保険」に加入したと思えば、どうでしょうか。
保険としての一面も蓄電池にはあります。
まとめ
家庭用蓄電池で失敗や後悔しないための豆知識としてお話ししました。
日本として2050年に「炭素ゼロ社会」の実現に取り組んでいきます。
今後の国の政策も相まって、蓄電池の需要は高まっていくでしょう。
そのためには、蓄電池の正しい知識や選び方、販売店の選定などが必要になってきます。
「エコでんち」ではお客様の役に立つ情報を今後も発信していきたい思います。


メガソーラー等の産業用太陽光発電システムの販売を多く手がけてきた実績と
お客様第一主義を掲げたサービスにより、たくさんのお客様に選ばれています。
エコでんちが選ばれる理由
-
オンラインで非対面・非接触のご相談が可能
ネット販売に特化することにより、ご自宅への訪問がないのでウイルス感染もなく安心、安全です。その代わりコールセンターと資料を共有できる最新オンラインシステムによりお客様の質問にお答えします。設置を希望される方は、ご契約後に設置調査のため施工技術者がお客様宅にお伺いします。
-
環境省有資格者が最適な製品をご紹介
環境省認定の公的資格である「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」の資格を取得した専門アドバイザーが、100種類以上ある蓄電池の中から最適な商品をアドバイスします。
さらに太陽光発電システム・家庭の省エネ・省CO2対策や、家計診断サービスによる光熱費削減のアドバイスも可能です。 -
超特価仕入れが可能にした業界最安水準でご提供
グループ会社でメガソーラーなどの太陽光発電システムや産業用蓄電システム、そして風力発電システムを多数販売し、住宅用蓄電池や太陽光発電システムでも業界最大級の販売実績があります。
各メーカーから大量仕入れすることで、低価格でのご提供を可能にします。 -
施工実績12,000件突破!安心と品質の高い工事
エコでんちは一般建設業の許可を所有し、ハウスメーカーと同様に責任感のある2重の保証体制を構築するために元請け施工を採用しております。
各種メーカー施工IDを所有しており、施工内容や部材にもこだわった実績のある施工店のみと提携し、一般施工基準よりもさらに厳しい基準での工事をお約束します。 -
業界初!10年自然災害補償+15年工事保証
エコでんちなら全ての商品(蓄電池・太陽光システム・V2H)に保険会社と提携した自然災害補償を無料で10年お付けしているので、自然災害や盗難の心配もなく安心です。
さらに工事瑕疵保証も保険会社と提携し業界最長15年間、最大1億円を標準でお付けしているので、導入後も安心です。 -
業界最高クラス!充実のアフターサポート
エコでんちではお客様サポートセンターを併設しており、ご質問やトラブルにも迅速な対応が可能です。
さらに蓄電池はもちろん既設の太陽光やエコキュートなどの住宅設備、カギの紛失、水回りの不具合や遠方の身内の方の安否確認まで24時間365日対応可能な駆けつけサービスを1年間無料で付帯しています。
※翌年からは月額1,000円で継続利用が可能です。自動更新ではないのでご安心ください。