蓄電池

家庭用蓄電池の容量と選び方(容量計算・停電時・使い方)

2021.03.18蓄電池

 

「太陽光発電の買取がそろそろ終わるし、蓄電池を導入して家で使おう!」
けど・・・「うちにはどの蓄電池があっているの?」
と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

最初に悩むのが「蓄電池の容量」ですね。
各メーカーから販売されている家庭用蓄電池の容量は、2kWh前後のものから16.6kWhまであり、何を基準に容量を決めればいいのでしょうか?

次にお客様からよく聞かれるのは「停電時の使い方」・・・全負荷?特定負荷?100V?200V?なんのことだかサッパリ。
こういったことから、蓄電池の選び方がわからないというお問い合わせを頂戴します。

この記事は、蓄電池の検討をはじめたばかりのお客様に向けた内容になります。
お客様にあった蓄電池選びのポイントをズバリ解説していきます。

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蓄電池の容量の選び方

“設置済みの太陽光パネルの容量”から考える

現在設置済みの太陽光パネルの容量は把握していますか?

太陽光パネルを設置した際にいただいた契約書や図面などにアルファベット+○○〇×〇枚、と記載があると思います。
〇の中には数字が入ってきます。
例えば、「ECODENCHI 300×20」 といった記載を探してください。
上記の場合300×20で6.0kWの太陽光パネルが搭載されているという事が分かります。
この太陽光パネルの容量からも、蓄電池の容量を選ぶこともできます。
この方法は、いかに売電量を減らして自家消費に回していくかという事を目的とした方法です。(自家消費にシフトチェンジ)
10年前のFIT期間が終了すると太陽光の固定買取価格が下がります。
現在48円で売っている太陽光発電が7~8円で売ることに。
皆さんあまり気にしていないのですが、電気の購入は1kWhあたり20~35円です。

ご存知でしたか?

そう考えると、自分の家の太陽光で作った電気を貯めて自家消費した方が経済的ですよね。
今後も電気料金は上がっていく事が予想されている反面、売電価格は下がっていく一方というのが現状です。
なるべく賢く自家消費に回すための蓄電池容量の選び方がこちらです!

例えば「6.0kwの太陽光パネルを設置している」と仮定します。
天候や、太陽光パネル設置状況など条件によって発電量が変わってまいりますが、1日に発電する電力量はそれに発電時間(約3時間)をかけたおよそ18kWhほどと仮定することができます。

計算式はこちらです。
「6(kw)×3(発電時間)=18kWh」

太陽光パネルで発電した電気を自家消費する分は、およそ30%といわれています。
残りは売電しているという事ですね。
このことから5.4kWhは家で自家消費し、残りの約12kWhが売電分の電気量となり、12.0kWhの蓄電池を選べばこの分を貯められる容量ということですね。

 

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“余っている電気は蓄電池に丸ごと貯める”から考える(固定買取終了後)

次に日中使いきれずに余っている電気を活用する方法です。
仮に買取り金額48円の方の売電終了後は7~8円になります。
電気の購入は20円~35円です。
安い値段で売るよりも蓄電池に貯めて早朝や夕方、夜間などご自宅で使ったほうが経済的という訳ですね。

※参考資料田淵電機アイビス7

毎月の売電量が平均して300kWhと仮定すると、30日(1ヶ月)で割るので「1日あたりの売電量は10.0kWh」になります。

このことから、太陽光発電した電気を自己消費メインで使いたいことを主に考えている方は10.0kwh程度の容量が最適です。
これより少ない容量の蓄電池だと貯めきれずに安い金額で売電することになってしまいます。
また日照条件や季節によってはそれ以上発電することも念頭に入れて、10.0kwhより大きめの蓄電池を選択する考え方もあります。
「備えあれば憂いなし!」適した容量の蓄電池を選びましょう。

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一日の電気を全て蓄電池でまかなう”から考える(売電終了前・太陽光未設置の方)

こちらは毎月の電気使用量から考える容量です。
太陽光発電システムを設置されていない方や売電が終了していない方は、電気の使用量から必要容量を考えてみましょう。
家庭の電気料金から蓄電池の最適な容量を選ぶ方法として、夜間安い電力を活用できるプランであればほぼすべての電気をオトクに使えてしまうという裏技です。

まず、毎月の電気料金が分かる検針票を用意します。
「ご使用量」という欄に○○kWh記載があるかと思います。

例えば1か月に200kWh使用している家庭でしたら
「200(kWh)÷30(日)=6.6kWh
7.0kWh前後の容量の蓄電池があれば、ほぼすべての電気をお得に使えるという事になりますね!

 

 

ここでポイントとなるのは、電気料金プランが従量電灯など使用電気量に比例して、電気代が高くなるプランの場合この方法は役に立ちません。
まずは電気料金プランの変更をおすすめします。
そして現在、夜間電気料金の安いプランに加入中の方も気を付けていただきたいのが、電気料金が高い時間帯(朝~晩)の使用電力がどれくらいあるか、という事です。
安い時間帯の電気を高い時間帯に使うことで経済効果が生まれますので、そちらのチェックも必ずしてください。
この方法はとてもシンプルなのですが、各家庭の実際の電気使用量を元に計算するためリアルな数字が分かってきます。
安い深夜電気プラン(23時~7時)で蓄電池に充電し、料金の高いそれ以外の時間帯に蓄電地から電気をまかなうことで経済性が生まれます。

※下記資料参照 12円で貯めて26円~39円の時に使う

※東京電力 電化上手プラン ご契約している電力プランやご使用状況によって数値は変動します

※参考資料田淵電機アイビス7


停電時に使用できる容量から考える

こちらは予期せぬ停電になったときに、自宅で使いたい家電と使用時間から考える方法です。
停電でまず困るのは冷蔵庫。
夏場でしたらすぐに食材が傷んでしまいます。
では冷蔵庫の消費電力はどのくらいでしょう?

例えば3~4人家族で400Lタイプの冷蔵庫は1時間で0.83kWh消費します。
情報収集の為にテレビも見たいですよね。
42型のTVでしたら1時間で0.35kW消費します。
洗濯機は1時間で0.2kWの消費、炊飯器は1時間で1.3kW消費します。

実際停電が起きた時にどれくらいの時間電気を使うことができるのか?

ここではわかりやすく2つのケースをモデルにすすめていこうと思います。
「停電時に使いたい家電は決まっていますか?」
蓄電池を検討されたことがある方でしたら、こういった質問を受けたこと1度はあると思います。

お客様の回答としては

① 「最低限の家電が動けばいいよ!」

② 「普段と変わらないように使えるのがいいよ!」

この2通りの方が多いのではないでしょうか?
そこで、次の2パターンから実際に停電になった際、蓄電池の容量の違いでどれくらい動かせる家電に違いが出るかを検証してみましょう。

パターン①「最低限の家電が動けばいいよ!」

冷蔵庫(83W)、携帯電話の充電(10W)、Wi-Fiルーター(15W)、リビングの照明(60W)、テレビ(35W)
これらが使えれば一時的な停電でしたら問題ないと仮定してみます。

パターン⓶「普段と変わらないように使えるのがいいよ!」

冷蔵庫(83W)、携帯電話の充電(10W)、Wi-Fiルーター(15W)、リビングの照明(60W)、テレビ(35W)、エアコン(300W)、IH調理器(2000W)を加えると仮定します。
4.0kWhの蓄電ができる機能があるケースでみていきます。

①冷蔵庫、携帯電話の充電、Wi-Fiルーター、リビング照明、テレビ、これらを1時間使用してみましょう!
203Wの消費です。
4.0kWhであれば、20時間は停電をしのげる計算になります。
安心できますね。

②冷蔵庫(83W)、携帯電話(10W)、Wi-Fiルーター(15W)、リビングの照明(60W)、テレビ(35W)、エアコン(700W)、IH調理器(2000W)を1時間使用してみましょう。
2903Wの消費です。
4.0kWhあれば、2時間の停電をしのげる計算になります。

いかがでしょうか。使用する家電を増やすことで消費電力に大きな差が出ます。
いつも通りの生活を考えると蓄電池の容量を大きくした方が安心なのは間違いないですね。

夏や冬などに停電が起きた際、エアコンなどはライフラインとして非常に重要な役割を担っています。
また、長期停電が起きた時は近くのスーパーやコンビニで食料品などはすぐに売り切れてしまうため、電子レンジやIHクッキングヒーターなどで冷凍庫の中の食材をうまく使うのも有効な手段です。
※各家庭で使用されています家電によっては消費電力の違いなどがあるため、必ず上記の結果になるという事はございません。
また、蓄電池ごとに出力の関係で同時に使える家電に制限がありますので、必ず事前に蓄電池の性能を確認することをおすすめします。
あくまで参考に考えていただけると幸いです。

ご自身を取り巻く環境をよく考えてみると小さなお子様がいるご家庭、お父様お母様と同居されているご家庭もあると思います。
特に夏や冬に動かないと困る家電もあるのではないでしょうか。
各家庭に合わせた停電対策が必要というわけです。

参考までに下記の資料を参照ください。

※資料 スマートスターL9.8kwhの家電使用イメージ

この様に停電時に使いたい家電と使用時間によって容量を選択することをおすすめします。

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定格出力(容量・kwh)と実効容量の違い

メーカー 定格容量(kWh) 実効容量(kWh)
シャープ 4.2 3.3
パナソニック 5.6 4.4
長州産業 6.5 5.4
シャープ 8.4 6.7
スマートスターL 9.8 8.8
ニチコン 12.0 10.3
ニチコン 16.6 14.3

 

蓄電池は定格容量の全てを使用できるかというとそうではありません。
上記資料で記載しているように実効容量というものがあり、これは蓄電容量が0%にならない為に設けてあるセーフティー容量です。
※機種によっては残量0%になってしまうと停電のときに自立起動できずに使用不可になるものもございます。

定格容量・・・蓄電池に貯めることができる容量

実効容量・・・蓄電池で使用できる容量

上記のことから蓄電池の容量を選ぶ基準は実効容量で選ぶことをおすすめします。
他にも停電時に備えることを主に考えられている方は、少し容量の多い蓄電池をおすすめします。

 


停電時の違い

100V対応と200V対応

蓄電池は停電時に使える家電製品が制限される場合がぎざいます。

・100V対応
・200V対応

現在発売されている蓄電池は100V対応か200V対応のいずれかです。
ひと昔前は100Vの家電製品が中心でしたが、近年では200Vを利用した家電製品が増えてきました。
200Vの機器の例を挙げるとIHクッキングヒーター、エコキュート、エアコン、電子レンジなどがあり、停電時にもこれらの機器を使用したいとお考えの方は200V対応の蓄電池をおすすめします。
ただし、容量の説明でも紹介したとおり200V対応の家電は消費電力が大きいため、停電時に使うとすぐに蓄電池の容量がなくなるため使用方法には注意が必要です。

全負荷型と特定負荷型

蓄電池には「全負荷型」と「特定負荷型」があります。
「全負荷型」とは、停電時に家中の電気を全て蓄電池の電力でまかなうことができ、停電時であっても普段と同じように生活することができます。


※電気のご契約内容によっては全負荷にできない場合もございます。

「特定負荷型」は停電時に蓄電池から電気をまかなう回路を事前に選択していただき、選択された場所のみ電力をまかなうタイプです。
例えば、リビングの電気回路を指定した場合、リビングのTVやコンセントなどは使用できますが、トイレが別回路である場合トイレの電気は使えません。
そのため、必要最低限の回路を停電時に使用できます。

蓄電池の100V対応の機種は特定負荷となっており、200V対応の機種はほぼ全負荷タイプとなっています。(一部例外あり)

家庭用蓄電池の充電時間について

蓄電池は容量により充電時間に違いがありますが、簡単に分かる方法として商品カタログに充電時間が記載しています。
もしくは蓄電池と一緒に設置するパワーコンディショナーの仕様書を見てみましょう。
メーカーによって記載名は様々ですが「自立運転時の定格容量」や、「定格出力」といった単語があると思います。
こちらがどれくらい電気を送る力があるかの目安となります。

例えば、蓄電池の容量が9.8kWhで、自立運転出力が3KVAの場合
9.8÷3=3.26つまり約3時間で満タン充電が可能という事になりますね!
このKVAという数値はメーカーや機種、取り付けるパワーコンディショナーによってとても差がありますので、一度チェックすることをおすすめします。
また、この数値が高ければ高いほど停電時により、多くの家電製品を同時に動かすことが可能です。
夏場や冬場などは使用する家電が春や秋に比べ多くなっております。
そんな時期にもしも、長期停電が起きた時どれくらいの家電を同時に使用できるのか、家族が多い方や高齢のご両親、小さな子供がいるご家庭では特に知っておいていただきたい情報の一つです。


まとめ

太陽光発電の有効活用として注目の蓄電池ですが最近の災害状況を思い返すと、いつ停電が発生するかわからない状況です。
ご存知ないかもしれませんが、毎日日本のどこかで停電は起きています。
“うちのところは今までなかったから大丈夫”といっても100%ならないという保証はありません。

また、大きな災害が多いため停電が長期間に及ぶ可能性があります。
私たちの生活に電気は欠かせないものです。
被害はなくても、停電していれば家での生活が不便ですので、わが家で安全に過ごすには電気の備えも必要です。
太陽光の活用+災害への備え。両方の面を重要視する必要があるかと考えられます。

蓄電池導入の際は、最適な製品を相談することはもちろん、アフターサポートもしっかりしたお店で購入する事がおすすめです。
最適な製品は、太陽光のご利用状況や蓄電池のご使用方法などによって機種が変わってきます。
設置する家の状況によっては設置できない蓄電池もございます。
使用目的をご家族で検討し、私たちのような専任アドバイザーを交え最終的にピッタリな蓄電池をお選びいただけるよう、全力でサポートさせていただきますのでお気軽にお問合せください。

よくある質問

Q.家庭用蓄電池の容量選びのポイントは?

A. 電気代が、毎月5,000円未満なら5kWh前後、5,000~10,000円なら5~10kWh、10,000以上なら10kWh以上の蓄電池がおすすめです。

Q.定格容量と実効容量の違いはなんですか?

A. 定格容量は、蓄電池に貯めることができる容量です。ですが、定格容量全てを使用できるわけでなく、蓄電が0%にならない為に設けてあるセーフティー容量が実効容量です。つまり実効容量が、蓄電池で使用できる容量となります。

Q.メーカーによって特徴は違いますか?

A. 大容量が得意なメーカー、ハイブリッドが得意なメーカーなど、一部の機能に特化したメーカーが多いです。ご家庭に欲しい機能をまず選んで、そこが得意なメーカーから、蓄電池を探すといいでしょう。


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