太陽光発電

太陽光発電の安全性について過去の事故から検証し対策法を検討

最終更新日:2021.10.20太陽光発電

太陽光安全性

太陽光発電の安全性を知りたいと思っている方に向けて、太陽光発電で起きた事故や安全性確保のための対策法を解説する記事です。 

 太陽光発電などの再生可能エネルギーは、燃料を使わず温室効果ガスを排出しないことから「安全性が高い」とイメージがあるかと思います。 

しかし実際には、原子力発電などとは別の危険性をはらんでいます。そこで今回の記事では、太陽光発電の安全性を解説するために、太陽光発電で起きた過去の事故について解説します。 

さらに、再生可能エネルギーの安全性を高めるための対策法もご紹介。太陽光発電とその他の発電方法のどちらが良いのか知りたい方や、安全性が気になる方はぜひ今回の記事を参考にしてください。 

 

太陽光発電で起きた事故

太陽光発電では事故が起きたこともあり、確かな安全性が確保されているわけではないのです。 

太陽光発電で起きた事故について見ていきましょう。 

災害による太陽光発電の事故

災害によって太陽光発電で事故が起きた例は次のとおりです。

参照:経済産業省:(PDF)今夏の太陽電池発電設備の事故の特徴について 

【災害による太陽光発電事故】 

状況
平成30年7月の
豪雨
立地場所への浸水
土砂崩れによるパネルやパワコンの損傷
台風21号による
被害
強風・高潮によるパネルやパワコンの損傷
台風24号による
被害
強風によるパネルの損傷
北海道地震による
被害
パネルやパワコンの損傷


災害により損傷被害を受けたことで、
50kW以上の事業用太陽光発電のうち、1年間で合計48件で事故が起きたと報告されています。 上記のように、太陽光発電は台風や豪雨、地震による損傷被害を受けがちです。
 

太陽光発電施設の故障による事故

太陽光発電施設では災害以外の故障で事故が起きたケースもありました。 

件数が多いため、一部をご紹介します。

参照:消費者庁:(PDF)消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書

【災害以外の太陽光発電事故】 

年号 状況
平成24年8月の
事故
ブレーカーが落ちて太陽光発電モニターが停止。2日後に調査をしたところ屋外配線が燃え、アレイケーブル6本とアース線1本が燃えていたことが発覚。
平成25年3月の
事故
太陽光発電システムの出力低下により修理依頼をしたところ、モジュールが燃えていたことが発覚。
平成26年8月の
事故
近隣住民が屋根から煙が出ていたため119番通報。屋根裏10平方メートルとモジュール7枚が燃えていたことが発覚。
自宅住民はバチバチという異音と異臭を感じたとのこと。
平成27年12月の
事故
パワーコンディショナー付近からの発火。近隣住民が発見して119番に通報。
アレイケーブルとPF管、家の外壁の一部が燃えた。


災害が起きていなくても、太陽光発電の自然発火事故は多く報告されています。
  

多くの場合で消防が消化するほどの事態には発展しませんでしたが、煙や異音、異臭などがあり、太陽光発電設備の一部が燃えて失われました。 

太陽光発電では以上のような事故が起きた例があり、確かな安全性が約束されているわけではないことがわかります。 


今後再エネを長期安定的な電源にするための課題

それでは今後、太陽光発電を含めた再生可能エネルギーを安全性が高く安定的な電源にしていくには、どのようなことが課題となるのでしょうか? 

「安全性の確保」「地域との共生」「適切な廃棄」の3つの点から解説していきます。 

安全性の確保

まず、太陽光発電設備における安全性を確保することが第一の課題です。 

最初に解説した通り、太陽光発電ではいくつかの事故が起きています。 

太陽光発電設備はFIT法と呼ばれる「固定価格買取制度」により急速に広まりましたが、設置やメンテナンスに不備が見られる事例もありました。 

そのため、再生可能エネルギーを安定的な電源としていくためには、設備や施設の安全性を確保していく必要があります。 

安全性の確保

地域との共生

再生可能エネルギーを長期的に活用するには、地域との共生も必要でしょう。 

再生可能エネルギーの導入により景観が崩れたり、環境への問題があらわれたりした場合は地域による調整が必要です。 

しかし、発電施設がある地域で調整がなかなか進まない例も見られます。再生可能エネルギーをさらに推し進めるためには、地域からの理解を得て、地域と共生していく道を探すことが求められています。 

地域との共生

 適切な廃棄

使い終わった設備を適切に廃棄することも再生可能エネルギーの長期的安定のための課題です。 

環境への影響が少ない再生可能エネルギーを生み出す設備も、使用されなくなったり故障したりすれば廃棄されます。しかし、設備の廃棄には廃棄処理費用が必要です。 

もし廃棄処理費用が準備されていなければ、設備が放置される、不法投棄されるなどの事態も考えられるでしょう。 

特に太陽光パネルは多く設置されているものの大きく、多額の廃棄処理費用が必要となるはずです。 

再生可能エネルギーを生み出すときだけではなく、廃棄するときも適切に対処することは今後の大きな課題となります。 

適切な破棄


太陽光発電の安全性を確保するための対策

それでは、太陽光発電の安全性を確保するためにはどのような対策が必要なのでしょうか? 

太陽光発電による事故は少なからず起きていますが、次のような対策を実施することで今までよりも安全性が確保されるはずです。 

定期的な点検・メンテナンス

太陽光発電の安全性を確保するには、定期的な点検やメンテナンスを行うことが基本です。 

点検やメンテナンスを頻繁に行っていれば、設備の不具合による事故を防ぐことができるでしょう 

設置されたばかりの太陽光発電システムであっても、環境や部品の不具合などにより火災が起きる可能性もあります。 

点検やメンテナンスは安全性を確保するためだけでなく、設備を常に良好な状態に保つためにも必要な対策です。 

定期的に点検やメンテンナンスを行い、良い状態を保てるようにしてください。 

感電事故の防止

感電事故の防止をすることも太陽光発電の安全性確保のためのポイントです。 

太陽光パネルは浸水した後も、太陽光が当たれば発電を行う仕組みになっています 

そのため台風や豪雨で壊れたとしても発電するので、たとえ乾いた後でも破損した部位を不用意に触らないようにしてください。

参照:北九州市:太陽光発電設備の安全対策をしましょう

 火災の防止

最初に解説したように太陽光発電では火災が起きがちなので、火災を防止することも重要な対策法です。 

太陽光発電で火災が起きがちなのは、災害の後に設備が瓦礫の中に埋まっているような状況。 

前述のとおりに太陽光パネルはたとえ壊れたとしても、太陽光が当たれば発電を行う仕組みになっています。

参照:堺市:太陽光発電設備の安全対策

 そのため、地震や台風などで太陽光パネルが壊れて瓦礫などの下にあったとしても、太陽が出れば発電が行われ周囲の瓦礫が燃える可能性もあるでしょう。 

太陽光発電設備では火災が起きがちであることを忘れず、火災防止の対策を練ることが安全性を高めることにつながります。 


太陽光発電の安全性向上はこれからの課題

いかがでしたでしょうか? 

この記事を読んでいただくことで太陽光発電の安全性がご理解いただけたと思います。 

太陽光発電設備では災害による事故や火災事故が起きたこともあり、安全性の向上はこれからの課題だと言えるでしょう。 

 

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