「仮想蓄電池」の特徴や自宅に設置する蓄電池設備との違い
最終更新日:2023.06.21 蓄電池
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蓄電池を検討されている方に、仮想蓄電池と、蓄電池設備の違いも含めて解説する記事です。
電力を溜めておける場所として「仮想蓄電池」が注目を集めています。
しかし、仮想蓄電池とは一体どのようなものなのか、蓄電池設備とどのように違うのかと疑問に思われている方もいるでしょう。
両者の違いについて知っておかなければ、利用し始めてから「目的にあわない」と思いかねません。
そこで今回の記事では、仮想蓄電池とはどのようなサービスなのか、概要や蓄電池設備との違いについて解説します。
蓄電池を使ってみたいと考えているなら、目的や用途にあったものを選ぶことが大切です。
目次
仮想蓄電池とは
仮想蓄電池とは、自宅で発電した電力を電気会社に預けて溜めてもらうサービスのことです。
たとえば、電力を太陽光発電システムを使って生み出し、仮想蓄電池に生み出した電力を預かってもらえば自宅に蓄電設備がない場合でも、電力が無駄になることはありません。
ただし、電気会社に溜めてもらう電力は、発電システムで生み出した電力そのものではなく、「預かった余剰電力の量」として数値によって管理されます。
つまり、自宅で発電した電力そのものを預けたり、使ったりできるわけではありません。
電気会社に電力を預かってもらい、電気会社に溜めておいてもらった電力は近隣住宅など他の場所で利用されるものの、どれだけ預けたかを数値として管理されるのが仮想蓄電池です。
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仮想蓄電池と実際の蓄電池の違い
電力を溜めるシステムとして、蓄電池も候補となりますが、仮想蓄電池とはどのような違いがあるのでしょうか。
蓄電池を購入しなくても電力を溜めておける
仮想蓄電池と蓄電池の大きな違いは、仮想蓄電池を使えば蓄電池を購入しなくても蓄電できることでしょう。
通常、電力を溜めるには、電力を溜めておく蓄電池を購入・設置する必要があります。
しかし、仮想蓄電池なら自宅に蓄電池を設置しなくても電気会社に電力を預かってもらえます。
蓄電池導入のためのコスト・場所が不要になる
仮想蓄電池を使うと、蓄電池導入のためのコストや設置場所が不要となります。
自宅に蓄電池設備を設置するには安くない初期コストや設置場所が必要ですが、仮想蓄電池なら初期コストや設置場所を気にせず、蓄電が出来ます。
仮想蓄電池の利用には初期費用がかからないので、コストをかけずに蓄電を始めたい方に最適です。
仮想蓄電池では電力を引き出すことはできない
仮想蓄電池と自宅に設置する蓄電池設備は似ていますが、仮想蓄電池は電気会社に溜めておいてもらった電力を引き出せません。
電力を預けることで、電気会社に溜めておいてもらった電力量の分が電気料金から割引される仕組みになっています。
つまり、蓄電よりも売電に近いイメージだと言えるでしょう。
仮想蓄電池とは発電した電力を一時的に預かり、使用した電力量と交換する形で電気料金から割引されます。
そのため、電力自体が必要だと感じたときでも電気会社に溜めておいてもらった電力を引き出すことはできません。
仮想蓄電池を使うするには月額料金が必要
自宅に設置する蓄電池設備を設置すれば不要ですが、仮想蓄電池を使うためには月額料金が必要となってきます。
電力を溜める場所を自宅で用意するのでなく、レンタルするようなイメージです。仮想蓄電池を使い続ける限り、継続的に利用料金が発生します。
月額料金は契約する電気会社や、預けられる電力の量によって変化していきます。
自宅に蓄電池設備を導入する初期コストが不要であるものの、月額料金が必要になることも仮想蓄電池と自宅に設置する蓄電池設備との大きな違いです。
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停電時でも活用できる?
停電時には利用することができません。
自宅にある蓄電池設備に電力を備えた場合は電力自体を溜めておけますが、仮想蓄電は実際に電気会社に溜めておいてもらった電力が溜められるわけではなく、使いたいときに引き出すこともできないので停電時には使えなくなります。
停電が起きたということは、電気会社からの電力供給がストップされているということ。
電気会社から電力を供給されない以上、電力を預けていたとしても、電力の供給を受けることはできなくなります。
停電や災害に備えて蓄電池の利用を検討される方もいらっしゃいます。しかし、仮想蓄電池は停電・災害などで電力供給がストップした際の備えとして活用はできません。
先に解説したとおり、もともと仮想蓄電とは預貯金のように電力を預けたり引き出したりできる自宅設備のような蓄電池ではなく、預かった電力分を電気料金から割引するものです。
防災対策として蓄電池を活用するのであれば、自宅設備として蓄電池設備を設置されることをおすすめします。
「仮想蓄電池」の特徴や自宅に設置する蓄電池設備との違い
家庭用蓄電池を設置することで、電気料金の削減や、停電時にも電気が使えるようになったりとさまざまなメリットがあります。
また、デメリットもしっかり把握しておく必要があります。
家庭用蓄電池の種類ごとの特徴やメリット・デメリットでは、メリットやデメリットについて詳しく紹介しています。家庭用蓄電池の購入をご検討の方は、是非ご参考ください。
仮想蓄電池とは余剰電力を数値で溜めてもらうサービス
いかがだったでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、仮想蓄電池とはどのようなものかがご理解いただけたと思います。
仮想蓄電池を使えば初期コストや設置場所の心配をすることなく蓄電できますが、自宅に設置する蓄電池設備のように停電や災害のときに備えることはできません。
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