太陽光発電は後のせがお得?設置タイミングとメリット・デメリットについて
最終更新日:2024.06.06 太陽光発電
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住宅用太陽光発電の設置を検討している方の中には、新築の際にのせるか、後のせにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?太陽光発電の設置タイミングを変えると、税負担や住宅ローンの活用可否など、さまざまな点でメリットとデメリットが変わります。
そこで今回は、自宅の屋根に太陽光発電をのせる際、後のせと新築への設置に関するメリットやデメリット、設置のタイミングについて詳しくご紹介していきます。
初めて住宅用太陽光発電を設置する方や家を建てる予定のある方などは、参考にしてみてください。
目次
太陽光発電を後のせすることで得られるメリット
太陽光発電の後のせとは、住宅建築後、既築の住宅へ太陽光パネルを設置していく方法のことです。
まずは、太陽光発電を後付けしていくことで得られるメリットを紹介します。
さまざまな販売店へ相談しやすい
住宅の屋根へ太陽光パネルを後のせする主なメリットは、複数の販売店を比較検討できるという点です。
新築と同時に太陽光発電を設置した場合、工務店と提携している太陽光発電の施工業者で対応してもらうのが一般的です。
一方、太陽光発電の設置工事を別途依頼する場合、自由に販売店や施工業者、太陽光パネルのメーカーなどを選択および比較できます。自由に比較検討できるということは、相見積もりによって相場より安い販売店を選んだり施工実績の豊富な業者へ相談したりできます。
太陽光発電の設置費用や施工技術は、販売店や施工業者によって異なります。コストや品質をシビアに見極めたい時は、太陽光発電を後のせしていく方向で検討してみるのがいいでしょう。
固定資産税の負担を抑えられる
太陽光発電の後のせは、固定資産税の負担減という点でもメリットのある設置タイミングです。
新築と同時に太陽光発電を設置した場合は、太陽光発電設備も住宅の一部としてみなされます。すると、固定資産税の対象資産に住宅と太陽光発電が含まれ、税負担の増加につながります。
固定資産税の負担を少しでも抑えるには、太陽光発電の後のせを検討してみるのがおすすめです。
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時間をかけて検討できる
後のせの場合は、時間かけてじっくり販売店や太陽光パネル・パワーコンディショナの種類などを調べたり比較したりできます。
新築時に太陽光発電を設置する場合、住宅の建築時期に合わせて太陽光パネルやパワーコンディショナの種類を検討しなければいけません。そのため、システムの仕様に関して妥協してしまう可能性があります。
後のせであれば工務店から決断を迫られることもありませんし、時間をかけて各販売店の見積もりを比較することが可能です。
早急な決断や選択が苦手な方や時間をかけて太陽光発電設備や販売店を選びたい方は、後のせを前提としたスケジュールを立てておくのが大切です。
太陽光発電を後のせすることで得られるデメリット
続いては、太陽光発電の後のせによって気を付けるべきポイントやデメリットを確認していきます。
屋根の耐荷重を調べなければいけない
後のせの場合は、太陽光発電の設置前に屋根の状況を調べなければいけません。屋根の調査による手間とコストが、デメリットの1つといえます。
太陽光発電の設置時は、架台という金属製の土台を屋根に固定し、その上に太陽光パネルを載せます。そのため、架台を固定できない屋根の形状や状態、太陽光パネルや架台の荷重に耐えられない状況の場合は、まずリフォームや補強工事を検討する必要があります。
このように屋根の調査だけでなく太陽光発電をすぐに設置できない可能性があるのも、後のせに関する注意点です。
住宅ローンによる資金調達はできない
太陽光発電を後付けしていく場合は、住宅ローンで初期費用の資金調達を行えません。
新築の際に太陽光発電を設置する際は、太陽光発電の設置にかかる費用も住宅ローンでカバーできます。しかし、後のせした場合は、太陽光発電用の融資を受ける必要があります。
一般的に住宅ローンの方が、低金利の傾向です。
ただし、金利負担に関しては融資先によって変わるため、必ずしも新築時の借り入れの方がお得ということではありません。
手続きの手間や審査に時間がかかるという点は、後のせのデメリットであり気を付けるべきポイントの1つです。
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太陽光発電に適していない屋根の形状や角度の可能性も
後のせの場合は、屋根の形状や角度による制約を受ける可能性があります。
屋根の形状や角度は、住宅によってさまざまです。場合によっては、北向きにしか太陽光パネルを設置できない・太陽光発電の発電効率を低下させる角度などといったケースもありえます。
太陽光発電の設置を検討する時は、まず販売店や施工業者へ屋根の形状と太陽光との角度などを調べてもらい、設置に適しているかどうか確認しておくのが重要です。
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新築時に太陽光発電をのせるメリット
ここからは、新築時に太陽光発電を設置していくメリットについて紹介します。
太陽光発電に合った設計ができる
新築の際に太陽光発電を設置する場合、太陽光パネルや架台に合った設計を依頼できます。
太陽光発電で効率よく発電するには、南向きに太陽光パネルを設置し、地面から30~45度の角度で固定する必要があります。
新築時に太陽光発電の設置を相談しておくと、屋根の形状や角度も自由に設計できますし、雨漏りしないよう屋根の素材や固定方法なども事前に対策を講じることが可能です。
合計の施工費用を抑えられる可能性がある
新築と同時に太陽光発電を設置すると、合計の施工費用を抑えられる可能性があります。
後のせの場合は、状況によって屋根の補修やリフォーム、補強工事などといった点も検討しなければいけません。補強工事などの費用が上乗せされるため、太陽光発電の費用負担増加につながります。
一方、新築と同時に太陽光発電の設置を検討する場合は、あらかじめ架台や太陽光パネルの設置に適した住宅設計を依頼できます。そのため、設置費用の負担を抑えられるのが、新築時の設置によるメリットといえます。
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住宅ローンで借り入れ可能
太陽光発電の設置費用を住宅ローンで借り入れることができるのは、新築時の設置によるメリットです。
ソーラーローンの金利は、一般的に2.0%前後です。一方、住宅ローンの金利は0.3~1.0%程度で、ソーラーローンより低金利の傾向といえます。初期費用の返済負担を少しでもおさるには、低金利なローンを検討するのも大切です。住宅ローンは、初期費用の回収期間を短縮させる場合に役立つ可能性があります。
金利負担をとにかく抑えたいという方の中で新築を検討している方は、太陽光発電の同時設置を前提に工務店へ相談した方がいい場合もあります。
エコでんちでは、太陽光発電や蓄電池の補助金制度を利用できるか確認し、利用可能であれば申請手続きを含めてサポートいたします。また、お客様の住宅に合った太陽光発電設備のご提案から施工、アフターフォローサービスまで行います。
これから太陽光発電を設置しようと考えている方は、お気軽にお問い合わせください。
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新築時に太陽光発電をのせるデメリット
続いては、新築時に太陽光発電を設置するデメリットについて確認していきます。
販売店を自由に選びにくい
新築の際に太陽光発電の設置検討を行う場合、販売店や施工業者を自由に選びにくいというデメリットがあります。
通常、太陽光発電の設置に対応している工務店は、自社と提携している太陽光発電施工業者へ設計・施工を依頼します。そのため、相見積もりを行いにくく、相場より安いのか・高いのか分からず契約手続きへ進んでしまう可能性があります。
設置費用や施工実績、太陽光発電設備のメーカーなどを慎重に選びたい時は、後付けを検討していくのがおすすめです。
住宅の建築に時間がかかる
太陽光発電と同時に設計・施工を相談すると、住宅の建築に時間がかかってしまいます。少しでも早く新築住宅へ住みたいという場合は、先に住宅を建てるのがおすすめです。
太陽光発電と住宅の設計を同時に行う場合、工務店や施工業者の担当者と複数回打ち合わせを行い、何度も確認しなければいけません。さらに施工期間が長期間におよびやすくなるため、住宅の引き渡しまで時間がかかるということです。
太陽光発電による自家消費や売電収入より快適な暮らしを重視している時は、住宅の建築優先で担当者へ相談してみるのが大切です。
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必ずしも太陽光発電に合った家づくりができる訳ではない
必ずしも太陽光発電に合った家づくりができないという点は、同時設置で気を付けるべきポイントです。
住宅の建築予定居場所が、影の多い環境だったり北向きでなければ屋根を建てられなかったりなど、さまざまな制約を受けてしまう可能性はあります。そのため、太陽光発電の同時設置を検討する際は、まず周辺環境などから発電効率を伸ばしやすい設置状況かどうか慎重に調査してもらうのが大切です。
もし同時設置によるメリットを得にくい場合は、後のせを前提として時間をかけながら太陽光パネルや太陽光発電の運用方法を調べましょう。
太陽光発電の後のせを行う際に必要な手続き
住宅を建てたあとに太陽光発電を設置する場合は、販売店や施工業者との設置工事に関する契約手続きの他、以下のような手続きを進める必要があります。
- 太陽光発電の売電を行うため、電力会社と電力受給契約の手続き
- FIT認定のため、事業計画認定申請書の作成
- 電子申請システムで必要書類の提出
- 審査通過後FIT認定の取得
住宅用太陽光発電(出力10kW未満)でFIT認定を受けた場合は、10年間固定買取価格で売電を行うことが可能です。また、余剰買取方式が採用されるため、自家消費優先のシステムになります。
つまり、自宅の家電製品などで自家消費したのち、余った電気のみ電力会社へ売却することが可能です。
なお、効率よく自家消費・売電したい場合は、蓄電池の後付けも大切です。太陽光発電単体では、電気を貯めて任意のタイミングで放電できません。蓄電池と併用すると、消費電力の少ない時間帯に電気を貯めて、消費電力の多い時間帯や発電できない夜間に放電し、電気料金の削減効果を伸ばすことが可能です。
太陽光発電の後のせは自由度という点でメリットがある!
住宅用太陽光発電の後のせは、太陽光パネルやパワーコンディショナのメーカー、販売店、施工業者を自由に選べるという点でもメリットの多い設置方法です。また、後のせは、時間をかけてじっくり準備を進められるのも嬉しいポイントです。
電気料金の高騰に備えて太陽光発電を設置したい方や新築の予定があり太陽光発電の設置タイミングに悩んでいる方は、今回の記事を参考に太陽光発電や蓄電池の設置タイミングを検討してみてはいかがでしょうか?
エコでんちは、環境省認定の公的資格「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」の資格を取得した専門アドバイザーが、太陽光発電設備や蓄電池の選定と提案、光熱費削減のアドバイスを行っております。
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