ソーラーカーポートはやめた方が良い?デメリットや注意点から対策を立てよう!
最終更新日:2023.10.12 太陽光発電
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住宅用太陽光発電の設置が難しい方や自宅の屋根だけでは発電量が足りない方は、ソーラーカーポートを検討しているのではないでしょうか?
しかし、ソーラーカーポートはやめた方が良いという話を聞いたり記事を読んだりしたことで、悩んでいる方も多いかと思います。
そこで今回は、ソーラーカーポートはやめた方が良いといわれている理由や注意点、強みや初期費用を抑える方法について分かりやすく紹介します。
ソーラーカーポートに関心を持っている方やソーラーカーポートのネガティブな情報によって悩んでいる方などは、参考にしてみてください。
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目次
ソーラーカーポートはやめた方が良いといわれている理由
ソーラーカーポートはやめた方が良いと考えられている理由の1つは、設置場所やコスト、申請手続きの手間などが関係しています。
それでは、ソーラーカーポートはやめた方が良いと考えられている主な理由について確認していきましょう。
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カーポートより初期費用が高い傾向
ソーラーカーポートは、カーポートより初期費用のかかる傾向です。
ソーラーカーポートの場合は、通常のカーポートと異なり太陽光パネルやパワーコンディショナ、パネルを支える架台や固定部品などが必要になります。
そのため、太陽光発電システムの本体価格や施工費用などが上乗せされます。
2台用カーポートの設置費用は20万円~ですが、ソーラーカーポートの場合は200万円前後になります。
カーポートをメインに考えているご家庭やカーポートを設置するついでに太陽光パネルを設置しようか考えているご家庭にとっては、思わぬ負担に感じる可能性があります。
ランニングコストが発生する
ソーラーカーポートを設置したあとは、他の太陽光発電システムと同じくランニングコストが発生します。
ランニングコストとは維持管理費用のことです。ソーラーカーポートはメンテナンスフリーではないため、専門業者へ定期的に保守点検を依頼しなければいけません。
年間のランニングコストは、2~3万円程度と比較的少額です。しかし、現時点で家計負担につながる設備の購入を控えたいという方には、負担のかかる金額に感じられるかもしれません。
なお、後半で紹介しますが、ソーラーカーポートのランニングコストについては、売電収入でカバーできます。
貯金や本業の収入からランニングコストを捻出せずに維持管理できるので、最後まで読んでみてください。
住宅の影で発電量が抑えられる可能性
ソーラーカーポートのデメリットやリスクとして捉えられる要素の1つが、影による発電量低下リスクです。
ソーラーカーポートは住宅の屋根と異なり、建物より低い位置に設置されています。
そのため、太陽光が、自宅や近隣の住宅、木々などに遮られてしまう可能性もあります。
設置を考えるときは、太陽光発電の施工業者に現地調査を依頼し、発電量低下につながる物や建物がないか調査してもらうのが大切です。
もしも、ソーラーカーポートの設置に適していない環境の場合は、住宅の屋根設置を検討するのがおすすめです。
建築確認申請が必要
ソーラーカーポートの注意点でもあるのが、建築確認申請の存在です。
ソーラーカーポートを含むカーポートを建築する場合、床面積10㎡以上の設備規模であれば建築確認申請の手続きを行う必要があります。
さらに他の太陽光発電などと異なり建築基準法の対象となるため、建築基準法上の構造安全性や建ぺい率・容積率に合わせた設備を設置しなければいけません。
建築基準法や必要な手続きについては施工業者側で遵守すべき内容なので、利用者が特別に準備すべきことというのは特段ありません。
ソーラーカーポートの強みは何?
ソーラーカーポートはやめた方が良いと言われる理由やデメリットについて触れてきましたが、「ソーラーカーポートに強みはあるの?」「メリットのない設備なの?」といった疑問を抱いているかと思います。
ソーラーカーポートには、メリットや強みも複数ありますし、設置に適した環境であれば電気代削減効果を伸ばすことも可能です。
そこでここからは、ソーラーカーポートの強みやメリットについてわかりやすく紹介していきます。
省スペースでも発電を始められる
自宅の駐車場で太陽光発電を始められるのが、ソーラーカーポートの魅力であり強みでもあります。また、デッドスペースの活用という点でもメリットのあるシステムです。
ソーラーカーポートを設置すれば、日よけとしても役立ちます。特に夏場の強い日差しを避けられるため、外で子供と遊んだりバーベキューを行ったりするのにちょうどいいスペースです。
さらに屋根設置と異なり太陽光パネルの設置角度を調節しやすい構造なので、発電効率を伸ばしやすいのも嬉しいポイントです。
2台用のソーラーカーポートなら200万円前後で設置可能
ソーラーカーポートの初期費用は、駐車台数2台程度のサイズであれば200万円台でおさまります。
前半でカーポートより初期費用が高いと説明しましたが、さまざまな再生可能エネルギー設備の中では安い設備です。
たとえば、企業向けの産業用太陽光発電は、100kW台で数1,000万円の初期費用がかかっています。風力発電や地熱発電なら億単位の初期費用が必要です。
一方、出力3~7kWのソーラーカーポートは、180万円~240万円の初期費用で済みます。ローンを組んだ場合は、10年程度で回収可能となっています。
また、住宅ローンより負担が少ない設備という視点で見てみると、導入しやすいといえるのではないでしょうか。
1日で設置工事が完了
ソーラーカーポートの設置工事は、一般的に1日で完了してもらえます。
住宅の屋根に太陽光パネルを取り付けたり周辺機器を設置したりしてもらう場合は、足場の組み立てや各種作業の関係で4日~1週間程度の工期を必要とします。
一方、ソーラーカーポートは大規模な足場組立など不要なので、作業時間1日程度で済んでしまいます。
設置工事中の作業音や足場にストレスを感じる方にとっては、メリットといえるポイントです。
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電気代の削減効果がある
駐車台数2台分のソーラーカーポートは、出力3~7kW程度の発電能力があります。電気代の削減効果は、1ヶ月あたり3,000円~5,000円です。
電気代5,000円削減というのは、さまざまな場面で節電を意識した生活を心がけなければ達成の難しい金額です。
ソーラーカーポートを設置しておけば、いつも通りの生活で電気代を削減できます。
2022年は電気代の高騰が続いているので、ソーラーカーポートを検討してみるのもいいのではないでしょうか?
売電収入で初期費用を回収可能
ソーラーカーポートの初期費用は、売電収入で回収することが可能です。
ソーラーカーポートにかぎらず太陽光発電の初期費用は、基本的に売電収入で回収できます。なぜならFIT制度の認定を受けられるためです。
FIT制度は、10年間もしくは20年間、固定の単価で売電を続けられる国の支援制度です。
たとえば、出力10kW未満のソーラーカーポートを設置した場合は、10年間固定の買取価格で売電を続けることが可能です。
固定買取価格なら収支が安定しやすく、毎年の収支計算も行いやすいといえます。
また、出力10kW未満のソーラーカーポートでFIT制度の認定を受けた場合は、10年程度で初期費用を回収できます。
国の支援制度で売電を行えるソーラーカーポートは、設置運用しやすい発電設備です。
ソーラーカーポートの初期費用を抑えるには?
ソーラーカーポートのリスクやメリットを確認した方の中には、「それでも初期費用の負担が心配」と考えている方も多いのではないでしょうか。
最後は、ソーラーカーポートの初期費用を抑える方法について紹介します。
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PPAモデルを活用(法人向け)
PPAモデルを活用した場合は、初期費用0円でソーラーカーポートを設置することが可能です。
PPAモデルとは、所有する土地にPPA事業者所有のソーラーカーポートを無償で設置してもらえるサービスのことです。
ソーラーカーポートの電気の使用した場合は、毎月使用料をPPA事業者へ支払います。契約期間は10年~20年程度で、契約満了後に設備撤去もしくは譲渡してもらえます。
太陽光発電で発電した電気を売電することは原則できないものの、燃料費調整額や再エネ賦課金の含まれた電気量を減らせます。つまり電気代削減につながります。
電力会社から購入した電気には、燃料費調整額(燃料の調達費用)や再エネ賦課金(再生可能エネルギーを維持するための費用)といったコストも含まれています。
そのため、毎月の消費電力量が変わらなくても、電気料金負担が増えてしまうこともあります。特に2022年は燃料費調整額の高騰が続いています。
PPAモデルを導入した場合は、電気代の削減もしくは負担増加を抑えられますし、契約期間満了後に設備を無償でもらえる可能性があります。
リースモデルで売電も行う
リースモデルの場合は、初期費用負担を抑えながら毎月一定の賃料を得られます。
リースモデルは、リース業者にソーラーカーポートを設置してもらい、毎月一定のリース料を支払いながらソーラーカーポートの運用を行えるというものです。
発電した電気は、自宅で消費したり売電したりできます。毎月一定の費用がかかるものの、ローンを組まずに設置できますし、売電収入を得られます。
特に売電収入を得られる点は、PPAモデルとの大きな違いです。
個人向けの補助金制度は今後実施される可能性
ソーラーカーポートに関する個人向けの補助金制度は、2022年時点で実施されていません。
個人がソーラーカーポートの補助金を受けることは難しい状況ですが、設置台数の増加や国や自治体の方針転換で、今後新設される可能性はあります。
これからソーラーカーポートを設置する方は、管轄自治体HPや窓口で確認および相談してみるのがおすすめです。
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ソーラーカーポートをやめた方が良いというのは極端な意見!自宅の状況に合わせて検討してみるのが大切!
ソーラーカーポートをやめた方が良いという意見や話というは、デメリットやリスクのみを強調した極端な意見といえます。
もちろん、ご家庭の家計状況や住宅の立地によっては、設置に適していないケースもあるでしょう。
しかし、ソーラーカーポート自体は、屋根設置より設置しやすいシステムですし、住宅用太陽光発電と組み合わせることで、さらなる発電量アップを見込めます。
電気代の負担を少しでも軽減させたい方やソーラーカーポートに関心を持っている方は、今回の記事を参考にソーラーカーポートを検討してみてはいかがでしょうか。
また、ソーラーカーポートを検討する場合は、家庭用蓄電池の設置もおすすめします。
太陽光発電システムで発電した電気を蓄電池へ貯めることで、夜間や発電量の少ない時間帯にカバーおよび電気代削減効果を伸ばせます。
エコでんちでは、環境省認定の公的資格「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」の資格を取得した専門アドバイザーが、100種類以上もの蓄電池からお客様に合った蓄電池をご提案いたします。
電話やメールの他、エコでんちHPの無料見積もりフォームから、お気軽にご相談ください。
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