V2Hの設置場所はどこがいい?おすすめやNGの場所についても解説
最終更新日:2023.06.23 V2H
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電気自動車を購入した方の中には、V2Hの設置を検討している方も多いかと思います。
中には、「V2Hをどこに設置できる?」、「V2Hの設置場所におすすめの場所や注意点はあるのか知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、V2Hの設置場所に関する基本とおすすめの場所、NGの場所について分かりやすく紹介します。
V2Hの設置場所について悩んでいる方やV2Hを検討し始めた方などは、参考にしてみてください。
目次
V2Hの設置場所はどこ?
V2Hの設置場所に関する細かい禁止事項はありません。そのため、基本的には、自宅のさまざまな場所へ設置することが可能です。
ただし、適当に設置場所を選択してしまうと、電気自動車へ給電しにくくなってしまう可能性がありますし、自動車を追加で購入した際にV2Hを移動しなければ駐車できない場合もあります。
そのため、次の項目で紹介するV2Hのおすすめ設置場所を確認した上で、設置・給電場所を検討してみましょう。
V2Hの設置場所としておすすめのところは?
ここからは、V2Hの設置場所としておすすめの場所を紹介していきます。
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V2Hに対応している車種の給電口に合わせる
V2Hの設置場所として基本でありおすすめの場所は、電気自動車の給電口周辺です。
電気自動車の給電口周辺にV2Hを設置しておけば、充電ケーブルの長さ不足といったリスクを回避できます。
また、充電しやすく使いやすいというメリットを得られるので、おすすめの設置場所です。
なお、給電口は、電気自動車の車種やメーカーによって変わります。
車種 |
給電口の場所 |
リーフ Honda eなど |
フロントグリル周辺 ※フロントグリル:自動車の進行方向側に設置されているエンジン冷却用格子状のパーツ |
プリウスPHV サクラなど |
運転席、後方席側(上から見て右下部)に給電口がある
|
ソルテラ bZ4Xなど |
助手席側の前方付近に設置されている |
i-MiEV |
助手席、後方席側(上から見て左下部)に給電口がある
|
給電口は、助手席側前方もしくは運転席の後方に設置されているケースが多い傾向です。
反対にフロントグリル周辺への配置は少ないため、助手席前方や運転席後方へのV2H設置を検討してみてはいかがでしょうか。
駐車台数1台の場合は後方に設置がおすすめ
電気自動車の所有台数が1台の場合は、助手席の後方側に設置してみるのもおすすめです。(※バックで駐車している場合の設置場所)
一般的にV2Hの給電(充電)ケーブルは、7.5mの長さで製造されています。
そのため、仮に運転席の後方側や助手席の前方側、フロントグリル付近に給電口があったとしても、給電させられます。
比較的短いスパンで電気自動車を買い替える方、自動車の所有台数1台の方などは、助手席手後方付近へV2Hを設置してみるのもいいでしょう。
2台駐車の場合は左側の車に合わせる
電気自動車の所有台数2台で、横並びに駐車している時は、左側の車両および運転席後方側への設置をおすすめします。(※バックで駐車している場合の設置場所)
2台以上の電気自動車を駐車している場合、なるべくV2Hの設置台数を抑えて効率的に充電するのが大切です。
なぜならV2Hの初期費用を抑えられますし、充電の準備にかかる時間を短縮できます。
また、右側に駐車している自動車の給電口へ届く可能性が高いといえます。
さらに助手席前方側やフロントグリル付近に給電口があったとしても給電ケーブルが届きます。
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縦列駐車の場合は後方もしくは2台の間に設置
電気自動車を2台所有していて、縦列駐車している場合は、2台の間にあるスペースをV2Hの設置場所として検討してみるのがおすすめです。
2台の間にあるスペースへV2Hを設置すると、前方と後方の車両へ給電ケーブルを伸ばすことができます。
また、各車両の給電口が、どのような場所に設置されていたとしてもV2Hから給電を行えます。
ただし、どうしても2台の間にV2Hの設置場所がない・狭いという時は、後方の車両およびトランク付近に設置してみてはいかがでしょうか。
前方車両の給電口が、助手席前方やフロントグリル以外であれば全ての場所に対応できます。
助手席前方やフロントグリルに給電口のある電気自動車を購入した場合は、定期的に車両の駐車位置を入れ替えることでV2Hから給電することが可能です。
V2Hの設置NGの場所とは
V2Hのおすすめ設置場所を把握したあとは、設置NGの場所や条件について確認してみましょう。
V2Hの設置を検討する時は、距離とスペース、塩害リスクに気をつけましょう。
住宅の分電盤から50mを超えた位置に設置はできない
自宅の分電盤から50mを超えた場所には、V2Hを設置できません。
分電盤というのは、屋内に設置されているブレーカのことです。
一般的には脱衣所の天井付近など、屋内の天井付近および壁面に設置されています。
漏電を感知した際に電気の供給を止めるのが、主な役割です。
ニチコンのV2Hに使用されているケーブルは最長50mなので、分電盤から50mを超える場所に設置できないという状況です。
自宅から離れた場所に駐車場がある場合、分電盤から50mを超える位置にV2Hを設置しなければいけない可能性もあります。
エコでんちでは、太陽光発電や蓄電池の他、V2Hのご提案だけでなく設置場所に関するご相談も受け付けています。
V2Hと自宅の距離に関して悩んでいる方は、この機会にぜひ1度お問い合わせください。
保守点検スペースを確保できない駐車場には設置不可
保守点検のスペースを確保できない状況では、V2Hを設置できる環境であったとしても設置工事を進めてもらえません。
V2Hはメンテナンスフリーではありません。吸排気部分の清掃を怠ったりケーブルや回路の点検を行わなかったりすると、故障する可能性があります。
また、経年劣化によって性能低下や故障する場合があります。
そのため、保守点検が可能なスペースを確保できなければ、V2Hを設置できません。
一般的には、幅160㎝以上、奥行き90㎝以上、高さ50㎝以上のスペースがあれば、V2Hの保守点検を進められます。
車から一定距離離れた場所には設置不可
電気自動車から約7.5m以上離れた場所には、V2Hを設置することは難しいといえます。
V2Hの給電ケーブルは、長いタイプでも7.5mで設計されています。
そのため、電気自動車から7.5m以上・7.5mを超える位置にV2Hを設置した場合、給電できない可能性が高いといえます。
V2Hの設置場所を検討する時は、電気自動車の近くに設置しましょう。
重塩害地域への設置は不可
塩害地域に含まれる場所には、V2Hを設置できない・難しい可能性があります。
塩害は、塩分濃度の上昇によるさまざまな被害の総称です。主に台風・津波などによる海水の流入や潮風が、塩害の原因とされています。
金属は、塩害による腐食やさびといった被害を受けてしまいます。そのため、V2Hを塩害地域に設置すると、さびや腐食、故障といったリスクにつながります。
ニチコンのプレミアムモデルは塩害地域にも対応
ニチコンのプレミアムモデルや沖縄・離島向けのプレミアムモデルは、塩害地域でも稼働できるよう設計されています。
瀬戸内海、東京湾、伊勢湾の内海範囲は、海岸から300m離れている塩害地域でも設置運用可能です。
また、潮風の直接当たらない場所であれば、海岸から300m以内の地域にも設置できます。
内海以外の海に囲まれた島にV2Hを設置する場合、潮風に直接当たらない場所であれば海岸から300m、直接当たる場所なら1km離れていれば運用することが可能です。
沖縄・離島向けのプレミアムモデルは、潮風の直接当たらない場所で海岸から300m以上離れていれば設置してもらえます。
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水没リスクがあれば基礎の追加を検討する
水没リスクの高い地域にV2Hを設置する時は、基礎を追加しましょう。
日本は台風や大雨による水害リスクの高い地域です。特に災害リスクの高いエリアに自宅を構えている場合は、河川の氾濫や浸水に気を付ける必要があります。
V2Hの水没リスクを抑えるには、基礎を設置し、地面から数10㎝以上高い場所で稼働させるのがおすすめです。
V2Hの設置が難しい場合はどうする?
どうしてもV2Hを自宅に設置できない時は、充電施設で充電しながら電気自動車を運用していく必要があります。
充電施設は、サービスエリアやパーキングエリアの他、ショッピングモール、カー用品店や車の販売店など、さまざまな場所に設置されています。
利用の際は、サービスステーションと同様に車を停車させ、充電ケーブルを給電口に差し込みます。充電後は、充電量に応じた料金を支払います。
充電施設の場所に関しては、アプリやサイトなどで確認することが可能です。
たとえば、スマートフォンアプリの「全国EV-PHV充電まっぷ」やNEXCO運営の「どらぷら」といったサイトには、全国の充電施設に関する詳細、住所などが記載されています。
なお、電気自動車のバッテリーを自宅で使用したい時は、家庭用蓄電池を導入してみるのがおすすめです。
家庭用蓄電池は、電気自動車+V2Hと同じく自宅へ電気を供給できる設備で、電気料金の削減につながります。
また、太陽光発電と組み合わせれば、より効率的な自家消費および電気料金削減効果を目指すことが可能です。
エコでんちでは、100種類以上もの蓄電池からお客様のご要望やご予算に合った蓄電池をご提案いたします。
また、昨今の情勢に合わせて、ご自宅からリモートでご相談・資料共有なども可能です。V2Hの代わりに蓄電池を検討している方も、ぜひこの機会にお見積り・お問い合わせください。
V2Hの設置場所を検討する時は給電口や分電盤の位置関係を把握しておこう!
V2Hの設置場所としておすすめの場所は、給電口の近くです。
また、給電口の位置は、一般的に車両の助手席側前方や運転席側後方です。
分電盤から50mを超える位置や車両から7.5m以上離れている場所は、設置できない点に気を付けましょう。
V2Hの設置場所について確認したい方や電気自動車の電気を非常用電源として活用したい方は、今回の記事を参考にV2Hを検討してみてはいかがでしょうか。
エコでんちでは、住宅用太陽光発電や蓄電池の他、V2Hも取り扱っています。ニチコンの他、東光高岳、デンソーなどからお選びいただけます。
また、環境省認定の公的資格「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」の資格を取得した専門アドバイザーが、お客様のご要望に合った製品をご提案いたします。
比較検討の手間を省略することが可能です。
非常電源としてV2Hや蓄電池を検討している方、電気料金を削減するために太陽光発電を導入しようか悩んでいる方は、電話やメール、公式LINEよりぜひご相談ください。
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