太陽光発電の寿命は設置から何年?法定耐用年数やメンテナンス方法についても解説!
最終更新日:2023.08.04 太陽光発電
住宅用太陽光発電は、一般的に10年や20年と長期にわたって運用させていく住宅設備です。
しかし、太陽光発電の寿命やメンテナンス方法がよくわからず、導入をためらう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は太陽光発電や太陽光パネルの寿命、劣化の原因、耐用年数までくわしく解説します。
太陽光発電システムを長持ちさせるためのメンテナンス方法やポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
太陽光発電の寿命はどのくらい?
住宅用太陽光発電の中で特に重要な機器は、太陽光パネルとパワーコンディショナです。
太陽光パネルは日光を直流の電気へ変換させるもので、発電を支える重要な設備です。パワーコンディショナは、直流の電気を交流へ変換させたり電力の制御を担ったりしている設備で、自家消費や売電に欠かせません。
さらに電気を有益に使用するためには、電気を貯蓄できる蓄電池が必要です。これらが揃うことで太陽光発電は、電気代節約や災害対策により効果を発揮できるのです。
まずは、太陽光発電の物理的な寿命についてわかりやすく解説します。
太陽光パネルの寿命は何年くらい?
各メーカーから販売されている太陽光パネルのおおよその寿命は、経済産業省によると「25~30年」くらいとされています。
住宅用太陽光発電の固定買取期間は10年間なので、費用回収期間中も運用できますし、卒FIT後の自家消費も問題なく継続できます。(固定買取期間:FIT制度の認定を受けた場合、固定の単価で電力を買い取ってもらえる期間。住宅用太陽光発電の場合は、10年間固定単価で売電が可能。)
太陽光パネルは、シリコンなどの半導体でできていて、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機の役割を果たしています。また、太陽電池の最小単位を「セル」といい、セルを組みあわせたものが「モジュール」です。さらに「モジュール」をいくつか並列・直列したものが「アレイ」と呼ばれます。
一般にソーラーパネル・太陽光パネルと呼ばれるのは「モジュール」単位のことです。
また、耐用パネルの寿命は、各メーカーの保証年数と連動していると言えるため、以下に主要メーカーのモジュール保証年数をご紹介します。
メーカー名 |
保証年数 |
パナソニック |
25年 |
シャープ |
15年 |
カナディアンソーラー |
25年 |
ネクストエナジー |
25年 |
これらはあくまで目安ではありますが、実際にシャープのソーラーパネルは、30年以上も稼働しているという報告があります。現在製品の質はより向上しているため、ソーラーパネルの寿命は今後さらに延びると考えていいでしょう。
また、太陽光パネルの物理的な寿命を延ばすには、定期的な保守点検の実施も重要なポイントです。
太陽光パネルは、気温や湿度、長期稼働による劣化といった影響を受けているため、少しずつ発電効率が低下していきます。また、泥や砂などによって一部分が覆われてしまうと、電気抵抗などの影響で熱を持ってしまい、部分的に負担がかかります。
そのため、施工業者や専門業者による保守点検サービスで、太陽光パネルの洗浄や電気点検を行ってもらう必要があります。
パワーコンディショナの寿命
パワーコンディショナは、太陽光パネルで発電した電気を家庭用の交流電気に変換するシステムです。太陽光パネルで発電された電力は直流のため、家庭用のコンセントや住宅設備でも利用可能な交流に変換する必要があります。そのための役割を果たすのがパワーコンディショナです。
一般的にパワーコンディショナの寿命は、太陽光パネルより短く「10~15年くらい」と言われています。以下に主要メーカーの保証年数を参考にご紹介しますが、ほぼすべてのメーカーが15年保証を謳っています。
なお、システム機器保証の対象機器は、一般的にパワーコンディショナの他に接続箱や配線類、架台なども含まれています。
メーカー名 |
保証年数 |
シャープ |
15年 |
オムロン |
15年 |
ネクストエナジー |
15年 |
パワーコンディショナは太陽光パネルより寿命が短いため、早めに修理や新しい製品との交換工事について施工販売店へ相談するのも大切です。
また、少しずつ劣化していくため、太陽光パネルから流れてきた電力の一部を損失してしまう可能性があります。
そのため、一般的な寿命まで放置するのではなく、設置から数年単位で保守点検を依頼し、状況に応じて修理や交換を検討する必要があります。
また、パワーコンディショナを新品と交換する際は、ハイブリッド型や単機能型など、停電時の稼働方式や制御方法を比較検討しながら選びましょう。
蓄電池の寿命
蓄電池とは太陽光発電で発電された電力を蓄えて、繰り返し充放電できるシステムのことです。中でも住宅用太陽光発電と連携可能な蓄電池は、家庭用蓄電池と呼ばれています。
太陽光発電で発電した電気を蓄電(充電)することで、電気を無駄にすることなく、有効に活用できるようになります。
つまり、災害時にも役立ちますし、近年注目されています。たとえば、曇りや雨の日、夜間で発電できない場面でも、あらかじめ蓄電しておいた蓄電池で電気を使用できるため、太陽光発電の弱点をカバーしてくれます。
そして、蓄電池の物理的な寿命については、使用しているリチウムイオン電池のサイクル数からおおよそ「15~20年」と言われています。しかし、蓄電池自体の歴史は浅いため、正確な寿命はわかっていないというのが本当のところです。
そのため、家庭用蓄電池に関しても導入後は、施工販売店などから提供されている保守点検パックなどを利用し、定期的に充電容量の劣化、故障の有無、交換時期などを調べてもらいましょう。
蓄電池の場合は、劣化していくと充電容量や出力の低下を招くので、効率的に充放電できなくなっていきます。また、満充電にしておいても自然に放出・損失しやすくなるので、電気を貯め続けにくくなります。
早めの交換や修理が、経済的メリットを伸ばすポイントでもあります。
その他周辺機器の寿命
太陽光パネルやパワーコンディショナを接続するケーブルの寿命は、設置環境や製品ごとの特徴によって変わるものの、20~30年程度の場合もあります。
また、各太陽光パネルから発電された電気をまとめて、パワーコンディショナへ送電する役割を担っている接続箱の寿命は、パワーコンディショナと同じく10~15年程度とされています。
太陽光発電の寿命と法定耐用年数の違い
太陽光発電の寿命を調べていると、法定耐用年数という言葉も出てきます。しかし、太陽光発電の物理的な寿命と法定耐用年数に何が違うのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
それでは、太陽光発電の物理的な寿命(耐用年数)と法定耐用年数の意味と違いについてわかりやすく解説していきます。
物理的な寿命は製品を何年使用し続けられるか示したもの
太陽光発電の寿命および耐用年数は、設置から何年程度稼働させられるか示したものです。つまり、前半で紹介した、太陽光パネルやパワーコンディショナの寿命を指しています。
太陽光発電システムは、太陽光パネルとパワーコンディショナ、配線ケーブル、接続箱といった電気機器の他、架台などの固定用部品で構成されています。
また、それぞれの物理的な寿命は異なるため、定期的なメンテナンスを専門業者へ依頼し、劣化している部分のチェックをはじめ、交換しなければいけない部品・機器がないか調べてもらうのも大切です。
法定耐用年数は減価償却の際に必要な数値
法定耐用年数とは、固定資産を減価償却する際に必要な年数のことです。
事業活動のために購入した固定資産(長期間保管利用する設備や機器)の費用は、経費として計上できます。しかし、法令では、固定資産の費用を一定期間にわけて計上させるよう定められています。
このような分割による費用計上を「減価償却」と呼びます。
減価償却の方法は、定率法と定額法の2種類にわかれているのが特徴です。定額法は、一定の金額を毎年減価償却していく方法を指しています。一方、定率法は、割合で減価償却の金額を決めていきます。
また、減価償却の年数を法定耐用年数と呼びます。
減価償却の年数は、固定資産の種類や用途によって異なり、法令で定められているのが特徴です。
たとえば、法定耐用年数10年間の設備を導入した場合は、所定の方法で1回の経費計上額を計算し、経費として10年扱うことが可能です。
このように法定耐用年数は企業の減価償却に関する専門用語なので、住宅設備において考慮する必要がありません。
太陽光発電の法定耐用年数とは!
続いては、太陽光発電の法廷耐用年数について確認しましょう。
太陽光発電の法定耐用年数は17年
事業用太陽光発電の法定耐用年数は、17年とされています。
つまり、太陽光発電設備を活用した事業や出力10kW以上の産業用太陽光発電投資を行っている個人が、法定耐用年数17年にて減価償却を進められる仕組みです。
ただし、全量自家消費型太陽光発電をはじめ、太陽光発電の稼働方法や同設備で何を生産・加工しているかによって法定耐用年数は変わるため、必ずしも17年ではありません。
住宅用太陽光発電は減価償却の原則対象外
前段でも解説したように出力10kW未満の住宅用太陽光発電に関しては、一般的に減価償却の対象外としてみなされています。
ただし、太陽光発電の出力が10kW以上の規模で自宅に設置する場合、売電収入による年間の所得20万円以上(確定申告の必要なケースの1つ)といった場合は、減価償却できる可能性があります。また、減価償却する際は、17年の法定耐用年数で計算することが可能です。
減価償却できるかわからない時は、太陽光発電の施工販売店や最寄りの税務署へ確認しながら確定申告の準備を進めるのが大切です。
太陽光発電が劣化する原因について知ろう!
太陽光発電の寿命が短くなる原因の1つは、設備の劣化です。
そこでここからは、太陽光発電の寿命を縮める劣化の原因について解説していきます。
経年劣化によるもの
太陽光発電システムはの中でも太陽光パネルなどは構造上屋外に設置しなければいけないため、どうしても雨風などの影響を受けやすくなってしまいます。
たとえば、太陽光パネルの表面に取り付けられているガラスのヒビ、層間剥離といった事象は、経年劣化によって生じる可能性があります。層間剥離は、経年劣化によってパネル内部樹脂シートが剥がれてしまい、更に水分の侵入によってパネルを白くさせる不具合のひとつです。
また、時間の経過とともに配線カバーが劣化および切れたり、パワーコンディショナに雨水が入り込んだりして劣化や故障の原因になります。
すると、寿命が短くなってしまい、早めに修理・交換を依頼しなくてはいけません。
また、太陽光パネルに関しては、長期間の使用によって少しずつ発電効率が下がります。発電効率の低下は発電量の減少に直結するため、経年劣化によって故障しなくともいずれ修理や交換などが必要になります。
このように太陽光発電の経年劣化は避けられないので、専門業者にあらかじめ交換時期を確認したり、点検の際に交換時期が近づいたりしているか確認しておくのも大切です。
ホットスポット現象によるもの
太陽光発電を運用する際は、太陽光パネルに汚れがでることで発生する「ホットスポット」にも気をつけなくてはいけません。
ホットスポット現象とは、太陽光パネルの一部に汚れやごみなどが付着し、部分的に影を形成および熱の発生を招く現象のことです。わかりやすく説明すると太陽光パネルの一部が高温になり、熱の発生しているパネルを故障させてしまいます。また、最悪の場合は火事につながる可能性もあるため、パネル表面の影について注意する必要があります。
主なホットスポットの原因は以下の通りです。
・周辺の木々などによって太陽光パネルの一部に影ができる
・太陽光パネル表面に付着した汚れ
・太陽光パネル表面のガラスがひび割れる
・システムの不具合
また、ホットスポットによって故障しなくとも寿命は短くなるため、太陽光パネルの定期的な洗浄を依頼したり設置前に影を形成させないか現地調査してもらったりしましょう。
自然災害等によるパネルをはじめとした破損によるもの
太陽光発電全体の寿命を短くさせてしまう原因の1つは、地震や台風によるによる損傷です。
日本は災害の多い環境で、なおかつ台風や地震、津波、洪水などさまざまな影響を受けやすい側面もあります。そのため、定期点検を怠らずに運用していても、災害によって一般的な寿命よりも短いスパンで修理交換しなくてはいけない場面も出てきます。
台風や暴風の場合は、屋根に固定されている太陽光パネルが吹き飛んだり架台ごと破損したりする場合もります。そのため、設置場所の環境に応じて耐風圧に強い設備を選びましょう。
また、暴風の際は、飛来物が太陽光パネルに直撃する可能性もあります。万が一直撃した場合は稼働を止めて、迅速に施工販売店へ駆けつけてもらいましょう。
積雪量の多い地域では、雪の重みで太陽光パネルが割れたり架台ごと破損したりする場合もあります。
他にも地震の場合は、揺れによる衝撃で配線が切れたりパワーコンディショナの破損を招いたりする可能性も想定できます。
太陽光パネルが落ちたり吹き飛んだりした場合は自宅が被害にあうだけではなく近隣に迷惑をかける可能性もあるため、導入する際には、設置場所の環境に十分に気をつけなくてはいけません。
また、自治体から公開されているハザードマップなどで、さまざまな災害による被害の可能性やどのようなリスクが高いのかといった点を確認しておきましょう。
太陽光発電の寿命が早まることのリスクを知ろう!
太陽光発電の寿命を把握した方の中には、「寿命が多少早まったとしても修理交換すればいいので、何か問題があるのか?」など、リスクについてわからない方もいるのではないでしょうか。
せっかく太陽光発電システムを導入してもあっというまに寿命がきては、意味がありません。実際に寿命が早まることで負うリスクについて把握しておきましょう。
経済的メリットを十分に得られない
太陽光発電の寿命が早まると、売電収入や自家消費率の減少に直結してしまいます。
また、売電収入や自家消費率の減少は、費用回収期間の延長や家計負担の増加といったリスクを招きます。
住宅用太陽光発電で発電した電力は、自宅で使用(自家消費)できるようになります。自家消費すればするほど、電力会社からの買電量(電気の購入量)を抑えられるので、電気料金の大幅な削減につながります。
また、自家消費後に余剰電力(余った電力)がある場合は、電力会社へ売却=売電して収入を得ることが可能です。しかし、適切なメンテナンスを行わなかったり放置したりしていると、発電量が下がり自家消費量や売電量も減ります。
さらに、放置などによって想定より寿命が早まってしまうと、初期費用の回収も困難になってしまいます。
すると、費用回収分のコストを毎月の給料から捻出しなければいけないため、家計負担の増加といったデメリットにつながります。
つまり、太陽光発電の寿命を延ばすのは、初期費用の回収や自家消費などによる経済的メリットを伸ばす上で特に重要なポイントといえます。
修繕コストが増加してしまう
太陽光パネルやパワーコンディショナなどに何度も故障や不具合が起きたら、その都度修理をしなくてはいけません。また、太陽光発電システムは精密機械なので、修繕にはコストがかかります。
たとえば、パワーコンディショナが故障した場合は、交換費用だけで40~50万円程度かかる場合もあります。決して小さな金額ではないため、家計にとって負担のかかる支出です。
また、初期費用の回収が完了する前に太陽光パネルやパワーコンディショナなどを何度も交換しなければいけない事態になると、費用回収の完了時期は延びてしまいます。
太陽光発電の寿命が早まると、効率的に発電していても支出の増加による費用回収時期の長期化などといったデメリットを招きます。そのため、定期的な保守点検を欠かさないよう心がけるのは、物理的な寿命を延ばす上でも大切です。
なお、保証期間でなおかつ条件を満たしていれば、緊急点検や修理・交換費用を無償にしてもらえる可能性があります。そのため、太陽光発電の設置を検討する際は、太陽光パネルやパワーコンディショナのメーカー保証と施工業者で提供している施工保証、その他太陽光発電関連の補償サービスを確認しておきましょう。
売却が困難になる
引越しなどで太陽光発電システムを売却したいとなった場合、故障していたり不具合があったりしたら住宅を含めて売却も困難になります。
また、システムの不具合で売却できない場合は、太陽光発電の撤去も検討する必要性が出てきます。しかし、住宅用太陽光発電の解体撤去には、撤去や解体、処分などで15万円前後の費用がかかります。
以上のように太陽光発電システムに対して適切なメンテナンスを施さないと、リスクが増大し、せっかくの有益性が減少してしまします。
そもそも太陽光発電システムは2017年の改正FIT法により定期的なメンテナンスが義務付けられています。
専門業者にきちんとしたメンテンナンスを行ってもらい、ぜひ有効活用していきましょう。
太陽光発電の寿命を延ばすために必要なメンテナンス方法解説!
続いては、太陽光パネル、パワーコンディショナ、蓄電池それぞれの寿命を伸ばすためのメンテナンス方法をご紹介します。
太陽光パネル
太陽光パネルはシリコン製のものがほとんどの為、半永久的に稼働すると言われています。しかし、表面などはガラスでおおわれていることが多いため、汚れや傷はある程度はついてしまうでしょう。
特に一般住宅の場合、太陽光パネルは屋根に設置されているため、素人が確認したりメンテナンスしたりすることは困難です。また、太陽光発電のメンテナンスには資格が必要なので、勝手に触ったり分解したりしてはいけません。
太陽光パネルの電気的な点検や清掃などは、太陽光発電専門の施工販売店に行ってもらうことが何より重要です。
個人では、発電モニターから異常がないか・発電量の減少が起きていないか日々チェックしておきましょう。もし異常をすぐに気付くことができれば、早めに修理交換対応してもらえますし、長期間の発電停止や減少を回避できます。
パワーコンディショナ
一般的に太陽光発電システムの中で一番メンテナンスを実施しなくてはいけないのがパワーコンディショナと言われています。
なぜなら稼働率が一番高く精密部品で構成されているからです。パワーコンディショナは家庭用に電力を変換する装置で、電解コンデンサや冷却用ファンなどの精密機械の部品も多く存在します。
そのため、ホコリが溜まったり熱の影響を受けたりすると、精密部品の故障や劣化につながりやすい状況です。
個人で対応できることは、主に以下のチェック作業です。
・日常的に異常な音がしていないか日々聞く
・外観がさびていないか目でチェック
・通気口が目詰まりしていないか外観からチェック
このような日常点検を行うことが大切です。そのうえで何か異常を見つけた場合は、専門業者にメンテナンスや修理を行ってもらいましょう。また、定期点検サービスへ契約していれば、パワーコンディショナの保守点検を行ってもらえます。
家庭用蓄電池
家庭用蓄電池に関しては屋内仕様のタイプもあり、手間のかかるメンテナンスや日常点検などはあまり必要としません。
しかし、メーカーによっては年に一度の通気口の清掃を推奨しています。
目詰まりはパワーコンディショナと同じく故障やエラーリスクにつながる、ので、定期的にエラーチェックなどの点検をすることが大切です。
他の機器と同じく点検に関しては、施工業者へ依頼および対応してもらいましょう。
太陽光発電の寿命を延ばすには施工業者選びも大切
太陽光発電の寿命を延ばすには施工業者選びも大切
太陽光発電の寿命を延ばすには、施工業者の施工技術やアフターフォローサービスも重要です。
ここまでの解説で理解した方も多いかと思いますが、太陽光パネルやパワーコンディショナなどの各種機器を個人でメンテナンスしたり修理したりできません。つまり、稼働後に個人で対処できることは少ない状況です。
実際に太陽光発電システムの仕入れから設置工事、設置後の定期点検・緊急時の駆けつけサービス、修理交換を行う施工業者の品質が、設備の寿命を延ばす・効率的な運用を左右します。
そのため、施工業者を調べる際は、施工費用の安さだけでなく、施工件数などの実績や評判、サービス対応、取り扱っている機器の種類、設置後のサービス内容まで総合的に判断した上で選びましょう。
また、施工業者側で行ってもらえる発電量のシミュレーションには、経年劣化による発電効率の低下も計算に入っているのか確認する必要があります。発電量が多めに計算されている状態で見積もりをしてしまうと、費用回収期間や毎月の負担額などもずれてしまいます。
太陽光発電の寿命を延ばすには施工品質の高いサービスを利用しよう!
太陽光発電の寿命は、機器によって異なります。太陽光パネルなら25~30年、パワーコンディショナや接続箱は10~15年、配線類は20~30年程度とされています。また、経年劣化などによって寿命が早まる可能性はあるため、施工品質やサービス対応の高いサービスを利用するのが大切です。
具体的には、設置工事だけでなくアフターフォローサービスに実績を持つ業者へ依頼すれば、適切な時期に交換してもらえますし、細かな異常を早期に発見し対処してもらえます。
太陽光発電の寿命と費用回収について気になる方や太陽光発電で家計負担を抑えたい方などは、今回の記事を参考にしながら太陽光発電の比較検討を進めてみてはいかがでしょうか。
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