太陽光発電と日射量の関係と日照時間都道府県ランキング | エコでんち

太陽光発電と日射量の関係と日照時間都道府県ランキング

最終更新日:2023.06.23 お役立ち情報

太陽光発電と日射量の関係と日照時間都道府県ランキング

太陽光発電と日照時間のデータがわからず困っていませんか。

なんとなく関係が深そうなので気になりますよね。結論から述べると、日照時間は太陽光発電の発電量に影響を与えます。したがって、両者の関係を把握してから設置の検討を進めることをおすすめします。

そこで今回は、都道府県別の日射量に関するデータ、太陽光発電と日照時間の関係を解説しています。発電量に大きな影響を与える要素なので、太陽光発電の設置を検討している方は参考にしてください。

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電気代の節約や停電への備えを考えている方に役立つ情報をお届けします。2018年11月から、太陽光発電・蓄電池の専門店ならではの視点で、分かりやすい解説を発信しています。

太陽光発電では日照時間のデータが重要な理由 

太陽光発電にとって、日照時間およびデータはとても重要な要素です。

日照時間は、直射日光が地表を照射(日照の定義は直射日光量0.12kW/㎡以上)した時間を表します。日照時間が重要とされる理由は、発電量に影響するためです。

まず太陽光発電の発電量は、以下の計算式で求められます。

【日照時間を使った計算式】 

・年間発電量=年間日照時間×0.65  

以上の計算式を見てわかる通り、日照時間が短くなればなるほど発電量は少なくなります。ただし、日照時間を使う発電量の計算式はあまり正確ではありません。日照時間は日差しが強い1時間であっても、日差しが弱い1時間であっても、一定の条件を満たせば同じ1時間として扱うからです。発電量をシミュレーションする場合は、日射量も活用することをおすすめします。日射量は、地表に到達した太陽の放射エネルギー量を表します。日射量を使った発電量の計算式は以下の通りです。 

【日射量を使った計算式】 

・年間発電量=年間日射量×システム出力係数(0.8~0.9で季節により異なる)  

太陽光発電に重要な日照時間の調べ方 

では、日照時間をどのように調べればよいのでしょうか。最もお手軽な方法が、気象庁のWebサイトで日照時間一覧表を確認することです。日照時間一覧表には、全国各地の日照時間が期間合計で記載されています。

たとえば、東京都八王子市の前5日間合計、前10日間合計、前20日間合計、前30日間合計、前60日間合計、前90日間合計の日照時間と平年比などを確認することができます。非常に便利ですが、推計気象分布から得た推計値(推定の値、データ)である点には注意が必要です。

また全国各地の日照時間をくまなく掲載しているわけではありません。例えば、日照時間を確認できる東京都の地点は11カ所となっています。

より正確なデータから計算・分析したい場合は、過去の日照時間を調べるのもおすすめです。気象庁には、過去の気象データを検索できる機能があり、都道府県と年月日を設定すれば、年ごとの値や年・月ごとの平均値などを調べることができます。

過去の日照時間をもとに発電量をシミュレーションしたいときなどに適しています。  

データから見た日照時間の多い都道府県

太陽光発電の発電量は設置場所によって異なり、日照時間も関係しています。つまり、日照時間の長い地域は、太陽光発電の発電量を伸ばしやすいと考えられます。

政府統計や気象庁のデータには、都道府県別の日照時間に関するデータも掲載されているので、このようなデータから地域ごとの日照時間を確認することが可能です。

それでは、ランキング形式で日照時間の長い都道府県を紹介します。

2022年度】

都道府県名

日照時間(年間・時間)

大阪府

2,319.6

兵庫県

2,310.0

山梨県

2,298.1

徳島県

2,278.0

高知県

2,270.8

和歌山県

2,260.4

愛知県

2,256.3

岡山県

2,251.8

静岡県

2,239.7

香川県

2,227.7

 

続いては、2021年度のデータから日照時間の長い都道府県を紹介します。

2021年度】

都道府県名

日照時間(年間・時間)

山梨県

2,319.5

静岡県

2,304.4

茨城県

2,263.1

埼玉県

2,245.3

群馬県

2,218.0

神奈川県

2,215.8

高知県

2,211.4

徳島県

2,189.2

大阪府

2,179.8

兵庫県

2,178.6

 出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)日照時間(年間) | 地域ランキング | 都道府県データ | 社会・人口統計体系 | 地域から探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)

都道府県別の日射量に関するデータはどうやって見る?

冒頭で紹介した発電量の計算には、日照時間を用いたものと日射量を用いたものが存在します。より正確性を重視する場合は、日射量の活用がおすすめです。

日射量のデータに関しては、NEDOや気象庁などのHP内で公開されています。

たとえば、気象庁のHPを利用する場合は、まずHPへアクセスし、トップページの「各種データ・資料」をクリックします。するとさまざまな項目が表示されるので、「気象」という項目にある過去の気象データ検索をクリックしましょう。

次は、以下の方法で各都道府県・市町村のデータを検索していく流れです。

  1. 画面左の都府県・地方を選択をクリック
  2. 地図が表示されるので調べたい都道府県をクリック
  3. さらに市町村が表示されるので調べたい地域をクリック
  4. 過去の気象データ検索の画面に自動で戻る
  5. 「年月日の選択」から確認したい年月日を選択
  6. 「観測開始からの月ごとの値を表示」をクリック
  7. 全天日射量タブをクリックすると日射量の平均値が表示される

なお、全ての市町村で全天日射量を観測しているわけでないため、空欄のデータも存在します。全てのデータは比較できないため、目安として活用していきましょう。

全天日射量とは、水平に設置された全天日射計という測定機器で測定された日射量データのことです。太陽の高度角・方位角によっては、誤差が生じる場合もあります。

NEDOの場合は、日射量データベース閲覧システムというページがあり、年間・月別の日射量データも表示されています。両データの場合は、地図を拡大していき、ある地点の日射量に関するグラフを閲覧できるという仕組みです。また、日射量の変化を時系列ごとに確認できるのが、主な特徴です。

全国日射量マップの場合は、地図に示された色で日射量の目安を確認できるようになっています。大まかな数値を地図で確認したい時は、使いやすいデータです。

日射量の多い場所で太陽光発電を始めるメリット

日射量の多い場所では、発電量を効率的に増加させることが可能です。しかし、具体的なメリットがわからないという方も多いかと思います。

続いては、日射量の多い場所で太陽光発電を始めるメリットをわかりやすく解説します。

売電収入を効率的に得やすく費用回収期間の短縮につながる

日射量の多い場所では発電量増加を見込めるため、売電収入の増加を期待できます。すると、費用回収期間の短縮につながり、手元に残る売電収入を増やすことが可能です。

通常、住宅用太陽光発電を導入する場合は、ローンを組んだ上で購入および設置していきます。そのため、毎月ローンの返済が発生します。

太陽光発電はFIT制度の対象設備なので、固定買取価格で余剰電力を10年間売電することが可能です。FIT制度は、一定期間固定の単価で電力を買い取ってもらえるもので、年間の収支を予測しやすくなります。また、費用回収の見通しを立てやすくなるのが、メリットの1つです。

FIT制度を活用した住宅用太陽光発電では、固定買取期間の終了時期でもある10年前後でローンの費用回収を完了させられる傾向です。また、日射量の多い場所で売電収入を伸ばせれば、10年未満での費用回収も期待できます。

すると、固定買取期間中に売電収入をそのまま手元に残せるため、副収入が欲しい方にとっても大きなメリットといえます。

電気料金削減効果を伸ばせる

日射量の増加によって発電量が増加すれば、電気料金の削減効果を伸ばせる可能性もあります。

FIT型の住宅用太陽光発電では発電した電気を先に自家消費し、余った電力を売電していきます。たとえば、日中の消費電力量が多い場合は、より多くの電気を発電することで自家消費率を高められます。

また、日中の消費電力量が少ない場合は家庭用蓄電池を導入し、余剰電力を貯めることも可能です。あとは日中に貯めた電気を夜間や早朝・消費電力量の多い時間帯に自家消費し、電気料金をさらに削減できるようになります。

このように電気料金の削減効果を伸ばしたい時は、日射量も重要なポイントです。

災害時の非常用電源として活用しやすくなる

日射量の増加によって発電量が増加すれば、非常時に効率よく電力を取り出しながら在宅避難生活を送れます。

太陽光発電は、停電時でも自立運転モードによって発電を継続できます。そのため、非常用電源としても役立つのが、メリットの1つです。

在宅避難生活において電気は、調理などを少しでも充実させる上で重要です。また、充電式ラジオやスマートフォンで長期的に災害情報を取得するためには、電気が必要です。

日射量の多い場所であれば多くの電気を取り出せるため、調理機器や照明など複数の製品へ電力を供給したり、情報収集に使用している機器へ充電したりできます。

日射量が少ない場所で太陽光発電の発電量を伸ばすには?

日射量の少ない場所で太陽光発電の発電量を伸ばすには、いくつかの方法を検討してみる必要があります。

たとえば、N型太陽光パネルの導入が、発電量の改善につながる可能性もあります。

N型太陽光パネルは、既存の太陽光パネルと異なり低照度環境でも発電できるため、早朝や夕方といった日射量の少ない時間帯でも発電を見込めます。また、高温環境下でも変換効率の低下を抑えらえるのが強みで、夏場でも一定の発電量を確保できます。

他にはハーフカットセルの太陽光パネルを検討してみましょう。ハーフカットセルは、通常のセルよりも半分のサイズに設計・製造されたものです。電気抵抗を抑えられる構造なので、抵抗熱による電力損失を抑制できるようになります。

最新の太陽光パネルにはさまざまな技術が組み込まれていて、低照度環境でも発電量を伸ばしやすいタイプもあります。

まずは、施工販売店へ太陽光パネルの種類について相談してみましょう。

太陽光発電の業者選びで大事なこと 

太陽光発電を設置するときは、日照時間だけではなく業者選びにも注意しなければなりません。いわゆる悪徳業者が存在しているからです。業者選びの基本的なポイントを挙げると以下のようになります。 

太陽光発電の設置を自社スタッフが行っている 

自社施工の業者は、責任の所在が明らかなためアフターサービスが充実している傾向があります。

また、自社施工によって施工技術や知識、経験を蓄積しており、施工品質という点でも信頼できます。さらに下請けの利益を省けるため、コストを抑えられることが少なくありません。

自社施工ではない場合は、提携点の施工IDについて確認してみるのが大切です。施工IDとは、太陽光発電や蓄電池の設置工事に必要なもので、メーカーから取得します。つまり、施工IDを取得している施工店は、メーカーごとの施工方法や注意点などを把握した信頼できる業者といえます。

まずは太陽光発電の施工販売店HPやチラシから自社施工もしくは、施工IDを取得している施工店と提携しているかどうか確認してみましょう。

施工実績が豊富 

施工実績が豊富な業者は、知識・経験とも豊富なため工事の品質が高い傾向があります。多くの方が支持していることから、トラブルも少ないと考えられます。 

施工販売店のHPやチラシなどから施工件数や実績について調べたり、口コミサイトなどから実際に設置工事を依頼した方たちの体験談や評判を確認したりしてみましょう。

ただし、口コミには主観的な意見が入っているため、鵜吞みにせず参考の1つとして活用しましょう。

太陽光発電の選択肢を複数提示してくれる 

太陽光発電の特徴は製品により異なります。したがって、複数の選択肢を提示してくれる業者をおすすめします。複数の選択肢があれば、ライフスタイルに合っているものを選べるほか、予算に合った製品を検討できます。

なお、エコでんちでは、お客様のご要望をヒアリングした上で条件に合った太陽光発電や知蓄電池をご提案いたします。1から製品を比較検討を行わずに済むため、負担を軽減しながら太陽光発電の導入を進められます。

太陽光発電を設置する前に日照時間・日射量のデータを確認 

太陽光発電と日照時間・日射量について解説しました。太陽光発電の発電量は、日照時間から影響を受けます。日照時間は地域により異なるため、確認してから太陽光発電を設置するとよいでしょう。日照時間をもとに発電量を計算しておけば、予想と大きく異なるといった事態を防げるはずです。 

まとめ

都道府県ごとの日射量データを確認することは、発電量をどの程度伸ばせるか計算する上で役立ちます。また、実績のある施工販売店は、各種データから発電・年間収支に関するシミュレーションも丁寧に行ってくれます。

日射量の少ない地域で太陽光発電を始めてもいいのか気になる方や十分な発電量を確保できるか心配な方などは、この機会にエコでんちへ相談してみてはいかがでしょうか?

エコでんちは、施工IDを取得した施工店と提携し、かつメーカー保証とは別に自然災害補償10年、工事賠償保険・PL保険15年を付帯しています。

さらに、環境省公的資格「うちエコ診断士」を取得したスタッフが在籍しており、お客様のご要望に合った製品を提案いたします。

どのような製品が自宅に合っているのかわからない方、まだ太陽光発電の導入は決めていないものの経済的メリットを得られるのか知りたい方も、この機会のお電話やWebフォーム、公式LINEよりお気軽にご相談ください。

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