蓄電池の容量計算と製品を選ぶときに気を付けたいポイント
最終更新日:2023.06.21 お役立ち情報
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太陽光発電に設置する蓄電池の容量計算について解説しています。さらに、製品を選ぶときに気を付けたいポイントも紹介しています。蓄電池の設置を検討している方は、参考にしてください。
「太陽光発電に蓄電池を設置したいけど、どの容量を選べばよいかわからない」と悩んでいませんか。頻繁に購入するものではないのでわかりづらいですよね。とはいえ、適当に選ぶことはおすすめできません。ライフスタイルにマッチしていない容量を選ぶと、生活のしづらさを感じることになるからです。蓄電池の容量は、家庭で使用している電力量や太陽光パネルの容量から計算することができます。このページでは、蓄電池の容量計算と蓄電池の選び方について詳しく解説しています。以下の情報を参考にすれば、どのように容量を考えればよいかがわかるはずです。製品選びの基準が分からない方は参考にしてください。
目次
蓄電池を選ぶ時は容量が重要
蓄電池は電気を貯えられる装置です。蓄電池を選ぶときは、容量が重要といえるでしょう。容量により貯えられる電気量、家電を稼働させられる時間は異なるからです。
特に10年以上太陽光発電を使用する場合は、蓄電池とその容量が重要になります。固定買取制度(FIT)の期間が10年と定められているからです(家庭用10kW未満の場合)。FITが終了すると電気の買取価格は大きく下落します。具体的には、20~40円程度の買取価格が7~8円程度になるのです。電気の購入価格より安くなるので、自家消費が現実的な選択肢になります。電気を自家消費するときにあると便利なのが、ライフスタイルに合わせた容量を備えた蓄電池です。
ライフスタイルに合わせた容量は、必要な電力量をもとに計算します。必要な電力量を計算するときに押さえておきたいのが、各家電の消費電力です。代表的な家電の消費電力の目安をまとめると次のようになります。
荷電 | 消費電力の目安 |
テレビ | 150~300W |
冷蔵庫 | 100~300W |
エアコン | 600~800W |
電子レンジ | 1000~1500W |
IH調理器 | 700~3000W |
掃除機 | 800~1000W |
照明 | 50~100W |
※具体的な消費電力は、製品や使用方法により異なります。
蓄電池の容量はどのように決めればよいのでしょうか。
最適な蓄電池の容量を導き出す計算式
蓄電池の最適な容量は、家庭で使用する電力量をもとに考えられます。家庭で使用する電力量は以下の計算式で求められます。
・家庭で使用する電力量=使用する家電の消費電力の合計×家電の利用時間
例えば、照明(100W)・テレビ(150W)・冷蔵庫(190W)を5時間使用したとします。使用する電力量は、2.2kWh((100W+150W)×5時間)です。2.4kWhの容量があればまかなえると考えられます。以上のように使用する電力を求めて、蓄電池の最適な容量を考えることができます。
また、蓄電池の容量は太陽光パネルの容量からも考えられます。太陽光パネルの容量は、カタログなどに記載されているはずです。太陽光パネルの容量がわかれば、「容量×発電時間」で1日の発電量を推測できます。例えば、容量が4.5kWの太陽光パネルで3時間発電したと仮定すれば、発電量は13.5kWhです。自家消費する電力は3割程度といわれているので、7割にあたる9.45kWhを貯められる蓄電池を選べばよいと考えられます。
容量以外に蓄電池を選ぶポイント
蓄電池を選ぶときは、容量以外にも注意したいポイントがあります。確認しておきたいポイントを紹介します。
定格出力
定格出力は、貯めた電力を一度にどれくらい出せるかを表します。容量を貯水タンクとするならば、定格出力は蛇口にあたります。定格出力が大きいほど、同時に使用できる家電は多くなります。
屋内用・屋外用
蓄電池には、室内に設置する屋内用と室外に設置する屋外用があります。設置する環境に合わせて蓄電池を選ぶ必要があります。
設置場所とサイズ
蓄電池のサイズは製品により異なります。設置場所の大きさも環境により異なるはずです。蓄電池のサイズは、設置場所の大きさに合わせて選びましょう。最近の製品は小型化しているため、以前に比べると設置しやすくなっています。
パワコンの必要性
蓄電池には、直流から交流に電気を変換するパワーコンディショナーの役割を兼ねているもの(=ハイブリットタイプ)があります。ハイブリッドタイプを選べば、パワーコンディショナーは必要ありません。これから太陽光発電を設置する場合は、ハイブリッドタイプの蓄電器も検討しましょう。
ライフスタイルに合わせて蓄電池の容量を選択
蓄電池の容量計算について解説しました。基本的には、家庭で使用する電力量をもとに容量を計算できます。あるいは、太陽光パネルの容量をもとに計算することも可能です。紹介した情報を参考に、最適な蓄電池の容量を選んでみてはいかがでしょうか。
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