発電機の停電時対策に注意!停電には蓄電池と発電機どちらがいいか
2021.01.18蓄電池
災害時や停電時の対策として発電機を導入する方や実際の停電時に使用する方が増えています。
とくに台風や地震などのニュースでよく目にするのが停電対策としてホームセンターで発電機を買い求める人たちです。
発電機使用の注意点として停電時に間違った使い方をしてしまうと一酸化中毒による死亡事故が多発しているので注意しましょう。
家庭用の小型発電機は、ガソリンやカセットボンベを燃料とする発電機で、ほとんどの発電機がガソリンで駆動するタイプです。地震や台風時などの災害時の停電対応やアウトドアでの使用など便利な商品ですが、ガソリンの保管には細心の注意が必要です。
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使用時の注意/ガソリンの揮発性に注意!
ガソリンはマイナス40℃でも気化する特性があるため、日常どんな場面でも気化すると考えましょう。さらにわずかな火源でも爆発的に燃焼する物質なので、ガソリンを扱う場合は、常に爆発の危険性と隣り合わせにあることを覚えておきましょう。
クルマの車内にて運搬されたガソリンは、クルマの振動、熱などにより通常状態よりも気化していて携行缶内の圧力がかなり高くなっています。
そんな状況にもかかわらず、いざ給油しようとガソリン携行缶のフタを開けると、ガソリンが内圧によって噴き出すことが多々あります。これは非常に危険で、ガソリン携行缶を使用する前は必ず圧力を抜いてから使用するようにしましょう。
発電機の騒音に注意!
発電機稼働には屋外使用が原則ですが、住宅で使用する場合は近所迷惑になるので注意しましょう。
自宅の庭先やキャンプ場で昼間に発電機を使用するときは、50db程度が許容範囲で、60dbを超えると近所迷惑になります。
夜間の使用はさらに低く45dbが許容範囲となっております。
発電機の騒音レベルは51.5db~90dbとなっているので住宅が密集するエリアで使用するには不向きです。
せっかく買った発電機もこれでは使うに使えません
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発電機の屋内使用は危険なのでやめましょう!
屋内や風通しの良くない場所で使用すると一酸化炭素(CO)中毒を起こし、死亡事故につながる危険があります。
東京都の専門機関で小型発電機を室内で運転したテストでも一酸化炭素濃度が短時間で極めて危険なレベルに達することを確認していますので注意しましょう。
事故事例
・暴風雪で停電中に発電機使用、自宅内で一酸化炭素中毒か…夫婦が死亡
秋田県 2021/1/13
出典:読売新聞ニュース
・CO中毒、2人死亡 停電の室内で発電機使用か
北海道 2018/9/7
出典:朝日新聞デジタル
・台風停電中に一酸化炭素中毒 発電機の排ガスか
沖縄 2015/8/28
出典:沖縄タイムス
事故を防ぐポイント
- 小型発電機の運転中の排気ガスには、一酸化炭素が多く含まれています。極めて危険なので、換気をしていても屋内では絶対に使用しないでください。
- 屋外で使用する場合でも、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。屋外だからといって安心せず、風通しの良いところで使用してください。
停電対策には住宅用蓄電池が安全
以上のことから停電対策には安全テストや消防法をクリアしている蓄電池が最適です。
使用に応じてポータブル蓄電池から太陽光と連携した家庭用蓄電池まで幅広くラインナップがありますので興味のある方はお問合せください。