マンション住まいで蓄電池を導入するメリット
最終更新日:2023.06.21蓄電池
マンション住まいの方でも、万が一の事態に備えて蓄電池を導入したいと考える方がいるでしょう。マンション住まいの方が蓄電池の導入する際は、いくつか注意すべき点があります。
当記事ではマンション住まいで蓄電池を導入するメリットと導入時の注意点を解説します。
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目次
賃貸や集合住宅住まいでは蓄電池の導入は難しい
賃貸や集合住宅に住んでいる方が自宅に蓄電池を導入するのは難しいでしょう。自分が所有している住宅とは異なり、蓄電池の導入にいくつかのハードルがあるからです。
賃貸や集合住宅住まいの方が蓄電池を導入しにくい理由を2つ見ていきましょう。
1. 近隣住民の迷惑になる
太陽光発電システムや蓄電池の導入には工事が必要になります。
集合住宅では近隣住民も近くにいるので、工事によって迷惑をかけてしまうことも考えられます。
両隣や上下の部屋から苦情が出ると、その後住みにくくなったり大家さんや管理会社から注意されたりすることもあるでしょう。
まれに蓄電池の導入を許可してくれるオーナーがいるかもしれませんが、近隣住民に周知し、迷惑をかけないよう細心の注意を払う必要があるでしょう。
2. 原状回復が難しい
蓄電池の設置工事では、住宅の壁に穴をあけなければなりません。蓄電池はかなりの重量になるため、しっかりと固定するために必要な工事です。
賃貸の場合、出ていくときには基本的に原状回復が必要となります。
経年劣化の場合には原状回復の責任が軽減・免除されることがありますが、蓄電池の設置工事は原状回復して退去しなければなりません。
原状回復ができない場合、非常に高額の退去費用が請求されることが予想されます。
蓄電池によって電気代が節約できたとしても、退去費用を考慮するとデメリットのほうが大きくなる可能性が高いでしょう。
以上の理由から、賃貸や集合住宅住まいの方が定置型蓄電池を導入するのは困難です。
蓄電池を停電時の非常用電源として使いたい場合は、設置工事が必要ないポータブル型を検討されてはいかがでしょうか。
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マンションに太陽光発電と蓄電池を導入したときの使いみち
集合住宅住まいの方が太陽光発電や蓄電池を導入するのはかなり難しいですが、オーナーが導入を決意するケースはあります。
実際にマンションに太陽光発電システムや蓄電池を導入するとどのような使いみちがあるのか見ていきましょう。
1. 電力会社への売電
太陽光発電システムや蓄電池の導入によって電力会社への売電が可能となります。
賃貸物件や集合住宅の場合、各部屋に蓄電池を導入するのは莫大な費用がかかりますが、屋上などの空きスペースを利用すれば、太陽光発電システムや蓄電池を設置できるかもしれません。
十分な発電量があれば、電力会社への売電によってさらに収入を得られます。
マンション経営によって家賃収入が得られますが、蓄電池の導入でさらなる収入アップが見込めるでしょう。
2. 共用部分の電気に充てる
続いて太陽光発電システムや蓄電池を導入した場合は、ためた電気を共用部分の電気に充てられます。
マンション経営では、共用部分の電気代はオーナーが支払います。防犯対策として共用部分の照明は夜通しついていることが多いので、電気代もかなりの額になるでしょう。
しかし太陽光発電システムと蓄電池を導入すれば、発電した電気を共用部分に充てられます。
昼間は太陽光発電を行い、その電気を蓄電池にためて夜間に使えば非常に効率的です。
さらに共用部分の電気代を節約できれば管理費を下げられ、入居者の負担軽減や入居率の改善につながる可能性もあります。
3. 発電した電気を入居者が使う
さらに発電した電気を蓄電池にためておき、入居者に使ってもらう方法もあります。発電した電気は各家庭に割り振られ、余った電気はオーナーではなく各家庭が電力会社へ売電します。
オーナーにとってはメリットがないように思えますが、実はそうではありません。
入居者の立場に立ってみれば、電気代がかからず電気が余れば売電できる物件は非常に魅力的です。
賃料を相場より高く設定したとしても、電気代を考慮すればほかの物件よりも条件がよいと感じてもらえるはずです。
結果として入居率が高まり空室が減ると、オーナーにとって大きな利益をもたらします。
マンションに太陽光発電と蓄電池を導入したときのメリット・デメリット
マンション経営をしているオーナーであれば、太陽光発電システムや蓄電池を導入するメリット・デメリットについて知っておきましょう。
太陽光発電システムや蓄電池を導入するメリット・デメリットを各2つずつ紹介します。
メリット1. 住人の満足度向上
まずマンションの住人の満足度が向上するメリットがあります。
太陽光発電システムと蓄電池の導入によって共用部分の電気代が下がったり、各家庭の電気代を節約したりできる可能性があります。マンションの住人にとっても出費が少なくなるので、これはうれしいポイントです。
さらに、太陽光発電システムと蓄電池があれば、自然災害が発生したときでも電力供給が可能です。
通常自然災害が発生すると、電力供給がストップします。
そのため、マンションのエレベーターは動かず、給水システムも停止してしまう場合があります。マンションの場合、高層階で孤立してしまう高層難民となる住人が出てしまう恐れさえあります。
太陽光発電システムと蓄電池があれば、共用部分への電力供給が行えるため、エレベーターや給水システムもより安定して使用できるでしょう。
メリット2. 付加価値の高い物件となる
太陽光発電や蓄電池を導入すると、魅力的な付加価値がつきます。
省エネや創エネをアピールできることに加え、入居者の負担を減らせるため、入居者が入りやすくなるでしょう。
物件の価値が上がれば家賃も高くなるので、オーナーにとって大きなメリットです。
デメリット1. 初期費用が高くとなる
太陽光発電や蓄電池導入のデメリットは、費用です。
すでにマンションを経営している場合であっても、太陽光発電システムや蓄電池の設置にかなりの費用がかかります。
さらにマンション自体のメンテナンス、修理にも費用がかかるので、付加価値を高めるための工事に予算を割くのは難しいかもしれません。
デメリット2. 入居者がいると設置が難しい
すでに住人がいるマンションに太陽光発電や蓄電池を設置するのはかなり難しいのもデメリットです。
工事には入居者の同意が必要だからです。
一時的とはいえ入居者は騒音や不便さに耐えなければなりません。
もしかすると最後まで工事に同意してくれない入居者がいるかもしれないことを念頭に置いておきましょう。
のちのちトラブルとならないためにも、根気強くメリットを説明する必要があるかもしれません。
【まとめ】
マンションへの蓄電池導入のメリットは大きい
マンションの住人が蓄電池を導入するのはかなりハードルが高いですが、マンションのオーナーであれば太陽光発電と蓄電池を設置できるかもしれません。
初期費用はかかるものの、売電や電気代の節約などオーナーにとっては多くのメリットがあります。
これからマンション経営を検討している方、蓄電池の導入を検討している方は、屋上を有効活用した蓄電池の設置を検討してみください。
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