深夜電力(夜間電力)とは?蓄電池を活用して電気代を節約する方法
最終更新日:2024.06.18蓄電池
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「夜の電気代は安い」なんて噂を耳にしたことがある人は、多いのではないでしょうか。
この噂はあながち間違ってはおらず、電力会社の深夜電力に対応したプランへ変更すれば、実際に夜の電気使用料金を安く抑えることが可能です。
この記事では、電気代を節約したい人が絶対に押さえておきたい深夜電力と蓄電池について解説します。
よりお得に生活するためにも、自分に合ったプランを知っておきましょう。
目次
深夜電力とは
電気代を節約するうえで大切になるのが、「深夜電力」です。
まずは、そんな深夜電力の基礎知識について紹介します。
深夜電力は夜の電気料金がお得になるプラン
深夜電力は、深夜の電気料金を安くする代わりに、日中の料金が少し高めに設定されているプランのことを指します。
日中も自宅で生活をしている人にとってはあまり大きな恩恵がありませんが、仕事などで夜に帰宅することが多い人にとっては、電気代節約が叶う嬉しいプランです。
深夜電力が適用される時間帯
深夜電力が適用される時間帯は、電力会社によって異なります。
そのため「この時間がお得」とは一概には言えませんが、大体夜22~朝7時の幅で料金が安く設定されていると考えて問題ないでしょう。
実際に東京電力の深夜料金プランを見てみると、夜23~朝7時の間で料金が安くなっていました。※1
ほかの会社も、おおむね適用時間は同様に設定されています。
仕事から帰るのが遅くてこの時間帯に家事をすることが多い人は、深夜電力に対応したプランのほうが、電気料金が安くなる可能性があります。
また、エコキュートや蓄電池を使っているご家庭も、深夜電力を導入すると電気代を節約できる可能性が高いです。
深夜電力の種類
一口に深夜電力と言っても、電力会社によってさまざまなプランが提供されています。
ここでは、深夜電力の種類について簡単に見ていきましょう。
● 深夜電力A
一般のご家庭で、キッチンや洗面所などの小型電気温水器を使っている人に向けたプランです。0.5kW以下の電化製品に対応しており、あまり多量の電力を使わないご家庭に最適です。
● 深夜電力B
一般のご家庭で、電気温水器やエコキュートなどを使っている人に向けたプランです。夜に使う電力が多いご家庭に最適です。
● 深夜電力C
一般のご家庭で、電気温水器やエコキュート、床暖房などを使っている人に向けたプランです。深夜電力Bプランよりも多量の電力を使うご家庭に最適です。
料金プラン名は電力会社によって異なるため、契約前にしっかりと問い合わせておくことをおすすめします。
使う電力の量が多いほど、それに比例して料金は安くなっていきます。毎月の電気使用量に合わせて、ご自宅にとって最適なプランを選ぶことが節約のコツです。
※1 東京電力|深夜電力
深夜電力はなぜ安い?
そもそも、どうして夜の電気料金は安くなるのでしょうか。
そのメカニズムについてあまり詳しく知らない人も多いかもしれません。
夜の電気代が安くなる理由は非常に単純で、夜の電気が余ってしまっているためです。
多くの発電設備では、昼間のピークの時間でも発電量が不足しないように大量の電力が供給できる設備が整えられています。
発電する電気の量を細かく調整することは難しいため、人が寝静まった夜も過度に発電しすぎてしまい、夜は電力が余ってしまうのです。
この余った電力をムダにしないために発案されたのが、深夜電力のプランです。
価格を抑えて夜の電力使用を促進することで、電気を有効活用することが深夜電力の目的になります。
このように深夜電力は、電気会社と消費者双方がメリットを得られる仕組みになっているのです。
深夜電力がおすすめの人
昼間よりも大幅に電気代が安い深夜電力ですが、すべての人が得できるというわけではありません。
深夜電力で電気代を節約できるのは、以下のような人です。
● 日中は仕事で家にいる時間が少ない
● オール電化を導入している
● 蓄電池を導入している
● エコキュートを導入している
この条件に該当している人は、深夜電力プランに乗り換えるとお得に電気を使えるようになるかもしれません。
深夜電力を使うと電気代がどのくらい節約できる?
実際に深夜電力プランを使うと、どのくらいの電気代が節約できるのでしょうか。
地域やプランによって金額は全く異なりますが、ここでは東京電力を例に料金を比べてみましょう。
【東京電力の夜トク8プラン】
● 深夜23~朝7時:21.16円/kWh
● 朝7~深夜11時:32.74円/kWh
【東京電力の従量電灯Bプラン】※2
● 120kWhまで:19.88円/kWh
● 120~300kWhまで:26.48円/kWh
● 300kWh以上:30.57円/kWh
日中に電気を使うご家庭や使用量が少ないご家庭は、深夜電力のプランだと割高になってしまいます。
しかし、使用量が多くて夜に電力を使うご家庭は、プランを変更することで、1kWhあたりおよそ5円以上の節約が可能となります。
このように深夜電力は、ひとり暮らしなどで電気使用量が少なめのご家庭だとあまりお得にならないケースもあるプランです。
導入時は各電力会社の料金シミュレーションを試して、本当にプランを変更したほうがいいかどうかを確認するようにしましょう。
※2 東京電力|従量電灯B・C
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深夜電力と蓄電池を併用すれば電気代が節約できる
深夜電力プランは、夜に多くの電力を使う人であればお得になるプランです。そんな深夜電力の特性を利用して節約効果を最大限に引き出すためには、実は蓄電池との併用が非常におすすめです。
そこでここからは、深夜電力と相性抜群の蓄電池について解説します。
蓄電池とは
蓄電池とは、充電して何度も使えるタイプの電池のことを指します。
蓄電池は「二次電池」とも呼ばれており、スマートフォンのバッテリーや車などにも使われている、私たちにとって馴染み深い電池です。
家庭用の蓄電池は、一般的な蓄電池同様に電気を貯めることが可能な商品です。
貯めた電気はいつでも使えるため、節電をしたいときだけではなく災害時の備えとしても役に立ってくれます。
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さらに、太陽光発電の電力を貯めておける機能を利用すれば、FITの売電期間が終わったご家庭でも自家消費しやすくなるという利点があります。
メーカーによって異なりますが、家庭用の蓄電池はおよそ3,500回前後使用が可能で、寿命は15年~長いものでは30年以上にもなります(使用環境によっても異なります)。
ただし、初期投資費用が高くて設置スペースが必要になるなど、蓄電池には一部デメリットも存在しています。
導入時は、デメリットとメリット双方をよく比較することが重要です。
深夜電力と蓄電池の使い方
深夜電力と蓄電池を併用するときは、電気代の安い深夜の時間帯に電気を貯め、その電気を使って日中生活する活用法がおすすめです。
この蓄電池の使い方であれば、夜型生活ではないご家庭も、深夜電力を使いながら生活ができるようになります。
夜型生活の人だけではなく、毎日の電気をお得に使いたいという人は、ぜひ蓄電池を選択肢の1つに加えてみてください。
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まとめ:深夜電力は蓄電池と相性が高い!
深夜の余った電力をお得な料金で使えるのが、深夜電力プランの特徴です。
日中は仕事で外出していることが多い人は、深夜電力に特化したプランにすることで電気代を節約できる可能性があります。
深夜電力の恩恵を最大限に享受するためには、深夜の電力を貯めておける蓄電池との併用が非常におすすめです。
電気代の節約やエコのためにも、ぜひ蓄電池の導入を検討してみてください。
ご家庭に合った蓄電池のシミレーションや、停電時に使える電気機器のシミュレーションなど
詳しくは、エコでんちにご相談ください。
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