蓄電池

太陽光発電と蓄電池で停電時も安心!蓄電池のメリットと活用方法とは?

最終更新日:2023.03.24蓄電池

家庭用蓄電池で災害時に家族を守る

いつ起きるかわからない災害や停電。

近年地球温暖化の影響による気候変動で、地震や台風などの災害が頻発し、長期停電の起きるリスクが高まっています。

 非常時に当たり前のように使っている電気が使えないと、不安感が大きくなり思わぬ事故に結びついたり、健康被害を招いたりします。しかし、自宅に太陽光発電システムや蓄電池を導入していれば停電時の非常用電源として大いに役立ち災害時にも安心した生活を送ることができます

 今回は、今後起きうる災害や停電の起きる可能性とリスクについてお伝えし、停電時に蓄電池があればどのように役立つのか、蓄電池のメリットやデメリットも含めて解説していきます。

 

災害時の停電のリスクを知ろう!

日本の地震

日本には2,000を超える活断層があり表の赤線で記しています。

  日本列島の活断層のイメージ

過去にもこの活断層型地震が頻発しています。ひとつは阪神淡路大震災、もうひとつが熊本大地震です。つまり、いつどこで活断層型地震が起きてもおかしくありません。

 2018年に起きた北海道胆振東部地震ではでは地震により北海道最大規模の火力発電所がダウンし北海道全域で停電(ブラックアウト)が起きています。こちらは最長1ヶ月の停電がありました。

 災害時に停電になった場合どのようなリスクがあるのかをご紹介します。

停電のリスクその①家電製品が使用できない

当然ですが停電で電気が止まれば、冷蔵庫などの家電は使えません。そのため冷凍食品などは溶けてしまいダメになってしまいます。冷蔵庫の開閉を少なくすれば1~3日は保冷されると言われていますが、停電が長引くようなら冷凍食品や生鮮食品はすぐに食べてしまうしかありません。

 またエアコンなどの冷暖房設備も止まってしまうため、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭は家族の健康面の心配も出てきます。

停電のリスクその②携帯やスマホの充電ができない

いまや現代人の連絡手段のほとんどは携帯やスマホです。そのため充電が切れてしまった場合は連絡も情報収集もできずに、非常に不安な状態を過ごさねばならなくなります。

停電のリスクその③オール電化住宅のダメージが大きい

住宅設備のすべてを電気で賄っているオール電化住宅の場合は、停電は切実な問題です。オール電化住宅の場合はIHクッキングヒーターでの調理になるため、停電時はお湯も沸かせない状態となります。もちろんこのようなダメージはオール電化住宅に限った話ではありませんが、デメリットであることは間違いありません。

太陽光発電と蓄電池を導入すれば停電時のリスクを軽減できる!

それではこのような停電時のリスクを下げるにはどうすればいいのでしょうか。

 答えは、太陽光と蓄電池を導入することです。太陽光で電気を作り蓄電池に貯めれば、長期の停電がおきても普段と変わらない生活ができます。また電気の自給自足が可能になれば、今後値上げの可能性のある電気代に頼らず効率よく電気を使用できます。太陽光発電は優れたシステムですが、悪天候や夜間の太陽光のない時間は発電ができません。しかし、蓄電池を導入し普段から電気を貯蓄しておけば、いざ停電が来た時にも電気を使用することができます。

 いつ来るかわからない停電や災害に備え、将来的な経済効果を上げるためにも太陽光発電と蓄電池導入は有効です。

蓄電池の有効性

蓄電池とはいわゆるバッテリーのことで、電力の充電や放電を行います。繰り返し使用することができるため、さまざまに利用することが可能です。EV充電のための自動車搭載用蓄電池や家庭用蓄電池、再生可能エネルギーの安定化・電力貯蔵としても使用されています。

 近年蓄電池が注目されている背景として、再生可能エネルギーの推進にともなった太陽光発電システムの普及が挙げられます。蓄電池は太陽光で発電した電力を貯めておくことが可能なので、セットで導入することで効果が大きくなります。

蓄電池のメリットって?

蓄電池はそれ自体で発電ができませんが、電力を蓄えることが可能です。そのため貯蓄した電気を必要な場面に応じて利用することができます。たとえば、深夜に電気代が安いプランのご家庭なら、蓄電池に夜間の安い電力を蓄えて日中使用するようにすれば電気代削減につながります。

蓄電池のデメリットって?

デメリットとしては、導入のための初期費用がかかることと設置スペースが必要という点になります。しかし、予算に応じた蓄電池や場所を取らない大きさの蓄電池もあるのでデメリットとしてそれほど大きいとは言えません。

停電時の太陽光発電と蓄電池の活用方法とは

ここからは実際に停電時に太陽光発電と蓄電池を、どのように活用するかのチェックポイントをお伝えします。

停電時は運転モードを自立運転に切り替える

太陽光発電と蓄電池は停電時「自立運転モード」に切り替える必要があります。切り替えるパターンは手動で行うものと、自動で切り替わるものと2つあります。自動で切り替わる場合は、機種によって多少の違いはあるもののほとんどが停電発生後約5秒で切り替えを行います。

 停電になり暗い中を手動で切り替えるのは、不便で大変です。ご家庭のモードがどのようになっているのか、事前に確認しておき自動で「自立運転モード」になるようにしておきましょう。わからないことがあれば施工業者に気軽に相談しましょう。

 エコでんちで施工させていただいた場合は、自動で「自立運転モード」になるように設置しております。

どんな家電を何時間使用できるか確認する

実際に停電時に蓄電池の電気でどれくらいの家電が使用できるかわからないと困りますね。そのためにもご家庭の家電がどの程度の消費電力なのかを知っておく必要があります。

 蓄電池は、416kWhほどの容量があり、基本的なものは11.1kWh14kWhとなっています。

 以下の表をぜひ参考にしてください。

 【一般的な電化製品の消費電力】

メーカーによって違いますのでおおよその目安と考えてください。

商品名

消費電力

デスクトップパソコン

150W300W

携帯電話(充電時)

15W

冷蔵庫

150W500W

電子レンジ

1300W

炊飯器

350W1200W

洗濯機

500W900W

エアコン

45W2000W

 ここから考えて4.kWhタイプでも冷蔵庫150Wの場合は約26時間稼働が可能となります。11.1kWhの場合なら約74時間ももちます。消費電力の少ない家電製品の組み合わせなら約2日は電力が持つと考えていいでしょう。

家庭用蓄電池の容量と選び方(容量計算・使い方)

蓄電池には100V対応と200V対応がある

蓄電池には100V対応と200V対応の2種類の機器があります。タイプによっては停電時に使用できる家電製品が制限されるので注意しましょう。IHクッキングヒーターやエコキュートなどは200V対応の蓄電池でしか使用できませんので、特にオール電化住宅の方は注意してください。

「全負荷型」と「特定負荷型」がある

さらに蓄電池には「全負荷型」と「特定負荷型」があり、「全負荷型」の場合は、家中の電力を賄うことが可能です。停電時一部の部屋だけ電力が使えればよいか、家全体で使用するのかも考慮しておきましょう。

太陽光発電と蓄電池導入を賢く行い、停電時の安心感を高めよう!

突然のトラブルの際に、上手に蓄電池を使いこなしてこそ、しっかりと災害対策ができたといえます。

 10年、15年と使用していくシステムですので、しっかりとご家庭に合った製品を選び、事前にしっかりとシミュレーションをおこなうことを推奨します。

 納得できる製品を選んで、いざというときにも安心して生活ができるようにしていきましょう。

家庭用蓄電池の価格相場は?安く買う方法まとめ

さらに電気料金の高騰により蓄電池の需要もあがり価格が高騰。導入しようと思っても在庫不足によりすぐに手に入らない可能性もあります。

今後の電気料金は2倍以上の高騰!?太陽光発電と蓄電池で自給自足を!

蓄電池と太陽光は未来への投資です。初期費用はかかりますが将来的な経済効果や災害への安心感を考えたときにメリットが大きいのは確かです。

 エコでんちでは100種類以上の豊富な蓄電池の中から各ご家庭に合ったプランを提案いたします。さらに保証サービスが充実しており、アフターサポートも万全です。

災害対策だけではなく節電対策や電気の自給自足を検討している方、家庭用蓄電池に興味のある方はぜひお気軽に一度ご相談ください。


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