災害の備え~停電したのに蓄電池が動かない~
2018.11.28お役立ち情報
今回は、蓄電池が本当に活躍する災害時の使用方法についてお伝えします!
太陽光発電の導入も増え、すでに蓄電池の導入されている方もいるのではないでしょうか。
その結果、
「電気代が安くなった!」
「経済効果がモニターで確認でき、節電意識が高まった」
など嬉しい声が当社にも届いております。
でも、実は蓄電池が本当に活躍するのは災害時なのです。
熊本地震や北海道地震など日本の各地で起こっている災害。
幸いなことに、当社のサポートセンターがある愛知県は今のところ被害にはあっていません。
し・か・し
災害は忘れたころにやってくるのです。
目次
停電時、自動で自立運転になっていますか??
意外と盲点なのが蓄電池は出荷時、自立運転が手動になっていることです。
当社で施工させていただいたお客様へは、施工業者が自動に設定を行っています。
通常はもちろん、自立運転が手動になっていても使用できるので
気づかずに災害時に操作方法がわからない・・・ということもあります。
実際に今回の熊本地震でも、せっかく蓄電池を導入しているのに「手動」になっていて
操作方法がわからず、すぐに使えなかったなどの体験談も少なからずあるようです。
そうならないためにも、
・蓄電池の自立運転についてモニターで確認
・操作方法などをマニュアルで確認
をしておきましょう!!!
事前確認チェックリスト
①自立運転が自動切り替えになっているか
②夜間電力モードを設定している場合の変更方法※1
※1 災害時、送電がストップしてしまう為、太陽光でつくった電気を仕様・余剰分を貯めます。
お使いのモードや変更方法をもう一度確認してみましょう。
災害時のライフラインとオール電化が進む理由
災害時の対策として太陽光・蓄電池の導入に加え、オール電化・エコキュートなどの
導入も増加しております。
「蓄電池の導入はわかるけど、なぜエコキュート??」
と疑問に思われる方もいらっしゃいますが、エコキュートにも実は災害対策として
有効な使用方法が備わっています。
①緊急用に水を取り出せる(貯蔵メリット)
災害時に困るライフラインといえば「停電」
その次に困るのが「水」ではないでしょうか。
解決方法がエコキュートに備わっています。
それは、「貯蔵タンクから水を取り出すことができる」ことです。
特にエコキュートの特徴である、大きなタンク(約300L~500 L)
なんとここから緊急用に水が取り出せるようになっているのです。※2
※2 断水直後は熱湯が出たり濁りがある場合があります。
その場合は時間をおいてから水を取り出してください。
蓄電池で電気を確保し、エコキュートがあれば水も確保できる。
省エネ対策を行い、経済効果が見込めるのはもちろん災害対策としての機能がそろっているからこそ
導入が増えているのかもしれません。
②ライフラインの復旧で考える電化のメリット
実は、災害があったときライフラインがストップするのはもちろん、
再開される期間を知っていくと電化のメリットがわかります。
・電気(4日以内)
・水道(ほとんどの地域が1週間以内)
・ガス(2週間程度)
電気がダントツ早いんです。
4日程度であれば太陽光と蓄電池を使って何とか生活できます。
しかも200Vの蓄電池の蓄電池を導入されているご家庭はほぼいつも通りに生活ができます。
小さいお子さんがいる、高齢の方がいる、ペットがいるご家庭には特に、
避難所生活での不便さで体調不良になってしまう場合も考えられます。
そんな事情もありながらご自宅のオール電化をご検討されている方が増えているのだと感じます。
当社は蓄電池だけでなく、太陽光やエコキュートも取り扱っております。
是非、一度ご相談ください。