V2Hはやめた方が良い?デメリットやメリットから利用すべき設備か解説
最終更新日:2023.08.29 V2H
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ガソリン車から電気自動車へ切り替えた方の中には、V2Hについて知った・関心を持ち始めた方も多いのではないでしょうか?
しかし、V2Hの詳細についてよく分からないと、「やめた方が良いのだろうか」、「損をしないか不安」といった疑問や不安を抱いてしまうかと思います。
そこで今回は、V2Hはやめた方が良いのか?導入すべき設備なのかという点について分かりやすく紹介します。
電気自動車を購入したことでV2Hについて関心を持ち始めた方や電気自動車の充電設備としてV2Hを導入すべきか悩んでいる方などは、参考にしてみてください。
目次
V2Hはやめた方が良い?
結論から説明するとV2Hは、電気自動車を購入した方の中でバッテリーを家庭内で消費したり非常時の電源として活用したりしたいと考えている方には、メリットの多い設備といえます。
V2H以外の電気自動車向け充電設備は、家庭のコンセントから電気自動車へ充電する機能は搭載されているものの、電気自動車から家庭内へ給電するための機能はありません。
一方、V2H(Vehicle to Home)というのは、家庭の交流電気を直流電気へ変換した上で電気自動車へ充電できます。
また、電気自動車の貯めた直流の電気を交流へ変換させて、家庭内の住宅設備やコンセントへ給電することが可能です。
このようにV2Hには一般の充電設備と異なる強みがあります。やめた方が良いと考える前に機能や特徴を知っておきましょう。
V2Hのデメリットとは?
V2Hの基本的な機能を把握したあとは、V2Hの導入前に気を付けておくべきポイントやデメリットについて確認していきましょう。
メンテナンス可能なスペースが必要
V2Hを設置するには、充分な搬入経路の他、メンテナンス可能なスペースも確保しなければいけません。
V2Hはメンテナンス不要な設備ではないため、定期的なメンテナンスを専門業者へ依頼する必要があります。
メンテナンスや部品交換、修理などを行うために必要なスペースは、最低でも幅方向で160㎝以上、奥行き90㎝以上、V2Hの上部から50㎝以上の空間がないと設置の難しい状況です。
なお、V2Hの設置場所を考える際、給電ケーブルとの距離や給電口の位置など、他にも確認すべきポイントがあります。
おすすめの設置場所や注意点は、当サイトの以下記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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単体で発電や蓄電を行えない
V2H単体では発電や蓄電を行えないため、電気自動車を所有していない方や自家発電設備を探している方にとってメリットの少ない設備といえます。
冒頭でも触れたようにV2Hは、以下の機能を持った充電設備です。
・直流から交流・交流から直流へ変換させるための変換装置
・電気自動車の急速充電
・電気自動車に貯めた電気を家庭内へ給電
少なくともV2H対応の電気自動車を先に所有していなければ、V2Hを導入しても活用できません。
そのため、V2H=蓄電池・発電機と考えている場合は、特に注意が必要です。
電気自動車を購入していない方は、V2Hの前に電気自動車の比較検討を進めるのが大切です。
100万円前後の初期費用負担がかかる
住宅設備の予算が少ない方にとってV2Hは、負担の大きい設備となる場合があります。
V2Hの初期費用は販売店や施工業者・メーカー・型番によって変わるため、100万円台のリーズナブルなケースや150万円以上のケースもあります。
本体価格については、安いタイプで50万円前後、高機能なタイプなら80万円や100万円程度の相場です。設置工事にかかる費用は、約40万円前後で推移しています。
一括払いが難しい場合は、太陽光発電や蓄電池と同じくローンによる分割払いを選択できます。
弊社エコでんちの場合は、ヤマトクレジットファイナンスと提携していて、1回~216回(18年)の間で支払い回数を設定いただけます。
費用負担に関しては分割払いでカバーできるので、予算面の悩みを抱えているご家族にも検討しやすいといえます。
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V2Hの導入メリット!
V2Hはやめた方が良いのか悩んでいる時は、V2Hのメリット・強みについて把握してから判断するのも大切です。
それでは、V2Hの導入により得られるメリットについて確認していきましょう。
時間帯別の電気料金プランへ加入している場合は電気代削減効果を期待できる
特定の時間帯に電力量料金の安くなるプランへ加入している場合は、V2Hの活用によって電気料金を削減できる場合があります。
大手電力会社や一部の新電力では、深夜帯や夕方、早朝、その他夏や冬場の夜間など、特定の時間帯のみ電力量料金の安いプランを提供しています。
そこで夜間や早朝など電力量料金の安い時間帯に電気自動車へ充電し、通常料金の時間帯や消費電力量の多い時間帯にV2H経由で電気自動車の電気を自家消費すると、電気料金の削減できます。
つまり、安い料金で電気購入し、高い料金の時間帯に電気自動車で自家消費していくという方法です。
特に時間帯別プランへ加入している方や電気自動車の電気を積極的に活用したい方には、メリットの多い活用方法といえます。
電気自動車へ急速充電可能!
V2Hは、一般の充電設備より電気自動車へ急速充電できるのが特長です。
V2Hの種類にもよりますが、普通充電器と比較すると約2倍程度のスピードで充電を完了させられます。
たとえば、ニチコンのEVパワー・ステーションは、日産リーフの充電時間10時間程度で完了します。
家庭向けの普通充電器は満充電に21時間程度かかるので、約半分程度に短縮されています。
技術開発が進めば、さらに短時間で充電を行えるようになります。
電気自動車をスピーディに充電を行いたい方には、メリットのある設備です。
停電時は電気自動車を非常用電源として活用
災害や電力不足などによる停電時は、電気自動車を蓄電池として活用することが可能です。
電気自動車に搭載されているバッテリーは、直流の電気で稼働します。
しかし、電化製品や生活家電、住宅設備の多くは、交流電気で稼働するように設計されています。
電気自動車の電気を取り出せたとしても家庭内で使用できません。
さらに普通充電器に直流・交流機能や家庭内への給電機能はありません。
一方、V2Hの内部には直流電気を交流電気へ変換させる機能が搭載されていますし、家庭内へ給電させる機能もあります。
停電時に電気自動車に貯めた電気を家庭内で使用できるので、在宅避難生活の際に照明や生活家電を稼働させることが可能です。
また、家庭用蓄電池より蓄電容量が大きく、数日から数週間程度、電気自動車の電気を使用できるのもメリットといえます。
防災対策としてバッテリーや発電機の購入を検討している方は、電気自動車とV2Hを活用してみてはいかがでしょうか。
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V2Hを選ぶ際に押さえておくべきポイント
最後は、V2Hを選ぶ際に押さえておくべきポイントを解説していきます。
系統連系対応のV2Hから検討
V2Hの仕様を調べる際は、系統連系対応かどうか確認しておきましょう。
系統連系とは、同時に2種類以上の設備から電気を使用できる仕組みのことです。
系統連系に対応してないV2Hで家庭内へ給電した場合、電量会社から電気を購入できませんし、太陽光発電や蓄電池の電気も使用できません。
一方、系統連系に対応しているV2Hを導入すれば、V2Hから家庭内へ給電しながら太陽光発電や蓄電池で自家消費できます。
また、電力会社から送電される電気も使用することが可能です。
太陽光発電や蓄電池の導入も検討している方や既に設置している方は、系統連系対応のV2Hから比較するのがおすすめです。
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200V機器を使用している場合は200V対応のV2Hを検討する
IHクッキングヒーターなどの200V機器を使用している場合は、200V対応型のV2Hを選ぶのが重要です。
家電製品や住宅設備の中には、100V機器ではなく200V機器という特殊なタイプもあります。
200V非対応のV2Hを導入した場合は、IHクッキングヒーターや床暖房、エアコン、エコキュートなどへ電気自動車の電気を給電することが可能です。
実績豊富な販売店へ相談する
実績豊富な販売店へ相談することは、V2Hを購入する際に気を付けておくべきポイントです。
具体的には、以下のような要件を満たした販売店へ相談しましょう。
・複数メーカーのV2Hを取り扱っている
・V2H以外の住宅設備にも詳しい
・実績が豊富
・設置費用についても慎重に検討してもらえる
弊社エコでんちの場合は、施工実績12,000件突破、ニチコンを含むさまざまなV2Hから選択可能、太陽光発電や蓄電池の取り扱いありとなっています。
また、大量仕入れによる低価格化を実現しているので、初期費用負担が気になる方にも検討しやすいサービスです。
V2Hの比較検討を行っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
V2Hはやめた方が良い設備ではない!光熱費削減や停電対策に役立つ!
V2Hをやめた方が良いかどうかは、V2Hの特性やメリット・デメリットを把握した上で判断することが大切です。
なお、光熱費削減や停電対策に役立つ設備なので、多くの方にとってメリットがあります。
電気自動車を所有している方やこれから電気自動車を購入する方は、今回の記事を参考にしながらV2Hの比較検討を進めてみてはいかがでしょうか。
エコでんちは、お客様サポートセンターを併設しているので、太陽光発電や蓄電池・V2Hに関するご質問やトラブルにも迅速に対応いたします。
また、V2Hにも無料の自然災害補償10年間分が付帯されているので、災害などによる損害を補償可能です。
弊社HPの無料お見積りフォームから費用の確認を行えますし、お電話や公式LINEからお気軽にご相談いただけます。
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