太陽光と蓄電池で我が家を避難所にできる
最終更新日:2021.09.13 蓄電池
こんにちは、アドバイザーの近藤です。
今回は、「災害時に困ること」についてお伝えさせていただきます。
もしも今、「災害が起きてしまったら・・・」一番困る事は何でしょうか?
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近年、災害が多発していることで、防災意識はあるものの実際にきちんとした対策や備えが出来ていない。
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし、予期せぬ原因で停電が起こったらどうしますか?
ほとんどの方が、電気がある暮らしに慣れていると思うので
「困る」というのが率直な意見だと思います。
目次
停電で困ること
実際に、停電が起きるとこんなことが起こります。
①冷蔵庫が使えない
ご飯を食べたくても、生鮮食品はどんどん傷んでいきます。
オール電化やIHコンロのご家庭だと、火を使う調理もできません。
ご飯の前に停電になってしまったら・・・
と考えるだけでも怖いですね。
②最新情報がわからない
いずれ復旧するだろうと思ってはいるものの、今どういう状況なのか。
周囲は大丈夫なのか。どこに行けばいいのか。
私たちは、スマートフォンやパソコン、テレビなどの電子機器を使って情報を取り入れることが主となっているので最新情報を把握することが、大変難しくなると思います。
③犯罪が頻発する恐れ
電気が入らないと、セキュリティ機器が動作しません。
普段はSECOMやALSOKを入れているから大丈夫と思えても、停電時は不安です。
「火事場泥棒」なんて言葉もありますが、こんな時こそさらに注意が必要なんですね。
オール電化のご家庭だと・・・
上記でもお伝えしましたが、火を使えないのはもちろん、お湯が出ないなど
普段の生活と比較すると、余計に不便さを感じられる方が多いそうです。
さらに、ペットや乳幼児、高齢のご家族がいると不便さ以上に、体調を崩してしまうという懸念もあります。
わたしの友人で愛犬家の夫婦がいますが春でも秋でも一日中エアコンをつけっぱなしにしており
夏場は愛犬が不安がらないように、夜出かけるときは照明をつけて出かけると聞きますが、停電が起きたらクーラーどころではなくなってしまいます。
また、乳幼児のお子さんがいる場合は、ミルクを温めることすら難しくなるので
夜の暗闇へのストレスもあって、体調を崩すだけでなく病気になってしまう可能性すらあります。
一日や数時間で復旧すれば良いですが、二日、三日・・・と続いたらどうでしょうか。
【家族を守るための非常電源】
と、私はお客様にお伝えしています。
災害に遭遇する可能性
停電はどれくらい起きている
では、停電はどのくらい起こっているのでしょうか。
最近では
5月7日 秋田県 2500戸で停電
5月9日 宮崎県 200戸で停電
5月11日 山形県 4万1500で戸停電
5月19日 愛知県 1780戸で停電
5月21日 宮城県 3200戸で停電
5月21日 千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県 6400戸で停電
6月8日 鹿児島県 3000戸で停電
・
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・
と各地で頻発していますが、原因は何だと思いますか?
実は、台風や大雨などの自然災害のみならず事故による電線の断線や、地震によるもの、
中には変電所に蛇が侵入した事による停電もありました。
停電はいつ、どこで自分に降りかかるかわからない!
そうなんです。
停電を経験する可能性があることはもちろん、1日や1時間で復旧するとは限らないのです。
よくお話に挙げさせていただく、
去年の東海地方での台風による停電のときのこと・・・。
この新しく便利な時代に、最大5日間もの停電が続きました。
確かに、ライフラインの中で復旧が早いのは電気と言われています。
しかし、1世帯で使用している電力が増大している今、
需要と供給のバランスが不安定でちょっとしたことでも大停電に繋がる可能性を秘めているのです。
そこで、住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所が発表した
災害についての実態「防災・災害意識と住まい調査」をお伝えします。
内容がとても興味深く、特に蓄電池のご導入を検討されている皆様へ、ぜひお伝えしたいと思いました。
以下、【災害に対応する設備の要望「太陽光や蓄電池」が最多 住環境研究所調べ】を一部引用。
5年以内に持家戸建を取得済みの“被災経験者”と、持家取得を計画している“被災経験者”の25歳以上既婚者を対象としたものでサンプル数は1403件。
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被災時の停電を経験した人
「経験あり」が70%!
災害別内訳は
地震が85%
水害が69%
台風が69%
また、断水の「経験あり」は43%
断水内訳は地震が64%
水害が43%
台風が29%
災害時に困ったこと
全体では「家の片付け、掃除」が26.6%
「特になし」(31.8%)を除いて最多。
次いで「停電、計画停電で自宅の電気が使えない」、
「食料の入手」、「飲み水の入手」、「自宅の水洗トイレが使えない」などが続いた。
断水経験者の中では「自宅の水洗トイレが使えない」(38.5%)が最も多かった。
災害に備えておいて回避できたことは
トイレットペーパーなどの日用品入手、飲み水の入手などが多かった。
住宅取得を計画している人に
災害に対応する住まいへの配慮(建物や設備)について聞いたところ、
設備への要望では
「太陽光や蓄電池などにより最小限の生活が行える」が51.0%で最多。
次いで、「電気のみに頼らない、ガスも併用した設備」(47.6%)
「大容量蓄電池などにより普段通りの生活が行える」(45.1%)が上位。
建物への要望では、「倒壊しない強固な構造」(78.2%)
「揺れによる室内の被害を抑える配慮」(74.8%)
「飛来物に対する配慮がある(窓にシャッター等)」(69.9%)
「飛散に対する配慮がある(屋根の固定方法等)」(68.9%)が多かった。
いかがでしょうか?
実際に被災経験をされた方々の意見データを見ると
停電対策として、太陽光や蓄電池の必要性が分かりますね。
以上のことから太陽光はもちろん蓄電池を導入される理由として非常に多いのは、災害対策としての蓄電池の導入です。
実際に導入される方の多くは、
過去に災害での停電を体験しており、二度とあんな思いをしたくないとの思いから蓄電池を導入しています。
逆に導入を見送る方の多くは幸いなことに被災もなく停電の体験がない方がほとんどです。
そのせいか意見として多いのが、
災害なんて遭うか遭わないかわからないものにそんな高額な蓄電池を買うのはどうだろう?という意見です。
確かにそう思いますよね。
では、実際にどのくらいの確立で災害に遭うのか調べてみました。
今後、災害に遭遇する確率
保険会社が出している、個人が向こう30年間で災害に遭遇する確率
を下記にまとめましたのでご参照ください。
【将来30年間で、個人が災害に遭遇する確率】
・自宅を台風が通過:100%
・自宅が火災:1.9%
・交通事故で死亡:0.2%
・交通事故で負傷:24%
・飛行機事故で死亡:0.002%
・台風で死亡:0.48%
・台風で被災:0.5%
・ジャンボ宝くじで100円以上当たる確率
(年4回20枚ずつ買った場合)0.7%
台風、落雷で停電する確率10年間で1回(30年で3回)
30年間で、活断層型の地震が(特定の地域で)起こる確率が15%
南海トラフの大地震の確立は向こう30年で80%
1年で割ると
南海トラフの大地震が起こる確率は3%です。
しかし、これは1年間に交通事故でけがをする確率の3倍も高いということです。
台風、落雷での停電確率にいたっては1年で10%もあります。
南海トラフ巨大地震の被害想定は下記のリンクを参照ください。
上記からわかることは蓄電池を災害(停電)保険と考えてみるとかなりの確率で適用することがわかります。
つまり、自動車保険・火災保険を支払っても払い損になる可能性が高いのに対して
蓄電池を買って災害に備えた場合、元が取れる可能性が高い
ということが言えますね。
蓄電池は補助金がない場合、経済的には元が取りずらいですが
6,000サイクルの蓄電池だと15年から20年は使用することができるので、その間は安心です。
仮に節電した分の経済効果を除いて
実質負担が50万円ほどでも15年間で割ると月々2,800円です。
その金額を高確率で遭う災害に備えた保険だと思えば
元が取れる可能性が高いのではないでしょうか?
参考までに毎月お支払いしている各種保険料と比べてみてください。
自分だけは災害に遭わないから大丈夫
と思っても、大切な家族はどうでしょう?
蓄電池があったおかげで避難所に行かなくて済むかもしれませんし、電池を買いにコンビニに走らずに済むかもしれません。
その結果、
蓄電池があって良かったと家族から感謝されますよね。
ご友人やご近所の人が困っていたら、ご自宅に招いて携帯電話を充電してあげてみてはどうでしょうか?
ものすごく感謝されますよね。
このように経済効果だけではなく、災害の備えから蓄電池を考えてはいかがでしょうか。
どの蓄電池がご家庭に合っているのか
また、ご質問やご不明点等ございましたら是非お気軽にご相談下さいませ。
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