太陽光発電・蓄電池・V2Hの見積もりで失敗しない完全ガイド!チェックポイントを徹底解説
最終更新日:2025.10.08 お役立ち情報

太陽光発電・家庭用蓄電池・V2Hの導入をご検討中のあなたへ。
ほとんどの方が、複数の販売店から相見積りを取得して比較されていることかと思います。
しかし、手元にあるその見積もり価格、本当に適正でしょうか?価格だけにとらわれて、本当に大切なことを見落としていませんか?
この記事では、電気代の節約や停電への備えを考えているあなたが、安心して導入を進められるよう、太陽光発電・蓄電池・V2Hの見積もりをチェックするための重要ポイントを、専門家の視点から分かりやすく解説します。
導入後に後悔しないために、ぜひご確認ください。
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目次
高すぎる導入費用の見積りに要注意!相場とかけ離れているケース

太陽光発電や蓄電池、V2Hの導入を検討する際、複数の販売店から見積もりを取得することは賢明な判断です。
しかし、中には相場よりもかなり高い金額を提示されるケースがあるため注意が必要です。
特に、訪問販売やハウスメーカー、電力会社委託業者から提示される金額は高くなる傾向がほとんどです。
高額になりがちなのはなぜ?訪問販売・ハウスメーカーの見積もり実態
金額が高い主な理由は以下の通りです。
1.訪問販売の膨大な営業コスト
訪問販売は、お客様を獲得するために当てもなく一軒一軒訪問したり、不特定多数の人に電話をかけたりと、膨大な労力と経費がかかります。
まさに宝探しのように、砂粒の中から砂金を探すようなもので、売れる事は稀です。
この莫大なコストが最終的に販売価格に上乗せされることで高額になりがちです。
2.高額な歩合制
完全歩合制の営業の場合、一件売れれば歩合が100万円以上になることも珍しくありません。
この高額な歩合分がお客様への販売価格を押し上げる一因となっています。
3.中間マージンの発生
ハウスメーカーや電力委託会社の場合、販売店への紹介料や販売委託業者への中間マージンが発生するケースがほとんどです。
この中間マージンが加算されるため、導入費用が相場より高くなりがちです。
「今だけ割引」の甘い誘惑に注意!
こうした背景から、「今決めれば定価から100万円値引きします」といったセールストークも耳にすることがあるかもしれませんが、いまどき定価販売をしている販売店は皆無です。
冷静に判断し、割引後の価格が本当に適正なのかを複数の見積もりで比較検討しましょう。
あなたの導入費用は適正?1kWhあたりの相場価格をチェック
参考までに、工事費用も含めた総額で、1kWhあたりの金額が25万円を超えていた場合は、相場より高い可能性があります。
※例:6.5kWhの蓄電池で162万円以上・9~10kWhの蓄電池で「225万円以」」が目安となります。
同じ商品でも、販売店によって100万円近く価格に違いがあることもあります。
後悔しないためにも必ず複数の販売店から見積もりを取り、内容と価格を慎重に比較検討してください。
下記は太陽光発電・蓄電池・V2Hの価格相場を紹介しているコラムです。
見積りが妥当なのかどうか、ご自身でも簡単に判断できる情報を掲載しています。
関連コラム:【2025年最新】太陽光発電の設置費用と価格相場及び投資回収の目安を徹底解説|エコでんち
関連コラム:家庭用蓄電池の価格相場と導入費用はいくら?今後の動向についても解説|エコでんち
関連コラム:【2025年最新】V2Hの価格はいくら?設置にかかる費用や活用すべき補助金制度を徹底解説|エコでんち
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補助金を活用して賢く導入!補助金案内の重要性

太陽光発電や蓄電池、V2Hの導入には、国や自治体からさまざまな補助金制度が用意されている場合があります。
これらの補助金を活用できれば、導入費用を大幅に抑えて賢く導入することができます。
見逃しがちな国や自治体の補助金制度
しかし、訪問販売の営業担当者の中には、利用できる補助金(国や自治体)があるのに案内しない、もしくはその金額を引いた後の金額だと説明するケースがあります。
本来であれば、見積もり金額にプラスアルファで補助金が支給されるため、その案内がないと結果的に損をしてしまうことになります。
なぜ補助金について詳しく話さないのかというと、以下のような営業担当者の事情があるからです。
1.工期と歩合への影響
多くの営業担当者は歩合で生活しており、工事が終わらないと報酬が得られません。
補助金の申請を受けてしまうと、申請完了から工事までに最長で半年ほどかかる場合があり、営業担当者にとっては死活問題になりかねません。
2.事務処理の負担
補助金申請には膨大な事務処理が必要となるため、日々の営業活動に支障が出ると考える営業担当者もいます。
こうした理由から、補助金制度の案内が適切に行われないことがあります。
賢い導入のために!補助金確認のポイント
検討する際には、必ず「どのような補助金が使えるのか」「申請代行はしてもらえるのか」を具体的に確認しましょう。
また、補助金制度は年度によって内容や価格が変動するため、常に最新情報を確認し積極的に販売店に問い合わせることも大切です。
価格が安いだけの見積もりは危険?保証とサポートの落とし穴に注意

「価格が安いに越したことはない」と考えるのは当然です。
しかし、太陽光発電・蓄電池・V2Hの導入においては、安さの理由をしっかり確認することが非常に重要です。
なぜなら、安さを追求するあまり保証やサポートがおろそかになっている販売店が急増しているからです。
安さの裏に隠されたリスク:保証やサポート不足
販売店の中には、営業利益を削りすぎた結果、保証や申請代行、アフターサポートに十分な費用をかけられないケースが多くあります。
このような「売りっぱなし」の販売店で導入した場合、万が一のトラブル時に困ることになってしまいます。
こんなトラブルに注意!消費者センターの具体例
実際に、消費者センターには以下のようなトラブルが寄せられています。
消費者センターのトラブル例
●電話しても繋がらず、申請や補助金の代行をしてもらえない。
●工事の不備があるのに対応してくれない。
●太陽光や蓄電池のメンテナンスの約束が履行されていない。
これでは、せっかく導入した太陽光発電や蓄電池、V2Hが、期待通りのメリットを発揮できないばかりか、余計な費用やストレスを生む原因となります。
導入の見積もりの金額だけでなく、「万が一の時に困らないか」という視点で販売店を選ぶことが肝心です。
また、騙されないためのポイントとしては、以下のコラムも参考にしてみてください。
家庭用蓄電池は金額以外どこで買っても同じと思われるでしょうが、金額の安さのみで選んでしまうのは注意が必要です。
失敗しないための蓄電池の見積書チェックポイント
蓄電池の見積書で、特に注意深く確認すべきは「保証」に関する項目です。
一見、どの会社も同じような保証内容を記載しているように見えますが、その細かな内容は大きく異なります。
当然、金額に目が行きがちですが、保証部分は徹底的なチェックが必要です。
細かな内容を確認するかしないかで、導入後の安心感が大きく変わってきます。
製品の保証年数について
特に蓄電池の保証年数については注意が必要です。
現在、販売されている蓄電池の保証年数は10~20年と幅広く提供されています。
中には、有償で10年→15年や、15年→20年と保証を延長することができるメーカーや保険が存在します。
保証年数が記載されていない見積りだと、実際には何年の保証なのか不明確になるばかりか、商談中は15年保証と聞いていたが、実際には10年だった、というケースもあるほどです。
長く使用する機器だからこそ、保証内容についてもしっかりと確認すると良いでしょう。
工事賠償保険・PL保険:万が一の事故に備える必須項目
工事賠償保険・PL保険ですが、この保証は施工不備が原因での補修や損害賠償(漏電による火災等)を保証する期間のことです。
エコでんちでは最長15年間の保証を付帯しています。
自社保証だけでは不十分?保険会社と提携した包括保証の重要性
実はこの保証には自社保証のみの場合と保険会社と提携した保証の2種類があります。
自社保証のみの販売店の場合、損害賠償が発生した場合でも保険に加入していないため、自社でしか対応ができません。
最悪の場合、保証金額が膨大で自社で賄いきれず、販売店が倒産したら泣き寝入りするしかありません。
工事委託の販売店の場合、施工会社が保険に加入している場合もありますが、一般的に保証期間は1年のみと短いことが多いです。
保険証書提示で安心!確認を怠らないで
残念ながら、見積書には「自社保証なのか」「保険会社と提携した包括保証なのか」が記載されていないことがほとんどです。
そのため、販売店に直接確認し、しっかりとした保険に入っているか、保険証書を提示してもらい確認することが非常に重要です。
元請け会社がなく自社工事の場合は費用を抑えられるメリットがある一方で、二重のチェック体制のない管理体制や、施工会社が倒産したときに保証が1社のみだと元受けに請求ができない等の問題点も考慮が必要です。
【事業賠償・費用総合保険加入証明書】

以上のことから施工保険の内容と重要性を再認識し、必ず確認するようにしましょう。
自然災害補償
次に自然災害補償ですが、この補償は蓄電池が自然災害や盗難に遭ったときに補償するものです。
エコでんちではメーカーで災害補償が付帯されない場合、販売店として保険会社経由で自然災害補償を付帯しております。
(※製品により保証年数は異なるため詳しくはお問い合わせください。)
販売店によっては「自然災害補償はなくても、家の火災保険でまかなえますよ」と伝えている様子も見受けられますが、実際には十分な補償が得られないケースも存在します。
火災保険が適用される場合でも条件によっては満額補償されないことがあるからです。
※筆者の経験では、損害額が少ないため1円も補償されない、などがありました(220万円の損害)
【エコでんちの自然災害補償内容】

価格は安いに越したことはありませんが、金額ばかりにとらわれて保証を確認しないまま契約をしてしまうと、万が一の時に大変なことになります。
実際、太陽光の工事事故事例として、漏電や過電圧による火災が起きており損害金は大変な金額になる恐れがあります。
知識の少ない工事業者だと、初期費用を下げようとして必要な保証まで外してしまうということもあります。
保証やサポートについては一切触れず、低価格ばかりをアピールする業者には特に気を付けたほうが良いでしょう。
また、今回は蓄電池の例を紹介しましたが、これは太陽光発電やV2Hの導入でも同様です。
しっかり見積り書の内容を確認し後悔のないように検討してください。
まとめ
一見どの会社も同じような見積書ですが、細かな部分まで確認するかしないかで安心感は大きく変わってきます。
弊社もお客様から他社の見積もりを拝見する機会が多いのですが、保証内容を確認すると、自社保険に加入しておらず、ずさんな内容が多いのが実情です。
太陽光発電や蓄電池、V2Hは決して安い買い物ではありません。
導入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、以下のポイントを必ず確認しましょう。
見積りの確認ポイントまとめ
●複数の販売店から相見積もりを取り、価格と内容を比較する。
●提示された価格が相場とかけ離れていないか確認する。
●利用可能な補助金について、具体的な説明を求める。
●工事賠償保険・PL保険、自然災害補償の内容、そしてそれが自社保証なのか保険会社による保証なのかを確認する。
(保険証書の提示を求めると良い)
●アフターサポート体制が整っているかを確認する。
太陽光発電や蓄電池、V2Hは、金額だけでどこで買っても同じと思われるかもしれませんが、販売店によって保証内容やサポート体制は大きく異なります。
この記事で得た知識を活かし、失敗しない導入を行うことで暮らしに最適な選択に役立てていただければと思います。
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