蓄電池の損益分岐点と導入するべき理由&導入することの問題点
最終更新日:2023.06.21 蓄電池
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電気代の高騰が続く中、電気の自給自足が可能な太陽光発電システムや蓄電池の導入を検討する方が増えています。しかし、導入して実際どれくらいの費用対効果が得られるのかわからなくて迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は太陽光発電と蓄電池導入で費用対効果はどのくらい得られるのかを検証します。また「損益分岐点」についても解説します。太陽光発電と蓄電池を導入するメリットやデメリットも紹介しますので、導入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
太陽光発電だけではなくなぜ蓄電池も同時に導入したほうがいいのか?
太陽光発電と蓄電池を同時に導入した方がいい最大の理由は、電気の自給自足が可能になるからです。蓄電池は太陽光で発電した電力を貯めておくことが可能で、必要な時に電気を放電して使用することが可能です。
以下に太陽光発電と蓄電池を同時に導入するメリットを詳しくお伝えしましょう。
太陽光発電と蓄電池を同時に導入するメリット
太陽光発電と蓄電池で自家消費が可能だから!
日中太陽光発電で生産した電力を蓄電池に貯めることで、電気の自家消費が行えます。その分余剰電力が発生し売電に回すことも可能です。
■ 光熱費の削減につながるから!
例えば深夜帯に電気代が割安になるプランの方なら、深夜に蓄電池に電気を貯めておき、電気代の高い日中に使用することで電気代が削減できます。
■ 災害時停電になっても電気が使えるから!
地震などの災害で停電になっても蓄電池に電力があれば、非常用電源として使用することが可能です。
■ 電力消費の多い時間帯を避けてエネルギー事情に貢献できる から!
蓄電池を導入すれば創り出した電力を蓄えておけるので、光熱費削減や停電時への対策、ピークシフトへの貢献が可能となります。
■ 電気料金の高騰に備えられるから!
電気をなるべく買わずに自家発電と自家消費をすれば、高騰していく電気料金を支払う必要がないので経済的です。
太陽光発電と蓄電池を導入するデメリット
■ 導入するための費用が高額である
太陽光発電も蓄電池も導入費用が高額のため、どうしてもコストがかかります。
■ 設置スペースが必要になるので住宅の景観を損ねる
太陽光発電のソーラーパネルは住宅の屋根や日光が当たりやすい場所に設置しなくてはなりません。また蓄電池に関しても容量の多いものになるとどうしてもスペースが必要になります。
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太陽光発電と蓄電池導入の費用対効果を検証
それでは実際の費用対効果はどうなのでしょうか。太陽光発電と蓄電池にかかる費用を確認しながら検証してみましょう。
初期費用は?(2023年度)
太陽光発電の価格は1kWあたりで約22万円です。以下に内訳を表にしてみました。この
一般住宅に設置される太陽光発電の設備容量は3〜5kWがほとんどです。そこから計算すると約100万円前後の費用がかかることになります。ただし、メーカーによって性能などは違いますので、各メーカーを比較したい場合は、1kWあたりの単価で検討するとわかりやすいでしょう。
【太陽光発電初期費用の内訳】
費用項目 |
初期費用額(1kWあたり) |
ソーラーパネル |
約10万円 |
パワーコンディショナー |
約5万円 |
設置費 |
約7万円 |
合計 |
約22万円 |
つづいて蓄電池の初期費用として、蓄電池の価格相場を参考に見てみましょう。
【蓄電池の価格相場】
容量 |
蓄電池本体+工事費 |
4~7kWh |
90~160万円 (税込99~176万円) |
8~11kWh |
160~220万円 (税込176~242万円 |
12~16kWh |
220~280万円 (税込242~308万円) |
以上を参考にすると、太陽光発電と蓄電池を導入する場合は合わせて200~350万円程度の費用が必要ということになります。
これをもとに4人家族の世帯の場合の導入費用を試算してみましょう。容量が4kWのソーラーパネルと容量が10kWh以上の蓄電池として考えてみます。
【家族4人の場合(消費電力5kWとして)】
①太陽光発電初期費用約18万円×4kW=72万円
②太陽光発電設置費7万円
③10kW容量の蓄電池約195万円(設置費込み)
①+②+③=274万円
このように平均的な家族構成のご家庭が太陽光発電と蓄電池導入する場合は、274万円の費用がかかることになります。
ランニングコストは?
さらに太陽光発電や蓄電池を運用するにはメンテナンスや保険などのランニングコストもかかります。
基本はメンテナンスフリーでも問題ありませんが、自然の雨では落ちない汚れ(鳥の糞、落ち葉などの堆積物)が生じた場合は発電量の低下につながるためにメンテナンスをするのが良いでしょう。
定期点検を4年に1回推奨されているため、少なくとも4回はメンテナンスが必要です。1回の費用はおおよそ3万円くらいですが4回分になると12万円近くかかる計算になります。
蓄電池に関して最新機種ではインターネット経由での見守り機能があり、異常があればリアルタイムで確認することができるためメンテナンスなどの心配はありません。
補助金制度について
太陽光発電と蓄電池には補助金制度があります。再生可能エネルギーの普及を目的として、各自治体で補助金制度が設けられています。
太陽光と蓄電池セット購入の補助金もあり、この場合はDER(分散型エネルギー源)補助金の対象となるため、かなり費用を抑えることが可能です。太陽光発電や蓄電池の電力を活用する「DER実証実験」に参加することが条件になります。
また東京都は太陽光発電設置義務化の流れで、大規模な補助金を行うと発表しています。
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太陽光発電と蓄電池導入のメリットは費用対効果だけではない!
以前と比べると安くなったとはいえ、まだ太陽光発電と蓄電池に高額な費用がかかるのは事実です。しかし、世界情勢が深刻化する中エネルギー事情も刻々と変化しています。
将来的に見て電気の自給自足が生活の大きな安心感につながることは間違いありません。費用対効果だけではないさまざまなメリットが太陽光発電と蓄電池導入には存在します。
家族が持続可能な未来を迎えるためにも、ぜひ太陽光発電と蓄電池導入を検討してはいかがでしょうか。
エコでんちでは、家族構成や電気、ガス料金等の検針票を提示いただければ、システム導入後の初期費用とランニングコストのシミュレーションが可能です。
費用対効果や10年間の光熱費と売電の状況、発電量をシミュレーションし、リアルに試算します。
これまで蓄電池をはじめとした製品で多くの実績を上げており、保証サービスも充実!100種類以上の豊富な蓄電池の中から各ご家庭に合ったプランを提案いたします。
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