V2Hと電気自動車の維持費は?普通充電器との違いについても解説!
最終更新日:2023.06.23 V2H
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電気自動車の購入を検討している方にとって気になるポイントといえば、ガソリンと電気どちらがお得なのかという点ではないでしょうか。また、V2Hを導入した場合は、普通充電器より充電速度などで優れています。
そこで今回は、V2Hと電気自動車の併用、ガソリン車の維持費について比較紹介していきます。電気自動車で家計負担を軽減できるか調べている方やV2Hの併用によるメリットを知りたい方などは、参考にしてみてください。
目次
V2Hと電気自動車、ガソリン車の維持費を比較
電気自動車の動力源は電気なので、定期的に充電する必要があります。そのため、電気自動車を購入する場合は、普通充電器や急速充電器、もしくはV2Hも購入する必要があります。
V2Hは、コスト面だけでなく機能性という点でも優れた設備です。そこで今回は電気自動車+V2Hでガソリン車と比較していきます。
それでは、電気自動車+V2Hとガソリン車の維持費用について確認していきましょう。
電気自動車+V2Hの方が毎月の維持費を抑えられる可能性
V2Hで電気自動車へ充電しながら走行する場合とガソリン車で走行する場合、維持費を抑えられるのは、前者の電気自動車+V2Hです。
ガソリン車は原油価格の高騰によって、1Lあたり150円を超えてきています。
もちろん電気代も高騰しているため、電気自動車の方が一概に維持費を抑えられるという訳でもありません。
しかし、ガソリン価格と電気料金を比較してみると、以下のような結果になります。
|
単価 |
1万km走行した場合 |
ガソリン車 |
1Lにつき160円と仮定 |
1Lにつき15km走行可能と仮定
(10,000÷15)×160=約10万6,666円 |
電気自動車 |
1kWhにつき25円と仮定 |
1kWhにつき6.5km走行可能と仮定
(10,000÷6.5)×25=38,361円 |
今回の計算では、一般的な燃費および1kWhあたりの走行距離、そして電力量料金とガソリン価格をもとに比較してみました。
1万km走行した場合、2倍以上の差が生じています。このように2022年時点では、電気自動車+V2Hを導入することで、車にかかる維持費を抑えられる状況といえます。
SSへ向かわずとも補給ができる
電気自動車を導入した場合は、ガソリン車と異なり自宅でエネルギーの補給を行うことが可能です。
ガソリン車を所有している時は、最寄りのSS(サービスステーション)へ向かい、給油を行う必要があります。そのため、忙しい時や体調がすぐれない時でも、至急給油しなければいけない状況であればSSへ向かわなければいけません。
一方、電気自動車を導入した場合は、自宅のコンセントから充電を行えるのが強みです。充電時間に関しては、6~14時間程度とガソリン車より長時間になってしまいます。
ただ、V2Hを用いれば普通充電器より半分の時間で充電できるため、半日以内に充電を完了させることが可能です。
補給にかかる移動コストおよび手間を省ける設備は、電気自動車+V2Hといえます。忙しい方やSSへ向かう手間を省きたいという方には、利用しやすくおすすめです。
V2Hの寿命は
電気自動車および電気の効率的な活用に必要不可欠なV2Hですが、メーカーから販売されてから8年しか経過していません。そのため、寿命や経年劣化に関すデータが揃っていません。
V2Hと同じ仕組みのパワーコンディショナは、新規設置から10年~15年程度で交換時期となっています。そのため、V2Hも10年~15年で修理交換が必要になると予想されます。
劣化の原因は複数ありますが、充放電の回数や頻度も関係しています。
長寿命であればあるほど、メンテナンスや部品交換といった維持費を抑えられます。これからV2Hを導入する場合は、日ごろから清掃を行ったり充放電の回数を抑えながら利用したりしてみるのが大切です。
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V2Hと普通充電器どちらが費用対効果の優れた設備
電気自動車における普通充電器は、専用のプラグを住宅の外壁に設置されたコンセントと電気自動車へ接続し、充電を始められる設備のことです。
V2Hは普通充電器と異なり、電気自動車への充電、住宅への給電機能を搭載しています。
初期費用はV2Hの方が高い
初期費用の高い設備はV2Hで、普通充電器の2~5倍程度の相場となっています。
普通充電器の初期費用は、20万円~40万円程度です。
一方、V2Hは本体価格40万円~130万円程度、設置工事で30万円~40万円程度、合計90~170万円程度かかります。
「充電機能という点で共通しているにもかかわらず、なぜ初期費用が大きく変わるのか?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
普通充電器とV2Hは、充電速度、電気の変換機能という点で大きく異なる機能を持っているためです。
高速充電できるのはV2H
普通充電器より初期費用の高いV2Hですが、充電速度という点で優れた機能を持っています。
電気自動車を駆動させるには、直流電気が必要です。しかし、電力会社から送電されている電気は交流なので、変換させなければいけません。
普通充電器を用いて自宅のコンセントから電気自動車へ充電する場合は、交流電気を電気自動車へ流していきます。そのあとは、車載充電器で交流から直流へ変換させながら蓄電池へ充電させる仕組みです。
一方、V2Hの内部には、直流電気から交流電気へ変換させる装置が組み込まれています。自宅の配線からV2Hへ電気を流した場合、直流電気の状態で電気自動車の充電を行うことが可能になります。
また、V2Hの方が短時間で変換できるため、スピーディに充電を行えるということです。
普通充電器は変換機能がない
普通充電器はV2Hと異なり、電気自動車の蓄電池に貯められた電気を自宅へ流すことができません。
V2Hの場合は、電気自動車に貯められた直流電気を交流へ変換できるため、家庭用蓄電池のように自宅の照明設備や各コンセントへ給電可能な仕様になっています。電気代削減効果につながるので、費用対効果という点でも優れた設備といえます。
なお、V2Hには全負荷型と特定負荷型という種類に分かれているので、購入前に機能を確認しておくのが大切です。
特定負荷型は、設置前に給電先を決めておく必要があります。たとえば、リビングのコンセントや照明、エコキュートなど、指定した部屋のコンセントや特定の機器に対して給電させるよう指定することが可能です。
V2Hの使用頻度を抑えながら活用したい方や電気を使用する場所や部屋が決まっているご家庭には、使いやすい機能といえるでしょう。
全負荷型は、自宅の全設備やコンセントへ給電可能なタイプです。非常時、全ての部屋で電気を使用できるようにしておきたいなど、とにかく全てのコンセント・機器に給電したいご家庭におすすめです。
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V2Hの主な維持費である充電料金を抑えるには?
最後は、V2Hの主な維持費といえる充電料金を抑える方法について紹介します。
従量料金の安い時間帯に充電を行う
時間帯ごとに従量料金が変わるプランに加入している場合は、安い時間帯に充電を済ませておくといいでしょう。また、現時点で時間帯別プランに加入していないご家庭は、V2Hや電気自動車導入に合わせて見直してみるのもおすすめです。
時間帯別プランは、大手電力会社や一部の新電力でも提供されています。
たとえば、東京電力の夜トクプランは、夜間の従量料金を1kWhにつき10円以上安く設定してもらええます。
- 夜トク8:23時~翌日7時まで1kWhにつき16円(その他の時間32.74円)
- 夜トク12:21時~翌日9時まで1kWhにつき96円(その他の時間34.39円)
充電時間を短縮できるV2Hでも充電量は変わらないため、電気料金プランを見直したり充電の時間帯に注意したりしてみるのがおすすめです。
太陽光発電・蓄電池と併用する
大幅に維持費を削減するには、太陽光発電と蓄電池を併用してみるのが大切です。
V2Hは太陽光発電や蓄電池と連携できるため、電力会社からの買電を抑えたり0にしたりできます。
日中の場合は、太陽光発電で発電した電気をV2Hへ供給し、電気自動車の充電を行います。また、電気自動車の充電後、家庭用蓄電池にも充電を行っておきます。
太陽光発電で発電できない夜間に電気自動車を充電しなければいけない時は、家庭用蓄電池に貯めておいた電気をV2Hへ供給し、電気自動車の充電を行います。
このようなサイクルを継続していけば、V2Hおよび電気自動車の維持費を抑えることが可能です。また、太陽光発電や電気自動車+V2H、家庭用蓄電池の電気で自家消費を行い、毎月の電気料金を0円もしくは数1,000円削減できるようになります。
まとめ
V2H+電気自動車の維持費は、ガソリン車より安く抑えられる可能性があります。また、普通充電器よりV2Hの方が、自家消費を行ったり電気自動車への急速充電を実現したり、メリットの多い設備です。
V2Hや電気自動車に関心を持っている方や電気自動車+V2Hで家計負担の削減を目指している方は、今回の記事を参考に電気自動車とV2Hを検討してみてはいかがでしょうか?
そして、V2Hと電気自動車の購入を検討している時は、太陽光発電と家庭用蓄電池の導入も検討してみるのがおすすめですよ。
太陽光発電と家庭用蓄電池を設置しておけば、発電コスト0円の電気で電気自動車を充電することが可能です。さらに太陽光発電で発電した電気を蓄電池とV2H経由で電気自動車へ貯めておけるため、電気代の削減効果を伸ばせますし、非常時に複数の電気製品を稼働させることが可能です。
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