IHクッキングヒーターメリットとデメリットを分かりやすく解説!
最終更新日:2024.01.12 お役立ち情報
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リフォームや家を建てる予定の方々にとって調理機器をはじめとした住宅設備は、じっくり比較検討するポイントの1つです。
中でもガスコンロとIHクッキングヒーターは、コストや加熱方法などの違いからどちらにすべきか悩みますよね。
そこで今回は、IHクッキングヒーターの特徴や導入メリット、デメリットについて分かりやすく紹介します。
IHクッキングヒーターの良さや使い方を知らない方やガスコンロとの違いや強みを確認した上で検討したい方などは、参考にしてみてください。
目次
IHクッキングヒーターの特徴
まずは、IHクッキングヒーターの仕組みと特徴について確認していきましょう。
電磁誘導で加熱を行う
IHクッキングヒーターは、火を使用せずに鍋やフライパンを加熱および調理を行える設備です。
IHクッキングヒーターの内部には、コイルが搭載されています。
電源を入れるとコイルに電流が流れ、電磁誘導という現象によって磁界(磁気の発生する空間)を作り出します。
トッププレート(IHクッキングヒーター上部のパネル、加熱部分)にIH対応の鍋やフライパンを置くと、磁界に干渉されることで調理器具の底から加熱される仕組みです。
200Vの高出力
短時間で高火力を実現できるのが、IHクッキングヒーターの強みです。
IHクッキングヒーターは、200V電源の高出力でなおかつ高効率の調理機器です。
一般の電化製品は100Vの電源で稼働します。200V電源のIHクッキングヒーターは100V電源よりハイパワーなので、短時間で電力供給=加熱できます。
また、ガスコンロの熱効率(熱の伝わりやすさ)は、約50%前後です。一方、IHクッキングヒーターの熱効率は約90%と、ガスコンロの2倍となっています。
つまり、ガスコンロより短時間でお湯を沸かしたり調理を行ったりできます。
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IHクッキングヒーターの主なメーカー
IHクッキングヒーターを製造販売している主なメーカーは、以下の通りです。
メーカー |
特徴 |
日立 |
・炒めものをはじめ、煮込み料理や焼き、蒸し料理などバランスよく対応 ・ラク旨グリルといった多彩な皿をオーブンに使用可能 |
三菱電機 |
・最上位モデルにはびっくリングIHという三菱独自の加熱設備を搭載。電磁誘導に必要なコイルを5つに分割し、自然に鍋の中で対流を発生させられる。 ・レンジグリルIHシリーズは、電子レンジの機能をIHクッキングヒーターに搭載。 |
パナソニック |
・グリル内の天面(上面)にIHヒーターが設置されている。 ・冷凍食材をまんべんなく焼き上げる機能や焼き物の裏返しに関するタイミングを知らせるセンサーを搭載。 |
IHクッキングヒーターの基本的な機能は共通しているものの、コイル数やオプション機能に関してメーカーごとの個性が出ています。
ガスコンロとの違い
IHクッキングヒーターとガスコンロの大きな違いは、加熱の仕組みです。
ガスコンロの場合は、都市ガスもしくやプロパンガスを燃焼させて、コンロ内から火を発生させます。
あとは、鍋やフライパンなどをコントに乗せることで、器具全体を加熱します。
一方、IHクッキングヒーターは、電気によって電磁誘導をコイルに発生させます。
IH対応の調理器具をコイルのある面に乗せると、底面から加熱していく仕組みです。
また、使い方に関しても大きな違いがあります。IHクッキングヒーターの場合は、フライパンを振ると温度低下を招きます。
調理器具の加熱はパネル面と接地している場合にかぎるため、パネルに置いたまま食材を炒めなければいけません。
IHクッキングヒーターのメリット
IHクッキングヒーターの基本について把握したあとは、導入メリットについて確認していきましょう。
火力や火災リスク、清掃といった点を重視している方は、IHクッキングヒーターを検討してみてはいかがでしょうか。
高火力で調理できる
IHクッキングヒーターを導入した場合は、高火力で調理を行うことが可能です。また、火力調整しやすいのも強みです。
200V電源でなおかつ約90%の熱効率を誇るIHクッキングヒーターは、熱効率約50%のガスコンロよりも短時間で加熱できます。
中華料理などを作るために高火力で調理したい時は、IHクッキングヒーターをおすすめします。
火力調整については、ボタン操作で100Wの低温~2,000Wの高温まで簡単に切り替えられます。
火を使用しないため火災リスクを抑えられる
IHクッキングヒーターはガスおよび火を使用しないため、火災リスクを抑えやすい設備といえます。
ガスコンロの場合はガスの燃焼によって常時火を出すため、やけどや火災といったリスクが存在します。
一方、IHクッキングヒーターは火が発生しないため、服やその他キッチン周辺への物などに着火しません。
ガスコンロの火が怖いという方や火災リスクを避けたい方は、IHクッキングヒーターの方が使いやすいといえます。
ただし、IHクッキングヒーターも鍋やフライパンの空焚き、汁物などをかき混ぜずに放置した場合、火災や突沸などにつながる可能性もあります。
使い方を事前に確認し、誤った調理方法を行わないよう注意が必要です。
パネルを掃除しやすい
掃除しやすいという点は、IHクッキングヒーターならではのメリットです。
IHクッキングヒーターの表面は平らな形状で、布巾などで拭きやすい状況です。
また、ガスコンロのような五徳などがないため、パーツの取り外しに関する手間も省けます。
清掃が面倒という方や少しでも家事を時短したい方は、IHクッキングヒーターを検討してみましょう。
太陽光発電や蓄電池と連携できる
IHクッキングヒーターは電気で稼働するだけでなく、太陽光発電や蓄電池と連携できるのがメリットの1つです。
太陽光発電で発電した電気をIHクッキングヒーターへ供給すれば、電気代の削減につながります。
また、夜間や夕方など発電できない時間帯は、日中に余った電気を貯めておいた蓄電池を活用することで、電気代を削減できます。
なお、太陽光発電で自家消費したものの電気が余った場合は、電力会社へ買い取ってもらえます。
IHクッキングヒーターを導入する時は、太陽光発電や蓄電池の設置を検討したり年間の光熱費削減シミュレーションを行ったりしてみるのが大切です。
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IHクッキングヒーターのデメリット
続いては、IHクッキングヒーターのデメリットについて紹介します。
直火を必要とする調理には不向き
直火を必要とする調理を行いたい時にIHクッキングヒーターは、不向きな調理設備です。
IHクッキングヒーターは、コイル部分から火を出すことができません。
そのため、直火で調理を行いたい時は、使いにくさを感じる可能性があるでしょう。
ただ、焼き・煮込み・炒め物など、どのような料理にも対応しているので、通常の調理に関して困る場面はありません。
IH対応の調理器具でなければ調理できない
IH対応の調理器具がなければ、IHクッキングヒーターで加熱調理できません。
電気を通さない土鍋やガラス製の鍋、電気抵抗値の低い鍋やフライパンなどは、IHクッキングヒーターに置いても加熱されません。
そのため、調理器具を新たに買いなおす必要がありますし、購入時にIH対応かどうか確認するのも重要です。
電気代高騰の影響を受ける
IHクッキングヒーターは電気を使用するため、電気代高騰の影響を受けやすい設備です。
2022年は、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとした、さまざまな要因によって電気代が値上がりし続けています。
そのため、オール電化住宅に住んでいる方やIHクッキングヒーターを設置した方は、電気代高騰の影響を受けやすい環境です。
ただし、電気代に加えてガス代も高騰しているので、ガスコンロを使用している方にとっても厳しい状況といえます。
また、IHクッキングヒーターなら、太陽光発電や蓄電池の導入によって電気代の削減を目指すことが可能です。
エコでんちでは、お客様の住宅やご要望に合った住宅用太陽光発電システムや蓄電池をご提案します。
また、製品の比較検討は、環境省認定の公的資格「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」を取得した専門アドバイザーが対応します。
IHクッキングヒーターを検討している方の中で電気代高騰の影響について気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
停電時に稼働できない
災害などによって停電した場合、IHクッキングヒーターで調理できません。
災害という点でリスク分散を重視している方にとっては、デメリットといえます。
ガスコンロを設置している場合は停電時でも調理を継続できるため、リスク分散という点で強い状態です。
IHクッキングヒーターを導入する時は、何度か解説しているように太陽光発電と蓄電池を設置してみることをおすすめします。
太陽光発電および蓄電池は、停電時に自立運転モードへ切り替わり発電と蓄電、電力の供給を継続することが可能です。
また、200V対応の太陽光発電や蓄電池なら、IHクッキングヒーターにも電力供給できます。
停電時のリスクが気になる方は、IHクッキングヒーターと共に太陽光発電と蓄電池を検討してみましょう。
エコでんちでは、太陽光発電と蓄電池、V2Hの比較とご提案、そして設置後の保証や保守点検までサポートします。
太陽光発電と蓄電池の設置について気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
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IHクッキングヒーターの設置費用は?
IHクッキングヒーターの設置費用は、新規設置やガスコンロとの交換などによって変わるものの、8万円~20万円程度の相場です。
設置費用の内訳は、以下の項目で構成されています。
・出張費
・既存機器の撤去
・IHクッキングヒーターの設置
・既存機器の廃棄処分
・諸経費
また、ガスコンロからIHクッキングヒーターへ交換する場合は、ガス栓の閉栓作業やIHクッキングヒーター用の分電盤設置と配線接続などといった作業も必要になります。
IHクッキングヒーターはさまざまな料理に対応!
IHクッキングヒーターは、ガスの燃焼と異なり電磁誘導による電気抵抗から発生する熱を利用した調理設備です。
また、ガスコンロより熱効率の高い設備なので、高火力の調理を実現できます。
IHクッキングヒーターを検討している方やオール電化住宅を目指している方は、今回の記事を参考に太陽光発電や蓄電池についても検討してみてはいかがでしょうか?
弊社エコでんちは、太陽光発電や蓄電池の販売およびアフターフォローを行っています。
また、太陽光発電システムや家庭の省エネ、省CO2対策、家計診断サービスによる光熱費削減に関するサービスを提供しているので、家計負担の軽減について悩んでいる方にもおすすめです。
IHクッキングヒーターの電気代負担を抑えたい方やIHクッキングヒーターの導入に合わせて太陽光発電を検討している方は、電話やメール、公式LINEよりご相談ください。
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