家庭用蓄電池の経済効果とは?具体的に解説!
最終更新日:2022.09.28お役立ち情報
「蓄電池ってそもそもどういうもの?」
「導入したいけど経済的な効果がよくわからない」
「太陽光発電と併せて導入した方がお得?」
災害時の停電対策としても注目されている家庭用蓄電池ですが、特徴や経済効果についてはよくわからないという方が多いのではないでしょうか。
エコでんちでは蓄電池の経済効果(費用対効果)の無料シミュレーションを実施しています。
今回は家庭用蓄電池のスペックやメリットについてわかりやすくご紹介しますので、ぜひ導入や経済効果の参考にしてくださいね。
目次
家庭用蓄電池を簡単に解説
家庭用蓄電池とは、一般住宅で使用可能な充放電ができる二次電池のことです。
バッテリーといえばわかりやすいのではないでしょうか。
身近なところでいえば、スマホやタブレットにもバッテリーは使用されていますね。
一般住宅用の家庭用蓄電池は機能も容量もさまざまです。
大容量のものを導入すれば10時間以上使用できるものもあり、いざという時の非常時に重宝します。
家庭用蓄電池のメリット
家庭用蓄電池を導入することのメリットは以下の点が挙げられます。
- 電気代が削減できる
電力会社のプランでは電気代は昼間高く、夜間に安くなるものがほとんどです。そのため電気代の安い夜間に蓄電池に電力を貯めて、昼間に使用するようにすれば電気代の削減になります。経済効果の高いポイントといえるでしょう。
- 災害時の非常用電源になる
災害の多い日本ではいつ停電などの被害が起きるかわかりません。しかし家庭用蓄電池があれば、たとえ停電になっても貯めておいた電力を非常電源として使用することが可能です。非常時に電気が使えることは大きな安心感につながります。
蓄電池で使える家電は?時間はどのくらい持つの?
蓄電池の経済効果を計算するには蓄電池のスペックや使用している家電製品の消費電力を知る必要があります。
ここでは蓄電池にはどれくらいのスペックがあるのか、使用できる家電の種類にはどんなものがあるのかを解説します。
蓄電池のスペック~定格容量と定格出力について~
蓄電池はあくまで充放電するための機器で自家発電ができるわけではありません。
フル充電した場合はどのくらい持ち、どのような家電に使用できるのでしょうか。
家庭用の蓄電池に接続できる家電や機器は、蓄電池の定格容量と定格出力によって変わります。
【定格容量】
蓄電池がどのくらい電力を貯蓄できるかの値で、kWhの単位で表示されます。
1kWhは1000Wです。家電製品の稼働時間に関わる単位になります。
【定格出力】
蓄電した電力を一度にどれくらい出力できるかの数値でkVAという単位で表されます。
出力の大きさにより、同時にいくつの電化製品が使用できるかも決まります。
使用する家電の消費電力は、この定格出力よりも低いことが条件になります。
そのため蓄電池は容量だけではなく、出力の大きさも考慮して選ぶことが重要です。
各メーカーから発売されている家庭用蓄電池の容量は2~約16kWhのものまでさまざまです。
家庭用蓄電池の標準的な容量は5~7kWhになりますが、災害時に使用することを考慮すると、蓄電池の容量は最低4kWhのものを選ぶことが理想です。
停電した場合それだけの電力が必要と言われています。
蓄電池は停電になったときこそ、その機能を発揮し家庭を守ります。
近年では長期の停電リスクが高まっているため、停電時に不自由な生活にならないように蓄電池のスペックをしっかり検討して選ぶことが大切です。
使用できる家電のタイプと消費電力
今回は定格容量5kWh、定格出力は2kVAの現在主流の蓄電池をフル充電していると考えて、シミュレーションをしてみましょう。
日本メーカーの2021年製品カタログから代表的な家電の消費電力を表にしてみました。
製品 |
消費電力 |
IHクッキングヒーター |
700~1,700W |
エアコン |
400~3,200W |
洗濯機(洗濯時) |
200~1,200W |
デスクトップパソコン |
5~70W |
液晶テレビ |
40~600W |
冷蔵庫 |
150~300W |
空気清浄機 |
4~90W |
炊飯器 |
700~1,400W |
食器洗浄機 |
600~800W |
電子オーブンレンジ |
1,200~1,400W |
この表をもとに、冷蔵庫とデスクトップパソコンを利用した場合の消費電力を370Wとして考えてみましょう。
定格容量5kWhの家庭用蓄電池なら、2つの機器を約13時間は使用可能ということがわかります。これだけの時間使用できるなら停電時もかなり安心ですね。
しかし家電製品を複数同時に使用する場合は、消費電力がオーバーする可能性もあるので注意が必要です。
例えばIクッキングヒーターと電子オーブンレンジ、洗濯機と炊飯器を同時に使用すると最大消費電力が5700Wとなってしまいます。
電気製品は稼働状況によって負荷が違うため、蓄電池にかかる負荷が過大にならないように注意を払うことも大切です。
蓄電池で使用したい家電製品の合計の消費電力が定格出力の80%以下に保つことで、蓄電池に過度な負荷をかけずにすみます。
電圧の高いIHやエアコンには注意が必要
IH機器やエアコンは電圧が200Vのものがあります。
日本の電圧は一般的に100Vなので、200Vある電化製品に対してはそれに対応した蓄電池でなければ使用することはできません。
非常時に使用できないということがないように、家電製品の電圧もチェックしておく必要があります。
蓄電池と太陽光発電の組み合わせでさらに効果アップ
電気代削減という家庭用蓄電池のメリットである経済効果をさらに高めるなら、やはり太陽光発電を同時に導入することが一番です。
以下にそのメリットを詳しく解説しましょう。
- 電気の自給自足が可能
太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、電気を自給自足することが可能です。太陽光発電システムと蓄電池を導入してZEH(ゼッチ)住宅としてエネルギー消費量ネットゼロにする住宅が増えています。
- ダブル発電が可能
ダブル発電とは、太陽光発電と蓄電池などの設備を併用して発電することを言います。太陽光発電を稼働しているときに、蓄電池の電力を自家消費させることが可能なので、余剰電力が増え光熱費削減につながり売電量も増えます。
- 天候に関係なく発電が可能
太陽光発電はどうしても天候に発電量が左右されますが、蓄電池に貯めておいた電力を併用すれば通常と変わらず電力を使用することができます。
- 災害時に安心感
太陽光発電のエネルギーを貯めておくことで、非常時に電力を使用できる可能性がより高まります。
家庭用蓄電池導入の前に専門家によるシミュレーションをしよう!
蓄電池は決して安い買物ではない上、経済効果を算出するには蓄電池のスペックや電力プラン、太陽光発電量、毎月の電気使用量と総合的な情報で判断しなくてはいけません。
素人の方にそれらを見極めることはたいへん困難です。
かといって根拠のない経済効果シミュレーションをしている販売店には注意する必要があります。
蓄電池は機能や容量により経済効果に100万以上の差があり、特に最新機種では元が取れる場合やそれ以上にお得になる場合が多数あります。
蓄電池を導入を検討する場合は、専門の業者や太陽光発電システムを扱っている企業に相談することをおすすめします。
ご家庭のライフスタイルや住宅事情に合わせたシミュレーションをすることで、目的にかなった蓄電池選択が可能になり経済効果を高めることができます。
さら太陽光発電導入についても的確なアドバイスが得られるでしょう。
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