パナソニック蓄電池の特徴を解説!製品の価格や保証期間についても紹介
最終更新日:2023.06.21蓄電池
国内の蓄電池メーカーのなかでも、パナソニックは古くから蓄電池開発に取り組んできたメーカーです。1931年に乾電池の自社生産をスタートさせ、1994年には蓄電池に欠かせないリチウムイオン電池の量産に成功しています。パナソニック蓄電池は、どのような方に向いているのでしょうか。蓄電池選びで失敗しないため、まずはパナソニック蓄電池の強みや特徴を知ることが大切です。この記事では、パナソニック蓄電池の選び方や製品ラインナップについて解説します。
目次
- 1 パナソニック蓄電池を選ぶポイントは「創蓄連携システム」
- 2 パナソニック蓄電池の2つの特徴
- 3 【住宅用】パナソニック蓄電池の価格と製品ラインナップ
- 3.1 1. 設置場所を選ばないコンパクトタイプの「LJB1235」
- 3.2 2. 移動が可能なスタンドアロンタイプの「LJSF35」
- 3.3 3. 取り外せて持ち運べる可搬型バッテリー「PQB0311A」
- 3.4 4. 2~3人世帯の自給自足に向いた「LJB1156」
- 3.5 5. 創蓄連携システムS+が搭載された「LJB1256」
- 3.6 6. 屋外設置対応!設置自由度が上がった「LJB2263」
- 3.7 7. LJB1235を2つ組み合わせた「LJB1235×2」
- 3.8 8. コストパフォーマンスに優れた「LJB1235+LJB1256」
- 3.9 9. 蓄電容量11.2kWhの大容量モデル「LJB1156×2」「LJB1256×2」
- 4 80年以上の歴史があるパナソニック蓄電池の保証と安全性
- 5 家庭用蓄電池なら、賢く創電・蓄電できるパナソニック製がおすすめ
パナソニック蓄電池を選ぶポイントは「創蓄連携システム」
パナソニック蓄電池の強みは、2012年に業界全体に先駆けて開発した「創蓄連携システム」です。創蓄連携システムとは、1台のパワーコンディショナが蓄電池と太陽電池を制御し、効果的に創電・蓄電する仕組みです。他社のハイブリッド蓄電システムと違い、システム設計ごとに4つのラインナップが存在します。
特徴 | |
創蓄連携システムS | ・4回路設計の太陽光発電により、効率的な創電・蓄電が可能 ・幅48cm×高さ61cm×奥行き23cmのコンパクト設計 |
創蓄連携システムR | ・ハイブリッド型でありながら、増設・後付けが可能 ・蓄電池の電圧を調整する専用の充放電コンバータが必要 |
創蓄連携システムS+ | ・創蓄連携システムSよりも蓄電容量のバリエーションが豊富 (3.5kWh、5.6kWh、7.0kWh、9.1kWh、11.2kWh) ・創蓄連携システムRと同様、増設・後付けが可能に |
創蓄連携システム据置 | ・強力な4回路設計がベースで、最大5回路まで発電に使える ・エアコンなどの200V電源としても活用可能 |
パナソニック蓄電池の主力商品は、他社メーカーと比較して太陽光発電の回路数が多く、効率的に創電・蓄電できる「創蓄連携システムS」「創蓄連携システムS+」です。将来的に蓄電池の増設・後付けをお考えの場合は「創蓄連携システムR」が、最大5回路の強力な発電能力やエアコン用の200V電源をお求めの場合は「創蓄連携システム据置」もおすすめです。
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パナソニック蓄電池の2つの特徴
数ある家庭用蓄電池のなかでも、パナソニック蓄電池にはどのような利点やメリットがあるのでしょうか。パナソニック蓄電池の特徴を2つ紹介します。
1. 3つのモードを切り替えて賢く節電可能
パナソニック蓄電池の創蓄連携システムは、3つのモードを切り替えて、効率のよい創電・蓄電が可能です。ライフスタイルに合わせて賢く節電できます。
特徴 | |
環境優先モード | 発電した電気の自家消費を優先する |
蓄電優先モード | 停電に備えるため、蓄電池への充電を優先する |
経済優先モード | 充電を行いつつ、余力があれば売電も行う |
たとえば、夏場や冬場など電力消費が多い季節は「環境優先モード」を、電気が余っている場合は「蓄電優先モード」や「経済優先モード」を選ぶといった使い分けが可能です。電気のムダを極力減らし、隅々まで有効活用できます。
2. 停電が発生しても長時間の電気使用が可能
パナソニック蓄電池の創蓄連携システムは、創電・蓄電のバランスが最適化されているため、停電時でも長時間の電気使用が可能です。たとえば、蓄電容量5.6kWhのパナソニック蓄電池の場合、次の家電を最大16時間連続使用できます。
● 冷蔵庫1台(50W)
● LED照明2台(50W)
● 液晶テレビ1台(100W)
● スマートフォン充電2台(7.5W)
蓄電容量11.2kWhの製品なら最大32時間までの連続使用が、8kWh/1日のペースで太陽光発電を行えば最大72時間までの連続使用が可能です。停電時の備えとして蓄電池の購入を検討している場合は、パナソニック蓄電池がおすすめです。
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【住宅用】パナソニック蓄電池の価格と製品ラインナップ
蓄電容量や蓄電システムによって、パナソニック蓄電池にはさまざまなラインナップがあります。ここでは、9つの製品の魅力や特徴を解説していきます。
1. 設置場所を選ばないコンパクトタイプの「LJB1235」
コンパクトな蓄電池をお求めなら、こちらのLJB1235が最適です。パワーコンディショナは省スペース性に優れた壁掛けタイプで、置き場所を選びません。電気出力が大きいため、蓄電容量3.5kWhでありながらパワーのある製品です
型式 | LJB1235 |
蓄電容量 | 3.5kWh |
設置場所 | 屋内用 |
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2. 移動が可能なスタンドアロンタイプの「LJSF35」
緊急時のオフィスの電源確保対策として、また家庭でもタイマー設定により電気料金の安い夜間に充電、電気料金の高い昼間に使用する家計に優しい電力スタイルが可能。アダプターなしで充電できるUSBコンセント付、震度6強レベルの地震に対応した耐震性で、停電時の給電にも役立ちます。
型式 | LJSF35 |
蓄電容量 | 3.5kWh |
設置場所 | 屋内用 |
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3. 取り外せて持ち運べる可搬型バッテリー「PQB0311A」
バッテリーと充放電器をセパレート型にしたイーブロック、取り外せて持ち運べる可搬型小型バッテリーです。充放電器と組合せてシーンに応じた最適な使い方を選べます。
型式 | PQB0311A |
蓄電容量 | 304Wh |
設置場所 | 屋内用 |
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4. 2~3人世帯の自給自足に向いた「LJB1156」
LJB1156は蓄電容量5.6kWhのミドルタイプで、蓄電池ユニットを増設できる創蓄連携システムRが搭載されています。2~3人世帯の自給自足に向いた製品です。
型式 | LJB1156 |
蓄電容量 | 5.6kWh |
設置場所 | 屋内用 |
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5. 創蓄連携システムS+が搭載された「LJB1256」
LJB1256はLJB1156と同様、蓄電容量5.6kWhのミドルタイプの蓄電池ですが、こちらは創蓄連携システムS+が搭載されています。蓄電池ユニットの増設が可能で、ご家庭の電気使用量に合わせ、後から蓄電容量を増やせます。
型式 | LJB1256 |
蓄電容量 | 5.6kWh |
設置場所 | 屋内用 |
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6. 屋外設置対応!設置自由度が上がった「LJB2263」
LJB2263は創畜連携システムS+対応。
屋外設置に対応しているため新設時も増設時も設置場所に困りません。また、簡易基礎などを利用すれば2Fベランダ等にも設置ができます。
型式 | LJB2263 |
蓄電容量 | 6.3kWh |
設置場所 | 屋外用 |
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7. LJB1235を2つ組み合わせた「LJB1235×2」
LJB1235×2は創蓄連携システムS+の強みを活かし、蓄電池ユニットを2つ組み合わせて蓄電容量を拡大した製品です。最大7.0kWhまでの蓄電が可能で、停電時の頼もしい味方となってくれます。
型式 | LJB1235×2 |
蓄電容量 | 7.0kWh |
設置場所 | 屋内用 |
8. コストパフォーマンスに優れた「LJB1235+LJB1256」
LJB1235とLJB1256を1台ずつ組み合わせ、蓄電容量を9.1kWhに拡大したのが「LJB1235+LJB1256」です。安価な蓄電ユニットを組み合わせるため、同じ蓄電容量の他社メーカーと比べ、コストパフォーマンスに優れるのが特徴です。
型式 | LJB1235+LJB1256 |
蓄電容量 | 9.1kWh |
設置場所 | 屋内用 |
9. 蓄電容量11.2kWhの大容量モデル「LJB1156×2」「LJB1256×2」
パナソニック蓄電池の製品ラインナップで最大の蓄電容量11.2kWhを誇るのが、「LJB1156×2」「LJB1256×2」の2つです。LJB1156×2は創蓄連携システムRが搭載されたLJB1156、LJB1256×2は創蓄連携システムS+が搭載されたLJB1256の組み合わせです。LJB1256×2のほうが創電・蓄電の効率の面で優れていますが、コストの面ではLJB1156×2のほうが安価です。
型式 | LJB1156×2 |
蓄電容量 | 11.2kWh |
設置場所 | 屋内用 |
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型式 | LJB1256×2 |
蓄電容量 | 11.2kWh |
設置場所 | 屋内用 |
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80年以上の歴史があるパナソニック蓄電池の保証と安全性
パナソニックは1931年に乾電池の自社生産を開始し、以後も一貫して電池開発を手掛けてきました。1994年に蓄電池に使われるリチウムイオン電池の量産に成功し、2012年には業界ではじめて「住宅用創蓄連携システム」を発売しています。
リチウムイオン電池の安全性が高く、小さなお子様やお年寄りがいるご家庭でも安心して蓄電池を設置できます。システム機器の瑕疵については、無償で15年間の保証サービスが利用できるため、万が一トラブルが発生しても安心です。
【まとめ】
家庭用蓄電池なら、賢く創電・蓄電できるパナソニック製がおすすめ
パナソニック蓄電池は、効率よく創電・蓄電できる「創蓄連携システム」が搭載されているのが特徴です。環境優先モード、蓄電優先モード、経済優先モードの3つのモードを切り替え、電気ロスを最小限に抑えます。リチウムイオン電池の安全性に優れ、アフタサービスがきめ細やかなのも特徴です。
各メーカーの価格相場や特徴で比較したい方は下記のページをご覧ください。
→家庭用蓄電池の価格相場は?安く買う方法まとめ
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