オムロン蓄電池の価格相場は?特徴や保証期間について解説 | エコでんち

オムロン蓄電池の価格相場は?特徴や保証期間について解説

最終更新日:2026.03.06 蓄電池

蓄電池のメーカーはたくさんありますが、そのなかでも人気が高いのが「オムロン」です。

血圧計や体温計、電子部品やヘルスケア製品、デジタルインフラなどで有名なオムロンですが、蓄電池でもトップクラスのシェアがある事は業界では有名です。

この記事では、人気の高いオムロン製蓄電池の価格相場や、人気の秘密や特徴、保証についてなどを紹介していきます。


蓄電池を比較しているものの、どれが良いのかわからない方や、オムロンの蓄電池を検討しているが、特長がわからず悩んでいる方などは、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
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宮崎 悠矢
(株)リクシード スーパーバイザー
(株)TREND LINE WEB事業部部長
MMEX(株)代表取締役
各種施工ID保有

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オムロンとは?

参照:オムロンのいわれ

オムロン株式会社は1933年に「立石電機製作所」として、大阪で発足した会社です。

1990年に本社が在った、京都市右京区にある地名の「御室(おむろ)」から、現在のオムロン株式会社に社名変更されました。

ブランド名である「Omlon」は昭和21年にヘア・パーマ・アイロンを開発した際、女性商品にふさわしい柔らかい響きを模して考案されたようです。その後、グローバルに展開していく過程で、世界中どの国でも同じように発音されるように「OMRON」につづりを変え、商標登録されました。

工場の自動化を中心とした制御機器や、電子部品、駅の自動改札機や太陽光発電用のパワーコンディショナなど、世界130ヶ国以上で商品やサービスを提供しており、東証プライムにも上場しています。。

現在は、20以上のグループ会社で構成されており、電子機器・システム・ソフトウェアといった分野で活躍をしている企業です。

オムロン蓄電池の知名度は?

一般的に「オムロン」というと、体温計や血圧計などを思い浮かべる方が多いかと思います。

そのため、蓄電池メーカーとしてのオムロンの知名度は、そこまで高くないと言えます。(筆者の感想です)

しかし、太陽光発電システムや、蓄電池に欠かせない機器であるパワーコンディショナの分野で、オムロンの国内出荷台数シェアは、業界No.1の実績を誇ります。

【蓄電用パワコンメーカー別 出荷台数シェア】

Qセルズ(ハンファジャパン)、京セラ、カナディアンソーラーといった、業界で有名なメーカーも、オムロン製の製品を採用して販売しているほどです。

蓄電池のシェアも、OEMをしている長州産業と合算すると、こちらも実は業界No.1の実績です。

【蓄電システムメーカー別 出荷台数シェア】

参照資料:月刊スマートハウス 2025年2月号より作成

オムロン蓄電池の価格相場【2026年版】

オムロン製蓄電池は組み合わせによって価格が大きく異なるため、表形式にして価格相場を作ってみました。
(価格は税別・標準工事費込み)

単機能/特定負荷ハイブリッド/特定負荷ハイブリッド/全負荷
6.5kWh
(KPBP-A-SET-2AC65-N)
133万円~143万円~151万円~
9.8kWh
(KPBP-A-SET-2AC98-N)
153万円~169万円~188万円~
16.4kWh
(KPBP-A-SET-2AC164-N)
212万円~231万円~250万円~
6.3kWh
(KPBP-A-SET-2AC63-N)
133万円~144万円~154万円~
12.7kWh
(KPBP-A-SET-2AC127-N)
154万円~171万円~190万円~
6.5kWh ※NEW
(KPBP-A/KPTP-Aシリーズ)
KPBP-A…134万円
KPBP-A…140万円
KPBP-A…147万円
KPTP-A…163万円
9.7kWh ※NEW
(KPBP-A/KPTP-Aシリーズ)
KPBP-A…151万円
KPBP-A…163万円~
KPBP-A…181万円
KPTP-A…197万円
13.0kWh ※NEW
(KPBP-Aシリーズ)

表のように、オムロン製の蓄電池は、容量と仕様のラインナップがとても多いのが特徴です。

また、この表には記載していませんが、昨今の電流値の高いパネルに対応できる大電流対応モデルや、塩害地域に対応した重塩害対応モデルもあり、それぞれ費用が若干高くなります。

そして、2026年3月よりマルチ蓄電プラットフォームシリーズに、新しく屋内外設置可能な13.0kWhモデルが発売予定です。


参照:オムロン 2025年ニュースリリース


オムロン蓄電池の特徴

オムロン蓄電池の特徴

前述の通り、多くの種類の蓄電池があり、どんな方にもお勧めできる製品となっています。

マルチ蓄電プラットフォームの製品ページはこちら

現在は、「KPBP-Aシリーズ」が主力製品として、複数のラインナップを揃えています。

ここでは、どのような方にオムロンの蓄電池が向いているか紹介していきます。

1. 自分にピッタリな製品を選ぶことが可能

オムロン製の蓄電池は、容量・仕様・設置環境など、蓄電池を選ぶうえで悩むことになる様々な問題に対し、マルチに対応できることが特徴です。

〇ちょうどいい容量の蓄電池が見つからない
→様々な容量ラインナップがあるためピッタリな製品が見つかる

〇家の中に置きたいけどあまり大きいと困る
→屋内設置も想定したコンパクトなモデルがある

〇海に近いから錆びて壊れるのが心配
→重塩害対応タイプならでサビにも強いので安心

〇10年以上前の太陽光発電との相性が心配
PID対策済みで安心して設置可能
 ※一部、接続不可な太陽光パネルがあります

上記のように、オムロンの蓄電池は様々な悩みがあるお客様に問題なく対応することができます。

どんな問題にも対応できるという事が、販売シェアが伸びている大きなポイントの1つです。

 2. 設置した後から拡張機能を増設可能

オムロンの「マルチ蓄電プラットフォーム」は、機器設置後も追加の部材を設置することで機能のアップデートが可能です。

〇単機能・特定負荷で設置後→ハイブリッド・特定負荷or全負荷に拡張可能(5年以内に限る

設置した後から拡張機能を増設可能

〇全負荷・ハイブリッドで設置後→マルチV2Xシステムを追加で設置可能

全負荷・ハイブリッドで設置後→マルチV2Xシステムを追加で設置可能
※赤枠がマルチV2Xシステムです

このように、お客様の環境の変化や、意向に沿ってシステムを拡張していくことができるのも、オムロン製蓄電池の特長です。

保証年数は?

現在、販売しているラインナップ(KPBP-Aシリーズ、KPTP-Aシリーズ)はどれも15年保証です。
また、蓄電池の容量保証も共通で15年/60%となっています。
ただし、リモコンなど一部の機器によっては保証年数が異なるため、気になる方はカタログや販売店へ確認してみるとよいでしょう。

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オムロン蓄電池のメリット

オムロン蓄電池のメリット

目的に合わせて選べる

災害対策のために家庭用蓄電池を導入する場合は、長期間の停電に備えられる大容量タイプが必要になります。

一方、電気料金削減効果を得ながら維持管理コストを抑えたい時は、長寿命タイプの方が使いやすいといえます。

オムロン蓄電池なら、屋外設置と屋内設置がありますし、蓄電容量6.5kWhの低価格・コンパクトタイプや16.4kWhの大容量タイプもあります。

状況に応じて同じメーカーの製品から比較検討できるのは、購入時の負担軽減につながりますし、選びやすいといえます。

蓄電池の機能が豊富

オムロンの蓄電池は、4もしくは3つのモードが搭載されていて、電力の使用状況や天候などの条件に応じて使い分けられます。

KPBP-Aシリーズの蓄電池には、4つのモードが搭載されています。

グリーンモード

自家消費優先の機能

太陽光発電で発電した電気のうち余った電力を蓄電池に充電しておき、夜間に蓄電池の電気で自家消費する。

さらに、深夜に電力会社からの電気で蓄電池を充電。

経済モード

売電優先の機能

太陽光発電の余剰電力を売電し、売電収入を優先させる。

夜間に電力会社の電気で蓄電池を充電し、発電量0や少ない時間帯に自家消費。

安心モード

蓄電池の残量を維持させる機能

日中は、太陽光発電の余剰電力を売電し、朝や夕方に蓄電池の電気で自家消費。

また、夜間に電力会社の電気で蓄電池を100%充電させ、停電に備えるモード

停電時モード

停電による自立運転モードで切り替わった際、日中に太陽光発電で発電した電気を自家消費に活用しつつ一部を蓄電池に充電する。


間に停電した場合は、蓄電池を放電機能へ自動で切り替わり、すぐに電気を使用できるようになる。

また、遠隔モニタリングサービスにより、スマートフォンやパソコンでいつでも充放電量や蓄電池の異常などを通知してくれるのも嬉しいポイントです。

さらに、AI制御機能もあり、翌日の天気予報・気象警報の情報をインターネット経由で取得し、自動で不足している充電量を検知した上で充電を行ってくれます。

手動での充電や気象警報の確認をする必要がないので、手間がなくストレスフリーで運用ができます。

日本は災害の多い環境なので、停電リスクに備える必要があります。

そのため、停電時にすぐ機能が切り替わるオムロンの蓄電池は、非常用電源としても役立ちます。

オムロン蓄電池のデメリット

オムロン蓄電池のデメリット

古い型番などが生産終了していることも

オムロンは、継続的に太陽光発電や蓄電池、パワーコンディショナ、電量計測ユニットなど、各製品の新規開発や改良などを行っています。

一方、古い型番やその他都合で生産の難しい蓄電ユニットは、販売終了となってしまうこともあります。

家庭用蓄電池を検討する際は、まず販売店で注文可能な蓄電ユニット(周辺機器含む)を聞いた上で比較するのが大切です。

種類が多いので悩んでしまうことも

メリットでありデメリットもあるのが、製品の豊富さ・機能の充実という点です。

オムロンの蓄電池KPBP-Aシリーズは「単機能/特定負荷」「ハイブリッド/特定負荷」「ハイブリッド/全負荷」、更に蓄電容量5種類に加え、一般地対応タイプ・重塩害対応タイプ・大電流対応タイプと非常に充実した内容です。

しかし、初めて蓄電池を導入する方にとっては、種類が多すぎて何を選べばいいのかわからないところです。

ライフスタイルや予算に合った蓄電池を選ぶには、実績豊富でヒアリングの丁寧な施工販売会社へ相談しましょう。

「エコでんち」では、100種類以上もの製品からお客様のご要望・予算に合った蓄電池を提案いたします。

そのため、お客様が1から選ぶ必要なく、スムーズに製品を選定できます。

オムロン蓄電池一覧へ

【住宅用】オムロン蓄電池の価格と製品ラインナップ

オムロン蓄電池には豊富なラインナップがあります。

ここからは、2025年時点で販売されている人気機種の蓄電池に関する価格や特徴を解説いたします。

1. KP-BU127-B(KPBP-Aシリーズ)

KP-BU127-B(KPBP-Aシリーズ)

KP-BU127-Bは、前半でも触れたKPBP-Aシリーズの中でも大容量の蓄電池です。

マルチ蓄電プラットフォームのKPBP-Aシリーズは、太陽光発電を既に設置した住宅でも後付け可能な単機能型蓄電ユニット、太陽光発電と同時設置に適したハイブリッド型蓄電ユニット、全負荷型に対応しています。

中でもKP-BU127-Bは、1台で12.7kWhという大容量で長寿命なのが魅力の製品です。

10kWh以上の蓄電容量なら停電時・災害時でも複数の家電製品や照明を長時間稼働できるため、、在宅避難の際も安心して生活を送れるでしょう。

また、200V機器も稼働可能な全負荷型へカスタマイズ可能なので、停電時に自宅の全部屋へ電力供給したい方にもメリットがあります。

これほどの大容量でありながら、サイズは「681mm×909mm×304mm」であり、家庭用蓄電の中でも小さく、設置場所にも困りません。

サイクル数は12,000回と、オムロン製品の中でも最長クラスです。

メーカー希望小売価格は、473万~652.3万円(税込)です。

2. KP-BU98B-2S(KPBP-Aシリーズ)

KP-BU98B-2S(KPBP-Aシリーズ)

ミドルイプのKP-BU98B-2Sは、容量9.8kWhと特に人気の高い容量(10kWh前後)です。

 屋内・屋外どちらにも設置でき、かつ大電流対応タイプ、重塩害対応タイプと、幅広く対応できるのが特徴です。

サイズは「490mm×741mm×295mm」と、エアコンの室外機ほどの大きさです。

メーカー希望小売価格は348.7~557.7万円(税込)となっています。

マルチ蓄電プラットフォーム

3. KP-BU65B-2S(KPBP-Aシリーズ)

KP-BU65B-2S(KPBP-Aシリーズ)

KP-BU65B-2Sは、前段で紹介したKP-BU98B-2Sと同じくKPBP-Aシリーズです。

KP-BU98B-2Sとの主な違いは蓄電容量で、6.5kWhとなっています。

特筆すべきは製品の薄さです。

サイズは、490mm×847mm×147mmと、非常に薄く千円札とほぼ同じ大きさです。

こちらの製品も9.8kWhモデル同様、屋内・屋外共に設置可能です。

メーカー希望小売価格は292.6~501.6万円(税込)です。

マルチ蓄電プラットフォーム

オムロン蓄電池の保証と安全性

オムロンの豊富なラインナップは魅力ですが、保証や安全性も満足度の高いものです。

機器保証は15年と長く使用でき、自然災害やほかのトラブルが起こっても壊れにくいよう、JISなど安全規格に対応した厳しい審査に合格したものを販売しています。

オムロンの蓄電池がおすすめの人

太陽光発電のパワーコンディショナを交換する予定

太陽光発電の設置から10年以上経過していてなおかつパワーコンディショナの経年劣化などから修理交換を予定している方は、オムロンのKPBP-Aシリーズがおすすめです。

KPBP-Aシリーズには、ハイブリッド型パワーコンディショナ対応の蓄電池があるので、経年劣化した太陽光発電のパワーコンディショナを取り外し、蓄電池のパワーコンディショナ1台で効率的に電力を制御できます。

また、全負荷対応型のハイブリッド型蓄電池も販売されているので、停電時でも全部屋に電力を供給することが可能です。特に停電中でもなるべくいつも通りに生活したい方は、メリットの大きな仕様といえます。

パワーコンディショナの交換予定はないものの漠然と蓄電池を検討している

太陽光発電を設置して数年程度か経過していない、パワーコンディショナの交換予定はないものの蓄電池がないため、漠然と購入を検討し始めた方にもオムロンの蓄電池はおすすめです。

何度も解説していますがオムロンの蓄電池には単機能型もあるので、太陽光発電用のパワーコンディショナを設置したままオムロン蓄電池を設置および連携することが可能です。

また、単機能型蓄電池を設置したのち、太陽光発電のパワーコンディショナを交換する時期となった場合は、オムロンのハイブリッド型蓄電池へ交換することで、高い変換効率の状態で自家消費できます。

細かなニーズに合わせたオムロン蓄電池を選ぼう

オムロン蓄電池は各家庭の細かなニーズに合った性能を有しています。

住宅用太陽光発電システムは設置している時は、発電した電気をどのように使いたいかといった目的を明確にし、その条件を満たした蓄電池を購入するようにしましょう。

オムロン蓄電池の場合は、塩害地域に住んでいる方や、ハイブリッド型が欲しい方、後付けで蓄電池を設置する方、災害時・停電時でも快適な生活を続けたい方にも快適に利用ことができることでしょう。

オムロンの蓄電池が気になっている方や、蓄電池の導入を検討したいものの、選ぶ時間がない方などは、今回の記事を参考にしながら検討してみてはいかがでしょうか?

エコでんちでは、豊富な蓄電池からお客様のご予算や設置環境、要望に合った蓄電池を専門アドバイザーがご提案いたします。

また、メーカー保証に加えて、当社独自の自然災害補償・工事賠償保険・PL保険が付帯されています。

少しでも気になる方は、エコでんちHPの見積もりフォームから見積り依頼も可能です。

もちろん、電話や公式LINEからも気軽にご利用いただけます。

各メーカーの価格相場や特徴で比較したい方は下記のページをご覧ください。

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