【2025年最新】太陽光発電の設置費用と価格相場及び投資回収の目安を徹底解説
最終更新日:2025.08.27 太陽光発電

太陽光発電の価格は、ここ数年で変化を続けています。電気代の高騰や再エネへの注目により、「今が導入のタイミングでは?」と考える家庭が増えています。特に、新築時に導入するか、既存住宅に後付けするかで費用や回収年数は大きく変わります。
本記事では、2025年最新の価格相場、条件別の費用差、補助金情報まで、戸建て住宅のご家庭向けにわかりやすく解説します。
基礎知識については下記コラムをご覧ください。
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目次
太陽光発電の設置費用相場【2025年最新】
2025年時点での太陽光発電システムの設置費用は、全国平均で 1kWあたり28.6万円(新築)〜32.6万円(既築) が相場です。

この数字は経済産業省「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」(2025年2月3日公表)に基づいており、国内での標準的な価格指標となっています。
新築と既築で単価が異なる最大の理由は、既築住宅では足場の仮設や追加工事が必要になるケースが多いためです。新築時に設置すれば、建築用の足場をそのまま活用できるためコストを抑えられます。
一方、既築住宅では足場代が10〜20万円程度かかる場合があり、単価差は平均で 約4万円/kW になります。
kW単価の全国比較(経産省データ+市場データ)
●経産省基準:29.5万円/kW(全国平均)
●民間市場調査:26.7〜29.5万円/kW(中央値28.1万円/kW)
●新築 vs 既築:
◦新築:平均 28.6万円/kW
◦既築:平均 32.6万円/kW(足場仮設費用などの影響)
ポイント
・新築時に設置すると足場代が不要になる、配線が容易などの理由で1kWあたり約4万円安くなる傾向
・地方はパネル輸送費が高く、都市部は人件費が高いなど、地域差も存在する
容量別 新築・既築 設置費用と発電量(2025年)
経産省データに基づくと、容量別の設置費用と年間発電量の目安は以下のようになります。
出力 | 新築費用(万円) | 既築費用(万円) | 年間発電量(kWh) |
3kW | 85.8 | 97.8 | 約3,300 |
4kW | 114.4 | 130.4 | 約4,400 |
5kW | 143.0 | 163.0 | 約5,500 |
6kW | 171.6 | 195.6 | 約6,600 |
7kW | 200.2 | 228.2 | 約7,700 |
8kW | 228.8 | 260.8 | 約8,800 |
9kW | 257.4 | 293.4 | 約9,900 |
実際には設置容量が少ないほどkW単価は高くなり、多いほどkW単価は安くなります。
なお、エコでんちでは以下の理由により、実際には全国平均よりも大幅にお安くご提供できるケースが多くあります。
価格が安い理由
●訪問販売を行わず、営業人件費を削減
●オンライン打ち合わせによる効率化
●メーカーとの直接取引により仕入れコストを圧縮
容量(kW) | 経産省データ | エコでんち平均価格 | 差額 |
5kW | 163.0万円 | 約150万円 | ▲13万円 |
8kW | 260.8万円 | 約200万円 | ▲60.8万円 |
※施工条件や製品仕様により変動します。詳細は無料見積もりでご確認ください。
太陽光発電システム設置費用の内訳
太陽光発電システムは、パネルだけで成り立っているわけではありません。
発電した電力を家庭で使える形に変換する機器や、屋根に固定するための架台、配線、設置工事、申請手続きなど、複数の要素で構成されています。
それぞれの費用構成を理解しておくことで、見積書の妥当性を判断しやすくなります。
内訳の概要(4kWシステムを例にした費用目安)
項目 | 費用目安 | 補足 |
ソーラーパネル(PV) | 約48万円 | 容量やメーカー、変換効率によって変動 |
パワーコンディショナ | 25~45万円 | 蓄電池対応タイプや出力によって差 |
モニター | 約8万円 | アプリ対応型なら省略可 |
架台 | 12~24万円 | 屋根形状や設置枚数により変動 |
ケーブル類 | 約3万円 | 容量が増えると配線も増加 |
設置工事(足場除く) | 約25万円 | 屋根面数や配線距離で変動 |
各種申請など | 約5万円 | 電力会社・経産省・自治体への申請 |
ソーラーパネル(PV)

ソーラーパネルは、太陽光発電システムの発電部分を担う主要機器です。
最近は1枚あたりの出力が高くなり、1枚で450W以上の高効率パネルも登場しています。
また、屋根の形状に合わせたハーフサイズや台形モジュール、北向き屋根にも設置ができる防眩加工などの特殊仕様もあり、価格は枚数・種類・メーカーによって変動します。
人気太陽光パネルメーカー(2025年・住宅用)
メーカー名 | 原産国・販売拠点 | 特長 | 変換効率の目安 | 保証期間 |
長州産業 | 日本 | 国内工場生産で品質管理が厳格。国内住宅の屋根形状に合わせた多様なサイズ展開。 | 約19.2〜20.5% | 25年出力保証 |
ハンファジャパン(Q CELLS) | 韓国本社/日本法人 | 世界トップクラスの出荷量。耐久性・温度特性に優れ寒冷地にも対応。 | 約20.8~24.2% | 25年出力保証 |
シャープ(BLACKSOLAR) | 日本 | 高意匠性の黒色モジュール。高温時の出力低下が少なく屋根景観になじむ。 | 約20.7〜22.6% | 25年出力保証 |
カナディアンソーラー | カナダ本社/日本法人 | コストパフォーマンスに優れ、新築住宅に広く採用されている。 | 約22.2~22.8% | 30年出力保証 |
※変換効率は2025年時点の住宅用モデル参考値。製品型番・仕様により異なります。
※保証期間はモジュール出力保証を記載。製品保証は通常15年。
メーカー選びのポイント
4つのポイント
●屋根形状・面積:寄棟屋根や切妻屋根など、屋根の形に合ったサイズ展開があるメーカーを選ぶ
●外観重視:景観にこだわるなら黒色モジュールを採用するメーカーがおすすめ
●価格重視:初期費用を抑えたい場合はコストパフォーマンスの高いメーカーを検討
●地域環境:塩害地域・積雪地域では専用仕様があるか確認
こうしたメーカー比較を行うことで、自宅の条件や予算に最も合ったパネルを選びやすくなります。
また、同じメーカーでもパネルの性能や保証条件は製品型番によって異なるため、見積もりの際に必ず仕様書で確認しましょう。
パワーコンディショナ

パワーコンディショナ(通称パワコン)は、太陽光パネルで発電した直流(DC)電気を、家庭で使える交流(AC)電気に変換するための非常に重要な機器です。
変換効率や機能の違いによって価格や将来の拡張性が変わるため、慎重な選定が必要です。
主なパワーコンディショナの種類と特徴
種類 | 特長 | 主な用途 | 価格目安(1台) | 寿命の目安 |
太陽光用パワコン | 太陽光発電専用。シンプルで低価格。 | 太陽光のみ導入する家庭 | 約20〜30万円 | 約10〜15年 |
ハイブリッド型パワコン | 太陽光と蓄電池を同時制御できる。将来の蓄電池増設が容易。 | 蓄電池同時設置や将来導入予定の家庭 | 約25〜40万円 | 約10〜15年 |
トライブリッド型パワコン | 太陽光+蓄電池+V2Hを1台で制御可能。 | EV所有・V2H導入予定の家庭 | 約35〜55万円 | 約10〜15年 |
※価格は本体のみの参考。設置工事費別。
選び方のポイント
4つのポイント
●設置容量に適した出力を選ぶ
8kW前後のパネル容量ではパワコンが2台必要になる場合がある
●将来の拡張性を考慮
蓄電池やV2Hを導入する可能性がある場合はハイブリッド型やトライブリッド型がおすすめ
●設置場所と騒音
太陽光パワコンには室内用・屋外用があり、ファン音や放熱設計の違いも確認
●保証期間
標準は10~15年だが、メーカーによっては有償延長保証で最長20年保証が可能
メンテナンスと交換時期
◦パワコンは寿命が約10〜15年で、パネルよりも早く交換が必要
◦交換費用は本体+工事込みで25〜45万円が目安(太陽光用パワコンの場合)
◦効率低下や異音・エラー表示が交換のサイン
適切なパワコン選びは、発電効率と将来の運用コストに直結します。
見積もり時には、必ず本体の型番と機能を確認し、将来のライフプランに合った機器を選びましょう。
モニター

モニターは、太陽光発電システムの発電量・消費量・売電量などを確認するための機器です。
以前は壁掛け型・据え置き型の専用モニターが主流でしたが、2025年現在はスマートフォンや専用WEBサイトでのモニタリングも増えてきています。
また、専用のモニターは付けずに、HEMS(家庭用エネルギーマネジメントシステム)を活用して、発電・消費状況を一括管理するケースも増えています。
主なモニタリング方法と特徴
方法 | 特長 | メリット | デメリット |
専用モニター | 壁掛けや卓上型で常時確認可能 | 高齢者や家族全員が見やすい | 機器代(約5〜7万円)がかかる |
スマートフォンアプリ | 外出先からもリアルタイム確認可能 | 導入コストがほぼ不要 | 家族全員で共有しにくい場合あり |
専用WEBサイト | ブラウザからPC・タブレット・スマートフォンどれでも確認可能 | グラフや履歴管理が充実 | インターネット接続が必須 |
HEMS | 家中のエネルギー管理を一括化 | 太陽光以外の家電制御も可能 | 導入コストが高め(10万円前後) |
選び方のポイント
3つのポイント
●家族全員で見やすいか
高齢者や小さな子どもがいる家庭では、壁掛け型が便利
●外出先での確認ニーズ
出張・旅行が多い家庭はスマホアプリ対応モデルが最適
●データ分析重視
発電・消費の詳細分析や節電管理を重視するならHEMSやWEBサイトで見れるメーカーがおすすめ
最近の傾向
◦スマートフォンアプリでの管理が標準化しつつあり、専用モニターはオプション扱いが増加
◦HEMSによるエネルギー一括管理が、蓄電池やV2Hとの連携で注目度上昇
◦クラウド連携により、AIが発電予測や消費最適化を行うサービスも登場
モニタリング方法は、発電状況の「見える化」によって節電意識を高める効果があります。
どの方法でも、リアルタイムでの発電・消費状況の把握が長期的な投資回収につながることを覚えておきましょう。
架台

架台は、太陽光パネルを屋根や地面にしっかりと固定するための土台です。
屋根形状や材質、勾配、設置枚数によって適したタイプが異なり、選び方を誤ると発電効率や耐久性に影響します。
また、施工方法によって費用も大きく変わります。
架台方式 | 特徴 | 適用屋根 | メリット | デメリット |
掴み金具方式 | 屋根の突起部分を金具で挟み込み、穴を開けずに固定 | 金属縦葺・横葺屋根 | 屋根に穴を開けないため雨漏りリスク低減 | 適用できる屋根が限られる |
支持瓦方式 | 瓦と同形状の金属瓦を交換し固定金具を設置 | 和瓦・洋瓦 | 強度が高く見た目が自然 | 瓦交換のため費用や工期が増える |
スレート金具方式 | スレート屋根に専用金具を固定しパネルを設置 | スレート屋根 | 汎用性が高い | 屋根に穴を開けるため防水処理必須 |
陸屋根・架台角度設置 | フラットな屋根や地上にフレームを設置し角度をつける | 陸屋根・平地 | 発電効率を最適化しやすい | 架台・基礎工事費が高い |
※屋根材の種類や瓦のメーカーなどにより架台方式は異なります。
架台は普段見えない部分ですが、施工品質が低いとパネル寿命よりも早くトラブルを招きます。
特に屋根への穴あけや防水処理の有無は、見積もり時に必ず確認しましょう。
ケーブル類

ケーブル類は、太陽光パネル同士やパワーコンディショナを接続するために使用される配線です。
設置容量が増えるほど配線系統も増え、その分コストがかかります。
4kW規模で約3万円、8kW規模では6万円前後が目安です。
施工時には、必要以上にケーブルを減らしてコストを下げる方法もありますが、その場合は発電効率が落ちる可能性があります。 また、屋外配線は耐候性や防水性の高いケーブルを使用する必要があり、施工品質が直接発電ロスや安全性に影響します。
配線ルートや固定方法も重要で、強風や積雪による損傷を防ぐため、しっかりとした固定金具と防水処理が欠かせません。
設置工事(足場除く)

設置工事費は、太陽光パネルやパワーコンディショナの設置、配線工事、ブレーカー増設、非常用コンセント設置などが含まれます。
4kW規模で約25万円、6kWで約29万円、8kWで約35万円が目安です(足場費用を除く)。
費用は以下の要因で変動します。
◦屋根面数が多い:設置作業が複雑になり工期が延びる
◦配線距離が長い:ケーブルや配管材料費が増える
◦地上設置や特殊工事:基礎工事・防水処理が必要になり費用アップ
施工品質は長期運用に直結するため、単なる価格比較だけでなく、施工実績や保証内容も確認して業者を選びましょう。
各種申請など

太陽光発電システムを設置する際には、いくつかの申請手続きが必要です。主なものは次の通りです。
必要な申請手続きの一例
●系統連系申請(電力会社)
発電設備を電力系統に接続するための申請。安全性や系統安定性などを確認するために必須です。
●事業計画認定申請(経済産業省)
FIT(固定価格買取制度)を利用する場合に必要となります。
●補助金申請(自治体・国)
補助金や助成金を受ける場合は、事前申請や実績報告が求められます。
申請手続きは通常、施工業者が代行することが一般的ですが、手続き代行費用として約3~5万円が見積もりに含まれるのが一般的です。
申請から許可までに2〜4か月程度かかることもあるため、設置スケジュールには余裕を持つことが重要です。
蓄電池やV2Hを同時に設置する場合の費用

太陽光発電だけを設置した場合、昼間に発電して使いきれなかった電気は売電することになります。
しかし、近年は売電単価が下がり続けており、売るよりも自家消費したほうが経済的に有利なケースが増えています。
この背景から、蓄電池やV2H(Vehicle to Home)を太陽光と同時に導入する家庭が増加しています。
余剰電力をこれらの機器に充電し、夜間や停電時に使用することで、電気代の削減と非常時の電力確保の両方を実現できます。
詳細は別記事で紹介しているので、こちらを参照してください。
関連コラム:太陽光発電と蓄電池のセット価格はいくら?相場や選び方、利用できる補助金を解説|エコでんち
全国の補助金制度
太陽光発電の設置費用は、国や自治体の補助金制度を活用することで大きく抑えることができます。
ただし、補助金は年度ごとに条件や金額が変わり、申請期限も限られています。契約前に必ず最新情報を確認しましょう。
自治体の補助金例(2025年・太陽光発電)
自治体 | 補助内容 | 上限額 | 条件 |
東京都 | 新築:12万円/kW(3.6kW以下) 既築:15万円/kW(3.75kW以下) | 家庭向けとしては実質上限なし | パネル種類・架台などにより補助上乗せ |
名古屋市 | 築年数別に補助(詳細右記) | 築10年超:3万円/kW(上限6.5kW) 築10年以下:2万円/kW(上限6.5kW) 新築:1万円/kW(上限6.5kW) | HEMS・蓄電池等の同時導入が条件 |
福岡市 | 2万円/kW | 最大10万円 | HEMS・蓄電池等の同時導入が条件 |
ほか詳細は以下の記事にまとめていますのでご覧ください。
関連コラム:【2025年最新】太陽光発電の補助金制度まとめ!補助金額や対象者を徹底解説|エコでんち
太陽光発電の設置後にかかる費用と対策

太陽光発電は導入後もランニングコストがかかります。
長く安全に使い続けるためには、定期的なメンテナンスや部品交換、屋根工事時の対応などを計画的に考えておく必要があります。
主な維持費用と目安
項目 | 頻度の目安 | 費用 | 内容・対策 |
定期メンテナンス | 推奨:4年に1回 | 3~5万円 | 発電量チェック、パネルの目視点検、配線・接続部の確認 |
パワーコンディショナ交換 | 10~15年に1回 | 25~45万円 | 劣化による変換効率低下への対応 |
屋根塗装によるパネルの脱着 | 10~20年に1回 | 20~40万円(足場費用別) | 屋根塗装・葺き替え時に必要 |
解体・撤去 | 25~30年以上 | 15~20万円(足場費用別) | 売電終了後の撤去や廃棄 |
維持費を抑えるポイント
4つのポイント
●保証期間を確認
機器メーカー・施工会社の保証が10年以上あるか確認 → 保証延長オプションがあれば検討
●メンテナンス契約の活用
定期点検を契約に含めておくと長期的に割安になる
●屋根工事との同時施工
屋根修繕や塗装の時期に合わせて太陽光を設置すれば、足場費用を節約できる
●発電量のモニタリング
日常的に発電量を確認し、急な低下があれば早期対応
設置後の注意点
◦パワーコンディショナの寿命は一般的に10〜15年 → 交換費用を事前に積み立てておく
◦補助金の返還義務 → 補助金を受けて設置した場合、短期間で撤去すると返還が必要なケースあり
◦災害リスク → 台風や地震の後は目視点検を実施、異常があれば施工会社へ相談
このように、太陽光発電は設置後も適切なメンテナンスと資金計画が重要です。
初期費用だけでなく、長期的な維持費用まで含めた総合的なライフサイクルコストで検討しましょう。
太陽光発電の投資回収シミュレーション

太陽光発電を導入する際、初期費用を何年で回収できるかは、多くの方が最も気にするポイントです。
回収期間は、設置容量・電気使用量・売電単価・自家消費率・補助金の有無によって大きく変動します。
以下は、経済産業省のデータや市場価格をもとにした一般的な試算例です。
※この試算はあくまで参考であり、エコでんちでの販売価格とは異なります。
出力 | 費用対効果(消費税10%込み) |
4kW | 初期費用 :110万円 年間発電量 :4,400kWh 年間売電収入 :48,060円 (FIT価格) 電気料金削減額:34,200円 回収期間 :約13年 |
6kW | 初期費用 :165万円 年間発電量 :6,600kWh 年間売電収入 :81,000円 (FIT価格) 電気料金削減額:34,200円 回収期間 :約15年 |
8kW | 初期費用 :220万円 年間発電量 :8,800kWh 売電収入 :113,940円 (FIT価格) 電気料金削減額:34,200円 回収期間 :約16.5年 |
※条件:電力料金30円/kWh・電気使用量400kWh(朝晩200kWh/昼100kWh/夜間100kWh)固定買取価格15円→固定買取期間終了後8円・パネル劣化率0.55%/年・電気代上昇率3%/年・パネル設置価格kW単価25万円設定etc
注意点
◦補助金を活用すると回収期間は短縮可能(例:1kWあたり3万円の補助で6kWなら18万円削減)
◦電気代は上昇傾向にあり、今後は自家消費分のメリットが大きくなる見込み
◦売電単価は年々下がっているため、「売るより使う」運用が重要
回収期間を短縮する4つのコツ
●タイマー家事で昼間使用を増やす
◦洗濯機・乾燥機・食洗機・掃除ロボットを11〜14時の発電ピークに予約運転
◦エコキュートは昼間沸き上げ設定に固定する
●家事スケジュールを見直す
◦調理や掃除など、できる作業は発電時間帯へシフト
◦週末は日中に家事を集約し、売電より自家消費を優先
●季節ごとの運用最適化
◦夏:昼間の冷房を発電時間に集中
◦冬:日中の暖房や加湿器運転を優先
●施工業者選びで初期費用を抑える
◦複数社から相見積もりを取り、同条件で比較
◦不要な付帯設備や高額プランを避ける
まとめ
2025年の太陽光発電システムの価格は、新築で約28.6万円/kW、既築で約32.6万円/kWが相場です。
容量が大きいほど1kWあたりの単価は下がりますが、設置条件やメーカー選定によって価格差は数十万円生じる場合があります。
補助金制度を活用すれば、初期費用はさらに抑えられ、回収期間の短縮にもつながります。特に売電よりも自家消費を重視した運用が、現在の電気代事情では最も効果的です。
初期費用・補助金・電気使用パターンによって投資回収期間が大きく変わります。
導入前には自宅の条件と生活スタイルに合ったシミュレーションを行い、最適な機器構成と価格で設置することが重要です。
長期的に見れば、適切に設計された太陽光発電システムは電気代削減・災害時の電力確保・CO₂削減のすべてで高い効果を発揮します。
2025年は価格や制度の変化も多いため、最新情報をもとに賢く導入を進めましょう。
よくある質問(FAQ)
-
太陽光発電の設置費用は年々下がっていますか?
-
2022年までは下落傾向でしたが、2023年以降は資材価格や為替の影響で上昇傾向です。今後も緩やかな値上がりが予想されます。
-
新築と既築で設置費用はどれくらい違いますか?
-
一般的に既築は足場工事などの追加費用が発生するため、新築より約4万円/kW高くなります。
-
何kWの容量を選べばいいですか?
-
屋根面積や電気使用量によりますが、最近では5〜6kW程度載せられることが多いです。また日照条件にもよりますが、最低でも3kW前後は載せたほうが、経済効果が見込みやすいです。
-
投資回収期間はどれくらいですか?
-
一般的には約12〜15年が目安です。補助金活用や自家消費率向上で10年以内も可能です。
-
蓄電池やV2Hは同時設置したほうがいいですか?
-
電気代削減や停電対策を重視する場合は有効です。ただし初期費用が大きくなるため、シミュレーションのうえで検討してください。
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