卒FIT(固定買取り、売電終了)後に自家消費できるものはどれ?効率よく活用する方法について解説
最終更新日:2024.10.25 お役立ち情報
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FIT制度を活用しながら住宅用太陽光発電を運用してきた方の中には、卒FIT間近という方も多いのではないでしょうか?中には「卒FIT後に自家消費したいけどうまく活用する方法が分からない」という方もいるかと思います。
卒FIT後も太陽光発電で自家消費する場合、売電と異なる考え方で準備・運用していく必要があります。
そこで今回は、卒FIT後に自家消費できる機器や電気代削減効果を伸ばすためのポイントについて詳しくご紹介していきます。
卒FITが近づいてきて準備を始めている方や卒FIT後の運用方法について整理したい方などは、参考にしてみてください。
目次
卒FIT後の区分についておさらい
卒FIT後も太陽光発電を運用する場合は、主に3種類の選択肢から検討する必要があります。
- 売電を継続
- 自家消費へ切り替える
- 対策をしない
引き続き売電したい場合は、電力会社から提供されている電力買取プランへ契約することで、売電収入を得られるようになります。
一方、自家消費へ切り替えたい時は、なるべく売電しないよう効率よく電気を活用していくのが大切です。
卒FIT後の住宅用太陽光発電は、基本的に発電された電気を自家消費し、余剰電力を買い取ってもらうもしくは無償で引き取ってもらう仕組みです。そのため、発電した電気を積極的に活用しなければ、自家消費につながりません。
なお、対策をしない場合はどうなるのか。電力会社と買取契約を交わさないということになるため、発電した電気を無償で全て引き取ってもらいます。放置は最も得をしない方法なので、卒FIT後の売電に向けた契約の準備、もしくは自家消費の計画を立てておくのが重要です。
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卒FITの対策として自家消費との相性がいい機器
卒FIT後に太陽光発電で自家消費を行っていきたい場合は、事前に準備を進めておく必要があります。特に自家消費で難しいポイントは、発電した電気を使用せずに過ごしてしまうという点です。
ここからは、自家消費型太陽光発電と相性のいい機器を紹介していきます。
家庭用蓄電池(太陽光発電用の蓄電池)
卒FIT後に自家消費を始める時は、家庭用蓄電池を導入しておくべきです。
家庭用蓄電池とは、住宅用太陽光発電向けに販売されている蓄電池のことです。
太陽光発電は、電気を貯める機能が搭載されていません。さらに発電された電気をその場で自家消費しなければ、売電されてしまいます。なお、完全自家消費向けのユニットを導入している場合は、売電もされません。
太陽光発電向けの家庭用蓄電池を導入した場合は、消費電力の少ない時間帯に発電した余った電気を貯めておき、消費電力の多い時間帯や発電できない夜間などに自家消費することが可能です。
さらに停電時は、日中に太陽光発電の電気を貯めて、夜間や電気の必要なタイミングで消費するなど、非常用電源として役立ちます。
また、家庭用蓄電池は電力会社から買電した電気を貯められるため、太陽光発電を撤去したあとも活用できるのが魅力です。
エコキュート
卒FIT後に効率よく自家消費を行っていく場合、エコキュートの導入や連携も大切です。
エコキュートとは、空気中の熱を活用してお湯を沸かす電気式給湯器のことで、太陽光発電と同じく脱炭素という点で優れた機器でもあります。
卒FIT後は、太陽光発電で発電した電気でお湯を沸かし、給湯器にかかる電気代を大幅に削減することが可能です。また、太陽光発電と蓄電池を組み合わせれば、いつでも自家消費できるため、お風呂に入りたい時にお湯を沸かせます。
V2Hとの連携
今後、電気自動車を購入する方は、V2Hの導入と連携を検討してみるのもおすすめです。
V2Hは、太陽光発電や蓄電池、電力会社から買電した交流の電気を直流へ変換し、スピーディに電気自動車の充電を行える設備です。また、電気自動車に貯まった直流の電気は、V2Hで交流へ変換し、自宅の電気機器へ供給したり蓄電池へ貯めたりすることも可能です。
そして、V2Hを設置する際、太陽光発電の回路と接続しておけば、発電した電気をV2H経由で電気自動車へ供給できます。
電気自動車の充電代は、家充電や外充電で毎月5,000円~1万円程度かかります。卒FIT後に太陽光発電で自家消費した場合は、電気自動車の充電代を抑えられますし、発電量によっては0円を目指すことも可能です。
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自家消費用に設備を導入する場合の費用相場
続いては、卒FIT後に蓄電池やエコキュート、V2Hを導入した場合の初期費用について確認していきます。
蓄電池は100万円~250万
家庭用蓄電池を導入する場合、1台あたり100万円~250万円の初期費用がかかります。
初期費用は、本体価格と設置工事費用で構成されています。また、費用は蓄電容量(kWh)によって変わるのが特徴です。
蓄電容量8kWh未満の家庭用であれば、150万円以内で収まる傾向です。
なお、蓄電容量を決める時は、太陽光発電の発電量×70%程度もしくは、1日当たりの消費電力量から検討する方法もあります。
1日あたりの消費電力量は、検針票に記載されている1か月の消費電力量を30日で割ります。たとえば、1ヶ月120kWhの消費電力量であれば、1日あたり4kWhです。その場合は、実行容量5kWh程度の蓄電池を選ぶのがおすすめです。
エコでんちは業界最大級の販売実績を持ち、なおかつ大量仕入れで低価格による提供を実現しています。蓄電池の費用で悩む方は、ぜひ1度お問い合わせください。
エコキュートは30万円~80万円
エコキュートの本体価格と取り付け費用を合わせた費用は、一般的に30万円~80万円とされています。
エコキュートは蓄電池と同じく、さまざまな種類が販売されています。また、設置費用は、貯湯タンクの容量と機能、ハイグレード機種かどうかによっても変わります。
なお、既にエコキュートを設置していて太陽光発電の回路と接続されていない場合は、自家消費のための切り替え工事や太陽光発電と連携可能な機種への交換が必要です。
V2Hは80万円程度
V2Hの導入には、80万円程度の初期費用がかかります。
一般的なモデルでは本体価格で40万円台、設置工事に40万円、合計80万円前後の費用です。また、最新モデルや機能性の高いV2Hは、150万円台の初期費用となる場合もあります。
V2Hのサービスによっては定額利用型のプランもあり、初期費用負担を抑えることが可能です。
最近では太陽光発電だけでなくV2Hの補助金制度も実施されているので、気になる方は以下の記事もチェックしてみてください。
2024年(令和6年)オトクに導入!家庭用蓄電池・太陽光発電・V2Hの補助金ってどうすればもらえる?地域ごとの需給条件や金額を徹底解説
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卒FIT後の自家消費で蓄電池を比較する際のポイント
自家消費型太陽光発電に欠かせない蓄電池ですが、適当に選んでしまうとあとから故障や業者トラブルに巻き込まれる可能性があります。
最後は、蓄電池を比較する際のポイントについて紹介していきます。
販売から施工対応まで一括サポートしているサービスを探す
蓄電池の販売から施工、アフターフォローまで対応しているか確認するのが、蓄電池の設置業者選びで重要なポイントです。
一部の販売店は、下請けに丸投げ・アフターフォローに課題あり・専門知識を持つスタッフが不足しているなど、問題を抱えているケースもあります。
また、保証サービスが欠けていると、施工不良などによる修理交換にかかった費用を全て負担しなければいけません。蓄電池に関するノウハウが充実していて、かつ施工品質や修理点検、保証まで対応している販売店を探すのが、思わぬトラブルや損失を避ける上で何より大切です。
なお、エコでんちの場合は、各種メーカー施工IDを所有していて、かつ施工内容や部材にもこだわった実績のある施工店のみと提携しています。また、一般施工基準よりも厳しい基準で工事を進めているため、品質面でも妥協していません。
蓄電池の取り扱いが豊富なサービスを選ぶ
販売店を比較する際は、蓄電池の取り扱いメーカーを確認することも重要なポイントの1つといえます。
蓄電池は、さまざまなメーカーから販売されています。また、蓄電容量や設置方式(屋内・屋外)、特定負荷と全負荷、ハイブリッド型と単機能型など、蓄電池によって機能が大きく変わります。
そのため、取り扱いの少ない販売店に相談してしまうと、ライフスタイルや太陽光発電の出力に合わない蓄電池を購入せざるを得ない場合があります。
自宅の設置スペースやライフスタイルなどに合った蓄電池を選ぶには、さまざまな種類の蓄電池を取り扱っている販売店へ相談するのが大切です。
エコでんちでは、環境省認定の公的資格である「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」の資格を取得した専門アドバイザーがヒアリングし、100種類以上の蓄電池からお客様に最適な蓄電池を選定します。
まとめ
卒FIT後に自家消費型太陽光発電を始める場合は、発電した電気を無駄にしないよう自家消費と相性のいい機器を用意するのが大切です。また、蓄電池を併用すれば、消費電力の少ない時間帯に発電した電気貯めておき、消費電力の多い時間帯に自家消費できます。
卒FIT後に自家消費へ切り替える予定の方や卒FIT間近ということで自家消費の準備を始めている方は、今回の記事を参考に蓄電池を比較検討してみてはいかがでしょうか?
エコでんちは、ネット販売に特化しており、オンラインにてご相談いただけます。また、蓄電池だけでなく太陽光発電やV2Hを取り扱っており、それぞれに保険会社と提携した自然災害補償を無料で10年付帯させていただいております。
卒FITに備えて蓄電池やV2Hを設置したい方は是非エコでんちへ1度お問い合わせください。
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