太陽光発電設備設置工事の注意点とは?失敗しないための工事店選び
最終更新日:2023.06.23 太陽光発電
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ここ最近の電気料金の高騰は、家計に大きな影響を与えています。
自宅に太陽光発電を導入することによって、電力会社から購入する電気の使用量を減らして電気料金を下げるだけでなく、余剰分を売電して収入を得られる可能性もあります。
今回は、太陽光発電設備の導入の検討から実際の工事・発電開始までのプロセスを説明し、それを踏まえた業者見積のチェック方法と間違いない業者の選び方について解説します。
電気料金の高騰をきっかけに、自宅へ太陽光発電設備の導入を検討されている方にはおすすめの情報ですので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
太陽光発電設備設置工事の流れは?
太陽光発電設備の検討から実際の導入までの流れについて説明します。
地図・図面シミュレーション
まずは、自宅の図面を用意します。配置図や平面図に方角が記載されているはずです。
図面が無ければgoogleマップ等の航空写真でも確認が可能です。
図面や地図で自宅の方角を確認したうえで、外観から自宅の屋根形状を確認します。
南の方角に向かって傾斜している屋根の面積がそれなりにあれば、導入できる可能性が高いです。
屋根が東や西に向いている場合でも、発電シミュレーションの結果によっては設置するメリットが出ることもあります。
傾斜している屋根が無く屋上形式となっている場合でも、耐荷重や防水の条件によっては設置可能ですが、傾斜屋根に設置する場合に比べてコストが高くなります。
見積の依頼
外観を確認し自宅に設置できそうでしたら、ぜひ業者に見積を依頼してみましょう!
「エコでんち」ではHP上から24時間お問い合わせを受け付けております。
メール・フリーダイヤル・LINEと各種方法で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
現地調査
問い合わせを受けて、専門技術者が正式見積の作成のために現地を調査します。
調査の内容としては、下記のようなものになります。
・工事車両が近づける接道状況か
・工事に必要なスペースが建物周囲に確保できるか
・屋根の形状は充電に適しているか
・屋根の劣化程度は問題が無いか
・建物周囲に機器を設置するスペースがあるか
・分電盤に太陽光系統を導入する余地があるか
特に、屋根の劣化程度を良く確認してもらうようにします。
劣化が激しい場合は、太陽光パネルを載せた後では修繕工事をすることが難しくなりますので、事前の修繕工事が必要となります。
太陽光発電工事と屋根の修繕工事を同時施工することによって、足場代などの仮設経費がお得になる可能性もありますので工事業者に相談するようにしましょう。
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見積提出・契約~各種申請
専門技術者が現地を確認後に正式見積の提出となります。
金額と工期をチェックするのはもちろんですが、年間の想定発電量と自家消費量(売電量)のシミュレーション結果を見て、何年で投資を回収できるかを良くチェックしましょう。
FIT制度を活用し売電する場合は、経産省への事業計画認定と地域送電会社への連系申請が必須です。ほとんどの書類は工事業者で作成しますが、登記簿謄本や賃貸借契約書、印鑑証明書など施主が用意するものもありますので、余裕を持って準備するようにしましょう。
参考に、10kW未満の太陽光発電設備の場合に必要な申請書類は下記になります。
①土地の取得を証する書類
②建物所有者の同意書
③構造図
④配線図
⑤接続の同意を証する書類の写し 系統連系契約書、工事費負担金契約書
⑥事業者の委任状・印鑑証明書
工事施工
正式契約と申請等の事前準備を経て、いよいよ実際の工事施工となります。
施工規模にもよりますが、一般的な大きさの30〜40坪の住宅であれば3〜4日程度で完了します。
工事中の安全配慮や飛散防止の養生なども重要です。
足場等の仮設物や近隣対策の方法も、事前に工事業者にしっかりとチェックしましょう。
検収・発電開始
工事が完了したら、必ず立ち合い確認し検査・検収を行います。
特にパネルを固定する架台の設置には細心の注意を払わないと、雨漏りを発生させたり、地震や台風時に脱落、最悪は飛散して二次被害を及ぼすことにもなりかねません。
太陽光パネルは屋根上での工事ですので、施主が自らチェックすることは難しいです。
そのため、施工前・施工中・施工後の写真と業者の自主検査チェックシートの提出を求め、施主検査とすることになります。
ドローンによる空撮画面で屋根上を確認させてくれる業者もありますので、確認してみるようにしましょう。
ここまで完了し、いよいよ発電開始です。
所定の発電能力が得られていることをモニター画面でチェックし、工事の検収とします。
太陽光発電工事の費用は?
ここでは、気になる太陽光発電工事の費用の目安と見積のチェック方法について解説します。
システム費用の相場
経産省の調査によると、令和4年度の家庭用太陽光発電システムの価格相場は太陽光パネル出力1kWあたり25.9万円となっています。(※1)
一般的な住宅の場合、3kW〜6kW程度となることが多く、試算すると下記のようになります。
3kWの場合・・・3kW×25.9万円=77.7万円
6kWの場合・・・6kW×25.9万円=155.4万円
見積金額がこの価格帯に収まっているかが、判断のひとつの目安となります。
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システム費用の内訳
太陽光発電システム費用は、太陽光発電のための機器(太陽光パネルやパワーコンディショナー)と部材(パネル取付架台や副資材)の価格が80%、工事費が20%程度の配分となります。
工事費に含まれるもの
システム費用の20%を占める工事費について、チェックすべきポイントを説明します。
仮設工事
工事に必要な足場やハシゴ等の仮設物の設置に掛かる経費や、近隣対策のための養生費が該当します。
安価な施工業者はここを省く傾向がありますが、特に市街地では安全作業と近隣への配慮のためにきちんと計上されている必要があります。
機器設置工事
太陽光パネルやパワーコンディショナーの設置に掛かる人件費になります。
ここは相場が確立されている部分ですので各社大きな違いは出にくいですが、屋根の傾斜が急であったり、滑りやすい・破損しやすい屋根の材質であるなど、作業に注意を要する場合は単価も上昇します。
電気工事
太陽光発電設備の配線や分電盤への接続には国家資格である第二種電気工事士以上の専門資格が必要です。
パネルの設置工事の作業者が電気工事士の資格を持っており、ワンストップで工事を施工できる場合は、電気業者を外注する必要が無いためこの部分の費用を抑えられます。
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失敗しない工事店選びのために施工実績と保証体制をチェック!
最後に、工事業者の選定で失敗しないためにチェックすべきポイントについて解説します。
工事見積はここをチェック!
太陽光発電システムの機器や部材の価格を比較検討するのはもちろんですが、各社で価格差が生じやすい工事費についても、先述の内訳費用がきちんと計上されているかをチェックします。
工事費が極端に安価な業者にはそれなりの理由がありますので、安全配慮や近隣対策をしっかり実行してくれるかを確認しておく必要があります。
メーカーの指定工事店IDを取得しているか?
太陽光パネルの施工には、メーカーのマニュアルに沿った施工を確実に行うことが大事です。
パネルメーカーが各種の研修を実施しており、知識・技術共に一定のレベル以上にあると認定した工事店には「指定工事店ID」が発行されます。
極端に安価な業者の中には、マニュアルの手順を守らずに施工スピードを優先したり、必要な部材を省いてコストカットする者もいます。
そういった施工をされないように、このIDを取得しているかを見積チェック時に必ず確認するようにしましょう。
工事店の太陽光発電施工実績は?
太陽光発電工事は異業種からの参入も多く、知識や経験の浅い業者も多数存在します。
信頼できる業者かを判断する目安として、工事業者の施工実績を確認するようにしましょう。
工事業者のHPから確認出来る場合もありますし、直接電話で問い合わせるのも良いでしょう。お住まいの地域の周辺での実績も確認出来れば、より安心して依頼ができます。
尚、口コミサイトの評価は、悪意のある書き込みも多いため参考程度に留めるべきです。
工事の保証体制も要チェック!
太陽光パネルは地震によるパネルの脱落・ズレや台風などの強風による飛散のリスクに常にさらされますが、屋根上にあり日常的なチェックは難しいものです。さらに、落雷等で電気系統に異常が発生するケースもあります。
万が一に備えて、自然災害補償や工事保証の制度をよく確認するようにします。
悪質な業者の中には、パネルの出力保証(25年が多い)を工事保証であるかのように説明する場合もあるので要注意です。
エコでんちの保証体制はコチラ(自然災害補償+施工保証15年)
https://about.ecodenchi.com/
パネルの固定状況や破損が無いかをチェックする定期的な目視点検や、モニタリングで発電量に異常があった場合の通知サービスなど、有償無償を含めて各種のサービスが各社用意されているはずです。
見積の検討時に、無償・有償サービスの範囲と期間、有償の場合は掛かる費用を十分にチェックするようにしてください。
アフターフォロー体制が重要
太陽光発電設備は、設置した後に少なくとも10年・20年と継続して使用するものです。
初期費用は安価でも、その後の点検費用が高額で結局は高くつくケースもありますので、見積金額の額面の比較だけではなく、補償内容やアフターフォロー体制も含めて検討する必要があります。
自然災害の多い日本では、屋根上の太陽光パネルは過酷な環境にさらされます。
地震や台風、地域によっては積雪による破損に対しても対応可能な自然災害補償はとても重要です。
また、異常の発生時に連絡すればすぐに点検に駆け付けてくれるアフターフォロー体制があるかも、業者に良く確認するようにしましょう。
まとめ
ここまで、太陽光発電設備の工事の流れと費用の目安、業者選びの基準となる見積のチェックと保証体制・アフターフォローの重要性について解説してきました。
太陽光発電設備の導入には、単なる機器のスペックとコストの比較だけでなく、設置工事や保証内容も含めてトータルで検討する必要があります。
「エコでんち」では、メガソーラー等の産業用太陽光発電システムの販売を多く手がけてきた実績と、お客様第一主義を掲げたサービスにより、たくさんのお客様に選ばれています。
毎年1回実施のメンテナンス会社による点検サービスも用意しておりますので、お引き渡し後も安心してご使用頂けます。
太陽光発電の導入を検討される方は、ぜひ「エコでんち」へお問い合わせください。
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