太陽光発電の市場規模や将来性についてわかりやすく紹介!
最終更新日:2023.07.24 お役立ち情報
お問い合わせはこちらから
ご相談したい内容を
下記よりお選びください
(複数選択可)
太陽光発電は、発電効率の向上やFIT制度、国の再生可能エネルギー推進政策などから普及の進む発電設備といえます。また、住宅向けの太陽光発電があり、自宅の屋根やカーポートなどへ取り付けられますし、電気料金削減といったメリットを得られる優れた設備です。
太陽光発電に関心を持っているものの将来性について気になる時は、市場の動向をチェックしてみるのが大切です。
そこで今回は、太陽光発電の市場規模や将来性、調べ方についてわかりやすくご紹介します。太陽光発電の導入を検討している方や太陽光発電の将来性を把握した上で購入を決めたい方などは、参考にしてみてください。
目次
太陽光発電市場の状況
まずは、太陽光発電に関する市場について確認していきましょう。
太陽光発電全体の市場
太陽光発電の世界市場は、気候変動や地球温暖化といった問題に対して関心が集まっていること、各国の環境対策といったことによって拡大傾向となっています。
2020年は、新型コロナウィルスによるロックダウンや経済活動停止によって一時的に生産数が下がったものの、2021年から再び増加傾向です。
国内市場については、世界市場と同じく2020年に生産数低下などといった市場縮小傾向でした。2021年からは市場の回復傾向が続いていて、今後も成長性の見込まれる状況といえます。
ただし、太陽光発電の製造を行っている国内メーカーが撤退を続けています。そのため、国内産の太陽光パネルに関する市場規模は、今後拡大の可能性が少ないところです。
つまり、国内の場合は、太陽光発電の生産や設置数の増加が見込まれるものの、国産の太陽光発電設備の製造数に関して縮小傾向といえます。
お問い合わせはこちらから
ご相談したい内容を
下記よりお選びください
(複数選択可)
自家消費型太陽光発電の市場
国内の自家消費型太陽光発電市場は、2017年頃より少しずつ拡大傾向に変わりつつある状況です。
自家消費型太陽光発電は、投資型太陽光発電と異なり発電された電気を自社・自宅の設備で消費していくタイプのシステムとなっています。
FIT制度の固定買取価格は毎年下落傾向で更新されているため、後発組であればあるほど収益を伸ばすのが難しい側面もあります。一方、自家消費型は、FIT制度の影響を受けずに経済的メリットを伸ばせます。そのため、自家消費型太陽光発電は注目されている市場の1つです。
PPAモデルの市場
PPAモデルは2017年頃から少しずつ成長している市場です。
PPAモデル(第三者所有モデル)は、PPA事業者の所有している太陽光発電システムを自社・自宅の屋根や空いたスペースに無償で設置してもらい、自家消費を行えるサービスの総称です。つまり、初期費用0円で太陽光発電を設置できます。
自家消費を基本としたサービスということもありPPAモデルは、自家消費型太陽光発電の市場規模拡大に合わせて成長しています。
ただし、太陽光発電システムの初期費用が低下し続ければ、初期費用0円のPPAモデル市場は減少もしくは現状維持になる可能性もあります。
PPAモデルの利用を検討している場合は、市場が成長している間に判断してみることをおすすめします。
太陽光発電の動向
続いては、国内の太陽光発電市場に関する動向を紹介していきます。
投資型から自家消費型へシフトしつつある
太陽光発電市場は、FIT制度を活用した投資型から自家消費型もしくはFIP制度を活用した新しい売電モデルへ切り替わりつつあります。
前半でも軽く触れましたがFIT制度の固定買取価格は、毎年下落方向で更新されています。さらに廃棄費用の積立制度や出力10~50kW未満の自家消費要件設定など、売電収入の低下につながる制度も定められている状況です。
このような状況から個人事業主や法人、太陽光発電投資家などは、自家消費型太陽光発電を前提とした運用を検討・実施しています。
一方、住宅用太陽光発電(出力10kW未満)は、FIT制度の余剰買取という自家消費を優先にしたルールになっています。つまり、FIT制度を利用しても特にデメリットは少ない状況です。また、卒FIT後は、電力会社への売電継続と全量自家消費どちらも切り替えられます。
太陽光発電システム検索
「タイプ」「メーカー」で絞り込み検索ができます。
国内メーカーの参入は厳しい
太陽光発電の製造に関して国内メーカーの参入は、今後厳しいと予想されます。
パナソニックや三菱電機など国内メーカーの多くは、既に太陽光パネルや周辺機器の設計生産から撤退しています。主な理由は、海外メーカーとの価格競争に対抗できない・FIT制度の終了と共に太陽光発電の需要が縮小するというメーカー側の考えなどが背景にあるためです。
そのため、今後新たに国内メーカーが、太陽光パネルや周辺機器へ参入していく可能性は低いといえます。
ただし、オムロンなど一部のメーカーは事業用や住宅用のパワーコンディショナなどといった周辺機器を設計製造しているので、今後も国内メーカーを取り入れながら太陽光発電を継続することは可能です。
住宅用太陽光発電は蓄電池とセットで販売されている
住宅用太陽光発電を取り扱っている販売店では、蓄電池とのセットプランを提供しているケースも出てきています。
太陽光発電単体では余った電気を貯められないため、蓄電池との併用は経済的メリットを伸ばす上で重要な組み合わせです。また、卒FIT後は自家消費が基本になるため、蓄電池を併用しなければ夜間や消費電力の多い時間帯に効率よく電気を活用できません。
販売店側が太陽光発電と蓄電池をセット販売するようになれば、購入者側で蓄電池の比較検討を行わずに済むようになりますし、簡単に太陽光発電と蓄電池を同時設置することが可能になります。
なお、弊社エコでんちでは、太陽光発電の他にも蓄電池を取り扱っていて、専門アドバイザーが100種類以上もの蓄電池からお客様の要望に合った商品をご提案しています。住宅用太陽光発電と蓄電池をセットで導入したい方は、ぜひお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから
ご相談したい内容を
下記よりお選びください
(複数選択可)
住宅用太陽光発電の将来性
住宅用太陽光発電の導入を検討する際は、事業用ではなく住宅用太陽光発電に関する制度や設備を確認するのが大切です。
最後は、住宅用太陽光発電の将来性や今後期待できるポイントについて解説していきます。
家計負担軽減という点でも引き続きメリットの多い設備
住宅用太陽光発電は、経済的メリットという点で今後も活用しやすい発電設備です。
2022年の電気料金は、ロシアによるウクライナ侵攻やドル高円安などを原因とした燃料価格高騰で毎月値上げされています。さらに再エネ賦課金も値上がりしているため、家計負担の圧迫につながっています。
住宅用太陽光発電で発電した電気を自家消費した場合、再エネ賦課金を含む電気料金負担を削減することが可能です。また、余った電気を売電もしくは蓄電池で貯めれば、売電収入やさらなる電気料金削減を見込めます。
電気料金および家計負担の軽減を求めている方は、2022年以降も住宅用太陽光発電を検討してみてはいかがでしょうか。
太陽光発電システム検索
「タイプ」「メーカー」で絞り込み検索ができます。
卒FIT後も効率よく運用可能な環境
これから住宅用太陽光発電を設置した場合は、卒FIT後も運用を継続および効率よく活用できるようになります。卒FITは、FIT制度の適用期間終了後の状態を指しています。
住宅用太陽光発電のFIT期間は10年間なので、11年目から卒FITとなります。また、卒FIT後は、以下2つの選択肢から検討できます。
・電力会社と契約し余剰買取を継続
・電力会社の独自プランと契約し自家消費を重視した運用
・電力会社と契約せずに全量自家消費
住宅用太陽光発電に設置されている太陽光パネルも20年以上稼働可能なので、卒FIT後もさまざまな方法で運用させることが可能です。
また、蓄電池との併用した場合、電力会社と契約せずに全量自家消費を実行できますし、売電以外の契約プランを検討できるようになります。
このように住宅用太陽光発電は、卒FIT後も活用できますしメリットの多い設備です。
災害対策として長期的にメリットがある
太陽光発電は災害対策としても役立つ設備で、長期的にメリットがあります。
日本は地震や河川の氾濫といった災害の多い国です。特に大規模災害の場合は、1週間以上停電してしまう可能性があります。
一般的な非常用発電機は、事前に確保しておいた燃料・電池が切れてしまうと発電を継続できません。一方、住宅用太陽光発電は、日光さえ出ていればいつでも発電可能な状態です。
さらに蓄電池を併用した場合、日中に貯めておいた電気を夜間に使用できるようになります。
住宅用太陽光発電は短期的にFIT制度を活用した売電収入、中期的に自家消費の家計負担軽減、長期的に災害対策といったメリットを得られる設備です。
非常時のエネルギー確保について悩んでいる方は、住宅用太陽光発電を検討してみましょう。
太陽光発電システム検索
「タイプ」「メーカー」で絞り込み検索ができます。
太陽光発電の市場は拡大を続けていて将来性のある設備!
太陽光発電の市場は拡大を続けていて、住宅用太陽光発電も将来性のある発電設備となっています。また、電気料金高騰の続く2022年時点で住宅用太陽光発電は、家計負担という点でもメリットの多い住宅設備です。
太陽光発電に関心を持っている方や太陽光発電市場の成長から設備導入について検討し始めた方は、今回の記事を参考に太陽光発電と蓄電池を導入してみてはいかがでしょうか?
エコでんちは、蓄電池を中心に太陽光発電、V2Hの販売およびサポートを行っています。蓄電池を検討されている場合は、環境省認定の公的資格「うちエコ診断士」と「うちエコ相談員」の資格を取得した専門アドバイザーが100種類以上もの蓄電池からお客様に合った蓄電池をご提案します。
お問い合わせは電話やメールの他、エコでんち公式LINEから進められます。ぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから
ご相談したい内容を
下記よりお選びください
(複数選択可)
お問い合わせはこちらから
ご相談したい内容を
下記よりお選びください
(複数選択可)
残念ながら安さを売りにするあまり
工事品質・サポート・保証を削って
安くしている販売店が一括見積サイトや
激安店には多くみられます。
エコでんちなら、安心と品質を
最優先にした設置とサポートで、
お客様の期待を超えるサービスを
最安値クラスでご提供します。
-
業界最大級の実績!
月間12万人がサイト利用グループ会社で多数の工事実績とメーカーとの
研修で知識も経験も豊富。 -
信頼の施工体制で
安全と品質を約束各種メーカーの施工ID保有の部材に
こだわったメーカー認定施工店のみと提携。 -
安心の全国対応!
コールセンター完備で
充実サポートメーカーがお休みの
土日祝日も営業。
導入後のサポート体制も万全。
- どんな内容の相談でも大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。太陽光や蓄電池、V2Hの設置に関するお悩みをご相談ください。
- 費用が発生したり、後でしつこい営業されませんか?
- ご安心ください。完全無料でメールやLINE、電話、オンラインでのご案内になります。ご自宅への訪問やしつこい営業は一切しておりません。
おすすめ記事
-
蓄電池市場の規模や将来性について解説!日本や世界の動向も
2023.07.24 -
太陽光発電のメリット・デメリットをわかりやすく解説!仕組みや特徴も!
2023.10.02