ニチコン蓄電池の特徴やおすすめポイントを解説!価格や保証期間も紹介
最終更新日:2024.10.25 蓄電池
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家庭での太陽光発電の普及に伴い、蓄電池導入を検討されている方も増えています。しかし家庭用蓄電池は多くのメーカーで販売されているため、どのメーカーを選んだらいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は国内家庭用蓄電池トップメーカーであるニチコン蓄電池について製品ラインアップの特徴やおすすめポイント、製品価格、保証期間まで詳しく解説していきます。ニチコンの家庭用蓄電池について知りたい方はぜひ参考にしてください。
目次
家庭用蓄電池メーカーニチコンとは?
数ある蓄電池メーカーのなかでも、家庭用蓄電池システムの国内累積販売台数ナンバーワンを誇るのが、京都市に本社を置く「ニチコン株式会社」です。ニチコンは1950年に設立され、アルミニウム電解コンデンサの製造を開始。その後電力・機器用コンデンサをはじめとした高性能な製品の研究開発を行い、2012年には、世界初のV2Hシステムを開発しました。現在は海外にも拠点を築いています。
ニチコン製の家庭用蓄電池は、蓄電容量や蓄電方式によって、さまざまな製品ラインナップが用意されています。新しく家庭用蓄電池の導入をお考えの方は、ニチコン蓄電池ならではの強みを知っておくことが大切です。
ニチコン蓄電池の2つの特徴
ニチコン蓄電池の製品ラインナップには、次の2つの特徴があります。
1. 急な停電に強い
ニチコンの蓄電池はAI自動制御機能を搭載していて、インターネットから気象情報を取得しています。
たとえば、雷警報が発令された場合、情報を取得した段階で充電を自動的に開始し、万が一の停電でもすぐに電気を使用できるよう備えてくれます。
さらに、蓄電容量が大きい製品が多いという特徴があり、たとえば、ESS-U4X1の場合なら16.6kWhの蓄電が可能です。
1日の消費電力量10kWh、太陽光発電の余剰電力が1日5kWh以上といったご家庭でもカバーできますし、急な停電でも、蓄電池のバックアップと大容量の蓄電ユニットに充電された電気を活用し、生活に必要な電気の一部をまかなうことができるようになります。災害時の安心感につながるのは、大きなポイントです。
2. EV(電気自動車)のV2Hにも対応
ニチコン蓄電池の最大の特徴として、蓄電池・太陽光発電・V2Hの3つを1台のパワーコンディショナで制御可能な「トライブリッド蓄電システム」があります。また、同システムの場合は、V2Hユニットが付属しているため、まとめて導入できるのが嬉しいポイントです。
そのため、一般的な充電器の機能とは異なり、EVを自宅で充電するV2H機能をすぐに使えますし、蓄電池の設置後にEVを購入した場合、V2H部分を増設・後付け可能です。
ニチコン蓄電池のおすすめポイント
ここからはニチコン蓄電池のおすすめポイント、メリットをご紹介します。以下のポイントに当てはまる方はニチコン蓄電池導入を検討する余地が多いにあるでしょう。
ハイスペックな家庭用蓄電池である
ニチコンの家庭用蓄電池は非常に高性能・多機能です。
前段で紹介したAI自動制御機能は、気象情報だけでなく普段の電力使用状況、太陽光発電の発電量といったデータも自動取得および分析し、ライフスタイルなどに合わせて効率的な充放電、最適なタイミングでの自家消費を実現してくれます。
他にも見守りサーバー経由で気象警報などの情報を取得し、停電に備えて自動で充電をスタートしてくれる機能があり、仕事や家事で忙しくとも必要な時に電気を貯めておけます。
また、蓄電容量10kWh以上の大容量タイプが豊富なので、消費電力の多いご家庭などにもおすすめです。
EVへの蓄電、給電に活用可能で利便性が高い
ニチコンが独自に開発したトライブリッド蓄電システムシリーズは、1台で太陽光発電と蓄電池、V2Hを制御できるほか、V2Hユニットも付帯されています。
そのため、EVに蓄電した電力をV2H経由で自宅に供給し、自家消費できるようになります。また、パワーコンディショナ1台で制御・変換できるため、電力損失を軽減させながら効率的に自家消費や売電を行うことが可能です。
蓄電池容量が高いため災害時の安心感が非常に大きい
上記でも述べたように大容量の家庭用蓄電池製品が多数あるため、非常時に余裕ある電力使用が可能。大きな安心感が得られます。
また、自立運転モードでの定格出力3kVAや5.9kVAといったハイパワーなユニットも多いので、複数の家電製品を同時に使用したいご家庭にとってメリットがあります。
自立運転モードでの出力とは、同時に給電可能な電力のことです。たとえば、太陽光発電単体で運用する場合は、どの製品でも上限1,500Wです。つまり、家電製品や照明、その他住宅設備を使用する際、合計の消費電力1,500Wを超えると電力供給できません。
特に消費電力の高いエアコンなどは、1台で1,000W前後の消費電力です。そこで定格出力5.9kVAのニチコン製蓄電池を導入しておけば、停電時でも余裕を持って電気を使用できます。
環境に合わせたモード選択が可能
ニチコンの蓄電池はライフスタイルやFIT制度の適用状況に合わせて以下の2つもしくは3つから選択することが可能です。どちらも経済効果に優れた機能です。
・経済(売電)モード
住宅用太陽光発電で発電された電気を自家消費したのち、余った電力(余剰電力)を売電するような設定です。また、蓄電池の充電は、太陽光発電の発電が行われない夜間に作動します。電気料金プランの時間帯別プランに加入している場合は、夜間の安価な電気で充電できるため、充電コストを抑えられます
・グリーンモード
太陽光発電で発電した電気を自家消費したのち余った電気を蓄電池に供給し、コスト0円で充電を進められます。また、太陽光発電で発電できない夕方や夜間、早朝の時間帯に蓄電池の電気を自家消費できるモードなので、より電気代削減効果を得られます。
・EVモード
トライブリッド蓄電システムなどに搭載されているモードで、太陽光発電の余剰電力を蓄電池もしくはV2H経由でEVに充電します。たとえば、EVで通勤や外出している場合は、蓄電池に充電されます。また、EVを充電する際は蓄電池の電気を活用するため、充電コストを抑えられます。
なお、自宅にEVがある場合は、優先的にEVへ充電されるのが特徴です。
多様なラインナップから選択が可能
ニチコンの蓄電池は、容量もタイプや機能も様々なものが用意されていて、予算や設置スペース、屋外・屋内設置、塩害、消費電力、太陽光発電の発電量、EVの有無など、さまざまな条件に合わせて選択することが可能です。
まずはさまざまな蓄電池から比較検討したいという場合は、ニチコンの蓄電池を軸に確認してみるのもおすすめです。
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停電時の自立運転モードにおける出力が高い
ニチコンの蓄電池に搭載されている自立運転モードでは、5.9kVAや4kVAといった高い出力なので、複数の機器を同時に使用したいご家庭にとってメリットがあります。
自立運転モードは、停電時に稼働させるための機能です。また、自立運転モードで適用される出力は、製品によって異なります。
住宅用太陽光発電の出力は3.0kWで、消費電力の高い電子レンジやエアコンなどを同時に使用することが難しいといえます。そこでニチコンの蓄電池を連携すれば、蓄電池側の出力で停電時に電力を使用できるようになります。
また、ニチコンの蓄電池は出力3kVAを超えており、住宅用太陽光発電よりも高出力な設定です。そのため、消費電力500W以上の家電製品を2つ以上同時に使用しながら、在宅避難生活を送る方は、特にメリットであり外せないポイントといえます。
蓄電池の残量設定で常に30%残されている
ニチコンの蓄電池には、残量設定という機能があります。工場出荷時点では、蓄電容量30%を停電時に備えて貯めておいてもらえます。
台風や落雷、地震といった災害、送配電網の故障などによる停電は、いつ起きるかわかりません。そこで蓄電池に貯めておいた電気を全て使用してしまうと、時間帯によってはすぐに太陽光発電で発電できませんし、蓄電池単体の運用なら非常用電源として活用できません。
ニチコンの蓄電池では、30%~70%の範囲で10%ずつ設定を自由に変更することが可能です。たとえば、いざという時のために電気を多く残しておきたい時は、70%など高めに設定しておけます。一方、最低限ラジオやスマホの充電などで電気を貯められるようにしておきたい時は、残量設定を30%程度まで下げておくことも可能です。
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ニチコン蓄電池を選ぶ3つのポイント
ニチコンの家庭用蓄電池には、蓄電池容量や蓄電方式に様々なタイプのものがあります。ここではタイプ別に選ぶ時のポイントを3つに分けて解説していきます。
1. 電気使用量に見合った蓄電池容量の製品を
ニチコン蓄電池は、蓄電池容量4.0kWhのコンパクトなタイプから、16.6kWhの大容量タイプと、幅広い蓄電池容量の製品ラインナップが揃っています。
たとえば、一部の例だけでも以下のように幅広い蓄電容量で、ライフスタイルに合わせた設置運用を行うことが可能です。
蓄電池容量 | 型式 |
4.0kWh | ESS-T1、ESS-T2 |
4.1kWh | ESS-U3S1J |
8.0kWh | ESS-T1,T2(蓄電ユニット×2台) |
7.7kWh | ES-E1M1 |
11.1kWh | ESS-U2M1/U4M1 |
12kWh | ESS-T3FS(ハウスメーカー専用モデル) |
16.6kWh | ESS-U4X1 |
住環境計画研究所の平成25年(2013年)の調べによると、首都圏の戸建ての電気使用量の年間平均は12.9kWh/1日です。寒さがピークを迎える1月~2月の電気使用量は、1日あたり17kWh/を超えます。
お住まいの地域や世帯人数によって、電気使用量は変動するものの1日あたり10kWhの消費電力で推移している傾向です。また、2024年時点では電気代の値上げ傾向が続き、節電だけで電気代負担を抑えることは難しいといえます。
自宅のライフスタイルや消費電力量に合ったニチコンの蓄電池と太陽光発電を併用すれば、無理な節電を行わずとも電気代削減効果を伸ばすことが可能です。
2. 単機能タイプか、ハイブリッドタイプか
蓄電池選びで特に迷いやすいのが、「単機能タイプか、ハイブリッドタイプか」という問題です。ニチコン蓄電器にも単機能型・ハイブリッド型両方が存在します。
以下に単機能型とハイブリッド型のメリット・デメリットを紹介します。
メリット | デメリット | |
単機能型 | どのメーカーの太陽光モジュールにも対応可能 | 停電時の出力が小さい |
ハイブリッド型 | 定格出力が高く、停電時でも複数の機器にも対応できる | 太陽光モジュールのメーカーによっては接続不可 |
ハイブリッド型は太陽光発電システムと連動し、発電電力を蓄電池に直接貯めながら電気を使用できるため、長時間の停電にも対応可能です。
たとえば、ニチコンの蓄電池には、常時5.9kWの電力が使用可能なタイプも多数販売されていて、複数の家電製品を同時に使用しやすいといえます。一方、単機能蓄電池は独立して機能しているため、どのメーカーの太陽光モジュールにも対応できます。両者のメリット・デメリットを考慮して製品を選びましょう。
3. ニチコン独自のトライブリッド蓄電システム
トライブリッドシステムとは、太陽光発電、家庭用蓄電池、EVの3つで電力をやり取りするニチコン独自のシステムです。特徴とメリットをまとめました。
|
特徴 |
メリット |
トライブリッドシステム |
EVを蓄電池代わりに活用可能・蓄電容量を増やせる |
最初からシステムを3つともそろえる必要はなく、ライフスタイルに合わせて蓄電池を追加可能 |
トライブリッド蓄電システムの場合は、トライブリッドパワーコンディショナというパワーコンディショナ1台で、太陽光発電と蓄電池、V2Hの直流・交流変換、電力の制御まで一括対応してくれます。そのため、電力の変換に伴う損失を軽減できますし、V2Hの活用によってスピーディにEVへ充電できます。
塩害や寒冷、南側などさまざまな環境に対応している
ニチコンの蓄電池は、さまざまな環境に対応している点も大きなメリットの1つです。
まず、ニチコン蓄電池には、オプションとして日除け板の取り付けが可能になっています。そのため、日差しの強い南向きでも本体を設置でき、角度や向きの影響を受けている場合でも問題なく運用できます。
また、どの製品も-10℃といった寒冷地域でも動作可能な仕様になっています。さらに塩害や重塩害地域に対応したシリーズが販売されており、塩害による腐食や故障リスクを心配している方にとっても嬉しいラインナップです。
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【住宅用】ニチコン蓄電池の価格とおすすめ製品5パターン紹介
ここからはニチコン蓄電池の代表的な製品ラインナップを5パターン紹介します。ぜひご家庭にあった蓄電池を見つけてください。
1.塩害リスクのある地域におすすめ!ESS-U3S1J
塩害による腐食といったリスクの高い地域で家庭用蓄電池を設置する場合は、重塩害地域に対応したESS-U3S1Jがおすすめです。海岸から300m以内で潮風の当たる重塩害地域でも問題なく稼働できるよう設計されているので、通常通りに充放電および自家消費を始められます。また、コンパクトなサイズ感ながら蓄電容量4.1kWhと、標準的な容量があるのも強みです。
型式 |
ESS-U3S1J |
メーカー希望価格 |
1,390,000円 |
蓄電容量 |
4.1kWh |
定格出力 |
1.5 kW ± 5 % |
設置場所 |
屋外用 |
特徴 |
コンパクトサイズ(W 740 × H 650 × D 300 mm)で設置しやすいサイズ感、重塩害地域に含まれる場所でも運用可能 |
2.単機能型の中で大容量の「ESS-U2」シリーズ
「ESS-U2」シリーズは単機能型蓄電池なので、既に住宅用太陽光発電を設置していて、なおかつ直近ではパワーコンディショナの切り替えを行わないご家庭におすすめです。
大きな特徴は、各製品の蓄電容量が10kWh以上という大容量な点です。そのため、住宅用太陽光発電の余剰電力が1日あたり5kWh以上、1日の消費電力10kWhを超えているといったご家庭に適したスペックといえます。
型式 |
ESS-U2M(ESS-U2M1/ESS-U2M2/ESS-U2MS) ESS-U2LS ESS-U2X1 |
メーカー希望価格 |
ESS-U2M1 3,200,000円(税込3,520,000円) ESS-U2M2、ESS-U2MS(オープン価格) ESS-U2LS (オープン価格) ESS-U2X1 4,000,000円(税込4,400,000円) |
蓄電容量 |
ESS-U2M1/ESS-U2M2/ESS-U2MS 11.1kWh ESS-U2LS 12 kWh ESS-U2X1 16.6kWh |
定格出力 |
2.0 kW ± 5 % 3.0 kW ± 5 % 3.0 kW ± 5 % |
設置場所 |
屋外用 |
特徴 |
蓄電容量が大きく、停電中に家電製品を長時間使用したい、消費電力量1日10kWh以上や太陽光発電の余剰電力1日10kWh前後の場合なら特に役立つ |
3.オール電化住宅にもおすすめのESS-U4X1、ESS-U4M1
停電時に全部屋・全住宅設備へ電力を供給可能、なおかつ200V機器に対応させたい場合は、ESS-U4X1、ESS-U4M1がおすすめです。同シリーズは、蓄電容量11.1kWhと16.6kWhタイプにわかれていて、どちらも大容量タイプといえます。
また、200V機器に対応しているので、停電時でもエアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなどの200V電源機器や設備を使用することが可能です。さらにESS-U4X1、ESS-U4M1は全負荷型蓄電池で、全部屋の配線に接続できるようになっています。
万が一の停電時、各部屋の照明、エアコン、コンセントから電気を使用できるため、在宅避難生活中でもなるべく電気を使用しやすい環境にしたいという場合に適しています。
さらに、ESS-U4X1は蓄電容量16.6kWhと家庭用蓄電池の最大容量を誇り、非常時の停電には平均的な家庭の電力なら最大で36時間給電することが可能です。
また、両シリーズはV2Hシステムを併用できるため、長時間の給電を実現できます。まさに電気の自給自足を可能にするタイプです。
型式 |
ESS-U4X1 ESS-U4M1 |
メーカー希望価格 |
ESS-U4X1 4,500,000円(税込4,950,000円) ESS-U4M1 3,700,000円(税込4,070,000円) |
蓄電容量 |
ESS-U4X1 16.6 kWh ESS-U4M1 11.1kWh |
定格出力 |
3.0 kW ± 5 % |
設置場所 |
屋外用 |
特徴 |
全負荷型かつ200V対応なので、停電時でも全部屋の照明やコンセントへ電気を供給、V2H対応で連携できる AI自動制御により過去の電力使用状況や天候などから必要な充電量、運転設定を選択 |
4.太陽光発電の同時設置やパワコン交換時期におすすめのESS-H2L1、ES-E1シリーズ
住宅用太陽光発電を数年前から設置運用していて、そろそろパワーコンディショナの交換時期に差し掛かっているご家庭やニチコン蓄電池の設置に合わせて太陽光発電も設置しようか悩んでいる方は、ESS-H2L1、ES-E1シリーズをおすすめします。
両シリーズはハイブリッド型蓄電池で、蓄電システムのパワーコンディショナ1台で太陽光発電と蓄電池の制御を行ってくれます。
そのため、パワコンを交換する場合や太陽光発電との同時設置では、パワコンの設置費用2台分を1台分に抑えられますし、設置に適したタイミングです。
また、ESS-H2L1の場合は、蓄電容量12kWhという大容量タイプで、自立運転モードでの定格出力5.9kVAというハイパワーなシステムです。太陽光発電単体での出力は1,500Wなので、約4倍もの出力となっています。停電時でも複数の家電製品や照明を使用しながら避難生活を過ごしたいという場合には、メリットの大きなポイントです。
ES-E1シリーズは、2種類の蓄電ユニットを選択できます。
ES-E1M1は7.7kWh、ES-E1L1 は9.7kWhという蓄電容量で、W458×H608×D268mm、W458×H700×D268mmというコンパクト設計です。そのため、コンパクトなハイブリッド型蓄電池で、5kWh以上の蓄電容量が欲しいご家庭に合ったシリーズといえます。
型式 |
ESS-H2L1、ES-E1M1およびES-E1L1 |
メーカー希望価格 |
ES-E1M1 1,800,000円(税込1,980,000円) ES-E1L1 2,400,000円(税込2,640,000円) ESS-H2L1 4,200,000円(税込4,620,000円) |
蓄電容量 |
ES-E1M1 7.7kWh ES-E1L1 9.7kWh ESS-H2L1 12kWh |
定格出力 |
4.0kVA(ES-E1M1接続時) 5.9kVA(ES-E1L1接続時) ESS-H2L1 5.9kVA |
設置場所 |
屋外用 |
特徴 |
ESS-H2L1は、大容量かつ5.9kVAという自立出力を持つハイパワータイプで、酷寒地域や日当たりのいい南側設置でも設置可能 ES-E1シリーズはコンパクトサイズで設置しやすく、なおかつ一定の容量を確保できる |
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5.トライブリッドパワコン付帯のESSおよびES-TSシリーズ
V2Hも効率的に制御可能な蓄電池を探しているご家庭、V2Hがセットになったトライブリッド蓄電システムを購入したいご家庭は、ESSおよびES-T3シリーズがおすすめです。
トライブリッド蓄電システムとは、1台のパワーコンディショナで太陽光発電と蓄電池、V2Hの制御を同時に行えるシステムのことです。
また、直流・交流変換の回数を抑えられるので、その分電力損失を軽減できますし、スピーディに送電できます。
トライブリッド蓄電システムのシリーズは以下の通りです。
・ESS‐T1、ESS‐T2
・ESS-T3シリーズ
・ESS-T3Fシリーズ(ハウスメーカー専用モデル)
・ESS-T3シリーズ(長府工産専用モデル)
・ESS-T3シリーズ(蓄電ユニット4パターン)
ESS‐T3シリーズの大きな違いは、主に蓄電容量です。特に4パターンの蓄電ユニットに対応しているESS-T3シリーズ(蓄電ユニット4パターン)は、蓄電容量4.9kWhと7.4kWh、9.9kWh(4.9kWh×2)、14.9kWh(7.4kWh×2)と多彩なラインナップです。さらに、ライフスタイルの変化などで蓄電容量が不足している場合は、あとから増設できるのも嬉しいポイントといえます。
他のESS-T3シリーズとESS-T3Fシリーズは、上記と構成されている機器に大きな違いはありません。ただし、蓄電容量は1種類もしくは3種類(4.9~12kWh)といった特徴もあります。
ESS‐T1とESS‐T2は、ESS-T3シリーズよりコンパクトなサイズ感です。また、蓄電ユニットの蓄電容量は4kWhで、消費電力量の少ないご家庭などに合っています。
4kWhで足りない場合は、2台の蓄電ユニットを設置することで合計8kWhの容量にできます。
なお、ESS‐T2は、太陽光発電と連携できるものの太陽光発電用のパワーコンディショナと同シリーズのパワーコンディショナを接続します。
そのため、トライブリッドパワコンではあるものの、実質ハイブリッド型蓄電池に似た構成です。
型式 |
ESS‐T1、ESS‐T2、ESS-T3シリーズ、ESS-T3Fシリーズ |
メーカー希望価格 |
ESS‐T1、ESS‐T2(ESS-BS / ESS-BM) 900,000円(税込990,000円) ESS-T3FS、ESS-T3SS、ESS-T3LS(ハウスメーカー専用モデル) ESS-T3F(専用モデル) (オープン価格) ES-T3CK 1,200,000円(税込1,320,000円) ESS-T3MCK 3,100,000円(税込3,410,000円) ESS-T3XCK 5,000,000円(税込5,500,000円) ES-T3S1/ES-T3L1 1,200,000円(税込1,320,000円) ES-T3M1/ES-T3X1 1,700,000円(税込1,870,000円) |
蓄電容量 |
ESS‐T1、ESS‐T2(ESS-BS / ESS-BM) 4kWh(2台設置の場合は8kWh) ESS-T3FS、ESS-T3SS、ESS-T3LS(ハウスメーカー専用モデル) 4.9kWh、9.9kWh、12kWh ESS-T3F(専用モデル) 12kWh ESS-T3MCK、ESS-T3XCK 7.4kWh、14.9kWh ES-T3S1/ES-T3L1 4.9kWh、9.9kWh(4.9kWh×2) ES-T3M1/ES-T3X1 7.4kWh 、14.9kWh(7.4kWh×2) |
定格出力 |
ESS‐T1、ESS‐T2(ESS-BS / ESS-BM) 3kVA±5% ESS-T3FS、ESS-T3SS、ESS-T3LS(ハウスメーカー専用モデル) 5.9 kVA (片相:3.0 kVA) ESS-T3F(専用モデル) 5.9 kVA (片相:3.0 kVA) ES-T3CK、ESS-T3MCK、ESS-T3XCK 5.9 kVA (片相:3.0 kVA) ES-T3S1/ES-T3L1 5.9 kVA(片相:3.0 kVA) ES-T3M1/ES-T3X1 5.9 kVA(片相:3.0 kVA) |
設置場所 |
ESS‐T1、ESS‐T2(ESS-BS / ESS-BM) 屋内用 ESS-T3FS、ESS-T3SS、ESS-T3LS(ハウスメーカー専用モデル) 屋内用 ESS-T3F(専用モデル) 屋内用 ES-T3CK、ESS-T3MCK、ESS-T3XCK 屋外用 ES-T3S1/ES-T3L1 屋外、屋内 ES-T3M1/ES-T3X1 屋外、屋内 |
特徴 |
ESS‐T1、ESS‐T2は、コンパクトなトライブリッド蓄電システム、その他ESS・ESシリーズは大容量タイプで消費電力の多いご家庭にも使いやすい ES-T3S1/ES-T3L1、ES-T3M1/ES-T3X1なら4.9~14.9kWhと蓄電容量の選択肢が多く、なおかつ増設にも対応している |
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ニチコン蓄電池は10年保証・15年保証に加えて「災害補償制度」も利用可能
ニチコン蓄電池は、通常のメーカー10年保証(無償)(容量保証、機器保証)に加えて、有償の保証延長サービスが用意されています。
機器保証及び容量保証をそれぞれ5年間延長し、購入時点より最大15年間のアフターサービスが利用可能です。また、火災・落雷・水災・雪災などを対象とした「災害補償制度」も存在します。通常は製品保証対象外となる災害起因のトラブルにより家庭用蓄電システムが故障した場合でも、最大10年間まで補償・修理対応が可能です。
「災害補償制度」はすべての蓄電池メーカーで用意されているわけではありません。ニチコン機器の場合は最長15年のメーカー保証に加えて災害補償も標準で付帯されているため、他メーカーと比較して非常に手厚い保証内容といえます。
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まとめ
ニチコン蓄電池の大きな強みは、「急な停電に強い」「EVを有効に活用できる」の2点です。また、製品の種類が豊富で、単機能型からハイブリッド型、トライブリッド型と3パターンにわかれています。さらに、全負荷型や200V対応タイプもあるので、住宅設備の状況や停電時の過ごし方に合わせた活用が可能です。
今後電力システムの見直しや電気代の値上げ、EVの普及などで、家庭での蓄電池の需要がより高まることは間違いありません。
ニチコン製品は停電時でも安心な10.0kWh以上の蓄電容量を備えたラインナップが豊富にあります。
さらにV2Hスタンドやパワーステーションといった製品も販売しており、未来の電気システム構築に大変期待できるメーカーです。これからニチコンの蓄電池を検討する方は、今回の記事を参考にしながらエコでんちへご相談してみてはいかがでしょうか。
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