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停電に備えるために必要なもの

最終更新日:2023.03.10蓄電池

地震や台風、集中豪雨など、自然災害の発生によっていつ大規模停電が起きるかわかりません。令和元年の房総半島台風(2019年9月)の影響を受け、関東地方を中心に発生した大規模停電は、まだ記憶に新しいところです。

災害時でも慌てず行動するためには、日頃の防災備蓄が大切です。災害への備えがあれば、停電時の健康問題や、二次災害のリスクも回避できます。
また、災害時にとるべき行動を学んでおけば、いざというときに安心できます。

本記事では、停電に備えるために必要なものや、停電したときにやるべきことについて解説します。

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停電に備えるために必要な5つのもの

大規模停電が起きると、電化製品はもちろん、ライフラインが使えなくなる恐れがあります。停電に備えるため、これから紹介する5つの防災備蓄が必要です。

1. 食料・飲料水は3日分の備えを

大規模停電により、電気の供給や水道の汲み上げポンプが止まったときを考え、非常用の食料・飲料水を備蓄しましょう。

食料・飲料水の目安は3日分です。大規模災害を想定する場合は、1週間分の備蓄があると安心できます。

  必要なもの
食料 3日分(アルファ米、ビスケット、板チョコ、乾パンなどの非常食)
飲料水 3日分(113リットル)

なお、水の備蓄については飲料水だけでなく、洗濯やトイレなどの「生活用水」も必要です。

生活用水は飲料水とは別にして、「水道水をポリタンクに貯めておく」「お風呂の水を流さず張っておく」といった対策をとりましょう。

2. 体調管理に必要なもの

大規模停電が起きると、普段とは生活環境が大きく変わります。

とくに注意が必要なのが、エアコンやストーブ、ファンヒーターなどの冷暖房器具が使えないという点です。非常時の備えがなければ、冬場は厳しい寒さ、夏場は熱中症との戦いです。

さらに、家族に乳幼児や高齢者がいる場合は、停電時に体調を崩しやすくなります。体調管理に必要なものは必ず備蓄しておきましょう。たとえば、以下のものを備蓄しておくと安心です。

  必要なもの
救急用品 風邪薬などの常備薬、持病の薬、包帯、消毒液、ばんそうこうなど
防寒対策グッズ 毛布、ブランケット、断熱シート、使い捨てカイロ、カセット式ストーブなど
熱中症対策グッズ 塩飴、扇子、電池式の小型扇風機など
衣類 衣服、下着、マスク、軍手、タオルなど
衛生管理用品 簡易トイレ、洗面用具、除菌スプレー、ウェットティッシュなど
育児用品 ミルク、紙おむつ、ほ乳びんなど

体調管理に必要なものは、小さく持ち運べるものがほとんどです。自宅から避難し、避難所で避難生活を送る可能性も考えて、これらを「非常用持ち出しバッグ」に詰めておきましょう。

非常用持ち出しバッグは1つにまとめて大きな荷物にするのではなく、人数分小分けにしておくと避難行動がとりやすくなります。

3. リアルタイムに情報を得られるもの

普段はテレビやパソコンから情報を得ている方も多いですが、大規模停電が発生するとテレビもパソコンも使えません。

「被害状況はどうなっているか」「避難は必要か」「どこで支援を受けられるか」といった正確な情報を知るためには、リアルタイムに情報を得られるものが必要です。

停電に備えて、電池式の携帯ラジオか、電池がなくても使える手回し充電式の携帯ラジオを備蓄しておきましょう。

また、通信キャリアの携帯電話回線が使える状態であれば、スマートフォンも役に立つ場合があります。

スマートフォンには、災害時に使えるテレビアプリやラジオアプリがあるため、有事に備えてインストールしておきましょう。

4. 乾電池やモバイルバッテリー

小型扇風機、携帯ラジオ、懐中電灯などの防災用品を使うためには、乾電池が必要です。
停電してから慌てて購入しようとしても、品薄になる可能性があります。

懐中電灯は単1形乾電池、小型扇風機は単3形乾電池を使う製品がほとんどです。
単3形乾電池を単1形乾電池として使える「電池アダプター(電池スペーサー)」もありますが、どちらも十分な量を用意しておくと安心です。

また、災害時にスマートフォンを使って情報収集する場合は、乾電池だけでなく、モバイルバッテリーも用意しておきましょう。

とくにソーラー充電式のモバイルバッテリーは、停電時でもスマホを繰り返し充電できるため役に立ちます。

なお、モバイルバッテリーは、USBで接続できる家電なら充電できるため、お手持ちの家電にモバイルバッテリーが使えるものがないか確認しておきましょう。

5. 夜間の照明に使えるもの

夜間に大規模停電が発生したときに備えて、照明に使えるものも備蓄しておきましょう。

夜間に避難行動が必要になった場合、照明の有無で危険性が大きく変わります。
電池式の懐中電灯や充電式のLEDランタンなど、足元を照らせる十分な光源のあるものを用意しましょう。

なお、マッチやろうそくなどは、火事の原因となる恐れがあるため、なるべく火を使わない照明器具があると安心です。

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停電したときにやるべき2つのこと

停電後の電気火災にご用心!のイメージ

停電したときにやるべきことを知っておくと、いざというときに慌てません。
まずは周囲の状況を確認したうえで、2つの行動をとりましょう。

電化製品のコンセントを抜く

停電時に電化製品のコンセントを差し込んだままだと、復旧した際に一気に電流が流れます。電化製品へ悪影響が生じたり、過電流が発生しヒューズが切れたりする恐れがあるため、必ずコンセントの電源プラグを抜きましょう。

とくに、アイロンや暖房器具のような熱を出す電気製品は要注意です。テレビ・パソコンなどの精密機械も、復電時の悪影響が大きくなります。

避難の前にブレーカーを落とす

屋外に避難する場合は、ブレーカーを落としておくことも大切です。

停電時に気をつけなければならないのが、復電時に火災が起きる「通電火災」です。東日本大震災のときの火災の原因の多くも、この通電火災だったといわれています。

電化製品の電源プラグを抜き、さらにブレーカーを落としておけば、通電火災の対策になります。

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家庭用蓄電池なら、停電中の電力も確保できる

蓄電池が無いと有るではどう違う?のイメージ

大規模停電が発生しても、安定して家庭内の電力を確保できるのが「家庭用蓄電池」です。
乾電池やモバイルバッテリーでは、冷蔵庫や冷暖房などの電源を確保するのは困難です。

しかし、家庭用蓄電池で電気を蓄えておけば、停電時でも冷蔵庫や冷暖房を稼働させ、通常時と同等の暮らしができます

ご家庭に暑さや寒さに弱い子ども、高齢者、ペットがいる方は、家庭用蓄電池があれば万が一のときでも安心です。

家庭用蓄電池には、太陽光パネルとセットで設置できる製品もあります。太陽光発電ができれば、さらに長時間電力を確保できるため、停電時に備えたい方におすすめです。

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【まとめ】

日頃の防災備蓄があれば停電発生時も安心

停電発生時に慌てず行動するためには、食料・飲料水、救急用品、防寒対策グッズ、熱中症対策グッズといった防災用品の備蓄が欠かせません。

また、停電が発生したら「電化製品のコンセントを抜く」「避難前にブレーカーを落とす」など、とるべき行動も学んでおきましょう。

家庭用蓄電池があれば、大規模停電が発生しても、停電中の電力を安定して確保できます。
停電時にも普通の暮らしがしたい方は、家庭用蓄電池の導入がおすすめです。


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