太陽光発電の設置費用の相場はどのくらい?
最終更新日:2023.06.23 太陽光発電
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再生可能エネルギーの普及が世界中で加速している今、太陽光発電に関心のある方や導入を検討されている方が増えています。
そこで気になるのがやはり設置の費用についてですよね。
ここでは太陽光発電の設置にかかる費用について説明します。
目次
太陽光発電の設置費用の相場
初期費用として太陽光パネル・パワーコンディショナーなどの部材購入費のほか、架台の取り付けや配線などの工事費、その他申請費用当の諸費用がかかります。
住宅用太陽光の平均容量4kWの場合、設置費用の目安は条件によっておおよそ100~180万円程度となります。
後ほど内訳をご説明します。
経済産業省の資料から、住宅用の太陽光発電システムの費用は少しずつ安くなっている傾向にあることがわかります。
※参考資料「令和3年度以降の調達価格等に関する意見」経済産業省調達価格委員会
2012年と比較すると、平均46.5万円/kWだったのが29.8万円/kWまで下がっていますね。
カーボンニュートラルの動きの中、世界中で再生可能エネルギーの普及が急加速しており需要も増しているので、今後も下がっていくことが予想されますね。
設置費用の内訳
実際に太陽光発電の設置費用には、そのようなものがあるのでしょうか。
設置費用にかかる内訳を説明していきたいと思います。
大きく分けると以下の3つに分けられます。
・部材費
・工事費
・その他諸費用
ここからはさらに細かい内訳にわけてご説明していきます。
太陽光発電パネル
太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変える大事な役割をするシステムです。
メーカーや施工店によってパネル性能に若干差があり、屋根の形に合わせて台形や小型のパネルを扱うところもあります。
費用は目安として容量1kWあたり20万~40万程度といわれています。
パワーコンディショナー
パワーコンディショナーは太陽光パネルで発電した電気を、家庭で使えるように変換する大事な役割をしています。(直流→交流に変換)
パワーコンディショナーにも対応できる容量に限界があるため、太陽光発電の設置容量が大きくなれば2台や3台設置する必要もあります。
太陽光発電システムにおける心臓部のような役割のため、どのくらいの性能・容量を設置するかによって価格も上がっていきます。
架台
架台は太陽光パネルを屋根や地面に設置する場合などに固定するための必須部材です。
瓦屋根やストレート屋根、金属板屋根など材質によって使用する架台が異なりますが、平坦な屋根(陸屋根)や地面に設置する場合などは角度をつけるための部品も必要です。
積雪の多い地域などによっても使用する部材が異なり、価格も異なります。
発電モニター
発電をチェックするためのモニターも、住宅内への配線工事などが伴いますので工事費用がかかります。
ほとんどの場合はもともとセットでついてくる部材ですが、メーカーによってはHEMSをオプションで導入できる場合があります。
HEMSはモニターの機能に加え、ご家庭内の電気の使用状況を見える化してくれます。(Home Energy Management System)
HEMSの機能によりどの部分の電気代を削減していけばいいのかわかるようになるため、導入される方も増えています。
設置工事費
設置工事費については、太陽光パネルの枚数や設置費用によって異なります。
当然、2階建ての住宅よりも3階建ての住宅の方が作業するための足場代が高価ですし、地面に設置する場合は配線ケーブルを埋設する必要があります。
その他、RC構造の住宅では配線工事に特殊な工具が必要になる場合もあり、設置する前に販売店や施工店と必ず費用に関しての打ち合わせをしましょう。
保証
太陽光発電の保証は大きく分けて2種類あります。
パネルや架台、パワーコンディショナーが故障した場合に保証される「機器保証」と、発電出力が規定の数値までは低下しないことを保証する「出力保証」です。
このうち機器保証については有償で延長が可能です。
また、「自然災害補償」はメーカーによっては付帯しているところもありますが、無い場合は販売店などで別途付帯してもらえるかの相談が必要です。
台風などによる自然災害での故障の場合、自然災害補償がついていなければ基本的にメーカー保証は対象外になるので、必ず自然災害補償が付帯されるところで購入しましょう。
エコでんちの場合は、日本リビング保証の自然災害補償を全てのメーカーに10年付帯しています。
太陽光発電を設置する際の気を付けるポイント
太陽光発電は30年や40年の稼働実績もある、長期にわたって運用していく資産です。
そのため設置前に費用の確認は必須ですし、設置後のメンテンナンスについても考えておくと良いでしょう。
設置前に必ず現場調査を行い屋根の状態を確認
太陽光発電システムには様々な部材が使われていることを先にお伝えしましたが、住宅の屋根の状態や築年数などを考慮せずに契約を促す販売店もあります。
事前に伝えられていた費用から、設置するまでの間で数十万円も高くなったというケースや、設置が推奨されない条件の屋根に設置したがために雨漏りが発生するなんてことも。
実際に設置する際には、しっかりと販売店や施工店と打ち合わせや現場調査を行い、問題なく設置ができるかの確認をしてください。
太陽光発電に必要なメンテナンス
長く使っていくなかで、パネルの洗浄や傷・破損などが無いかの確認をする場合もありますが、最もメンテナンスが必要となるのはパワーコンディショナーです。
これは太陽光発電からの電気を家庭で使えるように変換してくれる部材ですが、温度上昇を抑えるために冷却用のファンが稼働しています。
この部分が少しずつ劣化し、止まってしまうと基盤が焼けてパワーコンディショナーが動かなくなります。
そのため10~15年を目安に交換する必要があり、その費用は目安として20~30万円ほどです。
また、劣化とは別に自然災害での故障や盗難なども予想されます。
上記のようなリスクをふまえ、長期保証が付帯されているメーカーやアフターサービスが充実している販売店を選ぶことがポイントです。
エコでんちの場合は10年間の自然災害補償を無料で付帯しているので自然災害はもちろん、盗難にも対応していますので安心して運用をしていただけます。
定期点検やメンテナンスについても事前に確認しておく
2017年4月の改正FIT法により、太陽光パネルのメンテナンスは義務化されています。
また、メンテナンスの内容についてはJPEA太陽光発電協会のガイドラインで細かく定められており、点検項目によっては点検時期が異なっていたりするので事前にしっかりと確認しておくことが大事です。
※「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」JPEA太陽光発電協会
補助金やローンを活用する
太陽光発電システムは年々価格が下がってきているとはいえ、それでもなお高額な費用がかかってきます。
太陽光発電を設置したいけど、費用面が心配・・・という方におすすめなのが補助金やローンの活用です。
補助金は毎年異なりますが、国から出る補助金と地方自治体から出る2種類の補助金があります。
補助金によって申請の時期や条件が定まっている場合がほとんどなので、しっかりと確認をしてから導入時期を決めましょう。
エコでんちでは、補助金の代行申請も承っていますのでぜひ一度お問い合わせください。
また、ローンについては「ソーラーローン」という太陽光や蓄電池を設置する際に利用できるローンがありますのでぜひご活用ください。
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