太陽光発電システムの故障・異常・トラブルの原因や対策方は?
最終更新日:2023.06.23 太陽光発電
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太陽光発電システムへの投資は長期に及ぶため、どの程度の故障やトラブルが生じる可能性があるのかを解説します。
目次
太陽光発電システムの故障リスク
太陽光発電システムの故障原因は幾つか挙げられます。
1.自然災害
台風、地震などといった自然災害は予期せぬタイミングで起こります。
地震による太陽光パネルの落下や突風、雷による破損があります。
2.初期不良
製作時に発見できればいいのですが、設置後に判明することがほとんどです。
例えばパネルが焦げている、発電されていないなどがあります。
3.施工不備
これに関しては業者選びをしっかりしないといけません。
金額が安いからと言って頼んでしまうと粗悪な工事で終わることも。
いざ故障した際に連絡しようとしても連絡が取れないといったことがあります。
太陽光パネルを取り付ける架台を設置した際の工事ミスで屋根から漏水するといった事例もあります。
4.鳥類被害
鳥のフンがパネルにつき、太陽の熱、経年劣化が合わさりパネルが変色しまうことによる発電効率の低下や、カラスが石を落として太陽光パネルにヒビが入り破損する事例もあります。
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太陽光パネルとパワーコンディショナー(パワコン)の寿命
太陽光パネルの寿命はおおよそ20〜30年と言われています。
太陽光パネルの歴史で今も現役で発電しているものだと、佐倉ソーラーセンターの太陽光発電があります。1984年から稼働し現在でも稼働されています。その稼働年数はなんと30年以上です。
いま太陽光パネルを発売しているメーカーは出力保証期間が25年で設定されているところが、ほとんどなので太陽光パネルの寿命が20〜30年というのは妥当ですね。
パワーコンディショナーの寿命はおおよそ10〜15年だと言われています。
各メーカーのシステム保証期間は10年、15年なので太陽光パネルより寿命は短いですね。パワーコンディショナーが壊れたときの費用はおおよそ30〜50万円ほどです。
トラブルや故障が起きてしまうとどうなる?
発電量が下がってしまう、もしくは発電しないことがあります。
定期的に発電量をチェックするため、モニターを見ている方は異変に気付くかと思いますが、ある事例として半年以上パワーコンディショナーが故障している状態を放置したことにより、補償期間内だったとしても交換ができないなんてこともありました。
大雨や雷雨が前日あった場合はモニターを確認してみるのもいいかも知れませんね。
太陽光発電システムのよくある故障について
せっかく高いお金を出して太陽光を付けたのに発電しない、壊れたなんてことはイヤですよね。
そうならない為にも、どんな原因でどういう故障が起こるかをご説明します。
太陽光パネルの故障
・経年劣化よる機能低下
ガラスの表面が風化し細かい傷がつき、ガラスが曇ることで太陽光の浸透率が悪くなり発電量が下がってしまいます。
・架台のぐらつきによる機能低下
架台のぐらつきにより、光の入射角が設置時よりもズレて、発電量が下がることがあります。
また、強風で揺らぎやすくなると大きな破損にもつながりかねません。
・小動物による部材の破損
太陽光を設置している所に巣を作ることがあるので石や落ち葉、木の枝などが溜まることや配線をかじられ発電しないことがあります。
・配線からの出火
配線部分の絶縁不良、モジュール架台などの金属部分に配線が接触していることによる出火があります。
パワーコンディショナーの故障
・落雷による機能停止
雷が落ちて地面から電柱、電線、蓄電池にまで流れショートしてしまう。
・雨水による機能停止
雨水がパワーコンディショナー内に入り配線が濡れてショートしてしまう。
・経年劣化による機能低下
電気の変換率や電力の出力が年々下がり、寿命が来ると突然停止する。
太陽光発電システムの故障やトラブルを防ぐために
太陽光発電はすでにお伝えしたように様々な要因で故障やトラブルが発生することがあります。トラブルを未然に防いだり、迅速に点検修理ができるように適切な管理が必要となります。
定期的なメンテナンス
目視での点検項目はパネルのガラス表面の汚れ、破損、鳥糞、フレームの破損、ケーブル接続などがあります。
架台のサビ、破損、留め具やボルトの外れなど、異常がないかもチェックします。
他には電気の漏れや発熱がないか、メーカーが公表している通りの電気が流れているかなど、計器を使って数値に異常がないかを測定します。
発電量を定期的に確認する
落雷、台風、豪雨など、悪天候や災害で普段とは違う状況になった後は、自主点検で異常が起きていないか確認しましょう。
前半部分でも触れていますが、点検を怠ったことが原因で故障に気付かず、保証期間内でも保証が下りないことがあります。
長期保証や対応をしてくれる業者を選ぶ
太陽光発電システムの寿命はとても長いです。そのため保証期間が太陽光パネルには25年、パワーコンディショナーは15年あるといいですね。その期間内に故障した際は無料で交換または修理をしてもらえます。
ただこれはメーカー保証であって業者の保証ではありません。
そのため業者選びは非常に大切です。故障したとしても会社が潰れてしまっていたら、すぐに対応してもらえません。
他にも施工実績が少ないところも怖いですよね。万が一工事ミスが起こると、とんでもない額の金額を払わなければなりません。
自社保証とうたっている業者でも、法律的に1年間しか保証期間がない場合がほとんです。
それ以降に工事ミスが原因で何かあったとしても自己負担になってしまいます。
しっかりと保険、保証の体制がとれた会社を選んでください。
まとめ
太陽光をこれから設置しようと思っている方は、どんな時に故障するのか、何が原因で起こるのかを把握しておくと、いざ起こったときに慌てることなく対応することが可能になります。
定期メンテナンスあるからいいやではなく、天候によっては気づかないうちに故障していることがあるので天気の悪い日は気にしておいてくださいね。
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