停電時に冷蔵庫はどうする?発電機と蓄電池の有効性 | エコでんち

停電時に冷蔵庫はどうする?発電機と蓄電池の有効性

最終更新日:2024.06.07 蓄電池

停電時に冷蔵庫はどうする?のイメージ

近年、日本では地震や台風、大雨など大規模な災害が発生しない年はありませんでした。

災害時には電気・ガス・水道等ライフラインが滞ってしまう場合があります。

水は自治体から配給があったり備蓄されているお宅もあり、ガスもカセットコンロを備えておけば、レトルト食品等を調理して急場をしのぐことが可能です。

しかし、対策するのが難しくいざ止まってしまったらどうしようもないのが電気で、なかでも冷蔵庫が使えなくて困ったという声が多く聞かれます。

この記事では、冷蔵庫など電化製品の停電対策についてと、停電対策の一環として注目されている発電機と蓄電池について解説していきます。

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電気代の節約や停電への備えを考えている方に役立つ情報をお届けします。2018年11月から、太陽光発電・蓄電池の専門店ならではの視点で、分かりやすい解説を発信しています。

停電時に冷蔵庫はどうする?

停電になって冷蔵庫が使えなくなると、せっかくの食材が痛んだり、氷や霜・冷凍食材が溶け出し水漏れが発生する可能性もあります。

冷蔵庫の保冷時間

冷蔵庫の庫内が、十分に冷えている状態で、停電になったり電源を抜いた場合、ドアの開閉が全くない状態でしたら、2~3時間程度の冷えを保つことができます。

停電になっても、いきなり庫内の温度が上昇するということはありませんので、できるだけ扉の開閉を減らすように心がけましょう。

冷蔵庫の開閉を減らすイメージ

停電時の冷蔵庫の対策

【計画停電や停電になることが予めわかっている場合】

停電が起こることがわかっている場合にあらかじめ電源プラグを抜く必要はありません。

停電前に、あわてて氷の保存量を増やそうとしたり、新たに保冷材を凍らせようとすると、庫内温度が上昇します。

計画停電等、停電時間が予め分かっている場合は、2~3日前から氷を作ったり、保冷材を用意していただくことをおすすめします。

停電前に冷凍食品は凍ったもの同士を固めて置くことで、温度上昇しにくくなります。

また、冷蔵室の一番上の段に、氷または、保冷剤を容器に入れておくことで、冷気の自然対流を利用して、若干冷えを保てる状態になります。

参考記事→ 【冷蔵庫】(災害・停電)停電前、どのようにしておけばいいですか?- パナソニックHP

【急な停電の場合】

扉の開閉をできるだけ減らすというのが、もっとも重要です。

停電時の冷蔵庫はクーラーボックスと同じ状態になりますので、わざわざクーラーボックスに食品を移し替える必要はありません。

クーラーボックスに入れないイメージ

【停電が長期化したら?】

停電が長期化した場合または長期化するおそれがある場合は、中の食材の消費または廃棄することを考えましょう。

また、氷や霜・冷凍食材が溶け出し水漏れが発生する可能性があります。

水漏れすると、床にしみができたり、近くの家具やキッチン設備まで水浸しになりかねません。

床にタオルやぞうきんを敷いておいたり、漏電防止のためにコンセントを抜いておくとよいでしょう。

停電時に役立つのは発電機か蓄電池か?

停電時の冷蔵庫の対策について解説しましたが、どのような対策をとっても、停電が長期化すればいずれは冷蔵庫内の食品は使えなくなり、水漏れも完全に防ぐことはできません。

また冷蔵庫だけではなく、テレビからの情報を得ることが出来ませんし、スマートフォンの充電もできなくなってしまいます。

そうならないためにも、停電対策としての発電機や蓄電池の有効性について解説していきます。

停電時に役立つのは発電機か蓄電池か

まずはそれぞれの仕組みや特徴、メリット・デメリットから⾒ていきましょう。

蓄電池の特徴と仕組み

蓄電池は他のところで作られた電⼒を蓄えておく機器のことです。
蓄電池には電⼒を作り出す能⼒はなく、電⼒会社や太陽光発電システムで作り出した電⼒を蓄えておくことが役割となります。
⾃分で電⼒を作り出すことはできないものの、電⼒を蓄えておくことに秀でているのが蓄電池の特徴です。

蓄電池のメリット・デメリット

それでは次に、蓄電池のメリットとデメリットについてご紹介します。

蓄電池のメリット

・⽇々の電気料⾦の節約に役⽴つ
・燃料がいらない
・⽚付ける必要がなく設置したままでよい

蓄電池のデメリット

・太陽光発電システムがなければ節約効果は低い
夜間電⼒を活⽤することで節約することが出来ますが、経済効果としては薄いです。
・発電機より導⼊コストが⾼い

数万程度の⼩さなポータブルタイプから、⼤容量になると250万〜となり初期費⽤がかかります。

発電機の特徴と仕組み

発電機は電⼒を作り出す機械のことです。
発電機は電⼒を溜めておくための機械ではなく、ガソリンやガスなどの燃料をもとに、電⼒が必要なときに稼働させて電⼒を⽣み出すための機械。
電⼒を蓄えておく能⼒はありませんが、電⼒が供給されない場所で電気を使いたいときに、電⼒を作り出せるのが発電機です。

発電機のメリット・デメリット

それでは、発電機のメリットとデメリットも解説していきます。

発電機のメリット

・必要なときにすぐ電⼒を作り出せる
・蓄電池より導⼊コストが安い

発電機のデメリット

・⼀酸化炭素やガソリン臭が出る
屋内や⾵通しの良くない場所で使⽤すると⼀酸化炭素(CO)中毒を起こし、死亡事故につながる危険があります。そのため屋外で使⽤する必要があります。
・燃料には保管期限がある
ガソリンは劣化するため、⽬安として半年程度が保管期限と⾔われています。

蓄電池と発電機のどちらがおすすめか

蓄電池と発電機の違いを踏まえたうえで、どちらがおすすめかケース別に解説して
いきます。

屋外で電気器具を使うケース

屋外で電気器具を使いたいケースでは、発電機のほうがおすすめです。
電⼒供給のない場所で短時間だけ電気器具を使う⽬的なら、発電機のほうが便利でしょう。

災害や停電に備えるケース

災害や停電に備えるケースでは、停電が発⽣した期間の⻑さによりおすすめ度が変わります。
短期間の停電であれば発電機でも対応できますが、⻑期間の停電に備えるなら蓄電池を選びましょう。

太陽光発電システムと併⽤するケース

太陽光発電システムと併⽤するケースなら、蓄電池を選ぶべきでしょう。
蓄電池なら太陽光で発電した電⼒を蓄えることができますが、発電機では電⼒を蓄えられません。

発電機の選び⽅

発電機を使う環境といざという時に使いたい家電製品をしっかりと決めてから選ぶのがオススメです。
さらに、停電時に動かしたい家電製品の起動電⼒と消費電⼒も事前に把握しておきましょう。
起動電⼒というのはその名の通り機器が起動するのに必要な電⼒、そして消費電⼒は動き続けるのに必要な電⼒です。

インバーター発電機

発電した電気の周波数を調整し、常に⼀定の出⼒での発電が出来ます。
家庭⽤の電気とほぼ同じ電気のためパソコンやゲーム機などの精密機器や蛍光灯なども使うことが出来ます。
電動⼯具の他に精密機器も稼働したい場合にオススメです。

スタンダード発電機

凡庸性が⾼く、構造⾃体も単純なためにメンテナンス性と耐久性に優れています。
価格も安価に抑えられているため⼊⼿しやすいのも特徴です。
電⼦制御機能が付いていない家電製品や電動⼯具を動かしたい場合にオススメです。

三相発電機

インバーター発電機、スタンダード発電機よりも電気を発⽣させる効率が良いため⾼い出⼒が出せます。
主に⼤型のモーターを稼働させるような電動⼯具を稼働するのに使われます。。

蓄電池の選び方

太陽光発電設備で発電した電気を貯めたり、夜間電⼒を貯めることで災害時の⾮常
⽤電源として利⽤する事が出来るようになります。
今発売されている蓄電池は⾃動的に停電から復旧してくれますが、発電機と同様に
停電時に動かしたい製品を把握し、容量や出⼒などを選んでいきましょう。

容量編

停電が発⽣した際に蓄電池からの放電により家電製品を動かす際に「どの程度の時間動かすことができるか?」を決めるのが容量です。
蓄電池は機種により容量が異なり「kWh」の単位で表⽰されています。
いざ停電発⽣時にどの家電製品をどのくらいの時間稼働できるのかをあらかじめ確認しておきましょう。

(例)

・冷蔵庫・・・約100W
・携帯電話の充電・・・約15W
・テレビ・・・約160W
・エアコン・・・約600W(平均)

※上記の数値は⽬安です。

出⼒編

⼩さな蓄電池の場合は出⼒1.5kW、容量の⼤きい蓄電池であれば5.9kW等、機種により出⼒も異なります。
この出⼒の範囲内のみ家電製品を接続できますので多くの家電製品の稼働をご希望であれば出⼒の⼤きな蓄電池を導⼊する必要があります。

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太陽光と蓄電池の併用

蓄電池を導⼊すれば、停電発⽣時も⼀定時間は家電製品を使⽤できると説明いたしました。

しかし、蓄電池はあくまで電気を蓄えておく機器のため充電していた電気をすべて使い切ってしまった場合、家電製品は使えなくなってしまします。

使い果たしてしまう前に電⼒会社から電⼒供給が回復すれば問題ないのですが、いざ⼤規模な停電が発⽣して停電被害が⻑期化してしまうことも考えられます。

2019年に発生した千葉の大規模な停電時は2週間以上も電力供給が止まっていた地域もあり、これほど長期間を蓄電池の電気だけで賄うのは不可能です。

したがって、自然災害による停電時に備えるためには太陽光発電と蓄電池を併用するのが一番安心できる方法です。

太陽光発電は太陽光エネルギーを電力に変換する発電設備です。

太陽光及び蓄電池を導入する事で、いざ停電が発生しても昼の時間帯は自家発電した電気で電力を賄いながら余った電気を蓄電池に貯める、そして発電できない夜間の時間帯は蓄電池からお家へ電気を供給できますので、停電が長期化したとしても問題なく必要な家電製品を使用する事ができるようになります。

もちろん、停電が発生していない時でも同じ使い方ができるので、日々の電気代も削減できるようになるでしょう。

太陽光と蓄電池の併用

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まとめ

停電時に冷蔵庫をどうしたらいいか、自然災害による大規模な停電が発生した場合、発電機及び蓄電池がどのように役立つのかをご紹介しました。

日本は地震大国とまで言われ、世界中で発生している大規模地震の約2割が日本で起きていて自然災害が非常に多い国として有名です。

つまりいつ停電被害発生してもおかしくはないのです。

特に近年は地震だけでなく台風でも大きな被害が出ています。

万一の時にお家やご家族の安全を守ることを考えた場合に発電機や蓄電池等の災害時に活用できる設備を早いうちから導入しておくことでいち早く停電時の対策ができるようになります。

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