一体型太陽光発電のメリット・デメリットは何?屋根置きとの違いについて解説
最終更新日:2023.07.24 お役立ち情報
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これから住宅を建てるご家庭の中には、工務店やハウスメーカーの担当者から住宅用太陽光発電システムの設置についてすすめられて悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか?
住宅を建てる場合は、屋根置き型と一体型の太陽光発電から選択することが可能です。
そこで今回は、一体型太陽光発電の特徴やメリット・デメリットについて分かりやすく紹介します。
住宅用太陽光発電の導入を悩んでいる方や家を建てる際に太陽光発電を導入すべきか検討中の方などは、参考にしてみてください。
目次
一体型の太陽光発電とは何?
一体型の太陽光発電は、太陽光パネルおよび周辺機器や部材が屋根と一体となったシステムを指しています。
屋根置き型(後付け)の太陽光発電は、屋根材に穴をあけて架台という土台部分と接続し、架台の上に太陽光パネルが設置されます。
一方、一体型太陽光発電は、屋根材そのものが太陽光パネルとしての機能も備えているので、屋根置き型より効率的に設置しやすい設備です。
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一体型太陽光発電のメリット
一体型太陽光発電の基本と屋根置き型との違いを把握したあとは、一体型太陽光発電の導入メリットについて確認していきましょう。
設置工事・運用中の手間を省略したい時は、一体型太陽光発電を検討してみてはいかがでしょうか。
効率的に太陽光パネルを設置できる
前段でも軽く触れたとおり、効率的に太陽光パネルを敷き詰められるのが、一体型太陽光発電の主なメリットです。
屋根置き型太陽光発電の場合は、屋根の形状に合った太陽光パネルを設置できたとしても、全面に敷き詰めることは難しい仕様です。
一方、一体型太陽光発電は屋根材に太陽光パネルが組み込まれているので、どのような屋根形状でも効率的に太陽光発電の設置運用を行えます。
太陽光パネルを敷き詰めることに抵抗感がない方や屋根形状が複雑・狭小地に住宅を建てる方は、一体型太陽光発電を検討してみるのも大切です。
屋根塗装の手間がかからない
一体型太陽光発電を導入した場合は、屋根塗装の手間を省略できます。
屋根置き型の太陽光発電は架台と屋根に隙間があるため、経年劣化などによって屋根塗装の色あせや剥がれなども生じてしまいます。
一方、一体型太陽光発電の屋根は塗装面が少なく、定期的なメンテナンスや塗装の費用を削減できます。
また、屋根塗装の劣化を気にせず住み続けられます。
雨漏りリスクを抑えられる
太陽光発電設置による雨漏りリスクが少ないのは、一体型太陽光発電です。
屋根置き型の太陽光発電の設置時は屋根材に固定用の穴をあけるため、施工不良や経年劣化などによって雨漏りしてしまう可能性があります。
一体型太陽光発電の屋根材と太陽光パネルは一体となっていて、屋根材へあとから穴を空けずに設置できます。
太陽光発電設置後の雨漏りリスクが気になる方は、一体型太陽光発電を検討してみるのもおすすめです。
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短期間で設置工事を完了させられる
一体型太陽光発電の設置工事は、屋根置き型より短期間で完了させられます。スピード重視の方には、メリットといえるポイントです。
一般的な太陽光発電を設置するには、屋根と架台をつなぐ固定用の穴あけから始まり、屋根の防水加工、架台設置と太陽光パネルの固定といった作業も必要です。
一体型太陽光発電は屋根の加工や防水工事なども不要なので、短期間で設置を進めてもらえます。
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一体型太陽光発電のデメリット
続いては、一体型太陽光発電のデメリットについて紹介します。
熱のこもりやすさという点に注意
一体型太陽光発電を運用する際は、熱のこもりやすさに注意が必要です。
屋根材と一体となった太陽光パネルには熱を逃がすスペースが少ないため、架台付きの屋根置き型太陽光発電と比較して、熱のこもりやすい傾向となっています。
太陽光パネルの表目温度が上昇すると、発電効率の低下につながります。そのため、一体型太陽光発電を比較検討する際は、熱に強いタイプか販売店や施工業者へ確認するのが重要です。
メンテナンスや補修作業が難しい
一体型太陽光発電は屋根置き型と比較して複雑な設計のため、メンテナンスしにくくかつ補修作業の難しい仕様となっています。
そのため、故障発生時の修理交換費用が、高くなってしまう可能性もあります。
一体型太陽光発電を検討する際は、補償範囲や補償限度額、メンテナンスや修理費用などを事前に確認し、売電収入や給与収入でカバーできるか計算しておく必要があります。
弊社エコでんちは、全ての太陽光発電と蓄電池、V2Hに自然災害補償を無料で10年付帯させているので、台風や地震などといった災害で損害を受けた際に費用負担を抑えられます。
万が一の補償についても重視している方は、お気軽にお問い合わせください。
屋根置き型より費用が高い
屋根置き型の太陽光発電と比較して初期費用は、高額の傾向となっています。
屋根材と一体型の太陽光パネルは、一般的な太陽光パネルより異なる仕様ということもあり割高な相場です。
また、一般的な住宅用太陽光発電で導入される出力5kWの場合、初期費用200万円程度で、屋根置き型より50万円以上高い金額です。
少しでも初期費用負担を抑えたい方には、デメリットといえるポイントといえます。
ただし、初期費用はソーラーローンで分割払いに設定でき、なおかつ売電収入を返済に充てることが可能です。
家計負担の圧迫を抑えられるので、一体型でも初期費用の負担を軽減しながら運用できます。
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新築やリフォーム以外で設置しにくい
新築住宅やリフォーム以外で設置の難しい点が、一体型太陽光発電のデメリットといえます。
既に家が建ち、なおかつ現時点でリフォームしない場合は、一体型太陽光発電を設置できません。
どうしても一体型太陽光発電を設置したい時は、屋根材の撤去を含めて大掛かりな施工を依頼しなければいけません。
一体型太陽光発電は、あくまで家を建てる前・リフォームを検討している場合に適した設置方法という点を把握しておきましょう。
一体型太陽光発電に関する補助金制度はある?
国では住宅用太陽光発電に関する補助金制度を実施していません。しかし、自治体によっては、独自の補助金制度を継続している場合があります。
これから一体型・住宅用太陽光発電の補助金制度を受けたい時は、管轄の自治体HPや窓口で補助金制度の実施状況と概要を確認しましょう。
たとえば、東京都港区では、出力10kW未満の住宅用太陽光発電の設置費用に対する補助金を交付しています。補助金額は出力1kWにつき10万円で、上限40万円です。
仮に初期費用200万円の一体型太陽光発電(出力5kW)を設置した場合、160万円程度まで費用を抑えられます。
自治体の補助金制度には、初期費用の4分1程度補助してもらえるケースもあるので、積極的に調べてみることをおすすめします。
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新築やリフォームの際に一体型太陽光発電を設置するなら他の設備にも注目!
これから家を建てる方やリフォームを検討している方は、太陽光発電以外の省エネ設備やシステムについても注目してみるのが大切です。
そこで最後は、太陽光発電と相性のいい設備やシステムについて紹介します。
蓄電池の導入
一体型にかぎらず太陽光発電を導入する時は、蓄電池もセットで設置してみるのがおすすめです。
住宅用太陽光発電向けの家庭用蓄電池は、太陽光発電システムと連携しながら電気を貯めたり使用したりできます。
また、太陽光発電で発電した電気を貯め続けることができるため、発電量0の夜間や消費電力の多い時間帯に電気を振り分けられます。
特にハイブリッド蓄電池は、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナを1台で制御できるため、効率よく電力を供給・分配することが可能です。
また、停電時の出力は、通常の蓄電池1.5~2.0kVAに対してハイブリッド蓄電池なら5kVA台のケースもあります。
つまり、停電時により多くの家電製品を同時に稼働させられるということです。
ハイブリッド蓄電池については、以下コラム記事でも詳細に解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
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オール電化を検討
家を建てる際やリフォームの準備を進めている時は、太陽光発電とオール電化をセットで検討してみてはいかがでしょうか。
IHクッキングヒーターやエコキュートを導入しておけば、より光熱費の削減効果を高められる可能性があります。
ガスコンロやガス式の給湯器を導入した場合、料理や給湯の際に発生したエネルギーをガス代でしか負担できません。
つまり、太陽光発電で効率よく発電しても。調理などで使用したガス代は削減できないということです。
そこでオール電化仕様の設備を選択すれば、太陽光発電で発電した電気をIHクッキングヒーターやエコキュートへ供給し、光熱費の削減効果を伸ばすことが可能です。
電気自動車を購入している場合はV2Hもおすすめ
一体型太陽光発電や蓄電池の導入を検討していて、なおかつ電気自動車を購入している方は、V2Hの導入によっていくつかのメリットを得られます。
V2Hは、電気自動車への充電設備として使用できる他、電気自動車のバッテリーに貯まっている電気を自宅へ供給できるシステムです。
たとえば、太陽光発電があれば、V2H経由で電気自動車へ充電できます。また、電気自動車に貯めた電気は、消費電力の多い時間帯や夜間に自家消費することで、電気代の削減効果を見込めます。
蓄電容量は家庭用蓄電池の3倍以上なので、長期停電の場合でも安定した電力供給を実現できます。
一体型太陽光発電はこれから家を建てる方におすすめの設備!
一体型の太陽光発電というのは、屋根材に太陽光パネルが組み込まれた太陽光発電システムを指しています。
また、屋根置き型とは異なり架台不要で、屋根材への穴あけおよび固定といった手間を省略できます。
家を建てる予定で太陽光発電の導入に悩んでいる方やリフォームを検討している方は、今回の記事を参考に一体型太陽光発電を検討してみてはいかがでしょうか。
エコでんちでは、さまざまなメーカーの住宅用太陽光発電と蓄電池、V2Hを販売・サポートしています。
また、蓄電池を併用したい時は、太陽光発電+蓄電池のセット商品からお選びいただくと、スムーズに設置運用できます。
製品のご提案の他には、家庭の省エネや省CO2対策、家計診断サービスを組み合わせた光熱費削減のアドバイスも行っているので、家計負担の軽減を目指している方もぜひお気軽にお問い合わせください。
公式LINEを開設しているので、空き時間にすぐご相談・見積もりの作成依頼などを進められます。
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